ラブホ401日目:デビュー
2007年5月18日 らぶほ2 コメント (2)11:00-18:00 点検13+セット+ダスター上げ+シャンプー回収+フード運び他
今日は、フロント色っぽい人と私がフロント、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)の三人勤務。
ホントはSさんと私がフロントの日だったが、一昨日から我がB班にフロント色っぽい人(30代前半・元C班フロント)が加わったので、Sさんがぬけがけしてベッドメイク係になった。酷いよ、私がベッドメイク係をやりたかったのに。
ともあれ、色っぽい人は昨年の11月からC班でフロントをしていた大先輩なので心強い。色々と教わったり、手分けしてフロントの仕事をした。
セット中に「××3号室へ行って貸し出ししたシャンプー&リンスの回収をお願いします」とフロントから指示が有り、鬼ダッシュ(まだセットや点検に時間がかかるので移動の時だけは猛ダッシュ)で××3号室へ向かい、ドアベルを鳴らすとすぐに若い男性客が出てきた。
目の前で超イケメン男性客が私を見てキョトンとしてる。なんなんだ?
みかやん「フロントでございます。シャンプーとリンスの引き取りに参りました」
超イケメン「え?今日は借りてませんよ」
みかやん「は?(えー?!なんで?マジすか?あたし部屋番号とか階を間違えた?つーか、なのに何で鍵が開くわけ?どうしよう!頭真っ白!大パニック!)」
超イケメン「あの…精算機にお金が入らないんで連絡しようと思ったんですが」
みかやん「大変失礼致しました。至急確認してご連絡致しますので、お部屋でお待ち頂けますか?」
大慌てでエレベーターホールへ走り、フロントへ電話してお客様へ連絡して頂けるようお願いしたけど、生きた心地がしなかった。やれやれとセット中の部屋へ戻ろうとしたが、あまりのことに何階の何号室に居たんだったか忘れてしまった。
CさんやUさんを認知症だなんて言ってて、私も認知症かも(汗)。
階下の作業室でセットバッグ作りをしていると、社員さんに客室へフードを届けるよう言われたが、怖いので何度も「○階の××6号室ですね?ね?ね?」と確認してから向かった。
ドアベルを鳴らすとバスローブを着た熟年男性が出てきたが、見覚えのある顔だ・・・そうだ!辞めた中国娘・Iさんが「あのお客さん、日本の悪いオジサン似てるヨ。女とよく遊ぶオジサンヨ。文化的不倫の人。靴下はかないで靴はくヨ」と言っていた人だ。
Iさんたら誰のことを言ってるんだろ?と思ったら石田純一のことで、確かにこの男性客は髪型も顔も石田純一似だ。その後も何度か見かけているので、この手の顔立ちの男性は女を口説くのが巧いのかも知れない。
ラブホQでは、フロント係がホンットになぁんにもしなかったので、スキンのおかわりのお届けや、追加の布団やリネンのお届けにもいちいち私達ベッドメイク係が駆り出されていたが、ココでは滅多に客前へ出ることはなくなったので、たまに客前へ出ると緊張した。
フロント色っぽい人のお陰で、私のフロントデビューは思ったほど激務ではなかった。それに色っぽい人が我が班に異動して来てくれたお陰で、私のフロント業務もあと2〜3回で済むようだ。良かった良かった。
慣れないフロント係はぽっかり空いた時間にどうして良いか分からないし、優先順位もいまいち分からない。根が小心者なので、モタモタしてたらセットする部屋が溜まる!点検の部屋が溜まる!と焦りに焦って気の休まる暇がない。
やっぱり私は慣れ親しんだベッドメイク係の仕事が好きだ。
今日は、フロント色っぽい人と私がフロント、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)の三人勤務。
ホントはSさんと私がフロントの日だったが、一昨日から我がB班にフロント色っぽい人(30代前半・元C班フロント)が加わったので、Sさんがぬけがけしてベッドメイク係になった。酷いよ、私がベッドメイク係をやりたかったのに。
ともあれ、色っぽい人は昨年の11月からC班でフロントをしていた大先輩なので心強い。色々と教わったり、手分けしてフロントの仕事をした。
セット中に「××3号室へ行って貸し出ししたシャンプー&リンスの回収をお願いします」とフロントから指示が有り、鬼ダッシュ(まだセットや点検に時間がかかるので移動の時だけは猛ダッシュ)で××3号室へ向かい、ドアベルを鳴らすとすぐに若い男性客が出てきた。
目の前で超イケメン男性客が私を見てキョトンとしてる。なんなんだ?
みかやん「フロントでございます。シャンプーとリンスの引き取りに参りました」
超イケメン「え?今日は借りてませんよ」
みかやん「は?(えー?!なんで?マジすか?あたし部屋番号とか階を間違えた?つーか、なのに何で鍵が開くわけ?どうしよう!頭真っ白!大パニック!)」
超イケメン「あの…精算機にお金が入らないんで連絡しようと思ったんですが」
みかやん「大変失礼致しました。至急確認してご連絡致しますので、お部屋でお待ち頂けますか?」
大慌てでエレベーターホールへ走り、フロントへ電話してお客様へ連絡して頂けるようお願いしたけど、生きた心地がしなかった。やれやれとセット中の部屋へ戻ろうとしたが、あまりのことに何階の何号室に居たんだったか忘れてしまった。
CさんやUさんを認知症だなんて言ってて、私も認知症かも(汗)。
階下の作業室でセットバッグ作りをしていると、社員さんに客室へフードを届けるよう言われたが、怖いので何度も「○階の××6号室ですね?ね?ね?」と確認してから向かった。
ドアベルを鳴らすとバスローブを着た熟年男性が出てきたが、見覚えのある顔だ・・・そうだ!辞めた中国娘・Iさんが「あのお客さん、日本の悪いオジサン似てるヨ。女とよく遊ぶオジサンヨ。文化的不倫の人。靴下はかないで靴はくヨ」と言っていた人だ。
Iさんたら誰のことを言ってるんだろ?と思ったら石田純一のことで、確かにこの男性客は髪型も顔も石田純一似だ。その後も何度か見かけているので、この手の顔立ちの男性は女を口説くのが巧いのかも知れない。
ラブホQでは、フロント係がホンットになぁんにもしなかったので、スキンのおかわりのお届けや、追加の布団やリネンのお届けにもいちいち私達ベッドメイク係が駆り出されていたが、ココでは滅多に客前へ出ることはなくなったので、たまに客前へ出ると緊張した。
フロント色っぽい人のお陰で、私のフロントデビューは思ったほど激務ではなかった。それに色っぽい人が我が班に異動して来てくれたお陰で、私のフロント業務もあと2〜3回で済むようだ。良かった良かった。
慣れないフロント係はぽっかり空いた時間にどうして良いか分からないし、優先順位もいまいち分からない。根が小心者なので、モタモタしてたらセットする部屋が溜まる!点検の部屋が溜まる!と焦りに焦って気の休まる暇がない。
やっぱり私は慣れ親しんだベッドメイク係の仕事が好きだ。
ラブホ400日目:初点検
2007年5月15日 らぶほ211:30-18:00 本メイク3部屋+ダスター上げ+セット+セットバッグ上げ+点検+コスプレ回収他
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の三人勤務。前回と同様に三人で”ゆっくり婆さん”ペースで仕事をしたので、Cさんもゴキゲンだった。
3部屋目の本メイク中にフロントから電話がきて「みかやんはフロントの仕事をしましょうか?Sさんが一人で大変なので、手伝ってあげて下さい。そしてSさんから”点検”の仕方を習ってください」とのことだった。
そう言われて階下へ降りてみると、Sさんは既にいっぱいいっぱいで煮詰まっている様子。しかもちょっとご立腹(汗)。
みかやん「お疲れ様です♪初めまして。新人のみかやんで〜す。S先輩のお手伝いに参りました。その前に私に点検の仕方を教えていただきたいんですが…」
Sさん「うち、教えるなんて無理!日本語、通じないし!点検なんか、うちだってよく分かってないし!社員さんに習えばいいじゃないですかっ!」
ダメだ。完全に怒ってる。それでも何とか宥め賺して、不機嫌なSさんに点検を教わった。
ラブホQではフロントの人がホンットになぁんにもしなかったので(電話番と部屋の鍵の開け閉めと車のナンバーチェックぐらい…なのに何であんなに偉そうだったんだろ?)、セットもベッドメイクも点検も全てベッドメイク係がやっていた。
(ふと思い出したけど、ラブホQではフロント係もベッドメイク係と同じ時給のパートなのに、スーツ着てアタッシュケースを持って通勤して、偉そうにふんぞり返ってるフロント係のオッサンが居たよ。凄い勘違いだよね)
ココの点検はラブホQより点検時のチェック項目が少なかったので助かるが(ラブホQはクッソ神経質)、私が重大な過失を見落としたりしたら即クレームになるかも知れないので、久々に責任重大だ。
で、点検を開始したら酷い有様だった。「いったい誰がこんなことを…」と思うが、CさんかUさんしか居ない、というかどっちも酷い!同じように仕事を習って同じように仕事をしてるハズなのに、なんてこと!と愕然とした。
フロントの人が怒りたくなる気持ちがよ〜く分かった。私は怒りを通り越して悲しくなりながら、CさんとUさんの拭き残しを拭いたり後始末をした。
みかやん「あの二人、どーなってんの?こんなんじゃ点検3分なんかじゃ終わんないじゃん!」
Sさん「終わんないですよ!10分ぐらいかかりますって!メイク中に誰かが点検しなきゃダメなんですよ!もう新人じゃなくて先輩に点検されないからって酷いです!」
みかやん「ホントだよね!こんな有様で部屋を出られるなんて大した度胸だわ!あたしゃ本気で驚いたよ!」
これじゃSさんが不機嫌だったり煮詰まったりテンパったりも無理はない。お疲れのSさんに代わって、私はダスター上げやセットバッグ上げの肉体労働を担当した。
セット中に「隣の××3号室へコスプレ回収に行ってください」とフロントから指示があって緊張した。部屋から男性客が出てきて返してくれれば良いけど”今、私が脱ぎました”みたいにコスプレ衣装を着ていた女性客に出て来られると照れる。
ぶっちゃけ「ええっ?あなたがコレを…コレを…あなたが…着ていたんですか?ひ、ひいぃぃぃ(怖)」と、思う時もたまにある・・・ってことは内緒で(笑)。
その部屋からは出て来たのは女性客だったが、凄い勢いで出てきて私の手の上にコスプレ衣装を置いてバタン!とドアを閉めた。一瞬の早業だったが、私の手の上にはしっかりとエプロンナースの衣装(俗に言う裸エプロン)が乗せられていた。
女性客も私もお互い照れずに済んで何よりだったけど、この女性は物凄くお綺麗なお方だった。きっとお似合いだったハズ。
それよりも何よりも、Eさんにも相談してCさんとUさんを何とかしなければ!
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の三人勤務。前回と同様に三人で”ゆっくり婆さん”ペースで仕事をしたので、Cさんもゴキゲンだった。
3部屋目の本メイク中にフロントから電話がきて「みかやんはフロントの仕事をしましょうか?Sさんが一人で大変なので、手伝ってあげて下さい。そしてSさんから”点検”の仕方を習ってください」とのことだった。
そう言われて階下へ降りてみると、Sさんは既にいっぱいいっぱいで煮詰まっている様子。しかもちょっとご立腹(汗)。
みかやん「お疲れ様です♪初めまして。新人のみかやんで〜す。S先輩のお手伝いに参りました。その前に私に点検の仕方を教えていただきたいんですが…」
Sさん「うち、教えるなんて無理!日本語、通じないし!点検なんか、うちだってよく分かってないし!社員さんに習えばいいじゃないですかっ!」
ダメだ。完全に怒ってる。それでも何とか宥め賺して、不機嫌なSさんに点検を教わった。
ラブホQではフロントの人がホンットになぁんにもしなかったので(電話番と部屋の鍵の開け閉めと車のナンバーチェックぐらい…なのに何であんなに偉そうだったんだろ?)、セットもベッドメイクも点検も全てベッドメイク係がやっていた。
(ふと思い出したけど、ラブホQではフロント係もベッドメイク係と同じ時給のパートなのに、スーツ着てアタッシュケースを持って通勤して、偉そうにふんぞり返ってるフロント係のオッサンが居たよ。凄い勘違いだよね)
ココの点検はラブホQより点検時のチェック項目が少なかったので助かるが(ラブホQはクッソ神経質)、私が重大な過失を見落としたりしたら即クレームになるかも知れないので、久々に責任重大だ。
で、点検を開始したら酷い有様だった。「いったい誰がこんなことを…」と思うが、CさんかUさんしか居ない、というかどっちも酷い!同じように仕事を習って同じように仕事をしてるハズなのに、なんてこと!と愕然とした。
フロントの人が怒りたくなる気持ちがよ〜く分かった。私は怒りを通り越して悲しくなりながら、CさんとUさんの拭き残しを拭いたり後始末をした。
みかやん「あの二人、どーなってんの?こんなんじゃ点検3分なんかじゃ終わんないじゃん!」
Sさん「終わんないですよ!10分ぐらいかかりますって!メイク中に誰かが点検しなきゃダメなんですよ!もう新人じゃなくて先輩に点検されないからって酷いです!」
みかやん「ホントだよね!こんな有様で部屋を出られるなんて大した度胸だわ!あたしゃ本気で驚いたよ!」
これじゃSさんが不機嫌だったり煮詰まったりテンパったりも無理はない。お疲れのSさんに代わって、私はダスター上げやセットバッグ上げの肉体労働を担当した。
セット中に「隣の××3号室へコスプレ回収に行ってください」とフロントから指示があって緊張した。部屋から男性客が出てきて返してくれれば良いけど”今、私が脱ぎました”みたいにコスプレ衣装を着ていた女性客に出て来られると照れる。
ぶっちゃけ「ええっ?あなたがコレを…コレを…あなたが…着ていたんですか?ひ、ひいぃぃぃ(怖)」と、思う時もたまにある・・・ってことは内緒で(笑)。
その部屋からは出て来たのは女性客だったが、凄い勢いで出てきて私の手の上にコスプレ衣装を置いてバタン!とドアを閉めた。一瞬の早業だったが、私の手の上にはしっかりとエプロンナースの衣装(俗に言う裸エプロン)が乗せられていた。
女性客も私もお互い照れずに済んで何よりだったけど、この女性は物凄くお綺麗なお方だった。きっとお似合いだったハズ。
それよりも何よりも、Eさんにも相談してCさんとUさんを何とかしなければ!
ラブホ399日目:12人
2007年5月13日 らぶほ2
11:00-18:00 クイックメイク15部屋+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Tさん(同い年・ホテルC出身)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が遅番、$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務。
久々の5連チャンだったので、$君には「私に何かあったらお姫様抱っこで助けてね」と、足腰の弱いフロントX君には「私が過労で倒れたりしたらオンブしてね」と予めお願いしておいた。ラブホQではクッソ忙しい12月に4回しか休まずに働いたのに加齢の為か弱気だ。
昨夜から今朝にかけて、4P部屋には女2人と男10人の若者達が宿泊していたそうだ。合宿や修学旅行のノリだったのか、乱交目的だったかは定かではないが、噂を聞いて$君も私も呆気にとられた。
$君「それって(多分、考えているのは乱交のこと)男が馬鹿ですよね」
みかやん「女も、どうか?と思うよ」
$君「やっぱり男が馬鹿ですよ!そんなの’(乱交)見てたり順番待ちしたり…人前で…そんな…馬鹿じゃないですか!俺には考えられない!」
みかやん「’(乱交)だとしたら、のこのこココまで来た女も馬鹿だよ。騙されて連れられて来たのか合意の上かは知らないけど」
$君「よっぽど体力や諸々のこと(結構意味深かも?)に自信が有ったんじゃないんですか?いったい部屋ん中はどんなふうになってたんですかね?異常にイカ臭いとか…」
みかやん「ティッシュだらけとか…」
$君&みかやん「・・・・・(各自妄想中でやや暫く無言・笑)」
結局は二人とも乱交のことで頭がいっぱいになった。違う目的なら、わざわざこんな所へ来なくても、カラオケ行くとかネットカフェやら漫画喫茶やら他にも選択肢は有るわけだし。
幸か不幸か4P部屋はセットもベッドメイクも他の班の方々で作業されたそうだけど、やっぱりちょっと見てみたかったかも。
移動中、私達が乗ったエレベーターにEさん達も乗り込んで来た。$君がエレベーターを降りると、Eさんが「みかやんが話しかけると、$君もああやってニターって笑うんだよねぇ」と言って可愛らしく拗ねていた。
「いつも、ニターッとするようなイヤラシ〜い話ばっかりしてるからですよ〜。うへへへ」と笑って誤魔化して逃げた。だって$君は笑うと可愛いし、話すと面白いんだもん。そりゃ私も可愛がるさ。
で、$君に「もしかして#さんにキツいこと言われたり、酷いことされたりした?」と聞いたら、「今朝、Eさんにも全く同じ質問をされました」って返事。考えることは同じで、やはりEさんも#さんを疑っていたらしい。
#さんは$君に対していちいち命令口調で、$君のプライベートなことを聞き出しては説教をしたり、#さんに教えられたとおりに仕事をすると後で必ずフロント渦巻き君に注意を受けるハメになるそうだが、それでも人としてちゃんと返事はしているとのこと。
$君の話を聞いたら私も無性にムカついてきた。あんな婆の後輩である$君が不憫でならない。Eさんにも話して、あの婆の暴走を止めなければ!
