ラブホ291日目:ラスト
2006年11月23日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク16部屋+廊下掃除+エレベーターコロコロ+リネン折り+ベッドのみ1部屋
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)が遅番、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とYさん(50代前半・スナックのママ)と私が早番で急遽三人勤務になった。
愚鈍さんが腹痛の為に欠勤だとさ。「”誰と組んでもイヤ”だなんてぬかしやがるから腹も痛むんだろうが」と毒づきたくもなる。みんな腹の中では「このままフェードアウトしてくれないだろうか?」と思っただろうさ。それなのにWさんが今シフトで寿退職してしまう。
みかやん「辞めて欲しくない人は辞めちゃうしぃ(Wさん)」
Wさん「辞めて欲しい人は辞めないしぃ(愚鈍さん)」
みかやん「辞める気も無い人に限って”内職探す”とか言うしぃ(愚鈍さん)」
Wさん「ホントに辞める気の人は黙って辞めるもんだしぃ(愚鈍さんもそうしたら?)」
Wさん&みかやん「ねーーーっ!(笑)」
Sさん「あはは!ウケる!腹、痛い!あ・・・(本人が腹痛で欠勤だったんだ)」
Sさんも自ら大ウケだった。愚鈍さんはSさんをバカにしてるけど、結局、愚鈍さんはSさんにもWさんにも、こんなにもバカにされてる。可哀想に。
私が何気なく呟いた一言にWさんとSさんがこんな形で絡んできて、こんな展開になるとは…意図したわけじゃないだけに私もビックリした。やっぱりみんな考えることは同じだったのね。
今日、Dさんと私は精神論というか精神世界の話というか哲学ちっくな話をしていた。さすがDさん、文系の人は体育会系の私と違って考える事が深い!と思いながら、Dさんの話を聞いていたら、その中で「肉体」という言葉が出てきた。
丁度その時にWさんが私達の所へ来た。
Wさん「イヤーん。またアノ話ですか?(喜)」
みかやん「いやいや、今日の私達は全然エロくないの」
Dさん「そうなの!精神世界に浸っていたの!」
そう聞いて、すごすごとSさんの元へ戻るWさんが何とも可愛らしかった。
休憩明けは物凄く忙しくなった。本来なら2人組×3隊になるところ、愚鈍さんが欠勤して2隊になった為、仕事が捗らない。よって朝のA班から大親分さん(恐ろしく仕事が早い人)が残業する事になり、大親分さんと誰かがペアを組む事になった。
大親分さん、Dさん、Yさん、私でクジ引きというかロシアンルーレット状態で、クジ引きでこんなに変な汗を背負ったことも無いぐらいだ。順等に大親分さんとDさんがペアになったが、クジ引きの間、あたしゃ生きた心地がしなかった。
忙しいのに、Yさんは疲れのせいか甘えて我が侭になり、Dさんが大親分さんと頑張ってるから私も頑張らねば!あぁでもこんな時にX君がメイク係で居てくれたら…と思ったら、X君の姿が無い。
他のフロントの人に聞いたら、休憩前にヒマだったのでフロント陣でジャンケンをして負けた人が早帰りをする事になったそうで、X君はジャンケンに勝ったのに「そんなにバイト代、要りませんから」というお殿様発言をして早帰りしたそうだ。
大金持ちのボンボンは言うことが違うよ。
帰り、いつもDさんは一番先に着替えて帰るが、先日(Dさんvs愚鈍さんの話の帰り)も今日も私と一緒にジュースを飲んでから帰るってことで、今日も居残りをした。前回と同様に当然のように愚鈍さんの話になった。
意を決して愚鈍さんに叫んだことが少しも愚鈍さんに届いてないどころか、愚鈍さんが挑戦的に「今度ケーキバイキングに行こうと思って。Sさんと」などと話しかけてきたことに閉口していた。
「そんな事まで報告される覚えないし、私はプライベードでまで愚鈍さんに会いたくない!本当に愚鈍さんはどうしようもない」とハッキリと愚鈍さんに対する嫌悪を露にしてきた事に驚いた。
帰り際もDさんは何か言いたそうだったし、私もまだまだ話したい事はあったけど、そのまま別れた。
※結局この日を最後にDさんとは会えなくなった(12月4日追記)
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)が遅番、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とYさん(50代前半・スナックのママ)と私が早番で急遽三人勤務になった。
愚鈍さんが腹痛の為に欠勤だとさ。「”誰と組んでもイヤ”だなんてぬかしやがるから腹も痛むんだろうが」と毒づきたくもなる。みんな腹の中では「このままフェードアウトしてくれないだろうか?」と思っただろうさ。それなのにWさんが今シフトで寿退職してしまう。
みかやん「辞めて欲しくない人は辞めちゃうしぃ(Wさん)」
Wさん「辞めて欲しい人は辞めないしぃ(愚鈍さん)」
みかやん「辞める気も無い人に限って”内職探す”とか言うしぃ(愚鈍さん)」
Wさん「ホントに辞める気の人は黙って辞めるもんだしぃ(愚鈍さんもそうしたら?)」
Wさん&みかやん「ねーーーっ!(笑)」
Sさん「あはは!ウケる!腹、痛い!あ・・・(本人が腹痛で欠勤だったんだ)」
Sさんも自ら大ウケだった。愚鈍さんはSさんをバカにしてるけど、結局、愚鈍さんはSさんにもWさんにも、こんなにもバカにされてる。可哀想に。
私が何気なく呟いた一言にWさんとSさんがこんな形で絡んできて、こんな展開になるとは…意図したわけじゃないだけに私もビックリした。やっぱりみんな考えることは同じだったのね。
今日、Dさんと私は精神論というか精神世界の話というか哲学ちっくな話をしていた。さすがDさん、文系の人は体育会系の私と違って考える事が深い!と思いながら、Dさんの話を聞いていたら、その中で「肉体」という言葉が出てきた。
丁度その時にWさんが私達の所へ来た。
Wさん「イヤーん。またアノ話ですか?(喜)」
みかやん「いやいや、今日の私達は全然エロくないの」
Dさん「そうなの!精神世界に浸っていたの!」
そう聞いて、すごすごとSさんの元へ戻るWさんが何とも可愛らしかった。
休憩明けは物凄く忙しくなった。本来なら2人組×3隊になるところ、愚鈍さんが欠勤して2隊になった為、仕事が捗らない。よって朝のA班から大親分さん(恐ろしく仕事が早い人)が残業する事になり、大親分さんと誰かがペアを組む事になった。
大親分さん、Dさん、Yさん、私でクジ引きというかロシアンルーレット状態で、クジ引きでこんなに変な汗を背負ったことも無いぐらいだ。順等に大親分さんとDさんがペアになったが、クジ引きの間、あたしゃ生きた心地がしなかった。
忙しいのに、Yさんは疲れのせいか甘えて我が侭になり、Dさんが大親分さんと頑張ってるから私も頑張らねば!あぁでもこんな時にX君がメイク係で居てくれたら…と思ったら、X君の姿が無い。
他のフロントの人に聞いたら、休憩前にヒマだったのでフロント陣でジャンケンをして負けた人が早帰りをする事になったそうで、X君はジャンケンに勝ったのに「そんなにバイト代、要りませんから」というお殿様発言をして早帰りしたそうだ。
大金持ちのボンボンは言うことが違うよ。
帰り、いつもDさんは一番先に着替えて帰るが、先日(Dさんvs愚鈍さんの話の帰り)も今日も私と一緒にジュースを飲んでから帰るってことで、今日も居残りをした。前回と同様に当然のように愚鈍さんの話になった。
意を決して愚鈍さんに叫んだことが少しも愚鈍さんに届いてないどころか、愚鈍さんが挑戦的に「今度ケーキバイキングに行こうと思って。Sさんと」などと話しかけてきたことに閉口していた。
「そんな事まで報告される覚えないし、私はプライベードでまで愚鈍さんに会いたくない!本当に愚鈍さんはどうしようもない」とハッキリと愚鈍さんに対する嫌悪を露にしてきた事に驚いた。
帰り際もDさんは何か言いたそうだったし、私もまだまだ話したい事はあったけど、そのまま別れた。
※結局この日を最後にDさんとは会えなくなった(12月4日追記)
ラブホ290日目:レミ風
2006年11月22日 らぶほ211:30-18:00 本メイク7部屋+クイックメイク3部屋+ベッドのみ1
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)、Yさん(50代前半・スナックのママ)と私の勤務。
Yさんとはいろんな話をして、随分と打ち解けてくれたのは嬉しいんだけど、そのせいか出動時から凄い(正直に言えばウザい)テンションで絡まれた。Yさんが打ち解けてくれるとどうなるか?答えはまさに平○レミ。
Yさんて元々独り言が多くて早口な人なのに、今日は一段と早口で何故か実況中継を始められたけど、早口過ぎて何を言っているか分からなかったり、相づちを打つ隙さえも無かったり…。
ベッド組みの最後にはベッドの足元の方に帯布を掛けるんだけど、「あ!ちょっと待って下さい!髪の毛がついてます」「拾います」「ガムテープを剥がします」「髪の毛にガムテをつけました」「ガムテ剥がします」「ガムテ戻します」「オーライです」と。
その部屋を出る時、Yさんは何かが気になる様子で振り返り、「ちょっとテーブルが曲がってます」「直します」「部屋へ戻ります」「テーブル真っ直ぐにしました」「オーライちゃんです」「今、戻ります」「スリッパはきました」「部屋を出ます」と。
黙ってやってくれないべか?・・・って感じなんですけど。別にそんな実況中継は要らんし。
かと思えば「アレは何?」「コレはどうして?」と特に今は知らんくてもいいことをナゼナニ坊やならぬ、なぜ?何?オバサンとなって襲来してくるので、私は逃げ出したい衝動に駆られた。
階を移動してエレベーターホールから廊下へ出ようとした時も、「ちょっと待って下さい。部屋から男性が出てきました。若い人です」「女性は玄関先でブーツをはいているようです」「今、女性が立ち上がりました」「二人でこっちへ歩いてきます」と。
さすがにそれは「あの…見てなくていいからドアを閉めて!」と止めたけど…。
出動時から片時も休まず喋り倒しているYさんに唖然としていて、ふと気付いた。そういや酷く酒臭い。もしかして酒が抜けてないんすかっ?
みかやん「き、昨日、何時まで飲んでたの?」
Yさん「わー!どーしよ?やっぱ分かる?昨日ってか今朝ね、4時ぐらいまでお客さんと飲んでたの。水割り飲んじゃうと酒臭いし残っちゃうから、いつもはビールだけにしておくんだけど、今朝はチャンポンしちゃってさ。あはは!や、どーしよ?」
どーしよーも、こーしよーも・・・ねぇ?あたしゃ、この人とは一緒に酒を飲みたくないと思いましたワ。
昼食後、Yさんはグッタリしてた。あれだけ喋ったらお疲れでしょう。
夕方、外もすっかり暗くなった頃、私は風呂係になった。電気のスイッチを入れたのにいっこうに明るくならなかったので、こりゃタマ切れだ!とフロントへ「風呂の電球が切れました」と連絡した。
フロントには「電球の交換に行きますので、それまで何とかやってて下さい」と言われたものの、勝手知ったる風呂とはいえ真っ暗な中、手探りじゃキツい。幸い、すぐにフロントイケメン君が来てくれた。
電気のシェードが固く閉まっているらしくイケメン君は「うわっ!キツっ!すげぇしまってる!」とか「うわ!今度、暗くて穴、見えねえし」とか「あ!俺、タマどこ置いたっけ?」とか言いながら作業をしていた。
その横で私は「や、ホント真っ暗で何も見えないですよね〜」とか言いながら手探りの風呂掃除を続けてたんだけど、洗面所の光の下でYさんが物凄くニヤつきながら作業をしているのを見逃さなかった。
風呂の電球交換が終わり、イケメン君が部屋を出たとたん、Yさんが何事か?という勢いでキーキーと笑い出した。
「だってさ、真っ暗な風呂に二人でこもっててさ、”すげぇしまってる”とか”穴”だとか”タマ”だとか聞こえたら、知らない人が聞いたら、何してるんだろ?あ、ナニしてるんだ!と思うっしょ」と、Yさんは大喜びだった。
もーーーっ!そんなことしてませんて。
何だかドッと疲れた。
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)、Yさん(50代前半・スナックのママ)と私の勤務。
Yさんとはいろんな話をして、随分と打ち解けてくれたのは嬉しいんだけど、そのせいか出動時から凄い(正直に言えばウザい)テンションで絡まれた。Yさんが打ち解けてくれるとどうなるか?答えはまさに平○レミ。
Yさんて元々独り言が多くて早口な人なのに、今日は一段と早口で何故か実況中継を始められたけど、早口過ぎて何を言っているか分からなかったり、相づちを打つ隙さえも無かったり…。
ベッド組みの最後にはベッドの足元の方に帯布を掛けるんだけど、「あ!ちょっと待って下さい!髪の毛がついてます」「拾います」「ガムテープを剥がします」「髪の毛にガムテをつけました」「ガムテ剥がします」「ガムテ戻します」「オーライです」と。
その部屋を出る時、Yさんは何かが気になる様子で振り返り、「ちょっとテーブルが曲がってます」「直します」「部屋へ戻ります」「テーブル真っ直ぐにしました」「オーライちゃんです」「今、戻ります」「スリッパはきました」「部屋を出ます」と。
黙ってやってくれないべか?・・・って感じなんですけど。別にそんな実況中継は要らんし。
かと思えば「アレは何?」「コレはどうして?」と特に今は知らんくてもいいことをナゼナニ坊やならぬ、なぜ?何?オバサンとなって襲来してくるので、私は逃げ出したい衝動に駆られた。
階を移動してエレベーターホールから廊下へ出ようとした時も、「ちょっと待って下さい。部屋から男性が出てきました。若い人です」「女性は玄関先でブーツをはいているようです」「今、女性が立ち上がりました」「二人でこっちへ歩いてきます」と。
さすがにそれは「あの…見てなくていいからドアを閉めて!」と止めたけど…。
出動時から片時も休まず喋り倒しているYさんに唖然としていて、ふと気付いた。そういや酷く酒臭い。もしかして酒が抜けてないんすかっ?
みかやん「き、昨日、何時まで飲んでたの?」
Yさん「わー!どーしよ?やっぱ分かる?昨日ってか今朝ね、4時ぐらいまでお客さんと飲んでたの。水割り飲んじゃうと酒臭いし残っちゃうから、いつもはビールだけにしておくんだけど、今朝はチャンポンしちゃってさ。あはは!や、どーしよ?」
どーしよーも、こーしよーも・・・ねぇ?あたしゃ、この人とは一緒に酒を飲みたくないと思いましたワ。
昼食後、Yさんはグッタリしてた。あれだけ喋ったらお疲れでしょう。
夕方、外もすっかり暗くなった頃、私は風呂係になった。電気のスイッチを入れたのにいっこうに明るくならなかったので、こりゃタマ切れだ!とフロントへ「風呂の電球が切れました」と連絡した。
フロントには「電球の交換に行きますので、それまで何とかやってて下さい」と言われたものの、勝手知ったる風呂とはいえ真っ暗な中、手探りじゃキツい。幸い、すぐにフロントイケメン君が来てくれた。
電気のシェードが固く閉まっているらしくイケメン君は「うわっ!キツっ!すげぇしまってる!」とか「うわ!今度、暗くて穴、見えねえし」とか「あ!俺、タマどこ置いたっけ?」とか言いながら作業をしていた。
その横で私は「や、ホント真っ暗で何も見えないですよね〜」とか言いながら手探りの風呂掃除を続けてたんだけど、洗面所の光の下でYさんが物凄くニヤつきながら作業をしているのを見逃さなかった。
風呂の電球交換が終わり、イケメン君が部屋を出たとたん、Yさんが何事か?という勢いでキーキーと笑い出した。
「だってさ、真っ暗な風呂に二人でこもっててさ、”すげぇしまってる”とか”穴”だとか”タマ”だとか聞こえたら、知らない人が聞いたら、何してるんだろ?あ、ナニしてるんだ!と思うっしょ」と、Yさんは大喜びだった。
もーーーっ!そんなことしてませんて。
何だかドッと疲れた。
ラブホ289日目:無理!