帰り、X君と一緒に帰ろうとしたら駐輪場で何やらガサゴソしている様子だった。何気に見たら、X君てば・・・・(画像参照・掲載許可を得ています)。
昼休みに「X君たら雨降りなのにチャリで来たの?シャワーキャップかぶって帰るといいよ」と茶化したけど、まさかホントにかぶるなんて。「だははは!写メっとけ!」とケータイを構えるも、シャワーキャップで満面の笑みのX君が可笑し過ぎて上手く撮れなかった。
さっきまで「あ〜んの婆!」とムカついてたけど、こんな時はいつもX君のノリの良さに救われる。一人で地下鉄に乗ってから笑いがこみ上げてきて堪えるのに必死だった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Tさん(同い年・ホテルC出身)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が遅番、$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務。
久々の5連チャンだったので、$君には「私に何かあったらお姫様抱っこで助けてね」と、足腰の弱いフロントX君には「私が過労で倒れたりしたらオンブしてね」と予めお願いしておいた。ラブホQではクッソ忙しい12月に4回しか休まずに働いたのに加齢の為か弱気だ。
昨夜から今朝にかけて、4P部屋には女2人と男10人の若者達が宿泊していたそうだ。合宿や修学旅行のノリだったのか、乱交目的だったかは定かではないが、噂を聞いて$君も私も呆気にとられた。
$君「それって(多分、考えているのは乱交のこと)男が馬鹿ですよね」
みかやん「女も、どうか?と思うよ」
$君「やっぱり男が馬鹿ですよ!そんなの’(乱交)見てたり順番待ちしたり…人前で…そんな…馬鹿じゃないですか!俺には考えられない!」
みかやん「’(乱交)だとしたら、のこのこココまで来た女も馬鹿だよ。騙されて連れられて来たのか合意の上かは知らないけど」
$君「よっぽど体力や諸々のこと(結構意味深かも?)に自信が有ったんじゃないんですか?いったい部屋ん中はどんなふうになってたんですかね?異常にイカ臭いとか…」
みかやん「ティッシュだらけとか…」
$君&みかやん「・・・・・(各自妄想中でやや暫く無言・笑)」
結局は二人とも乱交のことで頭がいっぱいになった。違う目的なら、わざわざこんな所へ来なくても、カラオケ行くとかネットカフェやら漫画喫茶やら他にも選択肢は有るわけだし。
幸か不幸か4P部屋はセットもベッドメイクも他の班の方々で作業されたそうだけど、やっぱりちょっと見てみたかったかも。
移動中、私達が乗ったエレベーターにEさん達も乗り込んで来た。$君がエレベーターを降りると、Eさんが「みかやんが話しかけると、$君もああやってニターって笑うんだよねぇ」と言って可愛らしく拗ねていた。
「いつも、ニターッとするようなイヤラシ〜い話ばっかりしてるからですよ〜。うへへへ」と笑って誤魔化して逃げた。だって$君は笑うと可愛いし、話すと面白いんだもん。そりゃ私も可愛がるさ。
で、$君に「もしかして#さんにキツいこと言われたり、酷いことされたりした?」と聞いたら、「今朝、Eさんにも全く同じ質問をされました」って返事。考えることは同じで、やはりEさんも#さんを疑っていたらしい。
#さんは$君に対していちいち命令口調で、$君のプライベートなことを聞き出しては説教をしたり、#さんに教えられたとおりに仕事をすると後で必ずフロント渦巻き君に注意を受けるハメになるそうだが、それでも人としてちゃんと返事はしているとのこと。
$君の話を聞いたら私も無性にムカついてきた。あんな婆の後輩である$君が不憫でならない。Eさんにも話して、あの婆の暴走を止めなければ!
帰り、X君と一緒に帰ろうとしたら駐輪場で何やらガサゴソしている様子だった。何気に見たら、X君てば・・・・(画像参照・掲載許可を得ています)。
昼休みに「X君たら雨降りなのにチャリで来たの?シャワーキャップかぶって帰るといいよ」と茶化したけど、まさかホントにかぶるなんて。「だははは!写メっとけ!」とケータイを構えるも、シャワーキャップで満面の笑みのX君が可笑し過ぎて上手く撮れなかった。
さっきまで「あ〜んの婆!」とムカついてたけど、こんな時はいつもX君のノリの良さに救われる。一人で地下鉄に乗ってから笑いがこみ上げてきて堪えるのに必死だった。
ラブホ398日目:血
2007年5月12日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク19部屋+ベッドのみ1+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、#さん(60代前半・元美容師)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の勤務。
昨日、#さんが「$の奴が声を発しやがらない。世間話もしなければ返事もしやがらない」とボヤいていたが、Eさんも私も「まさか!$君に限ってそれは無い」「$君はハキハキ返事をするし、話題を提供しようと懸命だ」と完全否定した。
#さんは、社員さん達に媚びを含んだ声で出動前には「今日も一日宜しくお願いしま〜す」、退勤時には「今日も一日ありがとうございました〜」と挨拶をしているが、実際の#さんは笑い声は中村玉緒だし、口も悪ければガラも悪い。
皆がフツーに「おはようございます」「お疲れ様です」と挨拶をする中で、#さんだけが特別な挨拶をするのが鼻についてきたし、$君が返事をしているのに、#さんが「$!返事ぐらいしろ!返事!ほら行くぞ!」と$君を怒鳴ったのを皆が聞いて驚いたこともあった。
社員さん達には猫なで声、後輩の$君には野太い声で命令口調。何か問題が有るとすれば、やはり$君ではなくて#さんの方だろう。
そんなことを考えながら床を拭いていたら、トイレと風呂の間の床に点々と血が滴っていたので、Uさんに「こっちの床、血だらけだけど部屋の方は大丈夫?」と声をかけた。
「部屋は大丈夫ですけど…うわ〜結構、血だらけですね」とUさんが洗面の方へ来て「そう言えば…」と話し始めた。
「フロント早口君がセットをしてたら、風呂もトイレも洗面も部屋も血だらけの部屋に当たって”気持ち悪い部屋だ”と思ってたら、早口君たら客用のカミソリで自分の手を切っていて、全部自分の血だったんですって。気付かないで歩き回ったから部屋中を血まみれにしたって(笑)」
そう言ってUさんは腹を抱え、涙を流さんばかりの勢いで笑いだしたので、私はいろんな意味でポカーンとした。
私なら早口君にそこまで語られても早口過ぎて聞き取れない。誰よりも喋りの遅いUさんが早口君の話を聞き取れるなんて、ちょっとした特殊技能だと思ったし、早口君がそんな話をUさんにしているというのも妙だ。
そういや、立場が上の人に媚びを売るのはUさんの得意技だった。ん?もしかしてUさんたら、私にも媚びを売ってる?最近、私に対して舌を噛むような敬語を使ってるのよね。私的にはタメグチ&タメ語で全然OKなのに…。
床の血を拭き終えてトイレ掃除を始めたら、便器の中が見事な血の海になっていた。女だったら水を流してから帰りやがれ!と思わず私も#さん口調になるところだった。
昼休みに入ると、Uさんが「ロッカーの鍵が無い!」と騒ぎだし、エプロンのポケットのベッドメイク7つ道具を全て出して探していたので私も手伝った。懸命に探すもスキンの中にも紛れていないし、化粧品の中にも無かった。
結局、Uさんがロッカーの鍵をかけ忘れていて鍵はロッカーに付いたままだった。Cさんの他に、ここにも認知症がいたよ(萎)。
夕方、いつぞやと同様にトイレがスパゲティミートソース系ゲ□風な汚れにまみれていたので、Uさんに「コレね、パッと見ゲーリーやゲ□に見えるんだけど、某ラーメン店の味噌ラーメンなんだって」と教えて差し上げた。
Uさんは些細なことでも報告をしなければ機嫌が悪くなる人だが、Uさんが知らないことを教えて差し上げると、それはそれは喜んで頂ける。なんたって相手は大の仲良しで大好きなUさんですから、教えて差し上げましたわよ(苦笑)。
てなわけで最近、表向きはUさんと私は意外と仲良しだ。お互い大人になった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、#さん(60代前半・元美容師)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の勤務。
昨日、#さんが「$の奴が声を発しやがらない。世間話もしなければ返事もしやがらない」とボヤいていたが、Eさんも私も「まさか!$君に限ってそれは無い」「$君はハキハキ返事をするし、話題を提供しようと懸命だ」と完全否定した。
#さんは、社員さん達に媚びを含んだ声で出動前には「今日も一日宜しくお願いしま〜す」、退勤時には「今日も一日ありがとうございました〜」と挨拶をしているが、実際の#さんは笑い声は中村玉緒だし、口も悪ければガラも悪い。
皆がフツーに「おはようございます」「お疲れ様です」と挨拶をする中で、#さんだけが特別な挨拶をするのが鼻についてきたし、$君が返事をしているのに、#さんが「$!返事ぐらいしろ!返事!ほら行くぞ!」と$君を怒鳴ったのを皆が聞いて驚いたこともあった。
社員さん達には猫なで声、後輩の$君には野太い声で命令口調。何か問題が有るとすれば、やはり$君ではなくて#さんの方だろう。
そんなことを考えながら床を拭いていたら、トイレと風呂の間の床に点々と血が滴っていたので、Uさんに「こっちの床、血だらけだけど部屋の方は大丈夫?」と声をかけた。
「部屋は大丈夫ですけど…うわ〜結構、血だらけですね」とUさんが洗面の方へ来て「そう言えば…」と話し始めた。
「フロント早口君がセットをしてたら、風呂もトイレも洗面も部屋も血だらけの部屋に当たって”気持ち悪い部屋だ”と思ってたら、早口君たら客用のカミソリで自分の手を切っていて、全部自分の血だったんですって。気付かないで歩き回ったから部屋中を血まみれにしたって(笑)」
そう言ってUさんは腹を抱え、涙を流さんばかりの勢いで笑いだしたので、私はいろんな意味でポカーンとした。
私なら早口君にそこまで語られても早口過ぎて聞き取れない。誰よりも喋りの遅いUさんが早口君の話を聞き取れるなんて、ちょっとした特殊技能だと思ったし、早口君がそんな話をUさんにしているというのも妙だ。
そういや、立場が上の人に媚びを売るのはUさんの得意技だった。ん?もしかしてUさんたら、私にも媚びを売ってる?最近、私に対して舌を噛むような敬語を使ってるのよね。私的にはタメグチ&タメ語で全然OKなのに…。
床の血を拭き終えてトイレ掃除を始めたら、便器の中が見事な血の海になっていた。女だったら水を流してから帰りやがれ!と思わず私も#さん口調になるところだった。
昼休みに入ると、Uさんが「ロッカーの鍵が無い!」と騒ぎだし、エプロンのポケットのベッドメイク7つ道具を全て出して探していたので私も手伝った。懸命に探すもスキンの中にも紛れていないし、化粧品の中にも無かった。
結局、Uさんがロッカーの鍵をかけ忘れていて鍵はロッカーに付いたままだった。Cさんの他に、ここにも認知症がいたよ(萎)。
夕方、いつぞやと同様にトイレがスパゲティミートソース系ゲ□風な汚れにまみれていたので、Uさんに「コレね、パッと見ゲーリーやゲ□に見えるんだけど、某ラーメン店の味噌ラーメンなんだって」と教えて差し上げた。
Uさんは些細なことでも報告をしなければ機嫌が悪くなる人だが、Uさんが知らないことを教えて差し上げると、それはそれは喜んで頂ける。なんたって相手は大の仲良しで大好きなUさんですから、教えて差し上げましたわよ(苦笑)。
てなわけで最近、表向きはUさんと私は意外と仲良しだ。お互い大人になった。
ラブホ397日目:不可解
2007年5月11日 らぶほ2
11:30-17:30 本メイク6部屋+クイックメイク4部屋+セット15部屋+セットバッグ上げ
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)と私の三人勤務。出勤して、昨日のCさんの傍若無人な行動の一部始終をEさんに話して、多少スッキリした。
出動前に「鳩が部屋や露天でフンをしたりしてるので、鳩を捕まえたいんで連絡下さい」と指示があった。
Eさん「鳩捕まえてどうするんだろね?鳩焼きかい?」
みかやん「厳重注意ですかね。昨日、エレベーター前に網が置いてありましたよ。アレで捕まえるつもりでしょうか?」
Eさん「ええ?網は見たけど、あの網で鳩は捕まえられないよ」
みかやん「え?あの網なら確実じゃないです?」
Eさん「まさか!あの網で鳩なんか捕まえられないって。どうやるの?みかやんてホントに発想が面白いよね」
どうも話がかみ合わないと思ったら、私が見たのは捕虫網で、Eさんが見たのは風呂の垢すくいネット(画像参照)だったので、朝から大笑いだった。
部屋へ到着して確認すると、露天の入口に鳩のフンが有ったが、鳩は既に居なかった。#さんが露天の係だったので「フンが乾いてるから洗剤かけておいた方がいいよ」と言ったが、#さんは何故かスルーし、風呂掃除を終えても露天には近寄らず、Eさんの手伝いをしていた。
なにぶんご高齢だし、露天の存在を忘れ、忠告も聞こえなかったのだろうと、私が始末をしたが、#さんは私にフンの始末をさせといて知らんぷりで、実に不可解だった。
萎えながら昼休みに入ると、休憩室に支配人様が勤務表を持ってお見えになり、私に無邪気な笑顔を向けられた。
支配人様「みかやん、明日お休みのところ申し訳ないんですが出勤して頂きたいんです。5連チャンになって恐縮ですが、大の仲良しのUさんと遅番をして頂きたいんです。大好きなUさんと頑張って下さい。お願いします」
一同「あはは!大の仲良しだってー(笑)大好きだってー(笑)」
イヤ!と言えるわけもなく「はい」と答えた。みんな酷いよ。ひとごとだと思って大爆笑だもの。一段と萎えた。
16時に支配人様から「みかやん セット ゴー!」という連絡が入り、階下に死ぬほど溜まっていたセットバッグを各階へ運んでからセットを開始した。平日だと思って油断したが、荒れた部屋や不可解な行動のお客様も多く、セットは難航した。
ベッドの枕元にトイレットペーパーを幾重にも折りたたんでナプキン代わりしたモノが有り、結構な量の血がついていた。ココとは違う白くて硬めのトイレットペーパーをだったので、お客様はココへ来る前に生理になられたようだ。
それが、布団の中にも、トイレタンクの上にも、風呂の入口にも剥き出しで放置されていたので、同じ女性として恥ずかしかった。トイレットペーパーなんかを使うから、漏れが心配で頻繁に交換しなきゃなんないんでしょ?
ということは、この女性はどこかのトイレでせっせと幾つものトイレットペーパーナプキンを作ってたってこと?ナプキンなんかフツーにコンビニで売ってるのに。「後でラブホ行くから、ラブホのナプキンを頂きましょ」って魂胆かい?でもココには普通の日用のナプキンが2コしか無いのに、それで間に合う?
ふと見たら、トイレのナプキンは2コとも残っていて、トイレットペーパーが2コとも芯だけになっていた。ココでもせっせとトイレットペーパーナプキンを作ったらしい。
生理の時はトイレットペーパーに限る!という人なのか、ナプキンにかぶれる人なのか、どっちにしても不可解だ。
別の部屋には、普通の製氷皿で作られた氷がビニール袋に3袋有り、1袋は使われていた。こんな所で昼間からどんだけの酒を飲もうとしていたんだか。けど、この部屋は酒臭くもなく、水を飲んだ形跡しか無かった。
ベッドを剥がすとシーツの中央部分が濡れてヒンヤリとしていた。氷でどこを冷やしてたんだか…この氷も即席の氷嚢みたいなもんかい?と思いながら、ビニール袋を破いて洗面所に氷を捨てた。
辞めたDさんから「ロックアイスを何回もおかわりしてた客が使った部屋にセットに入ったら、ベッドが水浸しでキンキンに冷えてた」という話を聞いたことが有る。その手のプレイなんだろうか?それもまた不可解だ。
こんなことを考えていて、孤独でハードなセットもあっと言う間だった。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)と私の三人勤務。出勤して、昨日のCさんの傍若無人な行動の一部始終をEさんに話して、多少スッキリした。
出動前に「鳩が部屋や露天でフンをしたりしてるので、鳩を捕まえたいんで連絡下さい」と指示があった。
Eさん「鳩捕まえてどうするんだろね?鳩焼きかい?」
みかやん「厳重注意ですかね。昨日、エレベーター前に網が置いてありましたよ。アレで捕まえるつもりでしょうか?」
Eさん「ええ?網は見たけど、あの網で鳩は捕まえられないよ」
みかやん「え?あの網なら確実じゃないです?」
Eさん「まさか!あの網で鳩なんか捕まえられないって。どうやるの?みかやんてホントに発想が面白いよね」
どうも話がかみ合わないと思ったら、私が見たのは捕虫網で、Eさんが見たのは風呂の垢すくいネット(画像参照)だったので、朝から大笑いだった。
部屋へ到着して確認すると、露天の入口に鳩のフンが有ったが、鳩は既に居なかった。#さんが露天の係だったので「フンが乾いてるから洗剤かけておいた方がいいよ」と言ったが、#さんは何故かスルーし、風呂掃除を終えても露天には近寄らず、Eさんの手伝いをしていた。
なにぶんご高齢だし、露天の存在を忘れ、忠告も聞こえなかったのだろうと、私が始末をしたが、#さんは私にフンの始末をさせといて知らんぷりで、実に不可解だった。
萎えながら昼休みに入ると、休憩室に支配人様が勤務表を持ってお見えになり、私に無邪気な笑顔を向けられた。
支配人様「みかやん、明日お休みのところ申し訳ないんですが出勤して頂きたいんです。5連チャンになって恐縮ですが、大の仲良しのUさんと遅番をして頂きたいんです。大好きなUさんと頑張って下さい。お願いします」
一同「あはは!大の仲良しだってー(笑)大好きだってー(笑)」
イヤ!と言えるわけもなく「はい」と答えた。みんな酷いよ。ひとごとだと思って大爆笑だもの。一段と萎えた。
16時に支配人様から「みかやん セット ゴー!」という連絡が入り、階下に死ぬほど溜まっていたセットバッグを各階へ運んでからセットを開始した。平日だと思って油断したが、荒れた部屋や不可解な行動のお客様も多く、セットは難航した。
ベッドの枕元にトイレットペーパーを幾重にも折りたたんでナプキン代わりしたモノが有り、結構な量の血がついていた。ココとは違う白くて硬めのトイレットペーパーをだったので、お客様はココへ来る前に生理になられたようだ。
それが、布団の中にも、トイレタンクの上にも、風呂の入口にも剥き出しで放置されていたので、同じ女性として恥ずかしかった。トイレットペーパーなんかを使うから、漏れが心配で頻繁に交換しなきゃなんないんでしょ?
ということは、この女性はどこかのトイレでせっせと幾つものトイレットペーパーナプキンを作ってたってこと?ナプキンなんかフツーにコンビニで売ってるのに。「後でラブホ行くから、ラブホのナプキンを頂きましょ」って魂胆かい?でもココには普通の日用のナプキンが2コしか無いのに、それで間に合う?
ふと見たら、トイレのナプキンは2コとも残っていて、トイレットペーパーが2コとも芯だけになっていた。ココでもせっせとトイレットペーパーナプキンを作ったらしい。
生理の時はトイレットペーパーに限る!という人なのか、ナプキンにかぶれる人なのか、どっちにしても不可解だ。
別の部屋には、普通の製氷皿で作られた氷がビニール袋に3袋有り、1袋は使われていた。こんな所で昼間からどんだけの酒を飲もうとしていたんだか。けど、この部屋は酒臭くもなく、水を飲んだ形跡しか無かった。
ベッドを剥がすとシーツの中央部分が濡れてヒンヤリとしていた。氷でどこを冷やしてたんだか…この氷も即席の氷嚢みたいなもんかい?と思いながら、ビニール袋を破いて洗面所に氷を捨てた。
辞めたDさんから「ロックアイスを何回もおかわりしてた客が使った部屋にセットに入ったら、ベッドが水浸しでキンキンに冷えてた」という話を聞いたことが有る。その手のプレイなんだろうか?それもまた不可解だ。
こんなことを考えていて、孤独でハードなセットもあっと言う間だった。
ラブホ396日目:身勝手
2007年5月10日 らぶほ211:30-17:30 クイックメイク25部屋
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の三人勤務。
出動してCさんが風呂スタートだったので、その間にコソコソとUさんと打ち合わせを済ませておいた。またCさんが三人勤務の慌ただしさに負けて「アンタ達(仕事が)早すぎるわ!わち昼で帰るから!」と捨て鉢になられても困るからだ。
Uさんと結託してギリギリゆっくりと仕事をしているというのに、Cさんは「Uさんだら相変わらず仕事遅いもね。あれだらスローモーションだわ」と上機嫌で、私には「アンタもUさんに合わせてゆっくり仕事してやりなさい」と釘を刺してきた。
萎えに萎えて返す言葉も無かった。こっちはアンタに合わせてるんだっつーの!
それでもCさんがゴキゲンで働いてくれれば良しとしようと思ったが、その後のCさんのいちいち身勝手な振る舞いと、他人任せな仕事ぶりにモーレツにムカついてきた(爆)。
私はCさんの尻ぬぐいを強いられ続けてヘトヘトだと言うのに、当のCさんに「はあぁ〜。疲れた。何だか眠くなってきた」と大あくびされた日にゃもう、「そんだけダラダラ仕事してたら逆に疲れるし、眠くもなるわ!」とブチギレそうになった。
言わなかったけど。
年寄りを甘やかしたらキリも限りも無い。
けどまぁ相手は婆さんだし、この婆さんの底抜けな明るさに何度も救われてきたわけだし、Eさんと私の間で何か有れば、私の味方になってEさんを窘めたり諭したりしてくれたのも他でもないこの婆さんだ。
イケナイイケナイ。ブチギレたりマジギレしたりしてはイケナイ。
強運な私は今日も風呂ラッキーを2つ、シャワーのみ使用を4つ引き当て、浮いた時間をCさんの仕事の手伝いに当てた。
茶色い床に血が滴っていれば「婆さんには見えにくかろう」と拭き。
便器に小さな茶色い飛沫がかかっていれば「婆さんには見えにくかろう」と拭き。
ベージュの床にシッコがこぼれていれば「婆さんには見えにくかろう」と拭き。
黙って拭き倒した。けど何か釈然としなかった。
私が勝手にしたことに対して見返りを求めるつもりは無いけど、それにしたって今日のCさんの態度はあまりに我が儘で、あまりに無責任だった。
Uさんは「最近のCさんは怒りっぽい」と嘆いていた。認知症ではないか?と本気で不安になる今日この頃だ。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の三人勤務。
出動してCさんが風呂スタートだったので、その間にコソコソとUさんと打ち合わせを済ませておいた。またCさんが三人勤務の慌ただしさに負けて「アンタ達(仕事が)早すぎるわ!わち昼で帰るから!」と捨て鉢になられても困るからだ。
Uさんと結託してギリギリゆっくりと仕事をしているというのに、Cさんは「Uさんだら相変わらず仕事遅いもね。あれだらスローモーションだわ」と上機嫌で、私には「アンタもUさんに合わせてゆっくり仕事してやりなさい」と釘を刺してきた。
萎えに萎えて返す言葉も無かった。こっちはアンタに合わせてるんだっつーの!
それでもCさんがゴキゲンで働いてくれれば良しとしようと思ったが、その後のCさんのいちいち身勝手な振る舞いと、他人任せな仕事ぶりにモーレツにムカついてきた(爆)。
私はCさんの尻ぬぐいを強いられ続けてヘトヘトだと言うのに、当のCさんに「はあぁ〜。疲れた。何だか眠くなってきた」と大あくびされた日にゃもう、「そんだけダラダラ仕事してたら逆に疲れるし、眠くもなるわ!」とブチギレそうになった。
言わなかったけど。
年寄りを甘やかしたらキリも限りも無い。
けどまぁ相手は婆さんだし、この婆さんの底抜けな明るさに何度も救われてきたわけだし、Eさんと私の間で何か有れば、私の味方になってEさんを窘めたり諭したりしてくれたのも他でもないこの婆さんだ。
イケナイイケナイ。ブチギレたりマジギレしたりしてはイケナイ。
強運な私は今日も風呂ラッキーを2つ、シャワーのみ使用を4つ引き当て、浮いた時間をCさんの仕事の手伝いに当てた。
茶色い床に血が滴っていれば「婆さんには見えにくかろう」と拭き。
便器に小さな茶色い飛沫がかかっていれば「婆さんには見えにくかろう」と拭き。
ベージュの床にシッコがこぼれていれば「婆さんには見えにくかろう」と拭き。
黙って拭き倒した。けど何か釈然としなかった。
私が勝手にしたことに対して見返りを求めるつもりは無いけど、それにしたって今日のCさんの態度はあまりに我が儘で、あまりに無責任だった。
Uさんは「最近のCさんは怒りっぽい」と嘆いていた。認知症ではないか?と本気で不安になる今日この頃だ。
ラブホ395日目:尿カテ
2007年5月9日 らぶほ2 コメント (2)
11:30-18:00 本メイク7部屋+クイックメイク4部屋+ベッドのみ1
今日は、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
出動するとEさんが「一昨日のCさんにはビックリしたよね〜!みかやんが盛り上げてくれたから、Cさんも機嫌直してくれたけどさ。やっぱりCさんがあんなふうになったら、みかやんじゃないとどうにもならないんだわ」と言った。
みかやん「へ?一昨日ってCさんが変態だあの世だって、はしゃいでた日ですよね?他に何かありましたっけ?」
Eさん「ええっ?聞こえてなかったの?ベッドを組んでたら突然Cさんがキレて”アンタ達(仕事が)早すぎるんだわ!わち昼で帰るから二人でやりなさい!”って怒鳴ったっしょ?」
みかやん「えーっ?知りませんでした。多分、私は垢風呂に当たってジャージャーとシャワーをかけてて聞こえなかったんだと思います」
聞いてないよ!というか聞こえてなくて良かった。そう言えば、一昨日はいつもよりEさんの口数が少なくて、何か拗ねてるみたいで、帰りも一緒に帰ろうと思ったら「せっかく早帰りになったから銭湯に寄るわ」って、とっとと帰られてしまったんだった。
いやぁ、あたしったらなぁんにも知らなかった(照)。
最近、Cさんの脅しともとれるような威嚇的発言が多いのが気になってはいたが…。私はその原因が#さんにあるような気がした。#さんは嫌味が強烈だったり、露骨にCさんを見下した言動が多かったりする。それだけで犯人扱いしちゃイケナイけど。
昼休みは、フロント渦巻き君が「小樽の信金だかに強盗に入って逃げてた犯人が、なんと!うちの系列のラブホに逃げ込んで御用になったんですって!」と鼻息を荒くして語っていたけど、どうもいつもの勢いで食いつけなかった。
夕方、Cさんの自暴自棄な態度が気になりつつ、うすぼんやりとトイレ掃除をしていたら、トイレタンクの裏側から透明なビニールの管のような物が突き出ているのが見えた。
トイレの裏側にあんな管あったっけ?と深く屈んで見てみたら、他にも何か落ちているようだ。怖いのでゴム手袋をして引きずり出すと、透明なビニールの細いチューブと、箸袋を長〜くしたような物と、黄色く汚れた特大ナプキンが出てきた。
思わず「Eさん!トイレの裏側に隠すように何かが有ったんですけど…こ、怖い!」と叫び、飛んで来てくれたEさんと一緒に確認した。
箸袋のような物に”カテーテル 二股”と書かれてあったことから、これは尿道カテーテルなんだろうという結論に至ったが、Eさんがすっかり固まってドン引き状態になってしまった。
Eさん「こんなにしてまで、こーゆー所へ来たいんだろうねぇ。人間て…ねぇ」
みかやん「私も入院中に尿カテのお世話になりましたし、病気とか障害とか事故とか尿カテしてる人も程度も様々ですからね」
Eさん「でもやっぱり驚くよね。病院からお忍びで抜け出して来たの?病状は良いの?と思うもの!」
みかやん「はぁ。まぁ…」
そして私は尿カテの画像を探していて驚いた。世の中には、SM的な尿道カテーテルプレイが好きな人とか、尿道カテーテルオナニーが好きな人など、尿道カテーテルフェチと呼ばれる人達が居るんだと初めて知った。
しかも、危険を伴ううえ衛生的な配慮も不可欠になるので、物凄く詳しく解説したHOW TO尿道カテーテルプレイのサイトや、HOW TO尿道カテーテルオナニーのサイトが沢山あって、思わず真剣に読んじゃったよ(汗)。
http://www.mistress-cafe.net/howto/piachin.html
http://sm.emma-sakurai.com/2006/05/post_10.html
いやぁ、あたしったらなぁんにも知らなかった(恥)。
でも、更にドン引きされてもアレなんで、このことはEさんには知らせないでおこう。
今日は、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
出動するとEさんが「一昨日のCさんにはビックリしたよね〜!みかやんが盛り上げてくれたから、Cさんも機嫌直してくれたけどさ。やっぱりCさんがあんなふうになったら、みかやんじゃないとどうにもならないんだわ」と言った。
みかやん「へ?一昨日ってCさんが変態だあの世だって、はしゃいでた日ですよね?他に何かありましたっけ?」
Eさん「ええっ?聞こえてなかったの?ベッドを組んでたら突然Cさんがキレて”アンタ達(仕事が)早すぎるんだわ!わち昼で帰るから二人でやりなさい!”って怒鳴ったっしょ?」
みかやん「えーっ?知りませんでした。多分、私は垢風呂に当たってジャージャーとシャワーをかけてて聞こえなかったんだと思います」
聞いてないよ!というか聞こえてなくて良かった。そう言えば、一昨日はいつもよりEさんの口数が少なくて、何か拗ねてるみたいで、帰りも一緒に帰ろうと思ったら「せっかく早帰りになったから銭湯に寄るわ」って、とっとと帰られてしまったんだった。
いやぁ、あたしったらなぁんにも知らなかった(照)。
最近、Cさんの脅しともとれるような威嚇的発言が多いのが気になってはいたが…。私はその原因が#さんにあるような気がした。#さんは嫌味が強烈だったり、露骨にCさんを見下した言動が多かったりする。それだけで犯人扱いしちゃイケナイけど。
昼休みは、フロント渦巻き君が「小樽の信金だかに強盗に入って逃げてた犯人が、なんと!うちの系列のラブホに逃げ込んで御用になったんですって!」と鼻息を荒くして語っていたけど、どうもいつもの勢いで食いつけなかった。
夕方、Cさんの自暴自棄な態度が気になりつつ、うすぼんやりとトイレ掃除をしていたら、トイレタンクの裏側から透明なビニールの管のような物が突き出ているのが見えた。
トイレの裏側にあんな管あったっけ?と深く屈んで見てみたら、他にも何か落ちているようだ。怖いのでゴム手袋をして引きずり出すと、透明なビニールの細いチューブと、箸袋を長〜くしたような物と、黄色く汚れた特大ナプキンが出てきた。
思わず「Eさん!トイレの裏側に隠すように何かが有ったんですけど…こ、怖い!」と叫び、飛んで来てくれたEさんと一緒に確認した。
箸袋のような物に”カテーテル 二股”と書かれてあったことから、これは尿道カテーテルなんだろうという結論に至ったが、Eさんがすっかり固まってドン引き状態になってしまった。