2006年11月20日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク12部屋+ベッドのみ1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と愚鈍さん、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
1部屋目でベッドを組んでいる時、向かい側でSさんが「あれ?ちょっとお待ち下さ…うわーっ!」と叫んだので見てみると、Sさんは黒くて長い布を手にしていた。
みかやん「うわーっ!何それ?」
Sさん「靴下じゃないですかねぇ」
みかやん「オヤジ靴下?女の人のハイソックス?」
Sさん「えーっ!無理っ!確かめたくもない!取り敢えずコンドームじゃなくて良かった♪(←可愛い言い方)」
みかやん「あはは!それがゴムだったらどんな巨根さ?何サイズ?」
Sさん「スペシャルサイズっていうことで♪(←何か嬉しそう)」
みかやん「ふーん。Sちゃんは大チソが好きなんだ♪」
Sさん「やー!違う!うち、大きいとか関係無いし!や、関係無いってそーじゃなくて、好きとか嫌いとか関係ないし、多分!(この後もSさん節は炸裂するも相変わらず意味不明)」
バージンちゃんをからかっちゃイケマセンね。この部屋のベッドメイクを終えて廊下に出る時もSさんが騒いでいたので「これ!静かに!しーっ!」と言って二人で静かに廊下に出た。
そのとたん斜め向かいの部屋から「ぎゃああああっ!やめてえぇっ!」という女性の叫び声がハッキリと聞こえたので、二人で顔を見合わせてから無言で次の部屋へ走った。Sさんは1部屋目以上に大興奮だった。
Sさん「うち!ホントに怖かった!何あれ?あの声!怖過ぎる!」
みかやん「前にもあったよ。前はもっと廊下中にあの断末魔の叫びが轟いてて、私も怖いぐらいだったよ。でも、あの手の人は”やめて”とは言ってもホントにやめられてしまったら今度は”やめないで”って叫ぶのさ」
Sさん「だって凄い声っていうか声が怖かったもん!」
みかやん「じゃ行ってドア叩いて”お客様あああっ!大丈夫ですかあああっ?”って、あの声で呼びかけてみたら?」
Sさん「無理っ!うち無理!あの声、怖い!」
みかやん「何をしてるか知らないけど、どう聞いても気持ち良さそうな声ではないよね。普通じゃ満足出来なくて、あの声に興奮する男なんじゃないの?隣の家やアパートからあんな声が聴こえてきたら、警察に通報されるよね」
Sさん「うち疲れた。今日もう無理!まだ心臓ドッキドキだもん!あーゆーのホントやめて欲しい!」
みかやん「やややや、お嬢さん!まだココ2部屋目だから」
興奮冷めやらぬ様子なので、真面目な話をして落ち着かせた。真面目とは言っても愚鈍さんの話なんだけど…。
良心というものを持ち合わせてはいない愚鈍さんだけど、Dさんに怒鳴られた事で決して愚鈍さんに牙をむくことは無いであろうSさんを繋ぎ止めておくのに必死のご様子。陰では「Sさんだって言葉の使い方、いつも間違ってるのに」と言いながら、今日の帰りにSさんをケーキバイキングに誘ったそうな。
愚鈍さんが本当にSさんを大切な仲間なり先輩だと思っているなら、自分が叱咤されている時にSさんを引き合いに出すだろうか?そのことをSさんに尋ねてみた。
Sさん「うちは…いいんです」
みかやん「”うちは愚鈍さんが好きなのでいいんです”と”うちは犠牲になってもいいんです”じゃ違うからね。愚鈍さんが必死になるほど、端から見たらSさんが痛々しいんだよ。普段どおり”無理っ!”って言わないと、Sさんが参ってしまったら、どうにもなんないよ」
Sさん「そんなふうに思っててくれたんですか?」
みかやん「そりゃそうでしょう!オバ連と違って多感で繊細な十代だし、年上の後輩にも気を遣って、みんなの顔色見ながらオドオドしてるのも分かるし、心配だよ。その若さで、そんな小さな身体で何でもかんでも一人で背負わなくていいんだからね」
Sさん「そんな…うちは…うちなんか…ありがとうございます」
Sさんはやせ我慢する子だから、ちゃんと見てないとね。
40近いのにアホなオバサンと違って、十代のSさんの方がしっかりしてるし頭が良くて、ちゃんと周りが見えてて健気だ。いつもからかって遊んでるけど、あたしゃSさんが可愛くて仕方ない。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と愚鈍さん、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
1部屋目でベッドを組んでいる時、向かい側でSさんが「あれ?ちょっとお待ち下さ…うわーっ!」と叫んだので見てみると、Sさんは黒くて長い布を手にしていた。
みかやん「うわーっ!何それ?」
Sさん「靴下じゃないですかねぇ」
みかやん「オヤジ靴下?女の人のハイソックス?」
Sさん「えーっ!無理っ!確かめたくもない!取り敢えずコンドームじゃなくて良かった♪(←可愛い言い方)」
みかやん「あはは!それがゴムだったらどんな巨根さ?何サイズ?」
Sさん「スペシャルサイズっていうことで♪(←何か嬉しそう)」
みかやん「ふーん。Sちゃんは大チソが好きなんだ♪」
Sさん「やー!違う!うち、大きいとか関係無いし!や、関係無いってそーじゃなくて、好きとか嫌いとか関係ないし、多分!(この後もSさん節は炸裂するも相変わらず意味不明)」
バージンちゃんをからかっちゃイケマセンね。この部屋のベッドメイクを終えて廊下に出る時もSさんが騒いでいたので「これ!静かに!しーっ!」と言って二人で静かに廊下に出た。
そのとたん斜め向かいの部屋から「ぎゃああああっ!やめてえぇっ!」という女性の叫び声がハッキリと聞こえたので、二人で顔を見合わせてから無言で次の部屋へ走った。Sさんは1部屋目以上に大興奮だった。
Sさん「うち!ホントに怖かった!何あれ?あの声!怖過ぎる!」
みかやん「前にもあったよ。前はもっと廊下中にあの断末魔の叫びが轟いてて、私も怖いぐらいだったよ。でも、あの手の人は”やめて”とは言ってもホントにやめられてしまったら今度は”やめないで”って叫ぶのさ」
Sさん「だって凄い声っていうか声が怖かったもん!」
みかやん「じゃ行ってドア叩いて”お客様あああっ!大丈夫ですかあああっ?”って、あの声で呼びかけてみたら?」
Sさん「無理っ!うち無理!あの声、怖い!」
みかやん「何をしてるか知らないけど、どう聞いても気持ち良さそうな声ではないよね。普通じゃ満足出来なくて、あの声に興奮する男なんじゃないの?隣の家やアパートからあんな声が聴こえてきたら、警察に通報されるよね」
Sさん「うち疲れた。今日もう無理!まだ心臓ドッキドキだもん!あーゆーのホントやめて欲しい!」
みかやん「やややや、お嬢さん!まだココ2部屋目だから」
興奮冷めやらぬ様子なので、真面目な話をして落ち着かせた。真面目とは言っても愚鈍さんの話なんだけど…。
良心というものを持ち合わせてはいない愚鈍さんだけど、Dさんに怒鳴られた事で決して愚鈍さんに牙をむくことは無いであろうSさんを繋ぎ止めておくのに必死のご様子。陰では「Sさんだって言葉の使い方、いつも間違ってるのに」と言いながら、今日の帰りにSさんをケーキバイキングに誘ったそうな。
愚鈍さんが本当にSさんを大切な仲間なり先輩だと思っているなら、自分が叱咤されている時にSさんを引き合いに出すだろうか?そのことをSさんに尋ねてみた。
Sさん「うちは…いいんです」
みかやん「”うちは愚鈍さんが好きなのでいいんです”と”うちは犠牲になってもいいんです”じゃ違うからね。愚鈍さんが必死になるほど、端から見たらSさんが痛々しいんだよ。普段どおり”無理っ!”って言わないと、Sさんが参ってしまったら、どうにもなんないよ」
Sさん「そんなふうに思っててくれたんですか?」
みかやん「そりゃそうでしょう!オバ連と違って多感で繊細な十代だし、年上の後輩にも気を遣って、みんなの顔色見ながらオドオドしてるのも分かるし、心配だよ。その若さで、そんな小さな身体で何でもかんでも一人で背負わなくていいんだからね」
Sさん「そんな…うちは…うちなんか…ありがとうございます」
Sさんはやせ我慢する子だから、ちゃんと見てないとね。
40近いのにアホなオバサンと違って、十代のSさんの方がしっかりしてるし頭が良くて、ちゃんと周りが見えてて健気だ。いつもからかって遊んでるけど、あたしゃSさんが可愛くて仕方ない。
ラブホ288日目:本音
2006年11月19日 らぶほ2※リンクさせて頂いているhazzi-様のご子息様の「おっ!あべないかくそうりだいかんだ!」という御発言に激しくツボにハマりながらも、日記の内容は思いっきり愚痴です。お許し下さい。皆様。お代官様。
11:30-18:30 クイックメイク17部屋+ダスター上げ+リネン折り+ベッド
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん、Yさん(50代前半・スナックのママ)と私が遅番の勤務。
YさんもYさんでなかなかどうして困ったちゃんではあるものの、愚鈍さんに比べたら普通の人の範疇だし、亀の甲より年の功というか、愚鈍さんの話をツーと言えばカーで(お年寄りナイズされてきた?)理解してくれるので助かってはいる。
みかやん「Yさんのスナックに間違って愚鈍さんみたいな人を入れてしまったら、どうする?」
Yさん「面接の時点で落とすでしょ!あんなのみすぼらしくて店に置けないって!今時あんなトシであんなカマトト口調も流行らないし」
みかやん「私にはカマトト口調で喋ったりしないよ。面接でうっかり騙されたらどうするの?」
Yさん「経営者として責任が有るから、言って治るもんならとことん言うね。愚鈍さんぐらいのトシになってて言って分からないようじゃ切るしかないわ。他の子が働きにくいんじゃどうしようもないもの。私の店は愚鈍さんの更生施設じゃないし」
みかやん「だよねぇ・・・」
結局、愚鈍さんに甘い顔を見せる→愚鈍さんは優位に立ったと勘違いし慇懃無礼な態度を取る→ムカつくが愚鈍さんはそーゆー人だと諦めて我慢する→愚鈍さんに甘い顔を見せる・・・という愚鈍スパイラルに陥る。
EさんやCさんは毎度「愚鈍さんにあんな事を言われた。あんな態度をとられた」とキーキー言ってるけど、あんな者に甘い顔を見せっから同じ事の繰り返しになるんだよ!毅然とした態度で悪循環を断ち切れよ!と叫びたい。
だいたい、あんな者の為に職場内でいつも誰かが気分を害してるという現状をおかしいと思わない方がおかしいと私は思う。愚鈍さんごときに毅然とした態度も取れないどころか表向きいい顔しておいて、陰でキーキー言うのは卑怯じゃないの?
しかも、愚鈍さんに対する愚痴をEさんもCさんも私に言うばかりでDさんには言わない。勝手にDさんと愚鈍さんはそれこそツーカーだと思ってるから。そーゆー面でも愚鈍さんの腹黒い画策にひっかかってるから、愚鈍さんにナメられる。
アンタらが愚鈍さんをつけあがらせてんじゃん!もはやアンタら愚鈍さんのお得意様じゃん!あたしゃこの1ヶ月、愚鈍さんとの関わりを断ってきたけど、失うものなんか何も無かったわよ!これでもアンタらよりは愚鈍さんに対して愛情の欠片は残しているつもりよ!
って話を気付いたらYさんにぶちまけてた。
それでもYさんが「分かってるよ。みんなよりみかやんの方が愚鈍さんに対してよっぽど良心的だと思うもの」と言ってくれたのでホッとした。
他の人の目に私は愚鈍さんに対して意地悪で冷たいように映ってるだろうけど、愚鈍さんのために「受け入れられない」という態度を貫くことと、愚鈍さんと自分の成長を願って関わらないことは一部の人だけ知っててくれればいい。
※明日の日記はガラリと気分を変えて(そうでもなかったり?)巨大コンドーム!?の話です。秘密日記も気分を変えてからにします。スミマセン。
11:30-18:30 クイックメイク17部屋+ダスター上げ+リネン折り+ベッド
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)と愚鈍さん、Yさん(50代前半・スナックのママ)と私が遅番の勤務。
YさんもYさんでなかなかどうして困ったちゃんではあるものの、愚鈍さんに比べたら普通の人の範疇だし、亀の甲より年の功というか、愚鈍さんの話をツーと言えばカーで(お年寄りナイズされてきた?)理解してくれるので助かってはいる。
みかやん「Yさんのスナックに間違って愚鈍さんみたいな人を入れてしまったら、どうする?」
Yさん「面接の時点で落とすでしょ!あんなのみすぼらしくて店に置けないって!今時あんなトシであんなカマトト口調も流行らないし」
みかやん「私にはカマトト口調で喋ったりしないよ。面接でうっかり騙されたらどうするの?」
Yさん「経営者として責任が有るから、言って治るもんならとことん言うね。愚鈍さんぐらいのトシになってて言って分からないようじゃ切るしかないわ。他の子が働きにくいんじゃどうしようもないもの。私の店は愚鈍さんの更生施設じゃないし」
みかやん「だよねぇ・・・」
結局、愚鈍さんに甘い顔を見せる→愚鈍さんは優位に立ったと勘違いし慇懃無礼な態度を取る→ムカつくが愚鈍さんはそーゆー人だと諦めて我慢する→愚鈍さんに甘い顔を見せる・・・という愚鈍スパイラルに陥る。
EさんやCさんは毎度「愚鈍さんにあんな事を言われた。あんな態度をとられた」とキーキー言ってるけど、あんな者に甘い顔を見せっから同じ事の繰り返しになるんだよ!毅然とした態度で悪循環を断ち切れよ!と叫びたい。
だいたい、あんな者の為に職場内でいつも誰かが気分を害してるという現状をおかしいと思わない方がおかしいと私は思う。愚鈍さんごときに毅然とした態度も取れないどころか表向きいい顔しておいて、陰でキーキー言うのは卑怯じゃないの?
しかも、愚鈍さんに対する愚痴をEさんもCさんも私に言うばかりでDさんには言わない。勝手にDさんと愚鈍さんはそれこそツーカーだと思ってるから。そーゆー面でも愚鈍さんの腹黒い画策にひっかかってるから、愚鈍さんにナメられる。
アンタらが愚鈍さんをつけあがらせてんじゃん!もはやアンタら愚鈍さんのお得意様じゃん!あたしゃこの1ヶ月、愚鈍さんとの関わりを断ってきたけど、失うものなんか何も無かったわよ!これでもアンタらよりは愚鈍さんに対して愛情の欠片は残しているつもりよ!
って話を気付いたらYさんにぶちまけてた。
それでもYさんが「分かってるよ。みんなよりみかやんの方が愚鈍さんに対してよっぽど良心的だと思うもの」と言ってくれたのでホッとした。
他の人の目に私は愚鈍さんに対して意地悪で冷たいように映ってるだろうけど、愚鈍さんのために「受け入れられない」という態度を貫くことと、愚鈍さんと自分の成長を願って関わらないことは一部の人だけ知っててくれればいい。
※明日の日記はガラリと気分を変えて(そうでもなかったり?)巨大コンドーム!?の話です。秘密日記も気分を変えてからにします。スミマセン。
ラブホ287日目:説教
2006年11月18日 らぶほ2 コメント (5)11:00-18:00 クイックメイク21部屋+リネン折り
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とTさん(同い年・ホテルC出身)が遅番、Zさん(20代後半・ZARD似)と愚鈍さん、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私が早番の勤務。3ヶ月ぶりにTさんがB班に返り咲いて、Zさんと私はB班で初顔合わせとなった。
普段は朝のA班に入ってるTさんとZさんがB班に入って、X君がフロント補助係に入り、今日からポロシャツとカーゴパンツ姿になってた。X君にはベッドメイク係用の赤いエプロンもよく似合うのにね。
クジ引きで運良くDさんとペアを引いたけど、1部屋目の風呂係では垢と剃毛だらけ、2部屋目の部屋係ではアンダー85FカップのLサイズボディースーツとガードルを発見し、それがいかにもオバサンが着用してた風で萎え、Dさんも病み上がりで調子が悪そうだった。
ところが、Dさんが「私、昨日、愚鈍さんに説教したさ!」と言い出した。
1度目は何だったか忘れたけど愚鈍さんがまた慇懃無礼な事を言ったので、Dさんが「それだよ!そーゆーこと言うからみんなに嫌われるんだよ!」と言ったら、愚鈍さんは「Cさんだって風邪ひいてる人に真顔で”近づかないで”とか言ってるのに」と反論してきたそうで、お話にならなかったそうだ。
2度目は、Dさんが「明日は私とみかやんとZさんと愚鈍さんでクジ引きだね」と声をかけたら、愚鈍さんが「誰と組んでもイヤ!」答え、Dさんが「ほら!だから、それ!そーゆーこと言うもんじゃないよ!」と叱ったにも関わらず、愚鈍さんは「Sさんだって言葉の使い方、いつも間違ってるのに」と反論。
1度目も2度目もDさんは結構な勢いと怒りで叱咤したにも関わらず、のらりくらりとCさんが…とかSさんが…と幼稚な言い訳をして、他人を引き合いに出す場面じゃないし、CさんもSさんも愚鈍さんの先輩ですからね。とても40歳近い人の言動と思えませんね。
一度、精神鑑定を受けて貰いたいものです。
これでは日頃、冷静な状況判断を下してきたDさんがおキレになってもやむを得ません。
「アンタやっぱり言葉の選び方を間違ってるわ!だから、みかやんもアンタに何も言わなくなったんだわ!」
「だいたいさ、10も20も年下の小娘にこんなふうに言われて、アンタ悔しくないのかい?」
という攻撃に、愚鈍さんは・・・。
愚鈍さん「私、こーゆーみんなでする仕事に向いてないの。内職でも探そうかなぁ」
Dさん「あぁそーだね!ホントに向いてないわ!」
愚鈍さん「じゃあもう誰とも何も喋らない!」
Dさん「出来るもんなら、やってみな!」
-----という有り得ないディフェンス。
みかやん「さすがDさん!Dさんの口からその都度言ってやるしかないんですよ!」
Dさん「でももう無理!本人に治す気がないから言うだけ無駄!アレじゃどうしようもないわ!ホントに、怒るのも馬鹿馬鹿しいもん!みかやんが言ってた意味がよく分かったよ」
みかやん「うちらは各自のスタンスで関わるなり関わらないなりすればいいですけど、愚鈍さんを放し飼いにすることでSさんのような弱い立場の子にしわ寄せが及んだ場合に、ただ”自分の身は自分で守れ”じゃ、うちらは先輩として非情じゃないですか?」
Dさん「そうだけど…」
(飽きたので中略)
そーゆー私も今更、愚鈍さんのようなサイコパスと関わるつもりは毛頭ない。
「もう誰とも何も喋らない」と言った舌の根も乾かぬハズの昼休み、愚鈍さんは何事も無かったかのようにDさんと談笑し、何も知らないZさんにしきりに話しかけていた。
今一度、愚鈍さんは宇宙一の反面教師だと思い知らされた。
激しい叱咤も他人を引き合いにのらりくらりと交わし、「内職でも探そうかなぁ」と空々しい嘘をつき、「もう誰とも何も喋らない!」と逆ギレ。その翌日にDさんに詫びる事もなく反省の様子もないままに、笑顔でDさんに話しかけられるのは何故?
良心というものを持っていない愚鈍さんには何でもない日常なのだろう。
内職を探すより先に、然るべき所(明記は自粛)へ行って頂きたいものです。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とTさん(同い年・ホテルC出身)が遅番、Zさん(20代後半・ZARD似)と愚鈍さん、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私が早番の勤務。3ヶ月ぶりにTさんがB班に返り咲いて、Zさんと私はB班で初顔合わせとなった。
普段は朝のA班に入ってるTさんとZさんがB班に入って、X君がフロント補助係に入り、今日からポロシャツとカーゴパンツ姿になってた。X君にはベッドメイク係用の赤いエプロンもよく似合うのにね。
クジ引きで運良くDさんとペアを引いたけど、1部屋目の風呂係では垢と剃毛だらけ、2部屋目の部屋係ではアンダー85FカップのLサイズボディースーツとガードルを発見し、それがいかにもオバサンが着用してた風で萎え、Dさんも病み上がりで調子が悪そうだった。
ところが、Dさんが「私、昨日、愚鈍さんに説教したさ!」と言い出した。
1度目は何だったか忘れたけど愚鈍さんがまた慇懃無礼な事を言ったので、Dさんが「それだよ!そーゆーこと言うからみんなに嫌われるんだよ!」と言ったら、愚鈍さんは「Cさんだって風邪ひいてる人に真顔で”近づかないで”とか言ってるのに」と反論してきたそうで、お話にならなかったそうだ。
2度目は、Dさんが「明日は私とみかやんとZさんと愚鈍さんでクジ引きだね」と声をかけたら、愚鈍さんが「誰と組んでもイヤ!」答え、Dさんが「ほら!だから、それ!そーゆーこと言うもんじゃないよ!」と叱ったにも関わらず、愚鈍さんは「Sさんだって言葉の使い方、いつも間違ってるのに」と反論。
1度目も2度目もDさんは結構な勢いと怒りで叱咤したにも関わらず、のらりくらりとCさんが…とかSさんが…と幼稚な言い訳をして、他人を引き合いに出す場面じゃないし、CさんもSさんも愚鈍さんの先輩ですからね。とても40歳近い人の言動と思えませんね。
一度、精神鑑定を受けて貰いたいものです。
これでは日頃、冷静な状況判断を下してきたDさんがおキレになってもやむを得ません。
「アンタやっぱり言葉の選び方を間違ってるわ!だから、みかやんもアンタに何も言わなくなったんだわ!」
「だいたいさ、10も20も年下の小娘にこんなふうに言われて、アンタ悔しくないのかい?」
という攻撃に、愚鈍さんは・・・。
愚鈍さん「私、こーゆーみんなでする仕事に向いてないの。内職でも探そうかなぁ」
Dさん「あぁそーだね!ホントに向いてないわ!」
愚鈍さん「じゃあもう誰とも何も喋らない!」
Dさん「出来るもんなら、やってみな!」
-----という有り得ないディフェンス。
みかやん「さすがDさん!Dさんの口からその都度言ってやるしかないんですよ!」
Dさん「でももう無理!本人に治す気がないから言うだけ無駄!アレじゃどうしようもないわ!ホントに、怒るのも馬鹿馬鹿しいもん!みかやんが言ってた意味がよく分かったよ」
みかやん「うちらは各自のスタンスで関わるなり関わらないなりすればいいですけど、愚鈍さんを放し飼いにすることでSさんのような弱い立場の子にしわ寄せが及んだ場合に、ただ”自分の身は自分で守れ”じゃ、うちらは先輩として非情じゃないですか?」
Dさん「そうだけど…」
(飽きたので中略)
そーゆー私も今更、愚鈍さんのようなサイコパスと関わるつもりは毛頭ない。
「もう誰とも何も喋らない」と言った舌の根も乾かぬハズの昼休み、愚鈍さんは何事も無かったかのようにDさんと談笑し、何も知らないZさんにしきりに話しかけていた。
今一度、愚鈍さんは宇宙一の反面教師だと思い知らされた。
激しい叱咤も他人を引き合いにのらりくらりと交わし、「内職でも探そうかなぁ」と空々しい嘘をつき、「もう誰とも何も喋らない!」と逆ギレ。その翌日にDさんに詫びる事もなく反省の様子もないままに、笑顔でDさんに話しかけられるのは何故?
良心というものを持っていない愚鈍さんには何でもない日常なのだろう。
内職を探すより先に、然るべき所(明記は自粛)へ行って頂きたいものです。
ラブホ286日目:温度差
2006年11月16日 らぶほ211:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク15部屋
今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)が発熱の為に欠勤して、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と私の三人勤務になった。
慌ただしい三人勤務の中、Eさんとベッドを組んでいたら「ねぇ、みかやんはオッサンとしたこと有る?」と、またその手の話を振られた。
みかやん「私はせいぜい2コ上迄でしたから、オッサンとは無いですねぇ」
Eさん「あらそーお?私も同い年の相手が多かったからオッサンの味を知らないのよ!オッサンってどうなのかしら?」
みかやん「(オッサンの味って…)さあ?イメージ的に何か囁いたり優しくしてくれるんじゃないんですか?」
Eさん「私もそんなイメージ。今思えば、若い時の若い相手って余裕が無かったんだと思うのよね。その点、オッサンはセックスに余裕が有って、お金も有っていいかもよぉ」
みかやん「(何かの勧誘ですか?)かと言って、あんまり余裕綽々で観察されるものイヤじゃないですか?ま、相手や相性にもよるんでしょうし、何事もほどほどって事で(逃げ腰)」
Eさん「でも私達、オッサンの味を知らなくていいのかしら?X君もいいけど、みかやんも今度は40代とか狙ってみたら?」
みかやん「や…だから…あの…その…こ、今度、Wさんに”オッサンてどうよ?どうなのよ?”って聞いてみますね」
全くもう!Eさんたら何て怖い事を!こんな話の時にX君を出されると、あたしゃ本気で恥ずか死ーーくなるし、狙うとか狙わないとか、マジ勘弁して下さいってば(泣)。
X君が私を何でも話せるバイト先のオバサンと思ってくれて、本心から笑っててくれたらそれでいいのよ。変な目で見られてると思われて、イタ過ぎるオバサンと思われて、ドン引きされたりしたら悲しいもの。
どうしてお姐様方は私のこの純粋な気持ちを分かってくれないのかしら?
あ!分かった。自分で書いててどこか嘘くさいもんね。あははは!
よって昼休み以降、開き直る。Cさんが「どっかに割り箸無かったかい?」と割り箸を探してた。
みかやん「今なら割り箸に漏れなく輪ゴムも付いてくるよ」
Eさん「あはは!昨日、みかやんとシモの話をしててねぇ・・・かくかくしかじか」
Cさん「わちなんか元は病院勤めだもの、アレなんかイヤというほど見てきたもの!頭だけで胴体が殆ど無いアレを病院じゃ”オチョコ”って言ったもんだけど、オチョコの人でも若い看護婦が処置したらビューッって伸びたりしてさ。やってられないわ」
Eさん「何?Cさんの時はオチョコのまんまかい?」
Cさん「そうだのさ。この患者さん、まだこんなに伸びたんだ…ってビックリしたもんだよ。身体はヨレヨレでも、若い看護婦が触ったらオチョコがビューッって伸びて伸びて!困ったもんだわ男って」
みかやん「冗談じゃないよねぇ。Cさんなんか巨乳なのに(笑)」
Cさん「なんぼオッパイが大きくても婆さんじゃダメさ。みかやんだってボインちゃんだべさ」
みかやん「・・・(ぐはっ!ボインちゃんて…)」
Eさん「Cさんは折角大きいんだから、たまに誰かに揉んで貰えばいいっしょ。5分ぐらいでも。みかやん、誰かに頼んでやって」
-----そこへたまたまフロントイケメン君が休憩室へ顔を出した。
みかやん「イケメン君!Cさんが5分ぐらい乳揉んでくれないかい?って」
イケメン君「ええっ?俺が?いいっすよ。10分千円、30分3千円で」
Cさん「ちょっとそれ、わちが払うんだのかい?」
イケメン君「はい(笑)」
Cさん「ちょっと!わちが払うんだと!にゃはははは!(何か知らないけど大ウケ)」
なんつーか、EさんやCさんとのエロ話には温度差を感じる今日この頃だった。
今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)が発熱の為に欠勤して、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と私の三人勤務になった。
慌ただしい三人勤務の中、Eさんとベッドを組んでいたら「ねぇ、みかやんはオッサンとしたこと有る?」と、またその手の話を振られた。
みかやん「私はせいぜい2コ上迄でしたから、オッサンとは無いですねぇ」
Eさん「あらそーお?私も同い年の相手が多かったからオッサンの味を知らないのよ!オッサンってどうなのかしら?」
みかやん「(オッサンの味って…)さあ?イメージ的に何か囁いたり優しくしてくれるんじゃないんですか?」
Eさん「私もそんなイメージ。今思えば、若い時の若い相手って余裕が無かったんだと思うのよね。その点、オッサンはセックスに余裕が有って、お金も有っていいかもよぉ」
みかやん「(何かの勧誘ですか?)かと言って、あんまり余裕綽々で観察されるものイヤじゃないですか?ま、相手や相性にもよるんでしょうし、何事もほどほどって事で(逃げ腰)」
Eさん「でも私達、オッサンの味を知らなくていいのかしら?X君もいいけど、みかやんも今度は40代とか狙ってみたら?」
みかやん「や…だから…あの…その…こ、今度、Wさんに”オッサンてどうよ?どうなのよ?”って聞いてみますね」
全くもう!Eさんたら何て怖い事を!こんな話の時にX君を出されると、あたしゃ本気で恥ずか死ーーくなるし、狙うとか狙わないとか、マジ勘弁して下さいってば(泣)。
X君が私を何でも話せるバイト先のオバサンと思ってくれて、本心から笑っててくれたらそれでいいのよ。変な目で見られてると思われて、イタ過ぎるオバサンと思われて、ドン引きされたりしたら悲しいもの。
どうしてお姐様方は私のこの純粋な気持ちを分かってくれないのかしら?
あ!分かった。自分で書いててどこか嘘くさいもんね。あははは!
よって昼休み以降、開き直る。Cさんが「どっかに割り箸無かったかい?」と割り箸を探してた。
みかやん「今なら割り箸に漏れなく輪ゴムも付いてくるよ」
Eさん「あはは!昨日、みかやんとシモの話をしててねぇ・・・かくかくしかじか」
Cさん「わちなんか元は病院勤めだもの、アレなんかイヤというほど見てきたもの!頭だけで胴体が殆ど無いアレを病院じゃ”オチョコ”って言ったもんだけど、オチョコの人でも若い看護婦が処置したらビューッって伸びたりしてさ。やってられないわ」
Eさん「何?Cさんの時はオチョコのまんまかい?」
Cさん「そうだのさ。この患者さん、まだこんなに伸びたんだ…ってビックリしたもんだよ。身体はヨレヨレでも、若い看護婦が触ったらオチョコがビューッって伸びて伸びて!困ったもんだわ男って」
みかやん「冗談じゃないよねぇ。Cさんなんか巨乳なのに(笑)」
Cさん「なんぼオッパイが大きくても婆さんじゃダメさ。みかやんだってボインちゃんだべさ」
みかやん「・・・(ぐはっ!ボインちゃんて…)」
Eさん「Cさんは折角大きいんだから、たまに誰かに揉んで貰えばいいっしょ。5分ぐらいでも。みかやん、誰かに頼んでやって」
-----そこへたまたまフロントイケメン君が休憩室へ顔を出した。
みかやん「イケメン君!Cさんが5分ぐらい乳揉んでくれないかい?って」
イケメン君「ええっ?俺が?いいっすよ。10分千円、30分3千円で」
Cさん「ちょっとそれ、わちが払うんだのかい?」
イケメン君「はい(笑)」
Cさん「ちょっと!わちが払うんだと!にゃはははは!(何か知らないけど大ウケ)」
なんつーか、EさんやCさんとのエロ話には温度差を感じる今日この頃だった。
ラブホ285日目:割り箸
2006年11月15日 らぶほ2 コメント (2)11:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク10部屋+ベッドのみ1
今日はSさん(10代後半・初バイト)とYさん(50代前半・スナックのママ)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。出動すると、すぐにEさんが「ねぇ、他にもDさんとはHな話をしてるんでしょ?」と話を振ってきた。
みかやん「こないだDさんに”物凄く大きなチソと物凄く小さなチソだとどっちがいい?”と聞かれて、聞かれるまま素直に答えてたら”あの…奥さん、生々しいんですけど”って言われちゃったんですよ(笑)」
Eさん「ええっ!何それ?」
みかやん「というわけで生々しいらしいんですが…」
Eさん「き、聞きたい!(笑)」
-----書いていいんだろうか?
私がまだ十代の頃、1本の不思議なチソにお目にかかった。ソレは私の人差し指と見まごうサイズで触れてみるとクニクニと柔らかいことから、若かった私は「準備段階(勃起前)なのね」と判断した。
お口や手でご奉仕するという経験が極端に少なかった私は(今もだけど)、ソレを目前に「はて?どうしたものか?」「私にどうしろと?」と考えあぐねた。
私はヒトサマより顎や口が小さいせいか、許容範囲を超えるモノを口にすると、すぐに「おええっ!」と反応してしまうが、現時点(人差し指サイズ)なら大丈夫かも知れない。何事も経験だ。意を決してお口にしてみようと思った。
でもすぐに「や、待てよ。もしも爆発的な勃起率でコレが未曾有の大きさになろうものなら私の手(というか口?)にはおえない。それでも途中まではお付き合い程度に嗜むべきだろうか?」と、また悩んだ。
人差し指サイズのソレを目の前にして、あーでもないこーでもないと悩んでいた私に、持ち主は「よしっ!準備万端だ!」と言い放ち、私は「ええ?これで?(失敬)」という言葉を飲み込んだ。
-----書いちゃった。
Eさん「あはは!短い人の話はよく聞くけど、細くて柔らかいままの人も居るんだね。で、どうなったの?」
みかやん「それが…どこに居るんだか…今、居るんだか…居ないんだか…何をしてるんだか…よく分からなかったんです(失敬)」
Eさん「あはは!そんなの、割り箸で添え木して輪ゴムで巻いてさ、自分が怪我するとイケナイから、その上からサック(スキン)を何枚かかぶせてからにしないと、どうにもならないでしょ!」
みかやん「あはは!割り箸だって〜!添え木だって〜!じゃ、食器棚の割り箸の横にさりげなく輪ゴムも置いときますか?(笑)」
さすがEさん!若いDさんとは言うことが違う。ツボにハマって涙が出た。笑えない皆様、スミマセン(滝汗)。
ひとしきり大笑いした後、Eさんがポツリと「あのね、みかやん。昨日いろいろ話を聞いて思ったんだけど、X君てやっぱり彼女は居ないと思うの」と言った。EさんもDさんと同様に「X君に女の影=みかやんが可哀想」と少なからず思ったのかも知れないけどさ。
何もこの話の後に思い出したように言わなくても…連想ゲームじゃないんだから(笑)。つーか、X君に女の影が有ったことで私はどれほど落胆して見えたんだろ?
そっか。これが姐さん達の私に対する新しい冷やかし方の手口なのね。今度また姐さん達に同情的な事を言われたら「そうなんですよ。X君たら私というものがありながら、他の女にも手を出しまくりで困るんです」ぐらい言って斬り返そう。
お陰で今日は、部屋係になって使われた割り箸を食器棚に補充する度に、思い出し笑いをして大変だった。
で、無駄に長い前置きになったけど、Dさんの「物凄く大きなチソと物凄く小さなチソだとどっちがいい?」という質問には「小チソ!小チソはあまり影響なく受け入れられるけど、大チソはともすれば拷問のように感じるかも知れないから」と答えた。
そういやココは何故か「世界一の巨根 画像」という言葉で検索して来られる方が多いけど、そんな画像は無いので、これで勘弁して下さい。20歳以上でエログロいモノ見たさの方限定でクリックお願いします↓
本当に20歳以上ですか? はい↓
グロい画像に耐性がありますか? はい↓
http://www.cocolily.jp/erovia/1.jpg
今日はSさん(10代後半・初バイト)とYさん(50代前半・スナックのママ)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。出動すると、すぐにEさんが「ねぇ、他にもDさんとはHな話をしてるんでしょ?」と話を振ってきた。
みかやん「こないだDさんに”物凄く大きなチソと物凄く小さなチソだとどっちがいい?”と聞かれて、聞かれるまま素直に答えてたら”あの…奥さん、生々しいんですけど”って言われちゃったんですよ(笑)」
Eさん「ええっ!何それ?」
みかやん「というわけで生々しいらしいんですが…」
Eさん「き、聞きたい!(笑)」
-----書いていいんだろうか?
私がまだ十代の頃、1本の不思議なチソにお目にかかった。ソレは私の人差し指と見まごうサイズで触れてみるとクニクニと柔らかいことから、若かった私は「準備段階(勃起前)なのね」と判断した。
お口や手でご奉仕するという経験が極端に少なかった私は(今もだけど)、ソレを目前に「はて?どうしたものか?」「私にどうしろと?」と考えあぐねた。
私はヒトサマより顎や口が小さいせいか、許容範囲を超えるモノを口にすると、すぐに「おええっ!」と反応してしまうが、現時点(人差し指サイズ)なら大丈夫かも知れない。何事も経験だ。意を決してお口にしてみようと思った。
でもすぐに「や、待てよ。もしも爆発的な勃起率でコレが未曾有の大きさになろうものなら私の手(というか口?)にはおえない。それでも途中まではお付き合い程度に嗜むべきだろうか?」と、また悩んだ。
人差し指サイズのソレを目の前にして、あーでもないこーでもないと悩んでいた私に、持ち主は「よしっ!準備万端だ!」と言い放ち、私は「ええ?これで?(失敬)」という言葉を飲み込んだ。
-----書いちゃった。
Eさん「あはは!短い人の話はよく聞くけど、細くて柔らかいままの人も居るんだね。で、どうなったの?」
みかやん「それが…どこに居るんだか…今、居るんだか…居ないんだか…何をしてるんだか…よく分からなかったんです(失敬)」
Eさん「あはは!そんなの、割り箸で添え木して輪ゴムで巻いてさ、自分が怪我するとイケナイから、その上からサック(スキン)を何枚かかぶせてからにしないと、どうにもならないでしょ!」
みかやん「あはは!割り箸だって〜!添え木だって〜!じゃ、食器棚の割り箸の横にさりげなく輪ゴムも置いときますか?(笑)」
さすがEさん!若いDさんとは言うことが違う。ツボにハマって涙が出た。笑えない皆様、スミマセン(滝汗)。
ひとしきり大笑いした後、Eさんがポツリと「あのね、みかやん。昨日いろいろ話を聞いて思ったんだけど、X君てやっぱり彼女は居ないと思うの」と言った。EさんもDさんと同様に「X君に女の影=みかやんが可哀想」と少なからず思ったのかも知れないけどさ。
何もこの話の後に思い出したように言わなくても…連想ゲームじゃないんだから(笑)。つーか、X君に女の影が有ったことで私はどれほど落胆して見えたんだろ?
そっか。これが姐さん達の私に対する新しい冷やかし方の手口なのね。今度また姐さん達に同情的な事を言われたら「そうなんですよ。X君たら私というものがありながら、他の女にも手を出しまくりで困るんです」ぐらい言って斬り返そう。
お陰で今日は、部屋係になって使われた割り箸を食器棚に補充する度に、思い出し笑いをして大変だった。
で、無駄に長い前置きになったけど、Dさんの「物凄く大きなチソと物凄く小さなチソだとどっちがいい?」という質問には「小チソ!小チソはあまり影響なく受け入れられるけど、大チソはともすれば拷問のように感じるかも知れないから」と答えた。
そういやココは何故か「世界一の巨根 画像」という言葉で検索して来られる方が多いけど、そんな画像は無いので、これで勘弁して下さい。20歳以上でエログロいモノ見たさの方限定でクリックお願いします↓
本当に20歳以上ですか? はい↓
グロい画像に耐性がありますか? はい↓
http://www.cocolily.jp/erovia/1.jpg
ラブホ284日目:オーラ
2006年11月12日 らぶほ2 コメント (2)11:30-18:30 クイックメイク18部屋+ベッドのみ1+リネン折り
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とX君(20代前半・腰痛持ち)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。
Sさんてばチキンハートと言うかガラスの十代というか、フロントの人に何か言われただけで「うちのミスだ!うちのせいだ!」と下手したら一日中、大騒ぎな子だ。
先日は、フロントしずちゃんに「別の部屋に汚れたスプーンが有ったから、この部屋のと取り替えて」と言われただけで、誰もSさんを咎めたり責めたりしてないのに「うちのミスだ!」と騒ぎ、その日はどの部屋へ行っても取り憑かれた様にスプーンを磨いていた。
本人も「スプーンが気になって仕事にならない」と言うので「アンタはインチキ超能力者かい?スプーンは何本曲がったのさ?」と言って軽くいなした。で、今日も本格的に騒ぎ出す前に茶化した。
Sさん「うちです、うち!うちのせいです。どうしよ〜。みかや〜ん」
みかやん「”うちです、うち”ってアンタは南光園のCMの人かい?」
Sさん「いやー!どーしよーっ!うち、もう死にたい!みかや〜ん」
みかやん「いつからメンへラーさ?仕方ないねぇ”死ぬな頑張れ(棒読み口調)”」
Sさん「うちなんか”頑張れ”って言われたらますます頑張れないもん。みかや〜ん」
みかやん「”頑張りませんだよ”。”死にませんだよ”。はい、ご一緒に!」
Sさん「しませんだよ!は、うちが前に言い間違えたセリフじゃないですか!」
みかやん「うん。だから言い易いんじゃないかと思って」
Sさん「もーーっ!」
この「みかや〜ん」て泣きつく言い方が何とも女の子らしくて可愛いくって。しかも、この手のやり取りがあった日は「今日はありがとうございました。みかやんが楽しい人で助かります」とか言ってくれちゃって、オバサンは思わず目が細まるのよ。
ホントはこんなに甘えん坊で素直な子だって、もっと早く気付けば良かった。
掃除部屋が無くなり階下へ降りると、X君が3人のお姉様方に囲まれて、やいのやいのと女の影疑惑について冷やかされ、タジタジになってるところだった。
早番チームより30分遅れて休憩に入ると、X君は顔を伏せて寝ていた。私がご飯を食べ終わった頃に目を覚ましたけど、X君は寝起きでボーッとしている様子・・・おおっ!これが噂の「話しかけられたくないオーラ」という奴かい?
誰もX君に話しかけやしない。昨日の仕事の後、30分も終始笑顔で饒舌に語っていたX君とは別人のようで、見ていて面白かった。
やがてX君チームが出動する時間になり、X君に「目ぇ覚めたかい?冷たい足をお腹や背中にくっつけてあげようか?」と声をかけたら、いつもどおりの顔で笑ってた。先発したDさんが「X君、彼女とは大学で知り合ったらしいよ」と言い残して行ったので、X君に聞いてみると…。
「勝手に言ってるんですよっ!」と言って、また笑ってた。X君、お疲れ様でした。で、休憩室にSさんと二人になった。
Sさん「ええ!やっぱり(X君と)仲いい!なんか二人だけの世界!」
みかやん「そんなわけないよ。SさんはX君と一番トシが近いんだから仲良くすればいいじゃん」
Sさん「うち無理っ!みかやんみたいにX君と喋れない!だってX君、怖いんだもん!ホント無理!有り得ない!」
私的にはX君が怖いと思う方が有り得ないけど、X君には若い子にしか見せない別の顔が有って、Sさんを獲物を見るようなギラギラした目で見てたりするんだろうか?Sさんが執拗にX君を怖がる様子が面白いので、そのまま怖がらせておいた(笑)。
若いSさんやX君と組んだ日は意外とエロネタが無い。物足りないような気もするけど、さすがに私も若い子が相手の時に生々しい現場に当たると気恥ずかしいものがあるので、助かるっちゃあ助かる。
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とX君(20代前半・腰痛持ち)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。
Sさんてばチキンハートと言うかガラスの十代というか、フロントの人に何か言われただけで「うちのミスだ!うちのせいだ!」と下手したら一日中、大騒ぎな子だ。
先日は、フロントしずちゃんに「別の部屋に汚れたスプーンが有ったから、この部屋のと取り替えて」と言われただけで、誰もSさんを咎めたり責めたりしてないのに「うちのミスだ!」と騒ぎ、その日はどの部屋へ行っても取り憑かれた様にスプーンを磨いていた。
本人も「スプーンが気になって仕事にならない」と言うので「アンタはインチキ超能力者かい?スプーンは何本曲がったのさ?」と言って軽くいなした。で、今日も本格的に騒ぎ出す前に茶化した。
Sさん「うちです、うち!うちのせいです。どうしよ〜。みかや〜ん」
みかやん「”うちです、うち”ってアンタは南光園のCMの人かい?」
Sさん「いやー!どーしよーっ!うち、もう死にたい!みかや〜ん」
みかやん「いつからメンへラーさ?仕方ないねぇ”死ぬな頑張れ(棒読み口調)”」
Sさん「うちなんか”頑張れ”って言われたらますます頑張れないもん。みかや〜ん」
みかやん「”頑張りませんだよ”。”死にませんだよ”。はい、ご一緒に!」
Sさん「しませんだよ!は、うちが前に言い間違えたセリフじゃないですか!」
みかやん「うん。だから言い易いんじゃないかと思って」
Sさん「もーーっ!」
この「みかや〜ん」て泣きつく言い方が何とも女の子らしくて可愛いくって。しかも、この手のやり取りがあった日は「今日はありがとうございました。みかやんが楽しい人で助かります」とか言ってくれちゃって、オバサンは思わず目が細まるのよ。
ホントはこんなに甘えん坊で素直な子だって、もっと早く気付けば良かった。
掃除部屋が無くなり階下へ降りると、X君が3人のお姉様方に囲まれて、やいのやいのと女の影疑惑について冷やかされ、タジタジになってるところだった。
早番チームより30分遅れて休憩に入ると、X君は顔を伏せて寝ていた。私がご飯を食べ終わった頃に目を覚ましたけど、X君は寝起きでボーッとしている様子・・・おおっ!これが噂の「話しかけられたくないオーラ」という奴かい?