Eさん「こんなにしてまで、こーゆー所へ来たいんだろうねぇ。人間て…ねぇ」
みかやん「私も入院中に尿カテのお世話になりましたし、病気とか障害とか事故とか尿カテしてる人も程度も様々ですからね」
Eさん「でもやっぱり驚くよね。病院からお忍びで抜け出して来たの?病状は良いの?と思うもの!」
みかやん「はぁ。まぁ…」
そして私は尿カテの画像を探していて驚いた。世の中には、SM的な尿道カテーテルプレイが好きな人とか、尿道カテーテルオナニーが好きな人など、尿道カテーテルフェチと呼ばれる人達が居るんだと初めて知った。
しかも、危険を伴ううえ衛生的な配慮も不可欠になるので、物凄く詳しく解説したHOW TO尿道カテーテルプレイのサイトや、HOW TO尿道カテーテルオナニーのサイトが沢山あって、思わず真剣に読んじゃったよ(汗)。
http://www.mistress-cafe.net/howto/piachin.html
http://sm.emma-sakurai.com/2006/05/post_10.html
いやぁ、あたしったらなぁんにも知らなかった(恥)。
でも、更にドン引きされてもアレなんで、このことはEさんには知らせないでおこう。
ラブホ394日目:変態
2007年5月7日 らぶほ2 コメント (2)11:30-16:00 本メイク1部屋+クイックメイク13部屋+廊下掃除
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と私の三人勤務。
Sさんはフロントのお仕事がお嫌いと見えて、朝からとても不機嫌で、別世界と交信中なのか気持ちが異次元へワープ中なのか一人でブツブツと呟いていたり、幻覚でも見えているのかゴミ箱やらセットバッグやらを蹴り倒しているのを何度か目撃した。
私も近々フロントデビューをしたらあぁなるのか?と不安になる。
一方、私達は気心の知れた古株三人勤務なので気楽なものだ。なんだかんだ言って私は、EさんとCさんが二人とも休みの日は、いまいち気分が乗らなかったり、おとなしかったりする。
だけど・・・。
Eさんが部屋の玄関に風呂用ワックスをこぼし、フロントへ「スミマセン。少々時間がかかります」と連絡したのも私で始末をしたのも私。
Cさんが灰皿を床に落として木っ端微塵になり、フロントへ「スミマセン。掃除機かけさせて下さい」と連絡をしたのも私で掃除機をかけたのも私。
廊下を移動中にお客様に「××1号室はどちら?」と呼び止められ、立ち止まったのは私だけで二人は一目散に逃げてた。
何でもかんでも私任せなんだから。や…いいんだけどさ。
露天風呂にゴミが浮いていないか、エログロい忘れ物が無いか、チェックに行ったCさんが「うわぁ!ちょっと!鳩!鳩入ってる!」と騒いだので、見に行くと露天風呂の窓辺にちょこんと鳩のつがいが居た。
Cさんは鳩に向かって「アンタ達も好きだねぇ。覗き見に来てたのかい?交わるの見てたの?イヤラシイねぇ!変態でないの?ほれ、行きなさい!しっ!しっ!」と言って追い払った。
鳩を相手に「アンタ達も好きだねぇ」と言われても…。多分、鳩は水を飲むためとか、露天風呂の傍が暖かいからって理由で来てたんだと思うんだけど。
鳩といえば辞めた中国娘・Iさんを思い出す。「私、鳩、大好きョ!鳩焼き、食べたい!公園の鳩、美味しそョ!」という台詞が懐かしい。
Cさんは一昨日のUさんの話(エロ漫画本持ち帰り=変態)を聞いて以来、「変態」という言葉がすっかり気に入ったようで、朝から乱用していた。
昼休みも・・・。
Cさん「わちだら、まず泡踊りの泡風呂に当たるもね!今日も泡踊りの風呂ばっかりだもの。今日のお客さんだら変態ばっかりでないかい?トルコでないんだからさ」
Eさん&みかやん「トルコって…(ソープって言って欲しかったヮ)」
Cさん「ええっ?アンタ達、トルコ知らないのかい?(←そんなワケない)昔、有ったべさトルコって。今も有るんだべさ?お金さえ払えば、交わったり変態なことしてもいい店さ」
Eさん「・・・・・(萎)。そう言えば、その手の店とか風俗の店って”ヘブン”って名前が多いけど、ヘブンってどんな意味なのさ?」
みかやん「ヘブンて”天国”って意味ですよ」
Cさん「”天国”ったら”あの世”だべさ!やーっしゃっしゃっしゃ!一番いいわ!交わって変態なことして、みんなまとめてあの世逝きってかい?しゃはははは!店の名前が”あの世”だとさ。いらっしゃい、あの世へ送ってあげるわよって?ひゃははは!(一人で大ウケ)」
どうでもいいけど「交わる」という言い回しは、Cさんに使われると特に気恥ずかしい感じになるので勘弁してほしい。
Cさんは、その後もずっと「交わる」だ「変態」だ「天国」だ「あの世」だと言って一人で大笑いしていた。そして、ふと「こんな所で働いてるなんて、わちらも変態だよね」と呟いた。
ああそうだよ、多分。
GW明けですっかり暇になり、16時で早帰りになった。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と私の三人勤務。
Sさんはフロントのお仕事がお嫌いと見えて、朝からとても不機嫌で、別世界と交信中なのか気持ちが異次元へワープ中なのか一人でブツブツと呟いていたり、幻覚でも見えているのかゴミ箱やらセットバッグやらを蹴り倒しているのを何度か目撃した。
私も近々フロントデビューをしたらあぁなるのか?と不安になる。
一方、私達は気心の知れた古株三人勤務なので気楽なものだ。なんだかんだ言って私は、EさんとCさんが二人とも休みの日は、いまいち気分が乗らなかったり、おとなしかったりする。
だけど・・・。
Eさんが部屋の玄関に風呂用ワックスをこぼし、フロントへ「スミマセン。少々時間がかかります」と連絡したのも私で始末をしたのも私。
Cさんが灰皿を床に落として木っ端微塵になり、フロントへ「スミマセン。掃除機かけさせて下さい」と連絡をしたのも私で掃除機をかけたのも私。
廊下を移動中にお客様に「××1号室はどちら?」と呼び止められ、立ち止まったのは私だけで二人は一目散に逃げてた。
何でもかんでも私任せなんだから。や…いいんだけどさ。
露天風呂にゴミが浮いていないか、エログロい忘れ物が無いか、チェックに行ったCさんが「うわぁ!ちょっと!鳩!鳩入ってる!」と騒いだので、見に行くと露天風呂の窓辺にちょこんと鳩のつがいが居た。
Cさんは鳩に向かって「アンタ達も好きだねぇ。覗き見に来てたのかい?交わるの見てたの?イヤラシイねぇ!変態でないの?ほれ、行きなさい!しっ!しっ!」と言って追い払った。
鳩を相手に「アンタ達も好きだねぇ」と言われても…。多分、鳩は水を飲むためとか、露天風呂の傍が暖かいからって理由で来てたんだと思うんだけど。
鳩といえば辞めた中国娘・Iさんを思い出す。「私、鳩、大好きョ!鳩焼き、食べたい!公園の鳩、美味しそョ!」という台詞が懐かしい。
Cさんは一昨日のUさんの話(エロ漫画本持ち帰り=変態)を聞いて以来、「変態」という言葉がすっかり気に入ったようで、朝から乱用していた。
昼休みも・・・。
Cさん「わちだら、まず泡踊りの泡風呂に当たるもね!今日も泡踊りの風呂ばっかりだもの。今日のお客さんだら変態ばっかりでないかい?トルコでないんだからさ」
Eさん&みかやん「トルコって…(ソープって言って欲しかったヮ)」
Cさん「ええっ?アンタ達、トルコ知らないのかい?(←そんなワケない)昔、有ったべさトルコって。今も有るんだべさ?お金さえ払えば、交わったり変態なことしてもいい店さ」
Eさん「・・・・・(萎)。そう言えば、その手の店とか風俗の店って”ヘブン”って名前が多いけど、ヘブンってどんな意味なのさ?」
みかやん「ヘブンて”天国”って意味ですよ」
Cさん「”天国”ったら”あの世”だべさ!やーっしゃっしゃっしゃ!一番いいわ!交わって変態なことして、みんなまとめてあの世逝きってかい?しゃはははは!店の名前が”あの世”だとさ。いらっしゃい、あの世へ送ってあげるわよって?ひゃははは!(一人で大ウケ)」
どうでもいいけど「交わる」という言い回しは、Cさんに使われると特に気恥ずかしい感じになるので勘弁してほしい。
Cさんは、その後もずっと「交わる」だ「変態」だ「天国」だ「あの世」だと言って一人で大笑いしていた。そして、ふと「こんな所で働いてるなんて、わちらも変態だよね」と呟いた。
ああそうだよ、多分。
GW明けですっかり暇になり、16時で早帰りになった。
ラブホ393日目:お香
2007年5月6日 らぶほ2
11:30-18:30 クイックメイク19部屋+リネン折り
今日は、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、#さん(60代前半・元美容師)とSさん(10代後半・初バイト)、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。
今日もCさんは朝から「疲れた」「眠たい」の連発で、露骨にイヤな顔を見せた#さんを筆頭に、みんな聞こえないフリをしていた。これではイケナイ!と「早くからココに来るから疲れるんじゃない?せっかく家が近いんだもの、ゆっくり来れば?」と言ってみた。
すると「家に居たってすること無いもの(怒)」という返事。趣味が無いってのも困ったもんだ。ココに来ても何かしてるわけでもないのに、無駄に早番の人達より先に1番に出勤するから疲れるんだよ。
部屋で二人になってから「月に22日も働いてた人が何言ってんだか。今度”疲れた”って言ったら罰金取るからね」と冗談めかして言った。それに続けて、本当に罰金を取ったとしても、貯まった罰金でCさんが大好きなビールを買うつもりだと言おうと思ったのに・・・。
「正直わちなんか、いつココを辞めてもいいと思ってる」とか「わちなんか、いつあの世に逝ってもいいと思ってる」と居直られた。なんで私が脅されなきゃなんないんだか。婆さんてホントに扱いが面倒だ(萎)。
次の部屋に入ると、妙に煙いような、きな臭いような感じがしたので「この部屋、なんか線香臭くない?」と聞いたら「わちでないよ!」と突っぱねられた。「婆さん、アンタ線香臭いよ」なんて言ってないのに…酷いよ。
本気で面倒臭くて付き合いきれなくなったので風呂掃除を始めたら、Cさんがコンビニ袋を持って来て「やんや、フロントの人がゴミの回収を忘れてったと思って中を見たら、線香入ってたもんだ。墓参りの帰りだのかい?あんまり気持ちいいもんでないねぇ」と言ってきた。
知るかよ!こんな所で無駄に「気持ちいい」って言うなよ(萎)。
それを言うなら「気持ち悪い」でいいじゃん。せめて「気分のいいもんでないねぇ」にしてよね…と思いながらコンビニ袋を覗いたら、チソチソ風の形の容器に線香のような物が2〜3本入っていて、容器のラベルを見たら”淫香”と書いてあった。
みかやん「や…これは線香じゃなくて、お香だわ!」
Cさん「やんや、お香でないべさ。お香はこんな形してないべさ。線香だべさ。お香ったら背中だとか腰に乗せて火をつけるやつだべさ?」
みかやん「それは、お灸だべさ(泣)」
Cさん「したら、お香ってなんだのさ?」
みかやん「お香は線香の仲間だけど用途が違って、お香は東洋系(オリエンタルと言おうとしてCさんには通じないので慌てて変換)の香りを楽しむもので、線香は専ら供養に使われるんでないの?」
Cさん「お客さんだら、こんな所で誰を供養してたんだのさ?気味悪いねぇ」
みかやん「そうじゃなくて!普通の線香に見えるけど、コレに火をつけたらいい匂いがするの!いい匂いだね〜。いいムードだね〜。さ、ベッド行こうか?ってなるものなの!」
Cさん「へえぇ。女はムードに弱いからねぇ。わちもムード派だもの。しゃははは!」
もーーーーーっ(怒)!Cさんに何かをご理解頂こうとすると物凄い手間暇がかかる。かと言って「どれっ!」とココで淫香という名のお香に火をつけて、Cさんに淫らな気持ちになられても困るし…。
私の方がよっぽど「疲れる」から。
今やこの手のせくすぃー系お香もエロエロ有るようで、私はストレートなネーミングが好き…かも?↓
http://www.omochannel.com/okou/index.html
どうもCさんの機嫌が悪いと思ったら、みんなが出勤して来る前に2番手に出勤して来た#さんに嫌味を言われたそうだ。年寄り連中がむやみに早く出勤するのは勝手だけど、喧嘩されちゃ敵いませんヮ。
今日は、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、#さん(60代前半・元美容師)とSさん(10代後半・初バイト)、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。
今日もCさんは朝から「疲れた」「眠たい」の連発で、露骨にイヤな顔を見せた#さんを筆頭に、みんな聞こえないフリをしていた。これではイケナイ!と「早くからココに来るから疲れるんじゃない?せっかく家が近いんだもの、ゆっくり来れば?」と言ってみた。
すると「家に居たってすること無いもの(怒)」という返事。趣味が無いってのも困ったもんだ。ココに来ても何かしてるわけでもないのに、無駄に早番の人達より先に1番に出勤するから疲れるんだよ。
部屋で二人になってから「月に22日も働いてた人が何言ってんだか。今度”疲れた”って言ったら罰金取るからね」と冗談めかして言った。それに続けて、本当に罰金を取ったとしても、貯まった罰金でCさんが大好きなビールを買うつもりだと言おうと思ったのに・・・。
「正直わちなんか、いつココを辞めてもいいと思ってる」とか「わちなんか、いつあの世に逝ってもいいと思ってる」と居直られた。なんで私が脅されなきゃなんないんだか。婆さんてホントに扱いが面倒だ(萎)。
次の部屋に入ると、妙に煙いような、きな臭いような感じがしたので「この部屋、なんか線香臭くない?」と聞いたら「わちでないよ!」と突っぱねられた。「婆さん、アンタ線香臭いよ」なんて言ってないのに…酷いよ。
本気で面倒臭くて付き合いきれなくなったので風呂掃除を始めたら、Cさんがコンビニ袋を持って来て「やんや、フロントの人がゴミの回収を忘れてったと思って中を見たら、線香入ってたもんだ。墓参りの帰りだのかい?あんまり気持ちいいもんでないねぇ」と言ってきた。
知るかよ!こんな所で無駄に「気持ちいい」って言うなよ(萎)。
それを言うなら「気持ち悪い」でいいじゃん。せめて「気分のいいもんでないねぇ」にしてよね…と思いながらコンビニ袋を覗いたら、チソチソ風の形の容器に線香のような物が2〜3本入っていて、容器のラベルを見たら”淫香”と書いてあった。
みかやん「や…これは線香じゃなくて、お香だわ!」
Cさん「やんや、お香でないべさ。お香はこんな形してないべさ。線香だべさ。お香ったら背中だとか腰に乗せて火をつけるやつだべさ?」
みかやん「それは、お灸だべさ(泣)」
Cさん「したら、お香ってなんだのさ?」
みかやん「お香は線香の仲間だけど用途が違って、お香は東洋系(オリエンタルと言おうとしてCさんには通じないので慌てて変換)の香りを楽しむもので、線香は専ら供養に使われるんでないの?」
Cさん「お客さんだら、こんな所で誰を供養してたんだのさ?気味悪いねぇ」
みかやん「そうじゃなくて!普通の線香に見えるけど、コレに火をつけたらいい匂いがするの!いい匂いだね〜。いいムードだね〜。さ、ベッド行こうか?ってなるものなの!」
Cさん「へえぇ。女はムードに弱いからねぇ。わちもムード派だもの。しゃははは!」
もーーーーーっ(怒)!Cさんに何かをご理解頂こうとすると物凄い手間暇がかかる。かと言って「どれっ!」とココで淫香という名のお香に火をつけて、Cさんに淫らな気持ちになられても困るし…。
私の方がよっぽど「疲れる」から。
今やこの手のせくすぃー系お香もエロエロ有るようで、私はストレートなネーミングが好き…かも?↓
http://www.omochannel.com/okou/index.html
どうもCさんの機嫌が悪いと思ったら、みんなが出勤して来る前に2番手に出勤して来た#さんに嫌味を言われたそうだ。年寄り連中がむやみに早く出勤するのは勝手だけど、喧嘩されちゃ敵いませんヮ。
ラブホ392日目:ダスター
2007年5月5日 らぶほ211:00-17:00 クイックメイク13部屋+リネン折り+ダスター上げ
今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)と$君(10代後半・ギター少年)、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と#さん(60代前半・元美容師)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
昨年もGWに平日並みの暇な日が有って早帰りになり、辞めたP君が「自分、早帰りなんて初めてっすよ♪」嬉しそうにしていたのを思い出すが、今日がそのGWの暇な日のようだ。
暇なのでフロント陣もセット部屋の取り合いになり、部屋が空いたので勇んでセットへ向かおうとしたフロント渦巻き君が「うわっ!アゴの人、行った。取られた」と嘆いていたりした。フロントX君を「アゴの人」だなんて失敬ね。
早寝早起きのお爺ちゃん生活を送るX君が、珍しく朝までカラオケして朝マックして出勤したそうで、妙なテンションになっていた。私がX君ぐらいの年齢の頃は3〜4日寝ないで遊んでいたものだ。青春を謳歌してくれ>X君。
さほど仕事もしないまま昼休みに入った。休憩室に着いたとたん、フロント二宮和也似君が可愛らしい顔に悪戯っ子的な微笑みを浮かべて私を呼ぶので、何事か?と行ってみたら「来シフトではフロントもやって頂きたいんです」との事だった。
来シフトの勤務表とフロントの制服一式を貰った。勤務表を見るとフロント勤務が8回もあるが、6月10日頃迄にはフロントの新人が入るので、それまでの辛抱らしい。どこまで出来るか分からないが、やってみるしかない。
休憩室へ戻ると、Eさんが「みかやん、聞いて!Uさんたら客の忘れ物のエロ漫画本を持ち帰って読んでるのよ。やーねー。変態よねぇ」と言い、Uさんが「みんなの前で読むの恥ずかしいから」と反撃し、Eさんは「家で一人で読むなんて、余程の変態よね」と斬り返した。
みんなが変態!変態!と言っていたので「X君もかなり変態でしょ?」と聞いてみたら、「中学の同級生に”アブノーマル”って言われました」って返事だ。お爺ちゃん生活を送る一方で中学時代からアブノーマルと呼ばれるとは!ますます深まるX君の変態、いや…生態の謎。
全員が早番だったので賑やかな昼休みだった。
夕方、何気にダスターで床を拭いていて異変に気付いた。部屋の床拭きは風呂係の人が浴槽を洗って拭いた後の程よく濡れた大判ダスターを再利用するが、Eさんに手渡されたダスターから、とんでもない匂いがした。
みかやん「Eさん!ダスターが異様な匂いを発してるんですが…」
Eさん「ええっ?何?何の匂い?」
みかやん「強烈な白子臭が漂ってます」
Eさん「うわっ!間違えた!それ、風呂の床を拭いたダスターだったわ!男の人が床に出してたってこと?やだ!全然気付かなかった!どこに出してたんだろ?」
Eさんは「どれっ?」と私の手から白子臭ダスターをもぎ取り、匂いを嗅いで「うわっ!臭っ!間違いなく男の人のアレだね!」と言って咽せていた。
Eさんから別のダスターを貰って床を拭き直すも遅かりし…で、既に部屋じゅうから、そこはかとなく白子のかほりが漂っている気がしたし、白子ワックス効果なのか床がいつもより綺麗に拭き上げられた気もした。
凹む私にEさんは「気のせいだよ。私達は白子だって分かってるから、そーゆー匂いがするような気がするだけでね。気のせい、気のせい」と気休めを言ってくれた。
みかやん「部屋も自分も白子臭い気がするし、手を洗っても白子臭い気が…(めそめそ)」
Eさん「気のせいだってば。あ!みかやん、ダスターの匂い嗅いだ時に鼻に白子がついたんじゃないの?」
みかやん「そんなぁ…爺さんやキモいオッサンの白子だったらイヤですよぉ」
Eさん「大丈夫!妊娠しないから。あははは!」
そこへフロントから早帰りの連絡が入ったので、速やかに帰ることにした。全員17時で早帰りになったので、途中までEさんとX君と私の三人で帰った。オールしたX君も早帰りになって何よりだっただろう。早く寝てお爺ちゃん生活に戻って下され。
今日は、Tさん(同い年・ホテルC出身)と$君(10代後半・ギター少年)、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と#さん(60代前半・元美容師)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
昨年もGWに平日並みの暇な日が有って早帰りになり、辞めたP君が「自分、早帰りなんて初めてっすよ♪」嬉しそうにしていたのを思い出すが、今日がそのGWの暇な日のようだ。
暇なのでフロント陣もセット部屋の取り合いになり、部屋が空いたので勇んでセットへ向かおうとしたフロント渦巻き君が「うわっ!アゴの人、行った。取られた」と嘆いていたりした。フロントX君を「アゴの人」だなんて失敬ね。
早寝早起きのお爺ちゃん生活を送るX君が、珍しく朝までカラオケして朝マックして出勤したそうで、妙なテンションになっていた。私がX君ぐらいの年齢の頃は3〜4日寝ないで遊んでいたものだ。青春を謳歌してくれ>X君。
さほど仕事もしないまま昼休みに入った。休憩室に着いたとたん、フロント二宮和也似君が可愛らしい顔に悪戯っ子的な微笑みを浮かべて私を呼ぶので、何事か?と行ってみたら「来シフトではフロントもやって頂きたいんです」との事だった。
来シフトの勤務表とフロントの制服一式を貰った。勤務表を見るとフロント勤務が8回もあるが、6月10日頃迄にはフロントの新人が入るので、それまでの辛抱らしい。どこまで出来るか分からないが、やってみるしかない。
休憩室へ戻ると、Eさんが「みかやん、聞いて!Uさんたら客の忘れ物のエロ漫画本を持ち帰って読んでるのよ。やーねー。変態よねぇ」と言い、Uさんが「みんなの前で読むの恥ずかしいから」と反撃し、Eさんは「家で一人で読むなんて、余程の変態よね」と斬り返した。
みんなが変態!変態!と言っていたので「X君もかなり変態でしょ?」と聞いてみたら、「中学の同級生に”アブノーマル”って言われました」って返事だ。お爺ちゃん生活を送る一方で中学時代からアブノーマルと呼ばれるとは!ますます深まるX君の変態、いや…生態の謎。
全員が早番だったので賑やかな昼休みだった。
夕方、何気にダスターで床を拭いていて異変に気付いた。部屋の床拭きは風呂係の人が浴槽を洗って拭いた後の程よく濡れた大判ダスターを再利用するが、Eさんに手渡されたダスターから、とんでもない匂いがした。
みかやん「Eさん!ダスターが異様な匂いを発してるんですが…」
Eさん「ええっ?何?何の匂い?」
みかやん「強烈な白子臭が漂ってます」
Eさん「うわっ!間違えた!それ、風呂の床を拭いたダスターだったわ!男の人が床に出してたってこと?やだ!全然気付かなかった!どこに出してたんだろ?」
Eさんは「どれっ?」と私の手から白子臭ダスターをもぎ取り、匂いを嗅いで「うわっ!臭っ!間違いなく男の人のアレだね!」と言って咽せていた。
Eさんから別のダスターを貰って床を拭き直すも遅かりし…で、既に部屋じゅうから、そこはかとなく白子のかほりが漂っている気がしたし、白子ワックス効果なのか床がいつもより綺麗に拭き上げられた気もした。
凹む私にEさんは「気のせいだよ。私達は白子だって分かってるから、そーゆー匂いがするような気がするだけでね。気のせい、気のせい」と気休めを言ってくれた。
みかやん「部屋も自分も白子臭い気がするし、手を洗っても白子臭い気が…(めそめそ)」
Eさん「気のせいだってば。あ!みかやん、ダスターの匂い嗅いだ時に鼻に白子がついたんじゃないの?」
みかやん「そんなぁ…爺さんやキモいオッサンの白子だったらイヤですよぉ」
Eさん「大丈夫!妊娠しないから。あははは!」
そこへフロントから早帰りの連絡が入ったので、速やかに帰ることにした。全員17時で早帰りになったので、途中までEさんとX君と私の三人で帰った。オールしたX君も早帰りになって何よりだっただろう。早く寝てお爺ちゃん生活に戻って下され。
ラブホ391日目:男4人
2007年5月3日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク17部屋+セットバッグ作り+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。
Sさんと組んで遅番になると、殆ど4P部屋からのスタートになる。出勤してモニターを見て、4P部屋が掃除部屋になっていた時点で「あーあー、うちらだよ。4P部屋担当者とペアだから仕方ない」と諦めるしかない。
案の定、4P部屋からのスタートとなった。腹は括っていたものの、4P部屋は荒れ放題、散らかり放題、おまけに例えようのない妖しげな匂いが漂っていて、やっぱり萎えた。私は風呂係だったので、2つのベッドを組んで逃げるように浴室へ向かった。
4P部屋の浴室の洗い場は恐ろしく広いが、大抵は2人で入浴される為に、いつもは広い洗い場の蛇口付近の床が濡れている感じだが、今回は洗い場の床全体が濡れていて、循環風呂のお湯が減っていたことから、何名で入室されたか知らないけど、ほぼ全員が一度に入浴したと思われた。
湯気はボーボーだし、壁は水しぶきで酷いし、まさに大浴場状態だった。お陰で1部屋目から物凄いウォーミングアップになった。
リネン折り中、フロントX君と話をした。
みかやん「$君たら相変わらず唐突にエロくてさ、また包茎の話なんだけど、$君一族は家系的に先祖代々包茎ではないんだってさ」
X君「う〜ん。遺伝なんですかねぇ?」
みかやん「真面目に答えられても困るよ(笑)」
X君「つーか普通は分からないですよね。父さんや兄ちゃんがどうなのかも分からないし、爺ちゃんがどうだったかなんて全く分からないですよ」
みかやん「$君とこはソレが自慢の血統だから、きっちりチェックしてたんじゃないの?(笑)で?X君一族はどうなのさ?」
X君「△○×□◎%=(大富豪X君一族のプライバシー保護のため伏せ字←だけど、こう書くと包茎一族みたい・笑)」
-----いつも、X君ともこんな会話ばっかりだ。振ってるの私だけど…。ホントはもっと違う意味でドキドキワクワクするような話をしたいのにね。
夕方、Sさんと4P部屋の話をしながらベッドを組んでいると、フロント早口君が部屋に来た。
早口君「そー言えば、今朝の4P部屋には男が4人で泊まってたんですよ」
Sさん&みかやん「えーーーっ!?(先に言ってよね)」
早口君「インターホンで”僕達お金無いんで4人で入っていいですか?”って聞かれたんで”どーぞ、どーぞ♪”って」
みかやん「きっとゲイ4人組ですよ。聞かれも咎められもしないのに、わざわざ向こうから先に”お金無い”とか言っちゃって…実はゲイなんですよ」
早口君「えーーーっ!?そーっすかね?」
みかやん「そーっすよ。カムフラージュっすよ(なんだかんだゲイに仕立て上げたい。というか私にかかったら男同士というだけで完全にゲイ扱い。もっと言えばゲイであってほしい!)」
どーりで妖しげな匂いがしたハズだ。しかも仲良く男4人で入浴ですか。どんだけ〜!ですわ。つーか、そーゆーことは先に言って欲しかった気が…。やっぱり心の準備が必要だもの。
ともあれ、このあと私は辞めたDさんと飲みに行くのでゴキゲンで帰り支度をした。Sさんが「いいなぁ〜。うちも行きたい!Dさんに会いたい!」と言っていたけど、未成年だし。20歳になったら、どこへでも連れてって差し上げますわよ。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。
Sさんと組んで遅番になると、殆ど4P部屋からのスタートになる。出勤してモニターを見て、4P部屋が掃除部屋になっていた時点で「あーあー、うちらだよ。4P部屋担当者とペアだから仕方ない」と諦めるしかない。
案の定、4P部屋からのスタートとなった。腹は括っていたものの、4P部屋は荒れ放題、散らかり放題、おまけに例えようのない妖しげな匂いが漂っていて、やっぱり萎えた。私は風呂係だったので、2つのベッドを組んで逃げるように浴室へ向かった。
4P部屋の浴室の洗い場は恐ろしく広いが、大抵は2人で入浴される為に、いつもは広い洗い場の蛇口付近の床が濡れている感じだが、今回は洗い場の床全体が濡れていて、循環風呂のお湯が減っていたことから、何名で入室されたか知らないけど、ほぼ全員が一度に入浴したと思われた。
湯気はボーボーだし、壁は水しぶきで酷いし、まさに大浴場状態だった。お陰で1部屋目から物凄いウォーミングアップになった。
リネン折り中、フロントX君と話をした。
みかやん「$君たら相変わらず唐突にエロくてさ、また包茎の話なんだけど、$君一族は家系的に先祖代々包茎ではないんだってさ」
X君「う〜ん。遺伝なんですかねぇ?」
みかやん「真面目に答えられても困るよ(笑)」
X君「つーか普通は分からないですよね。父さんや兄ちゃんがどうなのかも分からないし、爺ちゃんがどうだったかなんて全く分からないですよ」
みかやん「$君とこはソレが自慢の血統だから、きっちりチェックしてたんじゃないの?(笑)で?X君一族はどうなのさ?」
X君「△○×□◎%=(大富豪X君一族のプライバシー保護のため伏せ字←だけど、こう書くと包茎一族みたい・笑)」
-----いつも、X君ともこんな会話ばっかりだ。振ってるの私だけど…。ホントはもっと違う意味でドキドキワクワクするような話をしたいのにね。
夕方、Sさんと4P部屋の話をしながらベッドを組んでいると、フロント早口君が部屋に来た。
早口君「そー言えば、今朝の4P部屋には男が4人で泊まってたんですよ」
Sさん&みかやん「えーーーっ!?(先に言ってよね)」
早口君「インターホンで”僕達お金無いんで4人で入っていいですか?”って聞かれたんで”どーぞ、どーぞ♪”って」
みかやん「きっとゲイ4人組ですよ。聞かれも咎められもしないのに、わざわざ向こうから先に”お金無い”とか言っちゃって…実はゲイなんですよ」
早口君「えーーーっ!?そーっすかね?」
みかやん「そーっすよ。カムフラージュっすよ(なんだかんだゲイに仕立て上げたい。というか私にかかったら男同士というだけで完全にゲイ扱い。もっと言えばゲイであってほしい!)」
どーりで妖しげな匂いがしたハズだ。しかも仲良く男4人で入浴ですか。どんだけ〜!ですわ。つーか、そーゆーことは先に言って欲しかった気が…。やっぱり心の準備が必要だもの。
ともあれ、このあと私は辞めたDさんと飲みに行くのでゴキゲンで帰り支度をした。Sさんが「いいなぁ〜。うちも行きたい!Dさんに会いたい!」と言っていたけど、未成年だし。20歳になったら、どこへでも連れてって差し上げますわよ。
ラブホ390日目:喝!
2007年5月2日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク19部屋+ベッドのみ1
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。
$君の話によると、Uさんが私を褒めちぎっていたそうだ(怖)。Uさんに「誰と組み易い?」と聞かれ、$君が「みかやんが一番組み易いです」と答えると「そうでしょう!みかやんは仕事は早いし綺麗だし何でも優しく丁寧に教えてくれるでしょ」と言っていたそうで(寒)…。
更にUさんは「みかやんと私は全く話をしない時期があったんだけど、その時は私の性格が酷かったから仕方ないの…」と言っていたそうだ(震)。そう聞かされ狼狽して何て答えたか覚えてない。
今度はUさんにどんな霊が取り憑いたんだか…と考えたら、怖くて寒くて震えがきたので、$君といつもどおりエログロい話をして気持ちを落ち着けた。$君は得意の包茎の話をした後「俺の家は家系的に包茎は居ないんです」と、誇らしげだった。
なので私も「さすが$家!先祖代々包茎が居ない優れた血筋!」と褒め称えた。
昼休み、試しにSさんに「エアシューターって知ってる?」と聞くと、やはり「知りませんだよ。何ですか?それ?」という返事だったので、昨日のエアシューターの話をしていたら、Uさんが話に加わってきた。
「こないだ、うちの旦那となんとなく名寄のホテルへ行ったらエアシューターだった」って話だ。私は、名寄のホテルにエアシューターが付いていたという話より、Uさん夫婦が未だにそーゆー所へ行ってることに驚いた。しかも「なんとなく」で名寄かい?