誰もX君に話しかけやしない。昨日の仕事の後、30分も終始笑顔で饒舌に語っていたX君とは別人のようで、見ていて面白かった。
やがてX君チームが出動する時間になり、X君に「目ぇ覚めたかい?冷たい足をお腹や背中にくっつけてあげようか?」と声をかけたら、いつもどおりの顔で笑ってた。先発したDさんが「X君、彼女とは大学で知り合ったらしいよ」と言い残して行ったので、X君に聞いてみると…。
「勝手に言ってるんですよっ!」と言って、また笑ってた。X君、お疲れ様でした。で、休憩室にSさんと二人になった。
Sさん「ええ!やっぱり(X君と)仲いい!なんか二人だけの世界!」
みかやん「そんなわけないよ。SさんはX君と一番トシが近いんだから仲良くすればいいじゃん」
Sさん「うち無理っ!みかやんみたいにX君と喋れない!だってX君、怖いんだもん!ホント無理!有り得ない!」
私的にはX君が怖いと思う方が有り得ないけど、X君には若い子にしか見せない別の顔が有って、Sさんを獲物を見るようなギラギラした目で見てたりするんだろうか?Sさんが執拗にX君を怖がる様子が面白いので、そのまま怖がらせておいた(笑)。
若いSさんやX君と組んだ日は意外とエロネタが無い。物足りないような気もするけど、さすがに私も若い子が相手の時に生々しい現場に当たると気恥ずかしいものがあるので、助かるっちゃあ助かる。
ラブホ283日目:Xday
2006年11月11日 らぶほ211:30-18:30 セット2+クイックメイク14部屋+ベッドのみ1+洗面セット作り+ゴミ捨て+リネン折り
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とYさん(50代前半・スナックのママ)、Sさん(10代後半・初バイト)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)
が早番、X君(20代前半・腰痛持ち)と私が遅番の勤務。
X君が来週からフロントへ復帰するのは残念だが、出動して鼻歌混じりで(もちろんELLEGARDEN)風呂掃除をした。次の部屋ではX君も鼻歌混じりで風呂掃除をしていたが、それが私には8日発売のELLEGARDENニューアルバムの曲に聴こえて仕方なかった。
ヒトサマの鼻歌までエルレに聴こえるなんて、私のエルレ病も重症だわ…なんて思いつつも、グッとテンションが上がった。
3部屋ベッドメイクをしたところで掃除部屋が無くなり、階下でX君と付帯業務に勤しんだ。X君が「鼻がムズムズする。鼻水出る。誰の風邪うつったんだろ?」と言うので、先週の”X君に女の影疑惑”の続きで茶化した。
みかやん「あっれー?家には兄ちゃんと兄ちゃんの彼女でしょ?”誰の風邪”って事は他にも感染経路が有るつーことで、X君とこには通いの女の子がいっぱいかい?彼女は何人居るのさ?」
X君「あはは!違っ!ゼロ人です!」
なんて笑ってたらEさんも降りてきて「もー!何の話かしら?楽しそうねーっ!」と、すかさず冷やかされた。
ふと見たらゴミ箱のゴミが溢れていたので、不燃ゴミと可燃ゴミの大袋を抱えてX君と外のゴミ部屋へ捨てに行った。X君が不燃ゴミを持ってゴミ部屋の奥へ入ったので「じゃ!」とゴミ部屋の戸を閉めようとしたら、X君は「うわ!それだけは!」といいながらゴミ部屋から飛び出てきた(笑)。
X君が可燃ゴミをゴミ部屋の入口付近に放置したまま出てきたので「可燃ゴミも奥に入れなきゃ」と私がゴミ部屋に入ったとたんX君も「じゃ!」とゴミ部屋の戸を閉めようとして真っ暗になったので、私も「うわ!それだけは!」とゴミ部屋から飛び出た。
こんなふうに遊んで貰えるとオバサンは楽しいし嬉しいよ。必要以上にニヤついてしまいそうだったので話題を変えた。
みかやん「エルレの新譜が8日発売だったんだけど、7日のオリコンデイリーアルバムランキングでエルレがジャミロクワイを押さえて堂々の1位だったの。凄くない?」
X君「そのアルバム聴いた。英語の曲ばかりで日本語の曲がラストの2曲前ぐらいともう1曲ぐらいしか無くて…。あ、自分で買ったわけじゃないんだけど…」
みかやん「あーはいはい。X君の取り巻きの女の子の一人がたまたまエルレファンで自分で買ってないけど聴かされたってかい?」
とは言いながら「X君の鼻歌はホントにエルレのアルバム曲だったって事?X君たら、そんなことをして私を泣かせようとして…」と心の中ではモーレツに感動して、しどろもどろになった。
そういや先週やその前、私は酷い鼻タレでX君に「鼻タレうつしたらゴメンよぉ」と言ってたんだった。「誰の風邪」って私の風邪のことかい?私ったら鈍感というか、自分がこんなに天然でんねんだとは思ってなかったよ。
夕方、今度またX君とベッドメイクが出来るのもいつになるか分からないので「私の前で歌を歌ったり、何でも話してくれるようになってオバサンは嬉しいよ」というような事を言っといた。
X君「仲いい人には自分からも何でも喋るけど、仲が悪い人の前じゃ”話しかけられたくないオーラ”出して喋んない(苦笑)。”そうですね”で話を終わらせたり(苦笑)。”笑っとけ”と思ったり(苦笑)。話、流してたり(苦笑)」
みかやん「そーなの(驚)?そんなオーラ出してるとこ見た事ないよ」
X君「うん。でも今度見たら分かると思う」
お陰で私の脳内は大変なことになった。
ここまで手の内を明かすのは私の前ではしてないって事だよね?「うん」って言ったし、私を相手にそんなオーラは出してないって事だよね?ひょっとして「仲いい人」って私のこと?脳内でタラリラリラーンというハープの音が響いた気がした。
こんな私はお目出度過ぎるだろうか?つーか、イタい?なんせ脳天気だし好意的に思ってる相手を悪くは思えないよね。
帰り、X君は一段と饒舌に小学校や中学や高校の想い出話を面白可笑しく披露してくれた。やっぱり私はこの4週、X君と一緒で誰より楽しい土日を過ごしてきたんだと思う。
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とYさん(50代前半・スナックのママ)、Sさん(10代後半・初バイト)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)
が早番、X君(20代前半・腰痛持ち)と私が遅番の勤務。
X君が来週からフロントへ復帰するのは残念だが、出動して鼻歌混じりで(もちろんELLEGARDEN)風呂掃除をした。次の部屋ではX君も鼻歌混じりで風呂掃除をしていたが、それが私には8日発売のELLEGARDENニューアルバムの曲に聴こえて仕方なかった。
ヒトサマの鼻歌までエルレに聴こえるなんて、私のエルレ病も重症だわ…なんて思いつつも、グッとテンションが上がった。
3部屋ベッドメイクをしたところで掃除部屋が無くなり、階下でX君と付帯業務に勤しんだ。X君が「鼻がムズムズする。鼻水出る。誰の風邪うつったんだろ?」と言うので、先週の”X君に女の影疑惑”の続きで茶化した。
みかやん「あっれー?家には兄ちゃんと兄ちゃんの彼女でしょ?”誰の風邪”って事は他にも感染経路が有るつーことで、X君とこには通いの女の子がいっぱいかい?彼女は何人居るのさ?」
X君「あはは!違っ!ゼロ人です!」
なんて笑ってたらEさんも降りてきて「もー!何の話かしら?楽しそうねーっ!」と、すかさず冷やかされた。
ふと見たらゴミ箱のゴミが溢れていたので、不燃ゴミと可燃ゴミの大袋を抱えてX君と外のゴミ部屋へ捨てに行った。X君が不燃ゴミを持ってゴミ部屋の奥へ入ったので「じゃ!」とゴミ部屋の戸を閉めようとしたら、X君は「うわ!それだけは!」といいながらゴミ部屋から飛び出てきた(笑)。
X君が可燃ゴミをゴミ部屋の入口付近に放置したまま出てきたので「可燃ゴミも奥に入れなきゃ」と私がゴミ部屋に入ったとたんX君も「じゃ!」とゴミ部屋の戸を閉めようとして真っ暗になったので、私も「うわ!それだけは!」とゴミ部屋から飛び出た。
こんなふうに遊んで貰えるとオバサンは楽しいし嬉しいよ。必要以上にニヤついてしまいそうだったので話題を変えた。
みかやん「エルレの新譜が8日発売だったんだけど、7日のオリコンデイリーアルバムランキングでエルレがジャミロクワイを押さえて堂々の1位だったの。凄くない?」
X君「そのアルバム聴いた。英語の曲ばかりで日本語の曲がラストの2曲前ぐらいともう1曲ぐらいしか無くて…。あ、自分で買ったわけじゃないんだけど…」
みかやん「あーはいはい。X君の取り巻きの女の子の一人がたまたまエルレファンで自分で買ってないけど聴かされたってかい?」
とは言いながら「X君の鼻歌はホントにエルレのアルバム曲だったって事?X君たら、そんなことをして私を泣かせようとして…」と心の中ではモーレツに感動して、しどろもどろになった。
そういや先週やその前、私は酷い鼻タレでX君に「鼻タレうつしたらゴメンよぉ」と言ってたんだった。「誰の風邪」って私の風邪のことかい?私ったら鈍感というか、自分がこんなに天然でんねんだとは思ってなかったよ。
夕方、今度またX君とベッドメイクが出来るのもいつになるか分からないので「私の前で歌を歌ったり、何でも話してくれるようになってオバサンは嬉しいよ」というような事を言っといた。
X君「仲いい人には自分からも何でも喋るけど、仲が悪い人の前じゃ”話しかけられたくないオーラ”出して喋んない(苦笑)。”そうですね”で話を終わらせたり(苦笑)。”笑っとけ”と思ったり(苦笑)。話、流してたり(苦笑)」
みかやん「そーなの(驚)?そんなオーラ出してるとこ見た事ないよ」
X君「うん。でも今度見たら分かると思う」
お陰で私の脳内は大変なことになった。
ここまで手の内を明かすのは私の前ではしてないって事だよね?「うん」って言ったし、私を相手にそんなオーラは出してないって事だよね?ひょっとして「仲いい人」って私のこと?脳内でタラリラリラーンというハープの音が響いた気がした。
こんな私はお目出度過ぎるだろうか?つーか、イタい?なんせ脳天気だし好意的に思ってる相手を悪くは思えないよね。
帰り、X君は一段と饒舌に小学校や中学や高校の想い出話を面白可笑しく披露してくれた。やっぱり私はこの4週、X君と一緒で誰より楽しい土日を過ごしてきたんだと思う。
ラブホ282日目:C&Y
2006年11月10日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4+クイックメイク10部屋+べっどのみ1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とYさん(50代前半・スナックのママ)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私の勤務。某年寄り2名が出動前から大はしゃぎだった。
Yさん「アレ、どこだっけ?」
Cさん「アレってなんだの?」
Yさん「ええと。ほら、アレ!アレさ、頭の…」
Cさん「ドライヤーヘッドだの?」
Yさん「いやソレでなくて、もう一つの頭の…」
Cさん「もう一つの???」
Yさん「アレさアレ!クシ!え?いや違ったブラシさブラシ!」
万事こんな調子の二人だ(萎)。ただこの時はCさんが「もう一つの頭?亀○かい?」とでも言ったらどうしよう?とハラハラした。そんな事を言われて、ご高齢の方特有の甲高い声でキーキーと騒がれたんじゃ適わない。
クジ引きでCさんとYさんがペアになり、Dさんが「大丈夫なんだろうか?ちゃんと話、通じてるんだろうか?」と心配していた。元々言い間違いや聞き違いやド忘れの多い二人だけど、通じてないことに気付いてないというか、通じてなくても特に気にしてませんから。
ドアや壁にぶつかったり物を落としたりして大騒ぎしながら出動する二人の後ろ姿を見送った。
昼休み、CさんとYさんの間で禁断の会話が始まった。
Cさん「わち、ケータイ変えようと思って。もう5年だもの」
Yさん「あぁメーカー変えるのね(機種変のこと)。5年も使ってるなら点数も貯まってタダとか何千円で新しいの買えるからね」
Cさん「点数?わち、そんなのつけてないもの?みんな点数なんかつけてたんだの?」
みかやん「あの…点数つーかポイントはつけなくても勝手に貯まるから」
Yさん「今は点数じゃなくて”ポイント”って言うんだね」
この間、Dさんは「メーカー!」「点数!」と言って笑っていた。
先日、Cさん宅へお邪魔した時、Cさんのケータイが鳴ったが、Cさんはケータイの画面を見ながら「誰だろ?後でかけ直そう」とか言ってた。その間もケータイが鳴っていたので見てみたら、番号(デカ文字)だけで名前は表示されてなかった。
ケータイが鳴り止んでからCさんはやにわに手帳を開き「誰の番号だろ?」と言いながら、手帳とケータイに表示されている番号を照らし合わせていた。
みかやん「手帳に書いてあるケータイ番号を自分のケータイに登録すればいいんじゃないの?(念の為に言ってみる)」
Cさん「なんも!手帳見た方が早いって!すぐだもの」
暫く経ってCさんは「元の病院の人の番号だわ。明日、会うことになってたんだの。ほれ、すぐだべさ?」と言ったが、全然”すぐ”じゃないから。
もう1つ。Cさんはケータイの裏にベッタリとガムテープを貼り、その上に自分のケータイ番号をデカデカと書いてある。皆はそれを見て笑うが、本人は「番号聞かれた時に手帳を見せなくていいべさ?手帳持って歩くの面倒だし」と得意気だ。電話番号表示のボタンを押せば、自分の番号が表示されることなど知る由も無い。
Cさんは手帳至上主義だ。さっきの「点数をつける」という発言も、Cさんの中では「点数を手帳につける」=「点数を手帳に書き記しておく」=「自分は手帳に点数など書いていない」という事に違いない。
根本的にケータイの使い方を間違っていやしませんか?
見かねたDさんが「Cさんが機種変する時はYさんがついてってあげればいいんだよ」と言ったが、更にCさん&Yさんとドコモのオネエチャンの間に入る通訳が要ると思う。そんなDさんも、Yさんに「バッチグー!だね」とトドメを刺された。
CさんとYさんの間でケータイにまつわるトンチンカンな会話は尚も続き、Dさんと私は萎え萎えだった。CさんとYさんにケータイの話をさせちゃイカン。
萎えながら出動したら、Dさんが風呂の排水溝の目皿に茶色い豆というかウサギのウン○みたいなモノが挟まっているのを発見した。Dさんが果敢にソレをティッシュで拾おうとしたその時、ソレはティッシュに茶色いシミを残してこつ然と消えた。
目皿の下のカップに落ちた気配はないし、茶色い泡だったわけでもなく明らかに実体として有ったものが無いのに、ティッシュには茶色いモノが有った証が残った。
暫く困惑したが、CさんとYさんの毒気にやられて泡が固形物に…という幻覚を見たのだろうということで無理矢理納得した。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とYさん(50代前半・スナックのママ)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私の勤務。某年寄り2名が出動前から大はしゃぎだった。
Yさん「アレ、どこだっけ?」
Cさん「アレってなんだの?」
Yさん「ええと。ほら、アレ!アレさ、頭の…」
Cさん「ドライヤーヘッドだの?」
Yさん「いやソレでなくて、もう一つの頭の…」
Cさん「もう一つの???」
Yさん「アレさアレ!クシ!え?いや違ったブラシさブラシ!」
万事こんな調子の二人だ(萎)。ただこの時はCさんが「もう一つの頭?亀○かい?」とでも言ったらどうしよう?とハラハラした。そんな事を言われて、ご高齢の方特有の甲高い声でキーキーと騒がれたんじゃ適わない。
クジ引きでCさんとYさんがペアになり、Dさんが「大丈夫なんだろうか?ちゃんと話、通じてるんだろうか?」と心配していた。元々言い間違いや聞き違いやド忘れの多い二人だけど、通じてないことに気付いてないというか、通じてなくても特に気にしてませんから。
ドアや壁にぶつかったり物を落としたりして大騒ぎしながら出動する二人の後ろ姿を見送った。
昼休み、CさんとYさんの間で禁断の会話が始まった。
Cさん「わち、ケータイ変えようと思って。もう5年だもの」
Yさん「あぁメーカー変えるのね(機種変のこと)。5年も使ってるなら点数も貯まってタダとか何千円で新しいの買えるからね」
Cさん「点数?わち、そんなのつけてないもの?みんな点数なんかつけてたんだの?」
みかやん「あの…点数つーかポイントはつけなくても勝手に貯まるから」
Yさん「今は点数じゃなくて”ポイント”って言うんだね」
この間、Dさんは「メーカー!」「点数!」と言って笑っていた。
先日、Cさん宅へお邪魔した時、Cさんのケータイが鳴ったが、Cさんはケータイの画面を見ながら「誰だろ?後でかけ直そう」とか言ってた。その間もケータイが鳴っていたので見てみたら、番号(デカ文字)だけで名前は表示されてなかった。
ケータイが鳴り止んでからCさんはやにわに手帳を開き「誰の番号だろ?」と言いながら、手帳とケータイに表示されている番号を照らし合わせていた。
みかやん「手帳に書いてあるケータイ番号を自分のケータイに登録すればいいんじゃないの?(念の為に言ってみる)」
Cさん「なんも!手帳見た方が早いって!すぐだもの」
暫く経ってCさんは「元の病院の人の番号だわ。明日、会うことになってたんだの。ほれ、すぐだべさ?」と言ったが、全然”すぐ”じゃないから。
もう1つ。Cさんはケータイの裏にベッタリとガムテープを貼り、その上に自分のケータイ番号をデカデカと書いてある。皆はそれを見て笑うが、本人は「番号聞かれた時に手帳を見せなくていいべさ?手帳持って歩くの面倒だし」と得意気だ。電話番号表示のボタンを押せば、自分の番号が表示されることなど知る由も無い。
Cさんは手帳至上主義だ。さっきの「点数をつける」という発言も、Cさんの中では「点数を手帳につける」=「点数を手帳に書き記しておく」=「自分は手帳に点数など書いていない」という事に違いない。
根本的にケータイの使い方を間違っていやしませんか?
見かねたDさんが「Cさんが機種変する時はYさんがついてってあげればいいんだよ」と言ったが、更にCさん&Yさんとドコモのオネエチャンの間に入る通訳が要ると思う。そんなDさんも、Yさんに「バッチグー!だね」とトドメを刺された。
CさんとYさんの間でケータイにまつわるトンチンカンな会話は尚も続き、Dさんと私は萎え萎えだった。CさんとYさんにケータイの話をさせちゃイカン。
萎えながら出動したら、Dさんが風呂の排水溝の目皿に茶色い豆というかウサギのウン○みたいなモノが挟まっているのを発見した。Dさんが果敢にソレをティッシュで拾おうとしたその時、ソレはティッシュに茶色いシミを残してこつ然と消えた。
目皿の下のカップに落ちた気配はないし、茶色い泡だったわけでもなく明らかに実体として有ったものが無いのに、ティッシュには茶色いモノが有った証が残った。
暫く困惑したが、CさんとYさんの毒気にやられて泡が固形物に…という幻覚を見たのだろうということで無理矢理納得した。
ラブホ281日目:毛束
2006年11月8日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4+クイックメイク10部屋+ベッドのみ1
今日はYさん(50代前半・スナックのママ)と愚鈍さん、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。部屋へ入るとEさんが、何かこうシンミリと「いつもDさんと組んだ日はどんな話をしてるの?」と聞いてきた。
「いろんな話をしますけど、エログロい話が多いですね」と答えると「例えば?」と突っ込まれ、先日の顔射事件や一連の白チソvs黒チソの話をした。私だってEさんとはあまりエログロい話はしないから、物凄く抵抗が有った。
Eさん「誰もそーゆー話を私には振ってくれないのよねぇ」
みかやん「や、たまたまEさんがお休みだったんですよ」
Eさん「やっぱりみかやんは話し易いのよ。感覚は若いし話術も有るし」
みかやん「いえいえ噛みまくりですし」
Eさん「X君とはどんな話をしてるの?」
みかやん「X君は、最近じゃ自分から自分のことを話してくれるようになりましたから、話を聞いて茶化して(?)ますね」
Eさん「私…DさんやX君や若い子達とは何を話していいか分かんないし、私が黙ってると相手も黙ってるから、殆ど喋らないで仕事してるの」
みかやん「私なんか愚鈍さんと組んだら一言も喋りませんから。あはは!はははは…(乾)」
Eさん「私だって経験が無いわけじゃないんだから、そーゆー話(エログロ系)をしてくれてもいいのに。みかやんが居る所はいつも楽しそう…」
みかやん「や、たまたまですって・・・」
昼休みで階下へ降りてきたYさんが「(愚鈍さんと一緒で)私もう頭、クルクルパーになりそう」とボヤいてたのを聞いて、思わず「あはは!”クルクルパー”って久しぶりに聞いた」と笑ってたら、Eさんが「私なんか元々ノータリンだから」と呟いた。
出たっ!over50の死語の世界だよ!「クルクルパー」や「ノータリン」でいちいち笑ってらんないんだから。今日なんかYさんに「バッチグー!」って言われちゃったんだから!懐かしいよね(違)!