相変わらずUさんは意表を突く言動の多い人だ。
夕方、ほのぼのしたい気分だったので、$君に元カノさんの話を尋ねると、$君は期待以上に熱く語ってくれた。
「ホントにもう、馬鹿でどうしようもないヤツで、B型なんで変わり者で話にならないですよ」と始まった。(B型の皆さんスミマセン。ちなみに、$君はAB型で、我が班ではSさんとUさんがB型です。)
$君「ホントに馬鹿なヤツで会う度にギターを教えてたのに1つも覚えなかったんですよ」
みかやん「適性も有るし、好き嫌いもあるからねぇ」
$君「んで元カノに”俺って芸能人なら誰に似てる?”って聞いたら、暫〜く考えてから”シロクマ!”ですよ。シロクマって芸能人ですか?話にならない!」
みかやん「ふっ・・・・・(笑いを堪えて口を開けない)」
$君「母親と元カノが仲良かったんで、呆れてその事を知らせたら、母親まで”前から何かに似てると思ってたけどシロクマだわ!似てる!似てる!”ですよ。そんなに似てますか?」
堪えきれずに「だはははは!」と大笑いしてしまった。$君のお母さんと元カノちゃんが仲良しだったのが微笑ましかったのと、シロクマでツボにハマってしまったのとで、$君には申し訳ないが笑い転げてしまった。
笑い疲れた次の次の部屋あたりをベッドメイクしていると、フロント渦巻き君が血相を変えて部屋へ飛び込んで来て、風呂掃除をしていた$君を呼びつけた。
渦巻き君「$君!隣の部屋、食器棚丸ごと拭き忘れてたよ!どうなってるんだよ!$君はもっとこう、死に物狂いで仕事を覚えようという気持ちにならないとダメだ!みかやんもちゃんと見てやって下さいね!」
$君&みかやん「すみませんっ!」
ポーカーフェイスの渦巻き君が顔を真っ赤にして大声で怒鳴るのを初めて見た。
オバ連には気を遣ってヤンワリと注意してくれてたけど、若い男の子が相手だとこうなのね…渦巻き君て普段はボソボソ喋るから大声を出したら声が裏返るタイプだと思ってたけど裏返らなかったわ…今まで意識したこと無かったけど渦巻き君も男の人なのよね…と思った。
それにしたって怖かったよ(泣)。
$君は「すみません。俺のせいでみかやんまで…」(←この手の発言は潔いというか男らしいよね)と申し訳なさそうにしていたけど、私が仕事中に不謹慎に笑い過ぎたんだよ、ゴメンよ>$君。
猛省してこのあとは$君も私も、渦巻き君に言われたとおり”死に物狂い”で仕事をした。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。
$君の話によると、Uさんが私を褒めちぎっていたそうだ(怖)。Uさんに「誰と組み易い?」と聞かれ、$君が「みかやんが一番組み易いです」と答えると「そうでしょう!みかやんは仕事は早いし綺麗だし何でも優しく丁寧に教えてくれるでしょ」と言っていたそうで(寒)…。
更にUさんは「みかやんと私は全く話をしない時期があったんだけど、その時は私の性格が酷かったから仕方ないの…」と言っていたそうだ(震)。そう聞かされ狼狽して何て答えたか覚えてない。
今度はUさんにどんな霊が取り憑いたんだか…と考えたら、怖くて寒くて震えがきたので、$君といつもどおりエログロい話をして気持ちを落ち着けた。$君は得意の包茎の話をした後「俺の家は家系的に包茎は居ないんです」と、誇らしげだった。
なので私も「さすが$家!先祖代々包茎が居ない優れた血筋!」と褒め称えた。
昼休み、試しにSさんに「エアシューターって知ってる?」と聞くと、やはり「知りませんだよ。何ですか?それ?」という返事だったので、昨日のエアシューターの話をしていたら、Uさんが話に加わってきた。
「こないだ、うちの旦那となんとなく名寄のホテルへ行ったらエアシューターだった」って話だ。私は、名寄のホテルにエアシューターが付いていたという話より、Uさん夫婦が未だにそーゆー所へ行ってることに驚いた。しかも「なんとなく」で名寄かい?
相変わらずUさんは意表を突く言動の多い人だ。
夕方、ほのぼのしたい気分だったので、$君に元カノさんの話を尋ねると、$君は期待以上に熱く語ってくれた。
「ホントにもう、馬鹿でどうしようもないヤツで、B型なんで変わり者で話にならないですよ」と始まった。(B型の皆さんスミマセン。ちなみに、$君はAB型で、我が班ではSさんとUさんがB型です。)
$君「ホントに馬鹿なヤツで会う度にギターを教えてたのに1つも覚えなかったんですよ」
みかやん「適性も有るし、好き嫌いもあるからねぇ」
$君「んで元カノに”俺って芸能人なら誰に似てる?”って聞いたら、暫〜く考えてから”シロクマ!”ですよ。シロクマって芸能人ですか?話にならない!」
みかやん「ふっ・・・・・(笑いを堪えて口を開けない)」
$君「母親と元カノが仲良かったんで、呆れてその事を知らせたら、母親まで”前から何かに似てると思ってたけどシロクマだわ!似てる!似てる!”ですよ。そんなに似てますか?」
堪えきれずに「だはははは!」と大笑いしてしまった。$君のお母さんと元カノちゃんが仲良しだったのが微笑ましかったのと、シロクマでツボにハマってしまったのとで、$君には申し訳ないが笑い転げてしまった。
笑い疲れた次の次の部屋あたりをベッドメイクしていると、フロント渦巻き君が血相を変えて部屋へ飛び込んで来て、風呂掃除をしていた$君を呼びつけた。
渦巻き君「$君!隣の部屋、食器棚丸ごと拭き忘れてたよ!どうなってるんだよ!$君はもっとこう、死に物狂いで仕事を覚えようという気持ちにならないとダメだ!みかやんもちゃんと見てやって下さいね!」
$君&みかやん「すみませんっ!」
ポーカーフェイスの渦巻き君が顔を真っ赤にして大声で怒鳴るのを初めて見た。
オバ連には気を遣ってヤンワリと注意してくれてたけど、若い男の子が相手だとこうなのね…渦巻き君て普段はボソボソ喋るから大声を出したら声が裏返るタイプだと思ってたけど裏返らなかったわ…今まで意識したこと無かったけど渦巻き君も男の人なのよね…と思った。
それにしたって怖かったよ(泣)。
$君は「すみません。俺のせいでみかやんまで…」(←この手の発言は潔いというか男らしいよね)と申し訳なさそうにしていたけど、私が仕事中に不謹慎に笑い過ぎたんだよ、ゴメンよ>$君。
猛省してこのあとは$君も私も、渦巻き君に言われたとおり”死に物狂い”で仕事をした。
ラブホ389日目:モーテル
2007年5月1日 らぶほ2 コメント (4)
11:30-18:00 本メイク7部屋+クイックメイク4部屋
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
Eさんからも、Cさんが「わち辞めたくなってきた」と漏らしていたことを聞いた。
みかやん「いずれCさんが本当に引退したら、Cさんの兄姉の連絡先を聞いておいて、定期的にCさんの様子を見に行かなきゃ!と思ったんですよ。なんて言うか…Cさんがボケるんじゃないかって心配で」
Eさん「私も同じこと考えてたよ。Cさんはココを辞めたら本当にボケちゃうと思うもの。絶対、危険だって!」
みかやん「病院時代のCさんの同僚が頻繁にCさん宅に遊びに来てるのって、もしかしてボケ防止というか、発見が遅れて手遅れにならないようになんでしょうか?」
Eさん「あ!気付かなかったけど絶対そうだわ!間違いないよ!介護に来てるんじゃないの?やっぱりみんな考えることは同じなんだわ!」
こんなふうに心配されてるって本人は気付いてないんだろうけど、外で他人の中で働いているというのに、自宅にいるかのようにくつろいでいたり、好きなように仕事をしていたりで、緊張感まるでナシだもの。
昼休み、Cさんチームはフロント渦巻き君に「あの泡立ちが半端無い新しい入浴剤を使うと、一見お風呂がツルツルになるんですけど、ちゃんと洗って流さないと乾いたら白く残りますからね!気をつけて下さい!」と注意されていた。
いちいち言わなくても分かってるだろうと思っていたことも、CさんやUさんには通用しないようだ。いつまで経っても手の掛かる二人に、Eさんと私は閉口してしまった。
夕方、ベッドメイク中の部屋に渦巻き君が突然凄い勢いで入って来た。
渦巻き君「隣の部屋の内装が変わったの、見ました?」
Eさん「うん。私は見たよ。酷いよね!」
みかやん「ええっ?私、見てないですよ。どうなったんですか?」
渦巻き君に連れられて隣の部屋へ行って私も驚いた。玄関も部屋も壁紙が真っ赤になっていたからだ。
渦巻き君「これって”昭和”のラブホだよね!(興奮)」
みかやん「うん!それも”モーテル”と呼ばれていた頃の!」
渦巻き君「この辺にエアーシューターとか付いてそうじゃない?(大興奮)」
みかやん「あはは!エアーシューターって懐かしい!今の若い人達はエアーシューターなんか知らないよね」
ポーカーフェイスの渦巻き君も、珍しくかなり興奮してて「じゃ、来て下さい!」って私を隣の部屋まで連行してったぐらいだもの。
一瞬にして蘇る青春の日々。私が十代の頃、函館あたりのラブホには精算機なんかなくて、エアーシューターが主流だった…と思う(自分でお金を払っていなかった為に記憶が朧気)。
エアーシューターで支払いの時は、フロントへ「帰ります」と連絡すると、フロントからエアーシューターでカラの容器が送られてきて、その中へお金を入れてエアーシューターで送り返すってシステムだったハズ。ちなみにエアーシューターって吹き矢の原理なんだってさ。
当時はフロントへ「帰ります」ではなくて、「今、終わりました」とか「済みました」というような生々しい連絡をする人が多かったって話だ。
おまけに当時は普通に鏡張りの部屋や回転ベッドも有った。ガラスボウルのようなお風呂にだって入った入った…。
で、やっぱり私は画像の”Satellite of Love ラブホテル・消えゆく愛の空間学”って写真集が欲しいのだけど、普通に売ってない(泣)。
商品説明には”回転ベッド、鏡張りの部屋、ガラスの浴室・・あの懐かしきスタイルのラブホテルが、いま絶滅の危機に瀕している。風営法改悪によって、もうすぐ体験できなくなる、うれし恥ずかし愛欲空間。これが日本のオリジナリティだ!”と書いてあって、読んだだけでクラクラするのに、売ってない(涙)。
モーテルという言葉が死語になり、回転ベッドや鏡張りの部屋が絶滅した今、写真集を見て思いっきり昭和のノスタルジーに浸りたい。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
Eさんからも、Cさんが「わち辞めたくなってきた」と漏らしていたことを聞いた。
みかやん「いずれCさんが本当に引退したら、Cさんの兄姉の連絡先を聞いておいて、定期的にCさんの様子を見に行かなきゃ!と思ったんですよ。なんて言うか…Cさんがボケるんじゃないかって心配で」
Eさん「私も同じこと考えてたよ。Cさんはココを辞めたら本当にボケちゃうと思うもの。絶対、危険だって!」
みかやん「病院時代のCさんの同僚が頻繁にCさん宅に遊びに来てるのって、もしかしてボケ防止というか、発見が遅れて手遅れにならないようになんでしょうか?」
Eさん「あ!気付かなかったけど絶対そうだわ!間違いないよ!介護に来てるんじゃないの?やっぱりみんな考えることは同じなんだわ!」
こんなふうに心配されてるって本人は気付いてないんだろうけど、外で他人の中で働いているというのに、自宅にいるかのようにくつろいでいたり、好きなように仕事をしていたりで、緊張感まるでナシだもの。
昼休み、Cさんチームはフロント渦巻き君に「あの泡立ちが半端無い新しい入浴剤を使うと、一見お風呂がツルツルになるんですけど、ちゃんと洗って流さないと乾いたら白く残りますからね!気をつけて下さい!」と注意されていた。
いちいち言わなくても分かってるだろうと思っていたことも、CさんやUさんには通用しないようだ。いつまで経っても手の掛かる二人に、Eさんと私は閉口してしまった。
夕方、ベッドメイク中の部屋に渦巻き君が突然凄い勢いで入って来た。
渦巻き君「隣の部屋の内装が変わったの、見ました?」
Eさん「うん。私は見たよ。酷いよね!」
みかやん「ええっ?私、見てないですよ。どうなったんですか?」
渦巻き君に連れられて隣の部屋へ行って私も驚いた。玄関も部屋も壁紙が真っ赤になっていたからだ。
渦巻き君「これって”昭和”のラブホだよね!(興奮)」
みかやん「うん!それも”モーテル”と呼ばれていた頃の!」
渦巻き君「この辺にエアーシューターとか付いてそうじゃない?(大興奮)」
みかやん「あはは!エアーシューターって懐かしい!今の若い人達はエアーシューターなんか知らないよね」
ポーカーフェイスの渦巻き君も、珍しくかなり興奮してて「じゃ、来て下さい!」って私を隣の部屋まで連行してったぐらいだもの。
一瞬にして蘇る青春の日々。私が十代の頃、函館あたりのラブホには精算機なんかなくて、エアーシューターが主流だった…と思う(自分でお金を払っていなかった為に記憶が朧気)。
エアーシューターで支払いの時は、フロントへ「帰ります」と連絡すると、フロントからエアーシューターでカラの容器が送られてきて、その中へお金を入れてエアーシューターで送り返すってシステムだったハズ。ちなみにエアーシューターって吹き矢の原理なんだってさ。
当時はフロントへ「帰ります」ではなくて、「今、終わりました」とか「済みました」というような生々しい連絡をする人が多かったって話だ。
おまけに当時は普通に鏡張りの部屋や回転ベッドも有った。ガラスボウルのようなお風呂にだって入った入った…。
で、やっぱり私は画像の”Satellite of Love ラブホテル・消えゆく愛の空間学”って写真集が欲しいのだけど、普通に売ってない(泣)。
商品説明には”回転ベッド、鏡張りの部屋、ガラスの浴室・・あの懐かしきスタイルのラブホテルが、いま絶滅の危機に瀕している。風営法改悪によって、もうすぐ体験できなくなる、うれし恥ずかし愛欲空間。これが日本のオリジナリティだ!”と書いてあって、読んだだけでクラクラするのに、売ってない(涙)。
モーテルという言葉が死語になり、回転ベッドや鏡張りの部屋が絶滅した今、写真集を見て思いっきり昭和のノスタルジーに浸りたい。
ラブホ388日目:婆毒
2007年4月29日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク16部屋+ベッドのみ1+リネン折り
今日は、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、#さん(60代前半・元美容師)と私が遅番の勤務。
ココには”組みたくない!と思った相手とペアを組むことになる”というジンクスがあるが、ホントにそうなった。何となく#さんとは少しだけ距離を置きたいと思っていただけに軽く凹んだ。
出動して部屋に入るやいなや#さんはCさんバッシングを始め、最終的には「Cさんと違って私は優秀よ」みたいに私にアピールしてくる。最近それが鼻についてきた。
どうしてチーム60の婆どもは張り合いたがるんだろう。フロント可愛い人とTさんと私も同い年トリオだけど、張り合おうなんて気持ちは毛頭無い。むしろ老いたことを互いに慰め合ったり、まだ残っていた若さを見つけて共に喜んだりだ。
#さんは「Cさんて出動前の社員さんの話を何も聞いてないの。耳が遠いのか、理解不能なのかよく分からないけど迷惑」と言うし、Cさんは「#さんて耳悪いんでないの?掃除機かけてれば電話鳴っても聞こえないんだわ。わちでも聞こえるのに」と言ってる。
どっちもどっちと思うのは気のせいですか?
#さんは「Eさんて若作りよね。60過ぎてスニーカーだなんて(毒)」と言うし、Eさんは「#さんの化粧は酷いよね。60過ぎてあれは無いわ(毒)。私より年上なのに私を”お姉さん”て呼ぶの!冗談じゃないわ」と言っている。
爺さんが上下ジャージに革靴を合わせていたりするのは、#さん的な発想からなんだろうか?実際、自分より年上で自分よりうんと地味に見える人に「お姉さん」と呼ばれたらショックなので、Eさんの気持ちはよく分かる。
#さんの話によれば、CさんがEさんに「わち辞めたくなってきた」と漏らしていたそうで、それには私も衝撃を受けた。
正直言って、今でさえかなりヤバめなCさんが、家に一人で居るようになったら、あっと言う間にボケそうで怖い。いずれCさんが本当に引退したら、Cさんの兄姉の連絡先を聞いておいて、定期的にCさんの様子を見に行かなければ!という使命感に駆られるもの。
それに対して#さんは「Cさんみたいな人は、なんだかんだ社会に出てなきゃダメよ!あんなふうに新しいことを取り入れられない人とか、何かあると”年寄りだから”って逃げる人は早くボケるの」と言った。
でわ、#さんもスニーカーを取り入れてみては如何でしょう?
どうでもいいけどチーム60同士の毒吐き合戦に私を巻き込まないでくれ!と言いたい。どうもみんな、私には本音をぶつけ易いらしい。婆さんどもに寄ってたかって体当たりされても私もキツいから。
そんなこんなで最近、毒気に当てられっぱなしで萎える。ま、私あたりは猛毒を隠し(隠しきれてない気も…)持っているので、いざとなれば文字通り毒をもって毒を制すことも可能ですからね。
#さんとの帰り道で、一台のチャリが私を目がけて突進してきた。私が右へ避ければチャリも右へ、左へ避ければチャリも左へで「私を轢く気かい?」と思ったら、チャリに乗っていたのは辞めたDさんだった。
Dさんも最近、同業他店で働くようになり、その帰り道だそうで若干立ち話をして別れた。#さんはDさんを見て「綺麗な顔の子だねぇっ!」と驚いていた。若い人に対しては素直に感嘆出来るのに、チーム60の面々が相手だと妬みが入って素直になれないようだ。
ホント婆さんて面倒くさい・・・。
今日は、Uさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、#さん(60代前半・元美容師)と私が遅番の勤務。
ココには”組みたくない!と思った相手とペアを組むことになる”というジンクスがあるが、ホントにそうなった。何となく#さんとは少しだけ距離を置きたいと思っていただけに軽く凹んだ。
出動して部屋に入るやいなや#さんはCさんバッシングを始め、最終的には「Cさんと違って私は優秀よ」みたいに私にアピールしてくる。最近それが鼻についてきた。
どうしてチーム60の婆どもは張り合いたがるんだろう。フロント可愛い人とTさんと私も同い年トリオだけど、張り合おうなんて気持ちは毛頭無い。むしろ老いたことを互いに慰め合ったり、まだ残っていた若さを見つけて共に喜んだりだ。
#さんは「Cさんて出動前の社員さんの話を何も聞いてないの。耳が遠いのか、理解不能なのかよく分からないけど迷惑」と言うし、Cさんは「#さんて耳悪いんでないの?掃除機かけてれば電話鳴っても聞こえないんだわ。わちでも聞こえるのに」と言ってる。
どっちもどっちと思うのは気のせいですか?