夕方、ベッドを組み終え、Eさんは洗面所へ、私は風呂へと別れようとしたその時、ほぼ同時に「ええっ!何これ?」「うわっ!オイワサン!」となった。
私は浴室の床に長い黒髪が束になってゴッソリと抜け落ちているのを見て驚き、Eさんは、洗面ボウルが真っ黒になるほどの大量の髪の毛に驚いていた。ラブホQではこんな時、先に気付いた方が「オイワサン出ました」と言って、大量の毛が有ることを知らせたものだ。
Eさん「ちょっと!何これ?どーなってるの?」
みかやん「これはもう、オイワサンとイエモンさんの仕業ですね」
Eさん「取っ組み合いのむしり合いかい?”俺の言うことが聞けないのか!オラ!”って、こーお?」
と、Eさんは相手の髪の毛を鷲掴みにして自分の股間へ近づける身振り手振りをした。
みかやん「あはは!そーかも知れませんよね。”オラオラ!もっとだ!”って」
私は、こんなノリのEさんを見るのは初めてだったので、驚くやら可笑しいやら。でも、すぐに笑えなくなった。風呂の排水溝は髪の毛で詰まって真っ黒になっていたし、浴室の床も洗面所の床も毛だらけ、部屋の床も毛だらけ。
結局はEさんと二人、床を這いつくばって毛拾いに追われ、気付いたら二人とも無言でスチャッスチャッと床にガムテを貼ったり剥がしたりの音だけが響いていた。無言の空間の中で、さっきのEさんの有り得ないポーズを思い出し、無性に笑えてきて思わず吹き出した。
Eさん「だって、こんなオイワサンとイエモンさんのカップルが有り得ないっしょ〜。なんぼなんでも毛ぇむしり過ぎだもの〜(照)」
みかやん「私なら元々髪の量が少ないんで、こんなにむしられたら今頃、毛なんか残ってないですね」
Eさん「これなら私だって残ってないって。よっぽど言うことをきかなくて強情な女だったんだろうけど、もうむしる髪も無いだろうからねぇ・・・」
そう言いながらEさんが遠い目をした。昔を思い出しているような様子だったので、そっとしておいた。
今日はYさん(50代前半・スナックのママ)と愚鈍さん、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。部屋へ入るとEさんが、何かこうシンミリと「いつもDさんと組んだ日はどんな話をしてるの?」と聞いてきた。
「いろんな話をしますけど、エログロい話が多いですね」と答えると「例えば?」と突っ込まれ、先日の顔射事件や一連の白チソvs黒チソの話をした。私だってEさんとはあまりエログロい話はしないから、物凄く抵抗が有った。
Eさん「誰もそーゆー話を私には振ってくれないのよねぇ」
みかやん「や、たまたまEさんがお休みだったんですよ」
Eさん「やっぱりみかやんは話し易いのよ。感覚は若いし話術も有るし」
みかやん「いえいえ噛みまくりですし」
Eさん「X君とはどんな話をしてるの?」
みかやん「X君は、最近じゃ自分から自分のことを話してくれるようになりましたから、話を聞いて茶化して(?)ますね」
Eさん「私…DさんやX君や若い子達とは何を話していいか分かんないし、私が黙ってると相手も黙ってるから、殆ど喋らないで仕事してるの」
みかやん「私なんか愚鈍さんと組んだら一言も喋りませんから。あはは!はははは…(乾)」
Eさん「私だって経験が無いわけじゃないんだから、そーゆー話(エログロ系)をしてくれてもいいのに。みかやんが居る所はいつも楽しそう…」
みかやん「や、たまたまですって・・・」
昼休みで階下へ降りてきたYさんが「(愚鈍さんと一緒で)私もう頭、クルクルパーになりそう」とボヤいてたのを聞いて、思わず「あはは!”クルクルパー”って久しぶりに聞いた」と笑ってたら、Eさんが「私なんか元々ノータリンだから」と呟いた。
出たっ!over50の死語の世界だよ!「クルクルパー」や「ノータリン」でいちいち笑ってらんないんだから。今日なんかYさんに「バッチグー!」って言われちゃったんだから!懐かしいよね(違)!
夕方、ベッドを組み終え、Eさんは洗面所へ、私は風呂へと別れようとしたその時、ほぼ同時に「ええっ!何これ?」「うわっ!オイワサン!」となった。
私は浴室の床に長い黒髪が束になってゴッソリと抜け落ちているのを見て驚き、Eさんは、洗面ボウルが真っ黒になるほどの大量の髪の毛に驚いていた。ラブホQではこんな時、先に気付いた方が「オイワサン出ました」と言って、大量の毛が有ることを知らせたものだ。
Eさん「ちょっと!何これ?どーなってるの?」
みかやん「これはもう、オイワサンとイエモンさんの仕業ですね」
Eさん「取っ組み合いのむしり合いかい?”俺の言うことが聞けないのか!オラ!”って、こーお?」
と、Eさんは相手の髪の毛を鷲掴みにして自分の股間へ近づける身振り手振りをした。
みかやん「あはは!そーかも知れませんよね。”オラオラ!もっとだ!”って」
私は、こんなノリのEさんを見るのは初めてだったので、驚くやら可笑しいやら。でも、すぐに笑えなくなった。風呂の排水溝は髪の毛で詰まって真っ黒になっていたし、浴室の床も洗面所の床も毛だらけ、部屋の床も毛だらけ。
結局はEさんと二人、床を這いつくばって毛拾いに追われ、気付いたら二人とも無言でスチャッスチャッと床にガムテを貼ったり剥がしたりの音だけが響いていた。無言の空間の中で、さっきのEさんの有り得ないポーズを思い出し、無性に笑えてきて思わず吹き出した。
Eさん「だって、こんなオイワサンとイエモンさんのカップルが有り得ないっしょ〜。なんぼなんでも毛ぇむしり過ぎだもの〜(照)」
みかやん「私なら元々髪の量が少ないんで、こんなにむしられたら今頃、毛なんか残ってないですね」
Eさん「これなら私だって残ってないって。よっぽど言うことをきかなくて強情な女だったんだろうけど、もうむしる髪も無いだろうからねぇ・・・」
そう言いながらEさんが遠い目をした。昔を思い出しているような様子だったので、そっとしておいた。
ラブホ280日目:帽子
2006年11月7日 らぶほ2 コメント (5)11:30-17:00 本メイク7部屋
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私の勤務。早速DさんがX君と私を冷やかしてきたので「いえいえいえ」と、Xに女の影が有る事を話した。
Dさん「みかや〜ん!可哀想に〜!傷ついたでしょ〜?ショックだったでしょ〜?あー!だからなんか元気ないんだ」
みかやん「や、そうじゃなくて…あの…」
Dさん「この際だからX君は諦めてフロント黒髪君にしたら?X君は人付き合いとか下手そうだもん・・・」
確かにX君は女心が分かるタイプではないだろうけど…。って、あたしゃなんだかんだココの男の子とまとまんなきゃなんないのかい?私なんか相手のストライクゾーンからほど遠い所に居るんだし、ちょっと毒のあるYOUさん的なオバサンでいいのよ。
それなのにDさんてば黒髪君に私のことを「狙われてるかもよ。このお姉さん、年下キラーだから」とか言っちゃってるし、かと言って「大丈夫、狙ってないから」と言うのも黒髪君に失礼だし。
そもそも狙う狙わないの話じゃないから。ただ、若いっていいなぁ可愛いなぁ和むわぁ癒されるわぁ何か楽しいわぁ頑張らなきゃ!と思うのよ。X君にはオバサン心をくすぐられるのよ。Dさんもオバサンになると分かるわ、多分。
ここは話題をすり替えるしかない。そうだ!こんな時はフロント渦巻き君だ!先日、渦巻き君がセットに入った部屋でお客さんの帽子の忘れ物を発見し、フロントへ連絡して帽子を業務用エレベーターに乗せたそうだ。
私達が昼休みで階下へ降りるとフロント電話番の女の子が「お客さんの忘れ物の帽子を見なかった?」と血眼になって探しているところだったが、誰も帽子の忘れ物など見かけてはいなかった。
暫く経って、渦巻き君が発見したのはお客さんの忘れ物ではなくて、コスプレ衣装の一部で、しかもコスプレ衣装のスチュワーデスの帽子だった。普通に考えても、わざわざスッチーの帽子をかぶってラブホに来るお客さんもいないと思うんだけど。
電話番さんからその話を休憩室で聞かされた私達は脱力するやら可笑しいやらだったけど、渦巻き君本人も一緒だったので笑うに笑えないのに、私からは渦巻き君の死角でフロント社員さんがゲラゲラ笑ってるのが見えて、可笑しくて仕方なかった。
社員さん「あの…う、渦巻き君…(←笑いを堪えてる)!お、覚えておいてね(コスプレ衣装の小物のこと)」
渦巻き君「はい。分かりました(←シラ〜っと)」
この時、渦巻き君が照れ笑いでも浮かべてくれたら私達もドサクサに紛れて笑えたのに、渦巻き君たらニコリともしないんだもの。
そんな渦巻き君とも長い付き合いにはなったけど未だに謎の多い人だ。たまに渦巻き君の方から私達に饒舌に話しかけてくるので、あら?今日はゴキゲンなのねとこちらから話しかけると思わぬスルーをくらったりして、絡みにくいったらありゃしない。
渦巻き君は家ではPCで広告屋の仕事をしながら猫2匹と暮らしているそうだ。
みかやん「ああで居て家じゃ子猫ちゃん達を相手に赤ちゃん言葉で”ご飯でちゅよ”とか言ってそうじゃないですか?(失敬)」
Dさん「自慰行為に及ぶ時もさ、PCゲームの少女キャラなんかを…」
みかやん「絶対、ロリ入ってそうですよね。”萌え”とか言っちゃって…」
Dさん「小学生のイタい画像とか…」
みかやん「大アリですね…」
あまりにリアルで言葉少なになってきた。自分らの勝手な想像で言ってたのに、怖くなってきたぐらいだ。つーか、悪寒がして窓を閉めた。
仕事を終えて休憩室で何気に天気予報を見たら、明日の予想最低気温が5度。どーりで冷え込んできているはずだ。ごめんよ、渦巻き君。実はさっきはバター犬ならぬバター猫×2+渦巻き君まで想像しかけたけど、絵が怖過ぎて断念したの(核爆)。
そういや昼休みにテレビでWaTを見て、Dさんが「ほら!WaTだって白そう(チソのこと)だよ!」と言ってたけど、ウエンツ君はハーフだもの白チソで当たり前よね?撤平君もウエンツ君に負けないぐらい色白だけど、イメージが壊れるのでチソの事まで想像したくない。
何を考えてるんだか私は・・・。
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私の勤務。早速DさんがX君と私を冷やかしてきたので「いえいえいえ」と、Xに女の影が有る事を話した。
Dさん「みかや〜ん!可哀想に〜!傷ついたでしょ〜?ショックだったでしょ〜?あー!だからなんか元気ないんだ」
みかやん「や、そうじゃなくて…あの…」
Dさん「この際だからX君は諦めてフロント黒髪君にしたら?X君は人付き合いとか下手そうだもん・・・」
確かにX君は女心が分かるタイプではないだろうけど…。って、あたしゃなんだかんだココの男の子とまとまんなきゃなんないのかい?私なんか相手のストライクゾーンからほど遠い所に居るんだし、ちょっと毒のあるYOUさん的なオバサンでいいのよ。
それなのにDさんてば黒髪君に私のことを「狙われてるかもよ。このお姉さん、年下キラーだから」とか言っちゃってるし、かと言って「大丈夫、狙ってないから」と言うのも黒髪君に失礼だし。
そもそも狙う狙わないの話じゃないから。ただ、若いっていいなぁ可愛いなぁ和むわぁ癒されるわぁ何か楽しいわぁ頑張らなきゃ!と思うのよ。X君にはオバサン心をくすぐられるのよ。Dさんもオバサンになると分かるわ、多分。
ここは話題をすり替えるしかない。そうだ!こんな時はフロント渦巻き君だ!先日、渦巻き君がセットに入った部屋でお客さんの帽子の忘れ物を発見し、フロントへ連絡して帽子を業務用エレベーターに乗せたそうだ。
私達が昼休みで階下へ降りるとフロント電話番の女の子が「お客さんの忘れ物の帽子を見なかった?」と血眼になって探しているところだったが、誰も帽子の忘れ物など見かけてはいなかった。
暫く経って、渦巻き君が発見したのはお客さんの忘れ物ではなくて、コスプレ衣装の一部で、しかもコスプレ衣装のスチュワーデスの帽子だった。普通に考えても、わざわざスッチーの帽子をかぶってラブホに来るお客さんもいないと思うんだけど。
電話番さんからその話を休憩室で聞かされた私達は脱力するやら可笑しいやらだったけど、渦巻き君本人も一緒だったので笑うに笑えないのに、私からは渦巻き君の死角でフロント社員さんがゲラゲラ笑ってるのが見えて、可笑しくて仕方なかった。
社員さん「あの…う、渦巻き君…(←笑いを堪えてる)!お、覚えておいてね(コスプレ衣装の小物のこと)」
渦巻き君「はい。分かりました(←シラ〜っと)」
この時、渦巻き君が照れ笑いでも浮かべてくれたら私達もドサクサに紛れて笑えたのに、渦巻き君たらニコリともしないんだもの。
そんな渦巻き君とも長い付き合いにはなったけど未だに謎の多い人だ。たまに渦巻き君の方から私達に饒舌に話しかけてくるので、あら?今日はゴキゲンなのねとこちらから話しかけると思わぬスルーをくらったりして、絡みにくいったらありゃしない。
渦巻き君は家ではPCで広告屋の仕事をしながら猫2匹と暮らしているそうだ。
みかやん「ああで居て家じゃ子猫ちゃん達を相手に赤ちゃん言葉で”ご飯でちゅよ”とか言ってそうじゃないですか?(失敬)」
Dさん「自慰行為に及ぶ時もさ、PCゲームの少女キャラなんかを…」
みかやん「絶対、ロリ入ってそうですよね。”萌え”とか言っちゃって…」
Dさん「小学生のイタい画像とか…」
みかやん「大アリですね…」
あまりにリアルで言葉少なになってきた。自分らの勝手な想像で言ってたのに、怖くなってきたぐらいだ。つーか、悪寒がして窓を閉めた。
仕事を終えて休憩室で何気に天気予報を見たら、明日の予想最低気温が5度。どーりで冷え込んできているはずだ。ごめんよ、渦巻き君。実はさっきはバター犬ならぬバター猫×2+渦巻き君まで想像しかけたけど、絵が怖過ぎて断念したの(核爆)。
そういや昼休みにテレビでWaTを見て、Dさんが「ほら!WaTだって白そう(チソのこと)だよ!」と言ってたけど、ウエンツ君はハーフだもの白チソで当たり前よね?撤平君もウエンツ君に負けないぐらい色白だけど、イメージが壊れるのでチソの事まで想像したくない。
何を考えてるんだか私は・・・。
ラブホ279日目:女の影
2006年11月5日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク17部屋+食器洗い+リネン折り
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とYさん(50代前半・Bさん似)、Wさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)と愚鈍さんが早番、X君(20代前半・腰痛持ち)と私が遅番の勤務。
今シフト(10/16-11/15)はX君もベッドメイク係だったけど、来シフト(11/16-)ではフロント係に戻るらしく、ちょっと寂しい。大学の夏休み中は平日もココで働いていたX君だけど、冬休みは年末年始に成人式で長期間実家に滞在するらしく、それも寂しい気が…。
先々週、先週、今週、X君と組んでよく分かったけど、X君がニコニコと笑っててくれるだけでオバサンは幸せな気分で働けたし、実際テンションも上がって頑張れたし、X君の笑顔が汚物やイヤな出来事から私を遠ざけててくれてるんじゃないかとまで思えてきていた。
来週の土曜もX君と私がペアと決まってるけど、それが終わったら暫くはX君とすれ違いの勤務になるのが残念だ。みんなに冷やかされたりするような意味合いじゃなくてね。X君は「ようやくあのオバサンから解放される」と思ってるかも知れないけど。
つーわけでX君と組むと、汚物に見舞われない→嫌な思いをしない→ネタが無い!?休憩前に掃除待ちの部屋が無くなり、階下の台所でX君が洗った食器を私がすすいで拭いて、談笑しながらリネンを折って…という具合の平和さ。
昼休み、足の指先が冷たかったのでX君の足の裏にくっ付けてみたら暖かくて柔らかかった。
X君「うわっ!冷たい!寝てる時に、冷たい足をお腹や背中にくっ付けられてビックリする時ある」
みかやん「ふ〜ん。誰が?」
X君「に、兄ちゃんが!兄ちゃんですよ!兄ちゃん!」
みかやん「兄ちゃんがそんなことするワケないよ。はは〜ん、女だね(笑」
X君「うちの兄ちゃんは、するんですっ!あ!ほらっここ、あったかい」
X君の指差す先を見たら、電気ポットの蒸気が吹き出す所だった。火傷するでしょうが!
最近じゃX君は私の前では鼻歌を歌ったり、自分の事をいっぱい喋ってくれたりで、随分と私に慣れ親しんでくれたと思ってたけど、女が出来てテンション上がってんのかい?確認の為にツッコミどころは外さない私。
X君は「プリクラは貼ったり持ち歩いたりしない」と言っていたのに、財布に1枚のプリクラを忍ばせている事が発覚した。それこそが特定の女と撮ったものなのだろう。
みかやん「どれ?オバサンに見せてご覧なさい」
X君「ダメです。ハートマークいっぱいだし”X君でぇす”とか書いてあるんで見せられません」
みかやん「そこまで言ったなら見せなさいよ。バイト先のオバサンに見せるぐらい何でもないじゃん!だいたいさ、あたしの知らない人でしょ?」
X君「ホントヤバいんで無理っす」
みかやん「ええ?知ってる人なの?Wさん?Dさん?ひょっとしてCさんとか?」
私が動揺してどうする。まぁ間違いなく犯罪の陰に女アリって事で…違う!X君に女の影が…。
女の影と言えば、フロント可愛い人がセットで部屋へ入ったら、ドアにコスプレの制服が掛かっていて「人が立ってるように見えてビックリしたの!どう見ても女の人の人影なんだもの!」と言ってた。
そーゆー可愛い人は、実際にドアの前に女性客が倒れていた時は、フロント二宮和也君の悪戯だと思って、意識を失って倒れてる人に「どうしたのさ?」なんて声をかけてたのよね。
話が逸れた…ってことは、あたしゃやっぱり動揺してんの?ここはシモネタでもして私らしさ(?)を取り戻さねば!
女だけの白チソ・黒チソバトルがX君に筒抜けだった。
X君「まぁ価値観の問題ですから」
みかやん「いや一般論だよ。アレは黒いもんでしょ?あの人達(Dさん&Yさん)がセクシャルマイノリティーつーの?白チソがいいなんて普通は1団体に1人居るか居ないかだよ。あ!んなこと言っててX君が白チソだったらゴメンナサイ」
X君「聞かれても困るけど”標準色”ってことで」
標準色?それって黒に近いの?白に近いの?ここはハッキリ白黒つけて貰わないと!でもそれ以上はつっこめなかった。
私は鼻風邪がぶり返したようでブンブンと鼻をかんでた。色気もへったくれも無い。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とYさん(50代前半・Bさん似)、Wさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)と愚鈍さんが早番、X君(20代前半・腰痛持ち)と私が遅番の勤務。
今シフト(10/16-11/15)はX君もベッドメイク係だったけど、来シフト(11/16-)ではフロント係に戻るらしく、ちょっと寂しい。大学の夏休み中は平日もココで働いていたX君だけど、冬休みは年末年始に成人式で長期間実家に滞在するらしく、それも寂しい気が…。
先々週、先週、今週、X君と組んでよく分かったけど、X君がニコニコと笑っててくれるだけでオバサンは幸せな気分で働けたし、実際テンションも上がって頑張れたし、X君の笑顔が汚物やイヤな出来事から私を遠ざけててくれてるんじゃないかとまで思えてきていた。
来週の土曜もX君と私がペアと決まってるけど、それが終わったら暫くはX君とすれ違いの勤務になるのが残念だ。みんなに冷やかされたりするような意味合いじゃなくてね。X君は「ようやくあのオバサンから解放される」と思ってるかも知れないけど。
つーわけでX君と組むと、汚物に見舞われない→嫌な思いをしない→ネタが無い!?休憩前に掃除待ちの部屋が無くなり、階下の台所でX君が洗った食器を私がすすいで拭いて、談笑しながらリネンを折って…という具合の平和さ。
昼休み、足の指先が冷たかったのでX君の足の裏にくっ付けてみたら暖かくて柔らかかった。
X君「うわっ!冷たい!寝てる時に、冷たい足をお腹や背中にくっ付けられてビックリする時ある」
みかやん「ふ〜ん。誰が?」
X君「に、兄ちゃんが!兄ちゃんですよ!兄ちゃん!」
みかやん「兄ちゃんがそんなことするワケないよ。はは〜ん、女だね(笑」
X君「うちの兄ちゃんは、するんですっ!あ!ほらっここ、あったかい」
X君の指差す先を見たら、電気ポットの蒸気が吹き出す所だった。火傷するでしょうが!
最近じゃX君は私の前では鼻歌を歌ったり、自分の事をいっぱい喋ってくれたりで、随分と私に慣れ親しんでくれたと思ってたけど、女が出来てテンション上がってんのかい?確認の為にツッコミどころは外さない私。
X君は「プリクラは貼ったり持ち歩いたりしない」と言っていたのに、財布に1枚のプリクラを忍ばせている事が発覚した。それこそが特定の女と撮ったものなのだろう。
みかやん「どれ?オバサンに見せてご覧なさい」
X君「ダメです。ハートマークいっぱいだし”X君でぇす”とか書いてあるんで見せられません」
みかやん「そこまで言ったなら見せなさいよ。バイト先のオバサンに見せるぐらい何でもないじゃん!だいたいさ、あたしの知らない人でしょ?」
X君「ホントヤバいんで無理っす」
みかやん「ええ?知ってる人なの?Wさん?Dさん?ひょっとしてCさんとか?」
私が動揺してどうする。まぁ間違いなく犯罪の陰に女アリって事で…違う!X君に女の影が…。
女の影と言えば、フロント可愛い人がセットで部屋へ入ったら、ドアにコスプレの制服が掛かっていて「人が立ってるように見えてビックリしたの!どう見ても女の人の人影なんだもの!」と言ってた。
そーゆー可愛い人は、実際にドアの前に女性客が倒れていた時は、フロント二宮和也君の悪戯だと思って、意識を失って倒れてる人に「どうしたのさ?」なんて声をかけてたのよね。
話が逸れた…ってことは、あたしゃやっぱり動揺してんの?ここはシモネタでもして私らしさ(?)を取り戻さねば!
女だけの白チソ・黒チソバトルがX君に筒抜けだった。
X君「まぁ価値観の問題ですから」
みかやん「いや一般論だよ。アレは黒いもんでしょ?あの人達(Dさん&Yさん)がセクシャルマイノリティーつーの?白チソがいいなんて普通は1団体に1人居るか居ないかだよ。あ!んなこと言っててX君が白チソだったらゴメンナサイ」
X君「聞かれても困るけど”標準色”ってことで」
標準色?それって黒に近いの?白に近いの?ここはハッキリ白黒つけて貰わないと!でもそれ以上はつっこめなかった。
私は鼻風邪がぶり返したようでブンブンと鼻をかんでた。色気もへったくれも無い。
ラブホ278日目:作業服
2006年11月4日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク16部屋+廊下掃除+ブラックライト拭き
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とX君(20代前半・腰痛持ち)が遅番、Wさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)とYさん、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私が早番の勤務。
出動前、Dさんが「私とEさんが組んだ日、風呂の排水溝と部屋がゲ□まみれだったの。部屋はそうでもなかったけど、排水溝はゲ□がてんこ盛りで…Eさんたら、そんな日に限って昼のお弁当がスパゲッティミートソースで…(合掌)」と教えてくれた。
深夜のラブホ勤めだった頃に比べたら、昼間のラブホ勤めではゲ□遭遇率は急降下したけど、やっぱり油断ならない。ラブホQで、男に置き去りにされたゲ□吐きまくりの全裸泥酔女性をトドしゃんと二人で介抱したのも今じゃいい想い出・・・でもないか。
出動して部屋に入ってから愚鈍さんの話になった。
先日、愚鈍さんがDさんに「私って怒る気も無くなるぐらい(変?バカ?)でしょ?よく言われるの」と言ってきたので、Dさんは気を遣って否定する義理も無く「うん。そうだね。どうしようもない」と答えたそうだ。
Dさん「だから愚鈍さんは自覚症状が有るんだよ。それなのにあぁなんだから、ホントどうしようもない。”でも怒っていいんだよ”だってさ(萎)。ね?どうしようもないでしょ?はあぁ〜(疲)。愚鈍さんの話はこれでおしまいにしよう」
みかやん「怒っても聞きつけないのに。Dさんには謙譲の美徳…みたいなイヤラシいアビールをしますからね」
愚鈍さんのように「怒る気もなくなるでしょ?」とか「私ってこんな性格だから」と言ってくる人に限って、第三者が呆れる程どうしようもない性格を当の本人は「満更でもない」か、むしろ「そんな自分が好き」ぐらいに思ってて、困ったことにそのテの人のそのテの発言は所詮”謙遜”でしかなかったりする。
その後、暫くDさんと私は交互にため息をついていた。最強にして宇宙一の反面教師である愚鈍さんには、さすがのDさんも為す術が無いのだろうか?
昼休みは遅番のEさんとX君が戻る前に、例の白チソvs黒チソの女談義で萌えた(まだ言ってる)。50代のYさんなら当然黒チソ派だろうと思ったのに、Yさんが「白い方が可愛いよね♪」と言った事から、また白熱化した。50年以上生きてると白チソ遭遇率も上がるらしい。
休憩明けに廊下を歩いていたら作業服姿の男性と遭遇した。メンテナンスの業者さんなんだろうと思って「お疲れ様です」と言おうとしたら、作業服姿の男性の後ろに女性客が居るのが見えたので、Dさんと慌ててエレベーターホールへ逃げた。
みかやん「今ヤバかったですよ。もう少しでお客さんに”お疲れ様です”って言っちゃうところでした。ソレを言ったらCさんを笑えないですからね」
Dさん「あはは!ホントだよね。あん時のCさんは、部屋から出てきたフロント二宮和也似君とは似ても似つかないお客さんに思いっきり愛想良く”お疲れ様です♪”って言っちゃって”フロント二宮君にソックリだった”って言ってたからね」
一戦交えてお疲れの男性客にホントに「お疲れ様です♪」と言っちゃったCさんの話は、まぁ間違いではないにしろ何度思い出しても笑える。
夕方、廊下を歩いていたら別の作業服姿の男性客に遭ってしまい、今度はすぐに目で連れが居ないか確認した。するとまた作業服姿の男性の後ろに女性が居たので慌てて隠れた。
みかやん「作業服はヤバいっすよ。また”お疲れ様です”って言っちゃうところじゃないですか。紛らわしいったらありゃしないです」
Dさん「や、ホントだよね。なんでまた作業服なんだか・・・」
その後、Dさんのため息の理由が愚鈍さんのことばかりでは無い事を打ち明けてくれた。Dさんは苦悩して今まさにリセットボタンを押そうとしているところだった。リセットボタンを押せるのは若い人の特権だと思う。また一から始めればいい。
若いっていいな…苦悩しているDさんには本当に申し訳ないが、私にはDさんの若さが眩かった。
遠い目をして真面目にそんな事を思っている一方で私あたりは「あれ?作業服の男性が廊下を二人で歩いてたとしたら、間違いなく業者さんだと思って”お疲れ様です”と言っちゃうけど、ゲイのカップルかも知れないよね」なんて考えが頭を過ってた。
さすがに苦悩中のDさんの前では不謹慎過ぎて言えなかった。
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とX君(20代前半・腰痛持ち)が遅番、Wさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)とYさん、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私が早番の勤務。
出動前、Dさんが「私とEさんが組んだ日、風呂の排水溝と部屋がゲ□まみれだったの。部屋はそうでもなかったけど、排水溝はゲ□がてんこ盛りで…Eさんたら、そんな日に限って昼のお弁当がスパゲッティミートソースで…(合掌)」と教えてくれた。
深夜のラブホ勤めだった頃に比べたら、昼間のラブホ勤めではゲ□遭遇率は急降下したけど、やっぱり油断ならない。ラブホQで、男に置き去りにされたゲ□吐きまくりの全裸泥酔女性をトドしゃんと二人で介抱したのも今じゃいい想い出・・・でもないか。
出動して部屋に入ってから愚鈍さんの話になった。
先日、愚鈍さんがDさんに「私って怒る気も無くなるぐらい(変?バカ?)でしょ?よく言われるの」と言ってきたので、Dさんは気を遣って否定する義理も無く「うん。そうだね。どうしようもない」と答えたそうだ。
Dさん「だから愚鈍さんは自覚症状が有るんだよ。それなのにあぁなんだから、ホントどうしようもない。”でも怒っていいんだよ”だってさ(萎)。ね?どうしようもないでしょ?はあぁ〜(疲)。愚鈍さんの話はこれでおしまいにしよう」
みかやん「怒っても聞きつけないのに。Dさんには謙譲の美徳…みたいなイヤラシいアビールをしますからね」
愚鈍さんのように「怒る気もなくなるでしょ?」とか「私ってこんな性格だから」と言ってくる人に限って、第三者が呆れる程どうしようもない性格を当の本人は「満更でもない」か、むしろ「そんな自分が好き」ぐらいに思ってて、困ったことにそのテの人のそのテの発言は所詮”謙遜”でしかなかったりする。
その後、暫くDさんと私は交互にため息をついていた。最強にして宇宙一の反面教師である愚鈍さんには、さすがのDさんも為す術が無いのだろうか?
昼休みは遅番のEさんとX君が戻る前に、例の白チソvs黒チソの女談義で萌えた(まだ言ってる)。50代のYさんなら当然黒チソ派だろうと思ったのに、Yさんが「白い方が可愛いよね♪」と言った事から、また白熱化した。50年以上生きてると白チソ遭遇率も上がるらしい。
休憩明けに廊下を歩いていたら作業服姿の男性と遭遇した。メンテナンスの業者さんなんだろうと思って「お疲れ様です」と言おうとしたら、作業服姿の男性の後ろに女性客が居るのが見えたので、Dさんと慌ててエレベーターホールへ逃げた。
みかやん「今ヤバかったですよ。もう少しでお客さんに”お疲れ様です”って言っちゃうところでした。ソレを言ったらCさんを笑えないですからね」
Dさん「あはは!ホントだよね。あん時のCさんは、部屋から出てきたフロント二宮和也似君とは似ても似つかないお客さんに思いっきり愛想良く”お疲れ様です♪”って言っちゃって”フロント二宮君にソックリだった”って言ってたからね」
一戦交えてお疲れの男性客にホントに「お疲れ様です♪」と言っちゃったCさんの話は、まぁ間違いではないにしろ何度思い出しても笑える。
夕方、廊下を歩いていたら別の作業服姿の男性客に遭ってしまい、今度はすぐに目で連れが居ないか確認した。するとまた作業服姿の男性の後ろに女性が居たので慌てて隠れた。
みかやん「作業服はヤバいっすよ。また”お疲れ様です”って言っちゃうところじゃないですか。紛らわしいったらありゃしないです」
Dさん「や、ホントだよね。なんでまた作業服なんだか・・・」
その後、Dさんのため息の理由が愚鈍さんのことばかりでは無い事を打ち明けてくれた。Dさんは苦悩して今まさにリセットボタンを押そうとしているところだった。リセットボタンを押せるのは若い人の特権だと思う。また一から始めればいい。
若いっていいな…苦悩しているDさんには本当に申し訳ないが、私にはDさんの若さが眩かった。
遠い目をして真面目にそんな事を思っている一方で私あたりは「あれ?作業服の男性が廊下を二人で歩いてたとしたら、間違いなく業者さんだと思って”お疲れ様です”と言っちゃうけど、ゲイのカップルかも知れないよね」なんて考えが頭を過ってた。
さすがに苦悩中のDさんの前では不謹慎過ぎて言えなかった。
ラブホ277日目:依存
2006年11月2日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク26部屋+ベッドのみ1部屋
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とYさん(50代前半・スナックのママ)と私の三人勤務。Sさんも私も暫くDさんと勤務が合ってなくて、久しぶりに会えると楽しみにしていたのにDさんが欠勤した。
私は昨日初めてYさんと二人で組んだけど、それまでの間、クジ引きでSさんとYさんが組む事が多く、もはや二人の間には阿吽の呼吸みたいなのが有って、それはいいんだけど、ちょっと違うような・・・。
Sさんと私がベッドを組んでいたら、風呂から「うわっ!ちょっと!何コレ?ちょ、ちょっと!ティッシュ!」というYさんの声。するとSさんが「はい!」と返事をしてベッド組みをそっちのけでティッシュを持って風呂へ走ってった。
あれ?
Sさんは自分の洗面&トイレ係を終えると風呂の前に座り込み、風呂の中に居るYさんへ乾いたダスターを渡したり濡れたダスターを受け取ったり。まるでオペ中の執刀医と助手の看護師のようなノリ。
あれれ??
次の部屋へ行ったら、Yさんの足元に使用済みスキンを膨らませたスキン風船が転がってきた。驚いたYさんが「うわっ!中身(白子)入ってる!どうしよう!ちょっと!」と叫ぶと、またSさんが「はい!」と返事をしてスキン風船をゴミ袋へ入れた。
あれれれ???
この疎外感は何?そうじゃなくて!端で見てたら、もう完全にSさんがYさんの助手になってるし、YさんはSさんに依存しまくりじゃないの!はああっ?その後もYさんが「ちょっと!」と言う度、Sさんが「はい!」と言って自分の仕事を中断させて駆けつける始末。
辞めたBさん(元スナックのママ)も、後輩達をBさんの店の女の子と勘違いして顎で使うような振る舞いが多々見受けられた。
Yさんと私がベッドを組むと、Yさんはしきりに「Sさんてホントにいい子」とか「私のような者にもSさんは良くしてくれる」と褒めちぎるけど、「いい子」と言う時点で店の女の子って目で見てないかい?ココじゃSさんはYさんの先輩なんですけど…。
ひょっとして私にも遠回しに「Sさんのように動け」と強要してる?基本的に自分の担当の仕事を時間内に自分でするって仕事なんで、手伝ってくれる人=いい人という発想じゃ短絡的過ぎやしませんかい?
私とて手を貸すのを惜しむ気持ちは微塵も無い。けど、新人のYさんはまだ時間がかかって当たり前の状態だし、今は時間を気にするより場数を踏んで手強い状況にもある程度対応できるようになって欲しい。その為にも組んだ者が必要以上に手を貸してはイカンと思う。
まして愚鈍さんのように新人を相手に時間ばかり気にするようじゃ…(以下自粛)。
昨日はYさんの愚鈍さんへの思いを聞いて「でしょう!そうでしょう!」と思ったんだけどね。スナックのママぶりが悪い形で現れるとこっちも困る。
Yさんは朝から「飲み過ぎた」と言ってグッタリしてたけど、こっちが「仕事の掛け持ちしてくれ」と頼んだわけじゃないんだから、自分の都合で掛け持ちしてる以上、両方の職場に迷惑をかけない甘えないというのが掛け持ちさせて頂く側の礼儀だと思って私もバイトの掛け持ちをしてた。
今日も暗くてイヤだわ。
そう言えば昨日、Yさんが語っている間、私は風呂で酷い目に遭っていた。
何か匂うなと思いながら浴槽を覗いたら、浴槽の手前側の壁に茶色い飛沫が飛び散り、茶色いトイレットペーパーの欠片が無数に付着して乾いてた。幸い、浴槽の底がゲーリーでドロドロというような最悪の状態は避けられたけど。
お客さんも中途半端だよね。軽く流してくれたのは有り難いにしても、どうせなら飛沫やらトイレットペーパーやらも流してお帰り頂きたかったわ。妙なマーキングとか名刺代わりに残して行くのとかホント勘弁してほしい。
叫びたいほど酷い状態だったけど、相手は新人さんだし、Yさんの話の腰を折るわけにもいかず、むしろしっかり聞きたい話だったので、息を止めて泣きながらシャワーで流してみたものの、乾ききってたからホントに大変だったんだから(泣)窒息するとこだったんだから(泣)。
帰り道でSさんには「も少しYさんを突き放した方が…」と言ったけど通じただろうか?
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とYさん(50代前半・スナックのママ)と私の三人勤務。Sさんも私も暫くDさんと勤務が合ってなくて、久しぶりに会えると楽しみにしていたのにDさんが欠勤した。
私は昨日初めてYさんと二人で組んだけど、それまでの間、クジ引きでSさんとYさんが組む事が多く、もはや二人の間には阿吽の呼吸みたいなのが有って、それはいいんだけど、ちょっと違うような・・・。
Sさんと私がベッドを組んでいたら、風呂から「うわっ!ちょっと!何コレ?ちょ、ちょっと!ティッシュ!」というYさんの声。するとSさんが「はい!」と返事をしてベッド組みをそっちのけでティッシュを持って風呂へ走ってった。
あれ?
Sさんは自分の洗面&トイレ係を終えると風呂の前に座り込み、風呂の中に居るYさんへ乾いたダスターを渡したり濡れたダスターを受け取ったり。まるでオペ中の執刀医と助手の看護師のようなノリ。
あれれ??
次の部屋へ行ったら、Yさんの足元に使用済みスキンを膨らませたスキン風船が転がってきた。驚いたYさんが「うわっ!中身(白子)入ってる!どうしよう!ちょっと!」と叫ぶと、またSさんが「はい!」と返事をしてスキン風船をゴミ袋へ入れた。
あれれれ???
この疎外感は何?そうじゃなくて!端で見てたら、もう完全にSさんがYさんの助手になってるし、YさんはSさんに依存しまくりじゃないの!はああっ?その後もYさんが「ちょっと!」と言う度、Sさんが「はい!」と言って自分の仕事を中断させて駆けつける始末。
辞めたBさん(元スナックのママ)も、後輩達をBさんの店の女の子と勘違いして顎で使うような振る舞いが多々見受けられた。
Yさんと私がベッドを組むと、Yさんはしきりに「Sさんてホントにいい子」とか「私のような者にもSさんは良くしてくれる」と褒めちぎるけど、「いい子」と言う時点で店の女の子って目で見てないかい?ココじゃSさんはYさんの先輩なんですけど…。
ひょっとして私にも遠回しに「Sさんのように動け」と強要してる?基本的に自分の担当の仕事を時間内に自分でするって仕事なんで、手伝ってくれる人=いい人という発想じゃ短絡的過ぎやしませんかい?
私とて手を貸すのを惜しむ気持ちは微塵も無い。けど、新人のYさんはまだ時間がかかって当たり前の状態だし、今は時間を気にするより場数を踏んで手強い状況にもある程度対応できるようになって欲しい。その為にも組んだ者が必要以上に手を貸してはイカンと思う。
まして愚鈍さんのように新人を相手に時間ばかり気にするようじゃ…(以下自粛)。
昨日はYさんの愚鈍さんへの思いを聞いて「でしょう!そうでしょう!」と思ったんだけどね。スナックのママぶりが悪い形で現れるとこっちも困る。
Yさんは朝から「飲み過ぎた」と言ってグッタリしてたけど、こっちが「仕事の掛け持ちしてくれ」と頼んだわけじゃないんだから、自分の都合で掛け持ちしてる以上、両方の職場に迷惑をかけない甘えないというのが掛け持ちさせて頂く側の礼儀だと思って私もバイトの掛け持ちをしてた。
今日も暗くてイヤだわ。
そう言えば昨日、Yさんが語っている間、私は風呂で酷い目に遭っていた。
何か匂うなと思いながら浴槽を覗いたら、浴槽の手前側の壁に茶色い飛沫が飛び散り、茶色いトイレットペーパーの欠片が無数に付着して乾いてた。幸い、浴槽の底がゲーリーでドロドロというような最悪の状態は避けられたけど。
お客さんも中途半端だよね。軽く流してくれたのは有り難いにしても、どうせなら飛沫やらトイレットペーパーやらも流してお帰り頂きたかったわ。妙なマーキングとか名刺代わりに残して行くのとかホント勘弁してほしい。
叫びたいほど酷い状態だったけど、相手は新人さんだし、Yさんの話の腰を折るわけにもいかず、むしろしっかり聞きたい話だったので、息を止めて泣きながらシャワーで流してみたものの、乾ききってたからホントに大変だったんだから(泣)窒息するとこだったんだから(泣)。
帰り道でSさんには「も少しYさんを突き放した方が…」と言ったけど通じただろうか?
ラブホ276日目:暗い話
2006年11月1日 らぶほ211:30-17:00 本メイク6部屋+クイックメイク2部屋+ベッドのみ1
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん、Yさん(50代前半・Bさん似)と私の勤務。遂に初めてYさんと二人で組むことになった。
部屋に入るとYさんが「みかやんさん、すみません。私、遅いんで、申し訳ないんですがゆっくりでお願いします」と言ってきた。愚鈍さんの先輩ぶってるけどピントがズレたアドバイスのせいだとピンときた。
きっと「みかやんて言葉遣いにうるさいから」とか「みかやんは仕事早いけど、振り回されてやり直しになったら何もならないから」と言われたに違いない。私は愚鈍さんに「敬語が使えないという以前に、言う事がいちいち慇懃無礼だ」と言ったつもりだったのにね。
それを見越してYさんには「敬語はやめてよ〜。土日はともかく今日みたいな平日でヒマな日に無駄に走り回る人もいるけど、真似しなくていいからね。怪我したら何もならないし、変に慌てて逆に仕事増やしたらもっと大変になるでしょ」と言って微笑んだ。
案の定Yさんは「あれっ?いいの?」と言って、肩すかしされたみたいになってた。少し経ってYさんの方から言ってきた。
「愚鈍さんが走り回るから”そんなに走らなきゃならないの?”って聞いたら”走ってるつもりないっ(怒)!”って言われて…。あの人が遅くなった時は何も言わないのに、私のせいで遅くなったら”こんなに時間かかると思わなかった”とか”次の部屋どうしよう?時間あるかな?”って時間の事ばかり凄くうるさく言われて…」と。
ほらやっぱり愚鈍さんじゃん。「こんなんじゃ、みかやんと組んだらもっと大変だよ」ぐらい脅かされたんだろう。Yさんには「走り回って疲れるのは本人だけだから私は黙ってるけど、無駄じゃないのかなぁ。それでも新人のYさんより仕事が遅い時もあるなら要領が悪いのかなぁ…」と濁しておいた。
昼休み、先日Yさんが配った名刺に愚鈍さんがケチをつけた。「うちの旦那にYさんの名刺を見せたら”893の名刺みたい、右○か左○の人?”って言ってた。うちの旦那は仕事柄いろんな業界の人の名刺を貰うから、名刺を見ただけで何の仕事か分かるの」と何故か旦那自慢も入ってた。
休憩明けにYさんが「私は気に入ってる名刺なんだけど893風なのかなぁ」としきりに気にしていたので「愚鈍さんて先輩や年長者に平気で失礼な事を言うの。今迄いろんな人に注意されても治らないからみんな諦めちゃってて…諦めるのも良くないんだけど、どうしようもなくて…」と言った。
遂にYさんも「愚鈍さんて子供が居ないって話だから本人が子供なんだとか、天然ボケの人なんだと思ってたけど、違うんだね!トシとってる分、悪知恵ついてああなんだね!」と核心に迫ってきた。
みなまで言わずともお分かり頂けたようで、さすがスナックのママさんだわ。展開が早かったもん。って私も悪よのぉ。そう仕向けたじゃろ?