#さんは「Eさんて若作りよね。60過ぎてスニーカーだなんて(毒)」と言うし、Eさんは「#さんの化粧は酷いよね。60過ぎてあれは無いわ(毒)。私より年上なのに私を”お姉さん”て呼ぶの!冗談じゃないわ」と言っている。
爺さんが上下ジャージに革靴を合わせていたりするのは、#さん的な発想からなんだろうか?実際、自分より年上で自分よりうんと地味に見える人に「お姉さん」と呼ばれたらショックなので、Eさんの気持ちはよく分かる。
#さんの話によれば、CさんがEさんに「わち辞めたくなってきた」と漏らしていたそうで、それには私も衝撃を受けた。
正直言って、今でさえかなりヤバめなCさんが、家に一人で居るようになったら、あっと言う間にボケそうで怖い。いずれCさんが本当に引退したら、Cさんの兄姉の連絡先を聞いておいて、定期的にCさんの様子を見に行かなければ!という使命感に駆られるもの。
それに対して#さんは「Cさんみたいな人は、なんだかんだ社会に出てなきゃダメよ!あんなふうに新しいことを取り入れられない人とか、何かあると”年寄りだから”って逃げる人は早くボケるの」と言った。
でわ、#さんもスニーカーを取り入れてみては如何でしょう?
どうでもいいけどチーム60同士の毒吐き合戦に私を巻き込まないでくれ!と言いたい。どうもみんな、私には本音をぶつけ易いらしい。婆さんどもに寄ってたかって体当たりされても私もキツいから。
そんなこんなで最近、毒気に当てられっぱなしで萎える。ま、私あたりは猛毒を隠し(隠しきれてない気も…)持っているので、いざとなれば文字通り毒をもって毒を制すことも可能ですからね。
#さんとの帰り道で、一台のチャリが私を目がけて突進してきた。私が右へ避ければチャリも右へ、左へ避ければチャリも左へで「私を轢く気かい?」と思ったら、チャリに乗っていたのは辞めたDさんだった。
Dさんも最近、同業他店で働くようになり、その帰り道だそうで若干立ち話をして別れた。#さんはDさんを見て「綺麗な顔の子だねぇっ!」と驚いていた。若い人に対しては素直に感嘆出来るのに、チーム60の面々が相手だと妬みが入って素直になれないようだ。
ホント婆さんて面倒くさい・・・。
ラブホ387日目:泡踊り
2007年4月28日 らぶほ2
11:30-18:30 クイックメイク16部屋+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と$君(10代後半・ギター少年)、Tさん(同い年・ホテルC出身)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。
Cさんと組むのも3月17日以来久々だったのに、いつものUさんやSさんに対する愚痴に加えて、$君に対する文句(?)まで言い出した。
Cさん「$君まだベッド組みが下手なんだの。だけどもあんまり注意して、ガミガミ婆さんだと思われるのもイヤで言えないんだの」
みかやん「仕事なんだから先輩として注意しなきゃなんないことは、ちゃんと言わなきゃ!ガミガミ言わなきゃいいんだし」
Cさん「どうも$君はねぇ・・・。だって・・・男だし(照)」
みかやん「男ったって18歳じゃん!なに言ってんだか。ええーっ?」
こっ、この婆さんは18歳の男の子を男として意識してたのかい(凍)。今までX君や辞めたP君やV君に対して、そんなことは言わなかったのに!や、いいんだけどさ。やっぱりちょっとビックリした。
最近、バブルバス入浴剤が替わり、今回のは泡立ちが半端無い。裏に”大きなお風呂(400Lクラス)でもゆたかな泡立ち”と誇らしげに書いてあるだけに凄い。浴槽にタップリとお湯を張られた日にゃ、浴槽の縁や床まで泡だらけだ。
早速Cさんがその泡風呂に当たり「やんや!泡だらけでどーもなんないわ!これだら泡踊りだべしゃ!」とボヤいていた。
昼休みは、EさんとCさんで泡踊りの話で盛り上がってた。
Eさん「お風呂が泡で泡で酷かったんだから。私が泡吹きたいぐらいだったもの」
Cさん「わちも当たったもの。あれだら泡踊りだもね」
Eさん「あはは!阿波踊りね。あれはホントに泡踊りだわ。や、そしてあの泡、なかなか消えないんだよね」
Cさん「男と女でくっついたり離れたり泡踊りしても泡が消えないように頑丈なんだべしゃ。しゃははは!」
ご満悦のCさんは素面でも酔っぱらいに見える。
私が三連休の間、あまりに暇で14時で早帰りになった日があって、みんなでCさん宅でお弁当を食べてから解散したそうだ。その日、一人取り残されたフロント渦巻き君が、他の班のベッドメイク係の先輩と3部屋ほどベッドメイクをしたって話だ。
渦巻き君「メイクするのも久しぶりで忘れてるのもあったんですけど、酷い目に遭いましたよ。たった3部屋で疲れてヘトヘトでしたから。うちのメイクさん達って凄い人達だなって思いました」
みかやん「そうでしょう、そうでしょう。みんな老体にムチ打って頑張ってるもん(あわわ)」
Eさん「”私達、早帰りするから部屋が空いたら渦巻き君がベッドメイクしてね”って冗談で言ったのに、ホントになっちゃったんだって。あははは!」
渦巻き君「いや〜。笑えませんでしたよ。ホントに大変で…」
ベッドメイクをする渦巻き君の姿を見たかったよ。プッ!(笑)
私達が談笑している間、フロントX君は虚ろだった。夜にX君とメールしてると「もう寝なきゃ」とか「もうこんな時間」と言われて時計を見ると、8時や9時だから。早寝早起きのお爺ちゃん生活をしてるX君が、珍しく”夜更かし”をして「6時間しか寝てない」と嘆いていた。
でも寝たのは10時だって(笑)お爺ちゃんなのに無理するからだよ(笑)夜更かしっつーか早く起き過ぎだよね(笑)相変わらずX君は笑わせてくれるが、X君の生態は謎だ。
実に和やかな昼休みだった。
夕方、Cさんはまた大当たりで「ちょっと!また泡踊りだわ!アンタだらホントに運が良くて当たらないもね!わちばっかりだもの」とボヤいていた。なんつっても私、風呂ラッキーの女王ですから。
帰りにCさんは「わちと組んで疲れたべしゃ」とコーラをおごってくれた。更に「わち、アンタに手伝って貰ってばかりで仕返し出来なかったから、明日コーシーでも飲みなさい」と100円をくれた。
みかやん「いいよ、貰えないよ。そんなつもりで手伝ったんじゃないし」
Cさん「こーゆー時は年寄りに甘えるもんだよ。気持ちだからしゃ」
みかやん「つーかね、仕返しじゃなくて”お返し”だと思うんだけど」
Cさん「わち”仕返し”って言ったかい?やんや、わちだらどーもなんないね。しゃはははは!」
実に和やかな一日だった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と$君(10代後半・ギター少年)、Tさん(同い年・ホテルC出身)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。
Cさんと組むのも3月17日以来久々だったのに、いつものUさんやSさんに対する愚痴に加えて、$君に対する文句(?)まで言い出した。
Cさん「$君まだベッド組みが下手なんだの。だけどもあんまり注意して、ガミガミ婆さんだと思われるのもイヤで言えないんだの」
みかやん「仕事なんだから先輩として注意しなきゃなんないことは、ちゃんと言わなきゃ!ガミガミ言わなきゃいいんだし」
Cさん「どうも$君はねぇ・・・。だって・・・男だし(照)」
みかやん「男ったって18歳じゃん!なに言ってんだか。ええーっ?」
こっ、この婆さんは18歳の男の子を男として意識してたのかい(凍)。今までX君や辞めたP君やV君に対して、そんなことは言わなかったのに!や、いいんだけどさ。やっぱりちょっとビックリした。
最近、バブルバス入浴剤が替わり、今回のは泡立ちが半端無い。裏に”大きなお風呂(400Lクラス)でもゆたかな泡立ち”と誇らしげに書いてあるだけに凄い。浴槽にタップリとお湯を張られた日にゃ、浴槽の縁や床まで泡だらけだ。
早速Cさんがその泡風呂に当たり「やんや!泡だらけでどーもなんないわ!これだら泡踊りだべしゃ!」とボヤいていた。
昼休みは、EさんとCさんで泡踊りの話で盛り上がってた。
Eさん「お風呂が泡で泡で酷かったんだから。私が泡吹きたいぐらいだったもの」
Cさん「わちも当たったもの。あれだら泡踊りだもね」
Eさん「あはは!阿波踊りね。あれはホントに泡踊りだわ。や、そしてあの泡、なかなか消えないんだよね」
Cさん「男と女でくっついたり離れたり泡踊りしても泡が消えないように頑丈なんだべしゃ。しゃははは!」
ご満悦のCさんは素面でも酔っぱらいに見える。
私が三連休の間、あまりに暇で14時で早帰りになった日があって、みんなでCさん宅でお弁当を食べてから解散したそうだ。その日、一人取り残されたフロント渦巻き君が、他の班のベッドメイク係の先輩と3部屋ほどベッドメイクをしたって話だ。
渦巻き君「メイクするのも久しぶりで忘れてるのもあったんですけど、酷い目に遭いましたよ。たった3部屋で疲れてヘトヘトでしたから。うちのメイクさん達って凄い人達だなって思いました」
みかやん「そうでしょう、そうでしょう。みんな老体にムチ打って頑張ってるもん(あわわ)」
Eさん「”私達、早帰りするから部屋が空いたら渦巻き君がベッドメイクしてね”って冗談で言ったのに、ホントになっちゃったんだって。あははは!」
渦巻き君「いや〜。笑えませんでしたよ。ホントに大変で…」
ベッドメイクをする渦巻き君の姿を見たかったよ。プッ!(笑)
私達が談笑している間、フロントX君は虚ろだった。夜にX君とメールしてると「もう寝なきゃ」とか「もうこんな時間」と言われて時計を見ると、8時や9時だから。早寝早起きのお爺ちゃん生活をしてるX君が、珍しく”夜更かし”をして「6時間しか寝てない」と嘆いていた。
でも寝たのは10時だって(笑)お爺ちゃんなのに無理するからだよ(笑)夜更かしっつーか早く起き過ぎだよね(笑)相変わらずX君は笑わせてくれるが、X君の生態は謎だ。
実に和やかな昼休みだった。
夕方、Cさんはまた大当たりで「ちょっと!また泡踊りだわ!アンタだらホントに運が良くて当たらないもね!わちばっかりだもの」とボヤいていた。なんつっても私、風呂ラッキーの女王ですから。
帰りにCさんは「わちと組んで疲れたべしゃ」とコーラをおごってくれた。更に「わち、アンタに手伝って貰ってばかりで仕返し出来なかったから、明日コーシーでも飲みなさい」と100円をくれた。
みかやん「いいよ、貰えないよ。そんなつもりで手伝ったんじゃないし」
Cさん「こーゆー時は年寄りに甘えるもんだよ。気持ちだからしゃ」
みかやん「つーかね、仕返しじゃなくて”お返し”だと思うんだけど」
Cさん「わち”仕返し”って言ったかい?やんや、わちだらどーもなんないね。しゃはははは!」
実に和やかな一日だった。
ラブホ386日目:幻滅
2007年4月24日 らぶほ2
11:30-17:30 本メイク8部屋+クイックメイク1部屋
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
ベッドの分厚いマットレスに掛けているシーツを交換する日だった。「えいっ!」とマットレスをずらせば、お宝がザクザク出てくる。お宝と言っても、ベッドの枕元の隙間から落ちた使用済み&未使用のスキンばっかりだけど。
ココで初めてマットレスのシーツを交換した時は「へえぇ。フラットシーツを使ってたんだ。本格的なベッドメイキングなのね。一流ホテルみたい♪」と感動したものだった。
ラブホQグループでは、上部と下部にグルリと一周ゴムが入ったマットレスの厚みだけが隠れるような布で通称「フリル」とか「はちまき」と呼ばれるものを使っていた(画像参照・ボックスシーツを枠だけにした感じのもの)。
フリルは交換が面倒だったけど、お客様がベッドの上でどんなに激しく乱れ、のたうち回ったとしても、フラットシーツのようにベッドのフレームからはみ出したり乱れたりはしないスグレモノだった。
今、思えば、フリルは激しいプレイを想定してのものだったんだろうか?
#さんは、EさんやCさんに対する愚痴をこぼしていた。「Cさんは口を開けば”疲れた、疲れた”で耳障りでウザい」とか「Eさんは勝手な思い込みで注意をしてきて、トシの割にあさはかだ」とか。
執拗にEさんやCさんに対してライバル意識を燃やしているようで、黙って聞いてれば、#さんは「まともな大人は私だけ」みたいな言い方をしてる。
ヲイヲイ。元々どこか自慢げなところが有る人だとは思ってたけど、そこまで言うか?入ったばかりの新人じゃん!「私こそ我がB班のリーダーにふさわしい人間よ!」という根拠の無い自信と発想と大きな勘違いは辞めたBさんにソックリで、幻滅した。
そこへ、フロント渦巻き君が#さんにドライヤーのコードの始末について注意をしに来た。すると、#さんはスミマセン!でも気をつけます!でもなく「えーっ!だってEさんにそう習ったのに…」とのたまった。
それを言っちゃあ、お終いでしょう。
明らかにEさんがそんなふうに教えるワケがない!という失敗をしゃーしゃーとEさんのせいにするなんて!愚鈍さんと呼んでいた頃のUさんにもソックリだ。このババア、ただ者じゃない…と急に怖くなった。
どうしてこう似てくるんだか。
それでも昼休みは、予約を入れておいたのでサロンド#出張サービスってことで#さんに前髪を切って貰ったが、複雑な心境だった。
夕方、テンション下がりまくりで廊下を歩いていたら、エレベーター前に若い男女が居て、男の子が女の子を背中側から抱っこしてエレベーター待ちをしていたのを見て、思わず「あ…(いやん、恥ずかしい)」と固まってしまった。
やっぱり基本は後から抱っこよね!のだめカンタービレの最終回で玉木宏君がのだめを後から抱っこしてるのを見た時は鼻血が出そうだったもの。
以前、酔ったO君や○斗君をおんぶした時も、後から抱っこされてるみたいでクラクラしたし。ああぁ、懐かし過ぎて涙が出そうな思い出だヮ。誰か後から抱っこしてくれないべか?
テンションは一瞬上がってまた急降下。
最後の部屋で#さんがウン○だらけの酷いトイレに当たって大騒ぎしていたが、私は助けなかった…というか、あまりに酷くてとてもじゃないけど助けられなかった。
どうでもいいけど、ライバル意識を良い方向に働かせて、チーム60の面々で仲良くやってって欲しいものだヮ。
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
ベッドの分厚いマットレスに掛けているシーツを交換する日だった。「えいっ!」とマットレスをずらせば、お宝がザクザク出てくる。お宝と言っても、ベッドの枕元の隙間から落ちた使用済み&未使用のスキンばっかりだけど。
ココで初めてマットレスのシーツを交換した時は「へえぇ。フラットシーツを使ってたんだ。本格的なベッドメイキングなのね。一流ホテルみたい♪」と感動したものだった。
ラブホQグループでは、上部と下部にグルリと一周ゴムが入ったマットレスの厚みだけが隠れるような布で通称「フリル」とか「はちまき」と呼ばれるものを使っていた(画像参照・ボックスシーツを枠だけにした感じのもの)。
フリルは交換が面倒だったけど、お客様がベッドの上でどんなに激しく乱れ、のたうち回ったとしても、フラットシーツのようにベッドのフレームからはみ出したり乱れたりはしないスグレモノだった。
今、思えば、フリルは激しいプレイを想定してのものだったんだろうか?