続けてYさんは「愚鈍さんて惨めだねぇ。普通は先輩なり年長者なりが愚鈍さんに分かるまで言い含めるもんだよ。誰にも助けて貰えないって不幸だよね」
「確かに周りが諦めてしまうのも良くないよ。少しも本人の為にならないし、なぁなぁになってたらこっちが我慢させられるばかりでしょ。Sさんの方が先輩なのに愚鈍さんは完全にSさんをバカにしてるし、Sさんも気を遣って我慢してるみたいだもの」
で、最後に「それぐらいなら無視した方が分からせる意味ではまだ救いが有ると思うよ。みんなもう愛想も小想も尽き果てて同情の欠片も残ってないんだ。哀れだねぇ。なるべくしてああなったのか、あのトシまで誰も親身になってくれなかったって事だよね」とつぶやいた。
確かに、上の人が愚鈍さんを放置すると弱い立場の者へしわ寄せが及ぶんだよね。私は愚鈍さんに対して「あなたは受け入れ難いモノを持ってる」って意味で愛を持って関わらずにいるし、互いの成長を願って突き放してるんで、愛は有るつもりだけど。
愚鈍さんのことを考えると、やっぱりもどかしい。
Yさんの話を聞きながら、こんなことを考えてる間、実は私はそれどころじゃなかったけど、それは明日の日記に書こっと。
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん、Yさん(50代前半・Bさん似)と私の勤務。遂に初めてYさんと二人で組むことになった。
部屋に入るとYさんが「みかやんさん、すみません。私、遅いんで、申し訳ないんですがゆっくりでお願いします」と言ってきた。愚鈍さんの先輩ぶってるけどピントがズレたアドバイスのせいだとピンときた。
きっと「みかやんて言葉遣いにうるさいから」とか「みかやんは仕事早いけど、振り回されてやり直しになったら何もならないから」と言われたに違いない。私は愚鈍さんに「敬語が使えないという以前に、言う事がいちいち慇懃無礼だ」と言ったつもりだったのにね。
それを見越してYさんには「敬語はやめてよ〜。土日はともかく今日みたいな平日でヒマな日に無駄に走り回る人もいるけど、真似しなくていいからね。怪我したら何もならないし、変に慌てて逆に仕事増やしたらもっと大変になるでしょ」と言って微笑んだ。
案の定Yさんは「あれっ?いいの?」と言って、肩すかしされたみたいになってた。少し経ってYさんの方から言ってきた。
「愚鈍さんが走り回るから”そんなに走らなきゃならないの?”って聞いたら”走ってるつもりないっ(怒)!”って言われて…。あの人が遅くなった時は何も言わないのに、私のせいで遅くなったら”こんなに時間かかると思わなかった”とか”次の部屋どうしよう?時間あるかな?”って時間の事ばかり凄くうるさく言われて…」と。
ほらやっぱり愚鈍さんじゃん。「こんなんじゃ、みかやんと組んだらもっと大変だよ」ぐらい脅かされたんだろう。Yさんには「走り回って疲れるのは本人だけだから私は黙ってるけど、無駄じゃないのかなぁ。それでも新人のYさんより仕事が遅い時もあるなら要領が悪いのかなぁ…」と濁しておいた。
昼休み、先日Yさんが配った名刺に愚鈍さんがケチをつけた。「うちの旦那にYさんの名刺を見せたら”893の名刺みたい、右○か左○の人?”って言ってた。うちの旦那は仕事柄いろんな業界の人の名刺を貰うから、名刺を見ただけで何の仕事か分かるの」と何故か旦那自慢も入ってた。
休憩明けにYさんが「私は気に入ってる名刺なんだけど893風なのかなぁ」としきりに気にしていたので「愚鈍さんて先輩や年長者に平気で失礼な事を言うの。今迄いろんな人に注意されても治らないからみんな諦めちゃってて…諦めるのも良くないんだけど、どうしようもなくて…」と言った。
遂にYさんも「愚鈍さんて子供が居ないって話だから本人が子供なんだとか、天然ボケの人なんだと思ってたけど、違うんだね!トシとってる分、悪知恵ついてああなんだね!」と核心に迫ってきた。
みなまで言わずともお分かり頂けたようで、さすがスナックのママさんだわ。展開が早かったもん。って私も悪よのぉ。そう仕向けたじゃろ?
続けてYさんは「愚鈍さんて惨めだねぇ。普通は先輩なり年長者なりが愚鈍さんに分かるまで言い含めるもんだよ。誰にも助けて貰えないって不幸だよね」
「確かに周りが諦めてしまうのも良くないよ。少しも本人の為にならないし、なぁなぁになってたらこっちが我慢させられるばかりでしょ。Sさんの方が先輩なのに愚鈍さんは完全にSさんをバカにしてるし、Sさんも気を遣って我慢してるみたいだもの」
で、最後に「それぐらいなら無視した方が分からせる意味ではまだ救いが有ると思うよ。みんなもう愛想も小想も尽き果てて同情の欠片も残ってないんだ。哀れだねぇ。なるべくしてああなったのか、あのトシまで誰も親身になってくれなかったって事だよね」とつぶやいた。
確かに、上の人が愚鈍さんを放置すると弱い立場の者へしわ寄せが及ぶんだよね。私は愚鈍さんに対して「あなたは受け入れ難いモノを持ってる」って意味で愛を持って関わらずにいるし、互いの成長を願って突き放してるんで、愛は有るつもりだけど。
愚鈍さんのことを考えると、やっぱりもどかしい。
Yさんの話を聞きながら、こんなことを考えてる間、実は私はそれどころじゃなかったけど、それは明日の日記に書こっと。
ラブホ275日目:怒濤る
2006年10月30日 らぶほ2
11:30-18:00 本メイク3部屋+クイックメイク13部屋+ベッドのみ1
今日はCさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)、愚鈍さんと私の勤務。昨日はX君と組んだ時の愚鈍さんの様子を聞いたばかりなのに、愚鈍さんとペアのクジを引いてしまって、いつもより「当たりが悪い」と感じてしまった。
おまけに愚鈍さんと私のペアだけクイックメイクを1部屋やってから本メイクをしなければならず、ますます「ツイてない」と思えてきた。こうなるとピグマリオン効果が逆に作用し始めて「やっぱり愚鈍さんなんか嫌い!」という無意識の誘導が行われてしまうのよ。
それじゃ元の木阿弥なのよ!って事で、気持ちを切り替えてクイックメイクの部屋へ向かった。私はその部屋では洗面&部屋係だった。
ベッドを組み終えて洗面所へ向かったら、洗う食器はてんこ盛り、鏡は洗顔やら歯磨きのハネでドロドロ、洗面台は水浸しという酷い状況で、いつもの私なら「ゲッ!なんて手強い!」と萎える有様だ。
でも「お客さんたら朝っぱらから私に修行の場をありがとう。こんなの私の手にかかったらチョロいもんよ」と思い直して、とっとと片付けて部屋へ。
洗った食器を収納しようと食器棚の前に立ったら、足の裏にザラザラした感触があった。とたんに物凄〜くイヤ〜な予感を覚えつつ足元を見たら、ドリップコーヒーの中身が完璧に床にぶちまけられていた。
「くっ(我慢)・・・くおおおおっ!」やっぱり我慢ならん!何がムカつくってコーヒーが一番ムカつくのよ。もっとよく見たら、絨毯の上とクロスの上にまたがってぶちまけられているというタチの悪さ。
潔く掃除機を持ってこようか…でもこの階に無かったら掃除機難民になって各階を彷徨わなければならないのよね…イヤよ私、急いでいるの…あ!こんな時の為に絨毯用粘着シート・通称コロコロを持っていたんだわ(喜)
少しコロコロをかけただけで絨毯の上は随分と奇麗になった、いそいそと粘着シートをめくろうとしたら、なんと!粘着シートがほんの一巻きしかついてなかった(泣)
社員さんへ「粘着シートの替えをエレベーターに乗せて下さい」と連絡したのに忘れられ、その階には掃除機が無く彷徨い、踏んだり蹴ったりだ。かなり時間が経ってからようやく掃除機をかけ始めた。
さすがに愚鈍さんも自分の仕事を終えてはいるが手伝いたくないので自分の仕事をしているフリが見え見えなのに「何かこぼれてた?」と嬉しそうに言ってきた。私も事も無げに「はい。コーヒーが少々」と答えた。
もう無理!今日という今日は言わせて貰う!
「ドトールコーヒーさん!お宅のドリップコーヒーを逆さまにぶちまけるお客さんが後を絶たないんですよ!どっちが上か老眼の人にも見えるように、もっと言えばオバカさんにも分かるように、ハッキリと記して頂きたいものですわ!1杯19円か幾らか知りませんけど、これじゃ不親切じゃないですかっ!」
まぁ世間ではこれを「八つ当たり」と言うんですけど(苦笑)
掃除機をかけてから怒濤の部屋掃除を開始。ベッドの枕元はローションがこぼれてネロネロだし、カラオケマイクやカラオケ本は出しっぱで放置、クローゼット内のハンガーが洗面所のドアストッパーに掛かっていたり、本当に荒らされ放題の部屋だった。
やっとの思いでテーブルの拭き掃除に漕ぎ着けたら、テーブルの上はタバコの灰と砂糖まみれになってた。その傍らにアンケート用紙が有り、アンケートには細かい文字でグダグダと「暑い」だの「TVの画面が大き過ぎ」だの大層なモンクが書き綴られていた。
ごめんなさい。仰るとおりとは思うんですけど…「お前が言うな!」だよ!
まぁ世間ではこれも「八つ当たり」と言いますね(苦笑)
この部屋1つで今日一日のエネルギーを使い果たした気がした。本当は休憩前に本メイクを4部屋しなければならないが、丁度本メイクをする部屋が無くなったのと、フロントからの「クイックメイクに切り替えて下さい」と指示があったのとで、本メイクは3部屋で済んだ。
天の助け…と思った。
今日はCさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)、愚鈍さんと私の勤務。昨日はX君と組んだ時の愚鈍さんの様子を聞いたばかりなのに、愚鈍さんとペアのクジを引いてしまって、いつもより「当たりが悪い」と感じてしまった。
おまけに愚鈍さんと私のペアだけクイックメイクを1部屋やってから本メイクをしなければならず、ますます「ツイてない」と思えてきた。こうなるとピグマリオン効果が逆に作用し始めて「やっぱり愚鈍さんなんか嫌い!」という無意識の誘導が行われてしまうのよ。
それじゃ元の木阿弥なのよ!って事で、気持ちを切り替えてクイックメイクの部屋へ向かった。私はその部屋では洗面&部屋係だった。
ベッドを組み終えて洗面所へ向かったら、洗う食器はてんこ盛り、鏡は洗顔やら歯磨きのハネでドロドロ、洗面台は水浸しという酷い状況で、いつもの私なら「ゲッ!なんて手強い!」と萎える有様だ。
でも「お客さんたら朝っぱらから私に修行の場をありがとう。こんなの私の手にかかったらチョロいもんよ」と思い直して、とっとと片付けて部屋へ。
洗った食器を収納しようと食器棚の前に立ったら、足の裏にザラザラした感触があった。とたんに物凄〜くイヤ〜な予感を覚えつつ足元を見たら、ドリップコーヒーの中身が完璧に床にぶちまけられていた。
「くっ(我慢)・・・くおおおおっ!」やっぱり我慢ならん!何がムカつくってコーヒーが一番ムカつくのよ。もっとよく見たら、絨毯の上とクロスの上にまたがってぶちまけられているというタチの悪さ。
潔く掃除機を持ってこようか…でもこの階に無かったら掃除機難民になって各階を彷徨わなければならないのよね…イヤよ私、急いでいるの…あ!こんな時の為に絨毯用粘着シート・通称コロコロを持っていたんだわ(喜)
少しコロコロをかけただけで絨毯の上は随分と奇麗になった、いそいそと粘着シートをめくろうとしたら、なんと!粘着シートがほんの一巻きしかついてなかった(泣)
社員さんへ「粘着シートの替えをエレベーターに乗せて下さい」と連絡したのに忘れられ、その階には掃除機が無く彷徨い、踏んだり蹴ったりだ。かなり時間が経ってからようやく掃除機をかけ始めた。
さすがに愚鈍さんも自分の仕事を終えてはいるが手伝いたくないので自分の仕事をしているフリが見え見えなのに「何かこぼれてた?」と嬉しそうに言ってきた。私も事も無げに「はい。コーヒーが少々」と答えた。
もう無理!今日という今日は言わせて貰う!
「ドトールコーヒーさん!お宅のドリップコーヒーを逆さまにぶちまけるお客さんが後を絶たないんですよ!どっちが上か老眼の人にも見えるように、もっと言えばオバカさんにも分かるように、ハッキリと記して頂きたいものですわ!1杯19円か幾らか知りませんけど、これじゃ不親切じゃないですかっ!」
まぁ世間ではこれを「八つ当たり」と言うんですけど(苦笑)
掃除機をかけてから怒濤の部屋掃除を開始。ベッドの枕元はローションがこぼれてネロネロだし、カラオケマイクやカラオケ本は出しっぱで放置、クローゼット内のハンガーが洗面所のドアストッパーに掛かっていたり、本当に荒らされ放題の部屋だった。
やっとの思いでテーブルの拭き掃除に漕ぎ着けたら、テーブルの上はタバコの灰と砂糖まみれになってた。その傍らにアンケート用紙が有り、アンケートには細かい文字でグダグダと「暑い」だの「TVの画面が大き過ぎ」だの大層なモンクが書き綴られていた。
ごめんなさい。仰るとおりとは思うんですけど…「お前が言うな!」だよ!
まぁ世間ではこれも「八つ当たり」と言いますね(苦笑)
この部屋1つで今日一日のエネルギーを使い果たした気がした。本当は休憩前に本メイクを4部屋しなければならないが、丁度本メイクをする部屋が無くなったのと、フロントからの「クイックメイクに切り替えて下さい」と指示があったのとで、本メイクは3部屋で済んだ。
天の助け…と思った。
ラブホ274日目:森三中
2006年10月29日 らぶほ2 コメント (2)11:00-18:00 クイックメイク18部屋+ベッドのみ1+リネン折り
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)、X君(20代前半・腰痛持ち)と私の勤務。先週X君と組んだ時は一日中トイレ通いのシッコタレ、今日は一日中鼻かみ倒しのハナタレだ。ごめんよ、X君。別にX君アレルギーじゃないから。
何気に「昨日、誰と組んだの?」と聞いたら、X君は「あれ〜?」と言ったきり固まってしまった。ええええ、この若さで昨日のことが分からないって何事?「EさんかYさんか愚鈍さんだと思うんだ…」と言う私に「や、ちょっと待って」と考え込むX君。重症であるようだ。
何部屋かベッドメイクして忘れかけた頃にX君が「思い出した!愚鈍さんでした!あの人、ゆっくりゆっくりやってました」と言った。余程、印象に残らなかったらしい。平日に私と組んだら走って走って無駄に大慌てで大急ぎな人が、土日のクソ忙しい時にゆっくりってホント意味が分からない。
しかも愚鈍さんの一番はた迷惑な行動だった”ベッドを組んだ後、暫く部屋で作業をして洗面所に来るのが遅いから、相方が風呂係を終えても愚鈍さんが洗面所にいるせいで風呂係が洗面所の床を拭けない”というのをX君の前では未だにやってるそうだ。
EさんやCさんや私が何度も何度も注意したから私達の前では、やらなくなっただけで、愚鈍さんの後輩達は未だに迷惑してるって事らしい。X君も「仕方ないんで風呂終わったら真っ直ぐトイレ掃除して合わせてます」と呆れ&諦めモードになっていた。
先日の愚鈍さんの”ミストサウナ事件”を話したら、X君も「あはは!スイッチ入ったままじゃダメですよね!」と大笑いだった。本来は笑い話なハズなのに、あの時は愚鈍さんが軽くキレたから笑えなかったんだよね…。
みかやん「愚鈍さんて介護支援サービスの人とか後見人が必要だよね」
X君「要りますね!(笑)」
みかやん「ホントは一人で社会に出たりしちゃいけない人なんだと思う」
X君「あぁ〜、ダメっすね(キッパリ)」
後輩達にもキッチリと任務を果たしていただなんて、さすが宇宙一の反面教師・愚鈍さんだわ!
昼休み、フロント可愛い人が昨日の話を教えてくれた。昨日、どう見ても中学生という男子2名&女子2名が4人で普通の2P部屋に入ったところ、フロントから連絡が行ったようで4人でその部屋を出てワイワイと4P部屋へ向かったそうだ。
みかやん「X君も中学生には負けてられないよ」
X君「あ〜、負けてますねぇ(笑)」
この話を聞いてSさんが笑ってた。
みかやん「Sちゃんだって、ドラマの”14歳の母”に負けてられないよ。”19歳の祖母”を目指さないと(笑)」
Sさん「やろうと思えば出来…?そんな!うちは幾つで子供産むんですかっ!4歳か…5歳で?ええっ?無理っ!うち、無理っ!」
Sさんじゃなくても無理だってば。Sさんてホントにからかい甲斐が有る。
今や完全に土日祝祭日勤務から外れたCさんはどうしているのか?とWさんが気にかけていたので「CさんとYさんとで”森ちゃん””中ちゃん”と呼び合って仲良くしてるし元気だよ」と伝えた。
するとWさんが「ええ!凄い!CさんとYさんにみかやんが加わったら”森三中”じゃないですか!」と言った。あたしゃそんなの・・・イヤだ(笑)。森三中もどうか?と思うし、CさんやYさんの組に入るには私は若過ぎる(ヲイヲイ、自分で言うな)。
だって、CさんとYさんの話が噛み合ないまま盛り上がりつつ進んで行く会話に私はまだついてけないもの。でも、どうせ森三中呼ばわりされるなら、せめて私は黒沢的な扱いでお願いしたいわ…って、それも違う気が・・・。
夕方、X君とミストサウナ付きの部屋へ向かう事になった。
みかやん「ミストの電源入れたまま”水が出る”とか言っちゃイヤだよ」
X君「はい。つーか、それ以前に40分も粘れませんから(笑)」
みかやん「あはは!だよね(笑)」
その後もX君といろんな話をした。
みかやん「X君て同世代の子と比べて、やっぱり無垢だよね」
X君「え?無知?」
みかやん「無知じゃなくて無垢!も〜(笑)」
あんまりからかっちゃイケナイ気がしてきた。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)、X君(20代前半・腰痛持ち)と私の勤務。先週X君と組んだ時は一日中トイレ通いのシッコタレ、今日は一日中鼻かみ倒しのハナタレだ。ごめんよ、X君。別にX君アレルギーじゃないから。
何気に「昨日、誰と組んだの?」と聞いたら、X君は「あれ〜?」と言ったきり固まってしまった。ええええ、この若さで昨日のことが分からないって何事?「EさんかYさんか愚鈍さんだと思うんだ…」と言う私に「や、ちょっと待って」と考え込むX君。重症であるようだ。
何部屋かベッドメイクして忘れかけた頃にX君が「思い出した!愚鈍さんでした!あの人、ゆっくりゆっくりやってました」と言った。余程、印象に残らなかったらしい。平日に私と組んだら走って走って無駄に大慌てで大急ぎな人が、土日のクソ忙しい時にゆっくりってホント意味が分からない。
しかも愚鈍さんの一番はた迷惑な行動だった”ベッドを組んだ後、暫く部屋で作業をして洗面所に来るのが遅いから、相方が風呂係を終えても愚鈍さんが洗面所にいるせいで風呂係が洗面所の床を拭けない”というのをX君の前では未だにやってるそうだ。
EさんやCさんや私が何度も何度も注意したから私達の前では、やらなくなっただけで、愚鈍さんの後輩達は未だに迷惑してるって事らしい。X君も「仕方ないんで風呂終わったら真っ直ぐトイレ掃除して合わせてます」と呆れ&諦めモードになっていた。
先日の愚鈍さんの”ミストサウナ事件”を話したら、X君も「あはは!スイッチ入ったままじゃダメですよね!」と大笑いだった。本来は笑い話なハズなのに、あの時は愚鈍さんが軽くキレたから笑えなかったんだよね…。
みかやん「愚鈍さんて介護支援サービスの人とか後見人が必要だよね」
X君「要りますね!(笑)」
みかやん「ホントは一人で社会に出たりしちゃいけない人なんだと思う」
X君「あぁ〜、ダメっすね(キッパリ)」
後輩達にもキッチリと任務を果たしていただなんて、さすが宇宙一の反面教師・愚鈍さんだわ!
昼休み、フロント可愛い人が昨日の話を教えてくれた。昨日、どう見ても中学生という男子2名&女子2名が4人で普通の2P部屋に入ったところ、フロントから連絡が行ったようで4人でその部屋を出てワイワイと4P部屋へ向かったそうだ。
みかやん「X君も中学生には負けてられないよ」
X君「あ〜、負けてますねぇ(笑)」
この話を聞いてSさんが笑ってた。
みかやん「Sちゃんだって、ドラマの”14歳の母”に負けてられないよ。”19歳の祖母”を目指さないと(笑)」
Sさん「やろうと思えば出来…?そんな!うちは幾つで子供産むんですかっ!4歳か…5歳で?ええっ?無理っ!うち、無理っ!」
Sさんじゃなくても無理だってば。Sさんてホントにからかい甲斐が有る。
今や完全に土日祝祭日勤務から外れたCさんはどうしているのか?とWさんが気にかけていたので「CさんとYさんとで”森ちゃん””中ちゃん”と呼び合って仲良くしてるし元気だよ」と伝えた。
するとWさんが「ええ!凄い!CさんとYさんにみかやんが加わったら”森三中”じゃないですか!」と言った。あたしゃそんなの・・・イヤだ(笑)。森三中もどうか?と思うし、CさんやYさんの組に入るには私は若過ぎる(ヲイヲイ、自分で言うな)。
だって、CさんとYさんの話が噛み合ないまま盛り上がりつつ進んで行く会話に私はまだついてけないもの。でも、どうせ森三中呼ばわりされるなら、せめて私は黒沢的な扱いでお願いしたいわ…って、それも違う気が・・・。
夕方、X君とミストサウナ付きの部屋へ向かう事になった。
みかやん「ミストの電源入れたまま”水が出る”とか言っちゃイヤだよ」
X君「はい。つーか、それ以前に40分も粘れませんから(笑)」
みかやん「あはは!だよね(笑)」
その後もX君といろんな話をした。
みかやん「X君て同世代の子と比べて、やっぱり無垢だよね」
X君「え?無知?」
みかやん「無知じゃなくて無垢!も〜(笑)」
あんまりからかっちゃイケナイ気がしてきた。
ラブホ273日目:波平
2006年10月26日 らぶほ211:30-17:30 本メイク4部屋+クイックメイク9部屋+ベッドのみ2
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とYさん(50代前半・Bさん似)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
幸か不幸か私はまだYさんと2人で組んだ事が無いが、Yさんと組んだ人は皆「お酒臭い」と言っている。特にお酒を飲まないEさんが「Yさんと組んでごらん。お酒臭くて酔いそうになるから」と言うけど、EさんとYさんと私の3人で組んだ時は気付かなかった。
「組んでごらん」と言われてもクジ引きで当たらないんだもの。酒臭いぐらい、愚鈍さんと組むより全然いいと思いますし、Yさんは夜はスナックのママさんなので仕方ない。つーか私、ウン○やゲ□の異臭には敏感でも酒の匂いには鈍感らしい。
出動前、Eさんが一昨日の出来事をはしゃいで教えてくれた。
Eさん「一昨日、Yさんとベッド組んでる時、オネショマットを防火マットに挟んだとたんYさんが”うわぁ!”って叫んで、何事かと思って見たら素手で使用済みスキンを持ってて、それをオネショマットの上に捨てたんだよ!」
Yさん「マットの下に手を入れたらヌルッとしてさ。ほら、私、目が悪いから最初は何だかよく分からなかったのぉ。アレだと気付いた時にはもう持っちゃってたんだもの」
Eさん「アレを素手で掴むのも有り得ないけど、ベッドの上に捨てるのも有り得ないでしょ?オネショマットの上だったから良かったけど、シーツの上だったら取り替えなきゃならないっしょ。アレなんか汚いんだし」
Yさん「や…そうなんだけどビックリして…すみませんでしたぁ」
Eさん「ベッドの上だよ。ベッドの上。私もう可笑しくて可笑しくて…そして素手だし」
Eさんは物凄くツボにハマったご様子だった。
みかやん「Cさんクラスになると普通に素手ですからね。”これっ!テレビの裏に有ったんだの。なしてテレビの裏だのさ?”って使用済みスキンを素手で掴んで風呂まで見せに来ますから」
Eさん&Yさん「えええーっ?」
誰もCさんには敵わない。
出動して昼頃、退室や入室になる部屋が無いかモニターで確認してから部屋を出たのに、廊下を歩いていたらエレベーターの方からお爺さんが歩いてきた。
サザエさんのお父さんがかぶるような帽子に、サザエさんのお父さんが着るようなコート姿だ。思わず「波平か!?」とツッコミたいが慌てて非常階段の踊り場へ隠れてヒソヒソと話した。
みかやん「この階、入室も退室も無かったよね?」
Sさん「無かったですよ。それなのに…有り得ない!」
みかやん「今の爺さんて一人だった?誰か爺さんの陰に隠れたよね?」
Sさん「連れの人の気配あったけど見なかったし、だっていきなりお爺さん居るんだももん!うち、ビックリして…そんな余裕無いし(ヒソヒソ声でもいつものSさん節)」
爺さん達が部屋へ入る気配が無く暫く待たされた。いくらヨチヨチ歩きの爺さん&婆さんでも、もう部屋へ入っただろう…と廊下を覗いたら、爺さんが戻ってくる姿が見えた。
どうやら、爺さんは階を間違えたらしくすごすごとエレベーターへ戻って行った。その後ろから、お似合いのご婦人がしずしずとついて行くのもしっかり盗み見して、勝手に「やるな!波平!」と思った。
けど波平さん、階を間違えないでしっかりエスコートしないとね(笑)
先日、朝のA班と我がB班共通の新人さん(20代後半・美形で理知的と評判)が入り、私は今日初めて見かけたんだけど…理知的というには子供っぽすぎる感じだし、美形というかZARDもどきな感じ…ヒトサマをどうこう言える身分じゃないけど、あまりにも私のイメージと違ってて驚いた。
頭の中に「ZARD」の顔が浮かぶと、今度は「負けないで」の曲が浮かんで、心の中で「負けないで」を歌うと「アンガールズ」が走る姿が浮かんで萎えるのなんの。一人では耐えきれずSさんに知らせた。
Sさんは「うわっ!うちもう無理っ!”負けないで”の曲と”走るアンガールズ”が頭から離れない!有り得ない!最悪!わーっ!ムリムリムリムリ!消えないから!」と暫くの間、Sさん節を炸裂させてた。
今日は暇なハズなのにやたらと廊下で波平さんふう爺さんを見かけた。爺さん達が廊下でオタオタしてるから遇っちゃうんだろうけど、それにしても爺さんばかりだった。
お陰で頭の中ではずっと「負けないで」と「サザエさん」の曲がグルグル回ってた。
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とYさん(50代前半・Bさん似)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
幸か不幸か私はまだYさんと2人で組んだ事が無いが、Yさんと組んだ人は皆「お酒臭い」と言っている。特にお酒を飲まないEさんが「Yさんと組んでごらん。お酒臭くて酔いそうになるから」と言うけど、EさんとYさんと私の3人で組んだ時は気付かなかった。
「組んでごらん」と言われてもクジ引きで当たらないんだもの。酒臭いぐらい、愚鈍さんと組むより全然いいと思いますし、Yさんは夜はスナックのママさんなので仕方ない。つーか私、ウン○やゲ□の異臭には敏感でも酒の匂いには鈍感らしい。
出動前、Eさんが一昨日の出来事をはしゃいで教えてくれた。
Eさん「一昨日、Yさんとベッド組んでる時、オネショマットを防火マットに挟んだとたんYさんが”うわぁ!”って叫んで、何事かと思って見たら素手で使用済みスキンを持ってて、それをオネショマットの上に捨てたんだよ!」
Yさん「マットの下に手を入れたらヌルッとしてさ。ほら、私、目が悪いから最初は何だかよく分からなかったのぉ。アレだと気付いた時にはもう持っちゃってたんだもの」
Eさん「アレを素手で掴むのも有り得ないけど、ベッドの上に捨てるのも有り得ないでしょ?オネショマットの上だったから良かったけど、シーツの上だったら取り替えなきゃならないっしょ。アレなんか汚いんだし」
Yさん「や…そうなんだけどビックリして…すみませんでしたぁ」
Eさん「ベッドの上だよ。ベッドの上。私もう可笑しくて可笑しくて…そして素手だし」
Eさんは物凄くツボにハマったご様子だった。
みかやん「Cさんクラスになると普通に素手ですからね。”これっ!テレビの裏に有ったんだの。なしてテレビの裏だのさ?”って使用済みスキンを素手で掴んで風呂まで見せに来ますから」
Eさん&Yさん「えええーっ?」
誰もCさんには敵わない。
出動して昼頃、退室や入室になる部屋が無いかモニターで確認してから部屋を出たのに、廊下を歩いていたらエレベーターの方からお爺さんが歩いてきた。
サザエさんのお父さんがかぶるような帽子に、サザエさんのお父さんが着るようなコート姿だ。思わず「波平か!?」とツッコミたいが慌てて非常階段の踊り場へ隠れてヒソヒソと話した。
みかやん「この階、入室も退室も無かったよね?」
Sさん「無かったですよ。それなのに…有り得ない!」
みかやん「今の爺さんて一人だった?誰か爺さんの陰に隠れたよね?」
Sさん「連れの人の気配あったけど見なかったし、だっていきなりお爺さん居るんだももん!うち、ビックリして…そんな余裕無いし(ヒソヒソ声でもいつものSさん節)」
爺さん達が部屋へ入る気配が無く暫く待たされた。いくらヨチヨチ歩きの爺さん&婆さんでも、もう部屋へ入っただろう…と廊下を覗いたら、爺さんが戻ってくる姿が見えた。
どうやら、爺さんは階を間違えたらしくすごすごとエレベーターへ戻って行った。その後ろから、お似合いのご婦人がしずしずとついて行くのもしっかり盗み見して、勝手に「やるな!波平!」と思った。
けど波平さん、階を間違えないでしっかりエスコートしないとね(笑)
先日、朝のA班と我がB班共通の新人さん(20代後半・美形で理知的と評判)が入り、私は今日初めて見かけたんだけど…理知的というには子供っぽすぎる感じだし、美形というかZARDもどきな感じ…ヒトサマをどうこう言える身分じゃないけど、あまりにも私のイメージと違ってて驚いた。
頭の中に「ZARD」の顔が浮かぶと、今度は「負けないで」の曲が浮かんで、心の中で「負けないで」を歌うと「アンガールズ」が走る姿が浮かんで萎えるのなんの。一人では耐えきれずSさんに知らせた。
Sさんは「うわっ!うちもう無理っ!”負けないで”の曲と”走るアンガールズ”が頭から離れない!有り得ない!最悪!わーっ!ムリムリムリムリ!消えないから!」と暫くの間、Sさん節を炸裂させてた。
今日は暇なハズなのにやたらと廊下で波平さんふう爺さんを見かけた。爺さん達が廊下でオタオタしてるから遇っちゃうんだろうけど、それにしても爺さんばかりだった。
お陰で頭の中ではずっと「負けないで」と「サザエさん」の曲がグルグル回ってた。
ラブホ272日目:我々
2006年10月25日 らぶほ211:30-14:00 本メイク4部屋
今日はSさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さん、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。
出勤してモニターを見てヒマさ加減に驚いた。従業員数と客数が同じぐらいで、掃除待ちの部屋も少なかった。我がB班が2隊で14時の休憩までに8部屋の本メイクを終えたら、掃除待ちの部屋は数部屋しか残らない感じ。
Cさん「なんぼなんでも今日だら早帰りでないかい?何時まで居られるだろ?」
みかやん「やる気満々だけど、掃除待ちの部屋が無かったら仕事も無いのに会社に居座るわけにもいかないもんね」
Cさん「残念だけど仕方ないもんねぇ。なーんて。フロントから早帰りっていわれたら、すぐ帰るよ。久しぶりに早く帰りたいもの」
みかやん「わちもたまに明るくて暖かいうちに帰りたい」
「やる気満々」と言いながら、実は早帰りする気満々だった。だけど、いつも私達が休憩している14時から15時の間に有り得ないほど客数が増えて、休憩明けに恐ろしく忙しくなるパターンが多い。休憩時間が勝負だ。
それまではCさんと噛み合ない会話を楽しもうと思った。Cさんは客室に置いてあるアンケート用紙を「手紙」と言う。Cさんの「前に働いてたホテルでも手紙置いてたの?」という問いに「手紙は無かったけど落書き帳は有ったよ」と返事。
Cさん「ホテルまで来て絵を描いて遊んでるんだの?」
みかやん「詩を書いてたり感想を書いてたりいろいろで、見てると面白かったよ」
Cさん「詩だってなんも家で書けばいいべさ」
みかやん「そうだけど…凄い達筆で”あなたと過ごす札幌での最後の夜。この夜が明けたらあなたに会えない”とか泣けるような事が書いてあったんだけど、夜って字にサンズイが付いてて”最後の液”とか”この液が明けたら”になってたのさ。肝心な時の誤字なんだもの、もう笑えて。今思い出しても可笑しいよ」
Cさん「ん?札幌駅がなんだって?五時の汽車?お客さん、どっから来たんだの?」
みかやん「や・・・」
あの…札幌駅の駅じゃなくて「液」で、五時の汽車じゃなくて「誤字」なんすけど…と言おうとして止めた。Cさんがますます混乱するだけだ。
Cさんはいつもこんな感じだ。凄く面白かった時の話をCさんに話しても10話のうち1話ぐらいしか通じなくて虚しい。しかも最近のCさんは「我々」という言葉を乱用しているが”我々=わち=私”という意味で使っているようだ。先日も・・・。
Cさん「我々年寄りは一日中本メイクだら疲れるもね」
みかやん「わちももう身体ガタガタだもの」
Cさん「何言ってんの。アンタまだ若いべさ。わちとだら親子だもの」
みかやん「だってさっき”我々”って」
Cさん「我々ったら我々さ。わちぐらいの年寄りさ。アンタなんかバリバリだもの」
部屋に二人で居る時に「我々」と言われたら、当然Cさんと私の事だと思うけど。そんな日に限って出番はDさんとSさんと私とCさんで、Cさん世代の人なんか居なかったりするし。
ひょっとして、私には見えないけどCさんの周りにはCさん世代の爺さんや婆さんの「我々」がゴッソリと居たりするんだろうか?と想像して怖くなる。「見えないけど居るよ〜」のダニ駆除のCMみたいに…うわ〜怖い怖い怖い怖い。
14時になり、休憩に入った。休憩中の1時間は無給だ。15時近くなりモニターを見ると、朝のA班が頑張ってくれてていよいよ掃除待ちの部屋が無くなっていた。
16時には早帰りだろうな…と思いながらトイレに入った。トイレから出るとCさんが「社員さんが来て”帰っていい”って言われたから”我々帰る”って言ったけど、Sさんは残るってさ。アンタどうする?」と言ってきた。
どうするも何もCさんが「我々帰る」と言ったのであれば、社員さんはSさん以外は早帰りすると捉えただろうさ。言うまでもないと帰り支度を始めたらCさんが「アンタも帰るんだら社員さんに言ってきな」と。
それに対してどうこう言うと、話がややこしくなるので渋々フロントへ顔を出したら「後片付けはSさんにやって貰うんで着替えてタイムカード押して下さいね」と社員さんに言われた。ほらやっぱり私も早帰りの扱いじゃん!
全くもう!Cさんは我れ先に着替えて「じゃお先〜」と言って帰って行った。
つーか、やっぱりCさんの周りには見えないけど「我々」が居るんだろう。
今日はSさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さん、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。
出勤してモニターを見てヒマさ加減に驚いた。従業員数と客数が同じぐらいで、掃除待ちの部屋も少なかった。我がB班が2隊で14時の休憩までに8部屋の本メイクを終えたら、掃除待ちの部屋は数部屋しか残らない感じ。
Cさん「なんぼなんでも今日だら早帰りでないかい?何時まで居られるだろ?」
みかやん「やる気満々だけど、掃除待ちの部屋が無かったら仕事も無いのに会社に居座るわけにもいかないもんね」
Cさん「残念だけど仕方ないもんねぇ。なーんて。フロントから早帰りっていわれたら、すぐ帰るよ。久しぶりに早く帰りたいもの」
みかやん「わちもたまに明るくて暖かいうちに帰りたい」
「やる気満々」と言いながら、実は早帰りする気満々だった。だけど、いつも私達が休憩している14時から15時の間に有り得ないほど客数が増えて、休憩明けに恐ろしく忙しくなるパターンが多い。休憩時間が勝負だ。
それまではCさんと噛み合ない会話を楽しもうと思った。Cさんは客室に置いてあるアンケート用紙を「手紙」と言う。Cさんの「前に働いてたホテルでも手紙置いてたの?」という問いに「手紙は無かったけど落書き帳は有ったよ」と返事。
Cさん「ホテルまで来て絵を描いて遊んでるんだの?」
みかやん「詩を書いてたり感想を書いてたりいろいろで、見てると面白かったよ」
Cさん「詩だってなんも家で書けばいいべさ」
みかやん「そうだけど…凄い達筆で”あなたと過ごす札幌での最後の夜。この夜が明けたらあなたに会えない”とか泣けるような事が書いてあったんだけど、夜って字にサンズイが付いてて”最後の液”とか”この液が明けたら”になってたのさ。肝心な時の誤字なんだもの、もう笑えて。今思い出しても可笑しいよ」
Cさん「ん?札幌駅がなんだって?五時の汽車?お客さん、どっから来たんだの?」
みかやん「や・・・」
あの…札幌駅の駅じゃなくて「液」で、五時の汽車じゃなくて「誤字」なんすけど…と言おうとして止めた。Cさんがますます混乱するだけだ。
Cさんはいつもこんな感じだ。凄く面白かった時の話をCさんに話しても10話のうち1話ぐらいしか通じなくて虚しい。しかも最近のCさんは「我々」という言葉を乱用しているが”我々=わち=私”という意味で使っているようだ。先日も・・・。
Cさん「我々年寄りは一日中本メイクだら疲れるもね」
みかやん「わちももう身体ガタガタだもの」
Cさん「何言ってんの。アンタまだ若いべさ。わちとだら親子だもの」
みかやん「だってさっき”我々”って」
Cさん「我々ったら我々さ。わちぐらいの年寄りさ。アンタなんかバリバリだもの」
部屋に二人で居る時に「我々」と言われたら、当然Cさんと私の事だと思うけど。そんな日に限って出番はDさんとSさんと私とCさんで、Cさん世代の人なんか居なかったりするし。
ひょっとして、私には見えないけどCさんの周りにはCさん世代の爺さんや婆さんの「我々」がゴッソリと居たりするんだろうか?と想像して怖くなる。「見えないけど居るよ〜」のダニ駆除のCMみたいに…うわ〜怖い怖い怖い怖い。
14時になり、休憩に入った。休憩中の1時間は無給だ。15時近くなりモニターを見ると、朝のA班が頑張ってくれてていよいよ掃除待ちの部屋が無くなっていた。
16時には早帰りだろうな…と思いながらトイレに入った。トイレから出るとCさんが「社員さんが来て”帰っていい”って言われたから”我々帰る”って言ったけど、Sさんは残るってさ。アンタどうする?」と言ってきた。
どうするも何もCさんが「我々帰る」と言ったのであれば、社員さんはSさん以外は早帰りすると捉えただろうさ。言うまでもないと帰り支度を始めたらCさんが「アンタも帰るんだら社員さんに言ってきな」と。
それに対してどうこう言うと、話がややこしくなるので渋々フロントへ顔を出したら「後片付けはSさんにやって貰うんで着替えてタイムカード押して下さいね」と社員さんに言われた。ほらやっぱり私も早帰りの扱いじゃん!
全くもう!Cさんは我れ先に着替えて「じゃお先〜」と言って帰って行った。
つーか、やっぱりCさんの周りには見えないけど「我々」が居るんだろう。