#さんは、EさんやCさんに対する愚痴をこぼしていた。「Cさんは口を開けば”疲れた、疲れた”で耳障りでウザい」とか「Eさんは勝手な思い込みで注意をしてきて、トシの割にあさはかだ」とか。
執拗にEさんやCさんに対してライバル意識を燃やしているようで、黙って聞いてれば、#さんは「まともな大人は私だけ」みたいな言い方をしてる。
ヲイヲイ。元々どこか自慢げなところが有る人だとは思ってたけど、そこまで言うか?入ったばかりの新人じゃん!「私こそ我がB班のリーダーにふさわしい人間よ!」という根拠の無い自信と発想と大きな勘違いは辞めたBさんにソックリで、幻滅した。
そこへ、フロント渦巻き君が#さんにドライヤーのコードの始末について注意をしに来た。すると、#さんはスミマセン!でも気をつけます!でもなく「えーっ!だってEさんにそう習ったのに…」とのたまった。
それを言っちゃあ、お終いでしょう。
明らかにEさんがそんなふうに教えるワケがない!という失敗をしゃーしゃーとEさんのせいにするなんて!愚鈍さんと呼んでいた頃のUさんにもソックリだ。このババア、ただ者じゃない…と急に怖くなった。
どうしてこう似てくるんだか。
それでも昼休みは、予約を入れておいたのでサロンド#出張サービスってことで#さんに前髪を切って貰ったが、複雑な心境だった。
夕方、テンション下がりまくりで廊下を歩いていたら、エレベーター前に若い男女が居て、男の子が女の子を背中側から抱っこしてエレベーター待ちをしていたのを見て、思わず「あ…(いやん、恥ずかしい)」と固まってしまった。
やっぱり基本は後から抱っこよね!のだめカンタービレの最終回で玉木宏君がのだめを後から抱っこしてるのを見た時は鼻血が出そうだったもの。
以前、酔ったO君や○斗君をおんぶした時も、後から抱っこされてるみたいでクラクラしたし。ああぁ、懐かし過ぎて涙が出そうな思い出だヮ。誰か後から抱っこしてくれないべか?
テンションは一瞬上がってまた急降下。
最後の部屋で#さんがウン○だらけの酷いトイレに当たって大騒ぎしていたが、私は助けなかった…というか、あまりに酷くてとてもじゃないけど助けられなかった。
どうでもいいけど、ライバル意識を良い方向に働かせて、チーム60の面々で仲良くやってって欲しいものだヮ。
ラブホ385日目:お口で…
2007年4月22日 らぶほ2 コメント (2)11:00-18:00 クイックメイク16部屋+リネン折り
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)、Tさん(同い年・ホテルC出身)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が遅番、$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務。
$君は、休憩室では無口だけど、二人で組んだら色んな話をして楽しませてくれる。先日、$君が小学2年生の従妹と手を繋いで街を歩いていたら、ティッシュ配りの人に「お父さんもどうぞ〜」と言われたそうで、超ブルーになっていた。
みかやん「あはは!お父さんは無いよね。幾つの時の子さ」
$君「俺が12歳で子作りしてなきゃなんないんですよ。あり得ません」
みかやん「あはは!あ…私もX君と手を繋いでた時、親子だと思われてたよね」
$君「それは無いです!ちゃんと普通に恋人同士に見えたに決まってますよ!みかやんは若いです。30ちょっとにしか見えませんよ」
みかやん「$君たら、そんなことを言って私を泣かせようとして〜!」
だって、ちゃんと普通に恋人同士じゃないもん(哀)。
続いて$君は「Sさんて俺のこと嫌いですよね」と言って凹んでいたので、私も「Sさんはオッサン以外には誰に対してもツンデレ喫茶状態だから、みんな不安になるんだよね。そのうちSさん口調にも慣れるから気にすんじゃない」とキッパリと否定した。
みんなを「Sさん、俺のこと怒ってる?」とか「私、Sさんに悪いこと言ったかな?」と不安に追い込んでる。Cさんは未だにSさん口調にいちいち腹を立てている。Sさん口調も困ったもんだ。
今日も様々なカップルと遭遇した。over65の老カップル、オッサンとギャル、ツバメ君とオバチャン等々、その度に目を丸くして驚いてる$君が何とも可愛らしかった。
こないだは、$君がラブホ内を一人歩きしてる女性を不思議そうに見てたから「デリヘル嬢だね」と言ったら、「デリヘルって何でしたっけ?」だもんね。大人っぽくても無邪気な十代だよね。
昼休みに食後のデザートを食べてたら、X君に「それ何ですか?」と聞かれて「ん?チーズ大福だよ♪あれれ?X君、お昼は?」と聞いたら、財布を忘れてお弁当を買えなかったそうだ。
迂闊だった。私ったらX君が飲まず食わずでいたことに気付かなかっただなんて!言ってくれればお金貸したし「何か買ってきて(犬)」ってメールくれれば良かったのに。X君に「子犬みたい」と言ってたら、X君からのメールにはいつも犬の絵文字が入ってて可愛い。
遠慮するX君に500mlで100円の炭酸飲料をご馳走した。ごめんよ、X君。
夕方になって、昨日、ロウソク地獄だった部屋に入った。$君の床拭きを手伝いながら「この部屋、かくかくしかじかで昨日はロウソクだらけで大変だったんだから」と話した。
$君「ロウソクですか。好きですね!」
みかやん「ええ?$君、ロウソクプレイが好きなの?」
$君「いえいえ。熱い思いしてロウソクを垂らしたり垂らされたり、物好きだなぁと思って。あ…でも俺、よく”男じゃない”って言われます」
みかやん「え?$君たら散々ゲイを否定しておいて、そっち(オカマ)かい?」
$君「そうじゃなくて(笑)。口でされるのが嫌いなんですよ。男って口でされるのが好きじゃないですか」
みかやん「私はお口でするのが嫌いでさぁ、世の中の男がみんな$君みたいだといいのに」
$君「食らいついてくるような女はダメですよね」
みかやん「どうしてもやれ!オラオラ!みたいな男もダメだよね」
$君&みかやん「ダメですよねーーーっ!」
妙なところで意気投合してしまった。だからと言ってどうなるわけでもないけど。$君と組むとこの手の話になることが多い。$君がいつも唐突にエロいんだもの。やっぱり$君は無邪気な10代ではない(笑)。
そう言えば前に$君は「まだ年上の女の人との経験は無いです」と言ってたってことは、今時の10代の女の子はみんなチソチソめがけて”食らいついて”くるってことかい?
ひえええええぇぇぇっ!あたしにゃ考えられない。
久々にX君と帰る時間が同じ勤務だったので、途中まで一緒に帰った。X君が隣でニコニコ笑ってると、ホワーンとしたほのぼのとした気持ちになるのよね。「お腹いっぱい食べて、すぐ寝るんだよ。じゃまた来週♪」と言ってX君を見送った。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)、Tさん(同い年・ホテルC出身)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が遅番、$君(10代後半・ギター少年)と私が早番の勤務。
$君は、休憩室では無口だけど、二人で組んだら色んな話をして楽しませてくれる。先日、$君が小学2年生の従妹と手を繋いで街を歩いていたら、ティッシュ配りの人に「お父さんもどうぞ〜」と言われたそうで、超ブルーになっていた。
みかやん「あはは!お父さんは無いよね。幾つの時の子さ」
$君「俺が12歳で子作りしてなきゃなんないんですよ。あり得ません」
みかやん「あはは!あ…私もX君と手を繋いでた時、親子だと思われてたよね」
$君「それは無いです!ちゃんと普通に恋人同士に見えたに決まってますよ!みかやんは若いです。30ちょっとにしか見えませんよ」
みかやん「$君たら、そんなことを言って私を泣かせようとして〜!」
だって、ちゃんと普通に恋人同士じゃないもん(哀)。
続いて$君は「Sさんて俺のこと嫌いですよね」と言って凹んでいたので、私も「Sさんはオッサン以外には誰に対してもツンデレ喫茶状態だから、みんな不安になるんだよね。そのうちSさん口調にも慣れるから気にすんじゃない」とキッパリと否定した。
みんなを「Sさん、俺のこと怒ってる?」とか「私、Sさんに悪いこと言ったかな?」と不安に追い込んでる。Cさんは未だにSさん口調にいちいち腹を立てている。Sさん口調も困ったもんだ。
今日も様々なカップルと遭遇した。over65の老カップル、オッサンとギャル、ツバメ君とオバチャン等々、その度に目を丸くして驚いてる$君が何とも可愛らしかった。
こないだは、$君がラブホ内を一人歩きしてる女性を不思議そうに見てたから「デリヘル嬢だね」と言ったら、「デリヘルって何でしたっけ?」だもんね。大人っぽくても無邪気な十代だよね。
昼休みに食後のデザートを食べてたら、X君に「それ何ですか?」と聞かれて「ん?チーズ大福だよ♪あれれ?X君、お昼は?」と聞いたら、財布を忘れてお弁当を買えなかったそうだ。
迂闊だった。私ったらX君が飲まず食わずでいたことに気付かなかっただなんて!言ってくれればお金貸したし「何か買ってきて(犬)」ってメールくれれば良かったのに。X君に「子犬みたい」と言ってたら、X君からのメールにはいつも犬の絵文字が入ってて可愛い。
遠慮するX君に500mlで100円の炭酸飲料をご馳走した。ごめんよ、X君。
夕方になって、昨日、ロウソク地獄だった部屋に入った。$君の床拭きを手伝いながら「この部屋、かくかくしかじかで昨日はロウソクだらけで大変だったんだから」と話した。
$君「ロウソクですか。好きですね!」
みかやん「ええ?$君、ロウソクプレイが好きなの?」
$君「いえいえ。熱い思いしてロウソクを垂らしたり垂らされたり、物好きだなぁと思って。あ…でも俺、よく”男じゃない”って言われます」
みかやん「え?$君たら散々ゲイを否定しておいて、そっち(オカマ)かい?」
$君「そうじゃなくて(笑)。口でされるのが嫌いなんですよ。男って口でされるのが好きじゃないですか」
みかやん「私はお口でするのが嫌いでさぁ、世の中の男がみんな$君みたいだといいのに」
$君「食らいついてくるような女はダメですよね」
みかやん「どうしてもやれ!オラオラ!みたいな男もダメだよね」
$君&みかやん「ダメですよねーーーっ!」
妙なところで意気投合してしまった。だからと言ってどうなるわけでもないけど。$君と組むとこの手の話になることが多い。$君がいつも唐突にエロいんだもの。やっぱり$君は無邪気な10代ではない(笑)。
そう言えば前に$君は「まだ年上の女の人との経験は無いです」と言ってたってことは、今時の10代の女の子はみんなチソチソめがけて”食らいついて”くるってことかい?
ひえええええぇぇぇっ!あたしにゃ考えられない。
久々にX君と帰る時間が同じ勤務だったので、途中まで一緒に帰った。X君が隣でニコニコ笑ってると、ホワーンとしたほのぼのとした気持ちになるのよね。「お腹いっぱい食べて、すぐ寝るんだよ。じゃまた来週♪」と言ってX君を見送った。
ラブホ384日目:蝋初心者
2007年4月21日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク17部屋+ベッドのみ1+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)と私が遅番の勤務。
マットレスが床に埋まってるタイプのベッドを組んでいた時、向かい側でTさんが「なんか、この床、凄く滑るの!」と組みにくそうにしていた。マットレスが埋まっているので途中までは床に膝をついてベッドを組み、掛け布団の段階で立ち上がってベッド組みを続ける。
立ち上がったらTさんが「うわっ!やっぱりここの床、滑るわ!何だろ?ワックスでもかけたのかなぁ?」と言っていた。私は裸足派だが、Tさんは靴下履き派なので、余計に滑るのだろう。
ベッド組みを終え、Tさんは風呂掃除へ向かい、私は洗面所で食器を洗いながら、ふと疑問に思った。ベッドは部屋よりも50センチほど高い小上がりの上に有るのに、変にワックスが効いていては危険じゃないのか?と思って、部屋へ戻ってみた。
で、床をよく見ると、ベージュの床の上に点々と薄いピンク色のロウが無数に滴って固まっていた。ロウの滴り方が半端ない。更によく見ると、ロウはTさんがベッドを組んでいた側から滴り始め、小上がりの階段へ繋がり、部屋の床へ降りてから洗面所や風呂の方向へ繋がっていた。
Tさんがベッドを組んでいた側に寝ていたロウ人間が、ロウを滴らせながら小上がりの階段を下りて、洗面所や風呂の方へ向かったということだ。天然のワックス効果をありがとう>お客さん!という問題ではない。小上がりも有るし滑って危険だ。
あまりにロウの量が半端ないので、社員さんへ連絡すると、すぐにフロント早口君がガム取りのヘラを持って駆けつけて下さった。早口君とTさんと私と三人で床を這ってロウと格闘すること30分。酷い目に遭った。ホント有り得ないから。
本物のロウソクプレイ愛好家の方々は、ちゃんとマイシートをご持参で、ロウはマイシート以外には垂らさず、上級者ほどロウの痕跡を残さないそうだよ。私達をロウ地獄に落とすような、こんな掟破りなことが出来るのは、興味本位でロウを垂らした不届き者だって話だ。
全く。こんなんじゃ、きちんとマナーを守ってロウソクプレイを楽しんでらっしゃる方々や、誇り高きロウソクプレイ上級者の方々に失礼よね。
檜風呂に被害がなかったのがせめてもの救いだった。
昼休み明けにリネン折りをしていると、露天風呂付きの部屋が空いたのでTさんと出動しようとしたが、業務用エレベーターが使用中だったのでやむなく客用エレベーターへ向かったら、露天風呂付きの部屋から出てきたカップルとバッタリ会った。
20代前半ぐらいのヤンチャそうな若い男性と、40代後半の小綺麗な女性だった。バッタリ会ったから、思いっきり見てしまったもの。
露天風呂付きの部屋へ到着すると、部屋は荒れてるわ、露天風呂は水しぶきだらけ、普通の風呂は泡と水しぶきでベチャベチャ。「さっきの若造君、はしゃぎ過ぎだよ。あ…若いツバメ君と来て、お姉さんの方がはしゃいだのかも?」と萎えた。
一方、Tさんは洗面所の小さなゴミ箱の底に、使用済みのパンティーライナーがベッタリと張り付いていたのを発見して「さっきのお姉さん、酷いわ。だらしない!」と萎えていた。
ついさっき、この部屋を使った二人をハッキリと見てしまったばかりに、余計にリアルで生々しく感じてしまい、いつも以上に萎えた。
続いて、もう1つのタイプの露天風呂付きの部屋が空いたので、ベッドメイクに向かったが、今日、その部屋にベッドメイクに入るのは3回目だった。商売繁盛!素晴らしい回転率!とは思うが、私達は同じ部屋のベッドメイクに飽きて更に萎えた。
意気揚々と出動した同い年ペアのTさんと私だったけど、徐々に口数が少なくなり、帰る頃にはすっかり無口な二人になっていた。蝋にやられてからというもの、萎え萎えの一日だった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が早番、Tさん(同い年・ホテルC出身)と私が遅番の勤務。
マットレスが床に埋まってるタイプのベッドを組んでいた時、向かい側でTさんが「なんか、この床、凄く滑るの!」と組みにくそうにしていた。マットレスが埋まっているので途中までは床に膝をついてベッドを組み、掛け布団の段階で立ち上がってベッド組みを続ける。
立ち上がったらTさんが「うわっ!やっぱりここの床、滑るわ!何だろ?ワックスでもかけたのかなぁ?」と言っていた。私は裸足派だが、Tさんは靴下履き派なので、余計に滑るのだろう。
ベッド組みを終え、Tさんは風呂掃除へ向かい、私は洗面所で食器を洗いながら、ふと疑問に思った。ベッドは部屋よりも50センチほど高い小上がりの上に有るのに、変にワックスが効いていては危険じゃないのか?と思って、部屋へ戻ってみた。
で、床をよく見ると、ベージュの床の上に点々と薄いピンク色のロウが無数に滴って固まっていた。ロウの滴り方が半端ない。更によく見ると、ロウはTさんがベッドを組んでいた側から滴り始め、小上がりの階段へ繋がり、部屋の床へ降りてから洗面所や風呂の方向へ繋がっていた。
Tさんがベッドを組んでいた側に寝ていたロウ人間が、ロウを滴らせながら小上がりの階段を下りて、洗面所や風呂の方へ向かったということだ。天然のワックス効果をありがとう>お客さん!という問題ではない。小上がりも有るし滑って危険だ。
あまりにロウの量が半端ないので、社員さんへ連絡すると、すぐにフロント早口君がガム取りのヘラを持って駆けつけて下さった。早口君とTさんと私と三人で床を這ってロウと格闘すること30分。酷い目に遭った。ホント有り得ないから。
本物のロウソクプレイ愛好家の方々は、ちゃんとマイシートをご持参で、ロウはマイシート以外には垂らさず、上級者ほどロウの痕跡を残さないそうだよ。私達をロウ地獄に落とすような、こんな掟破りなことが出来るのは、興味本位でロウを垂らした不届き者だって話だ。
全く。こんなんじゃ、きちんとマナーを守ってロウソクプレイを楽しんでらっしゃる方々や、誇り高きロウソクプレイ上級者の方々に失礼よね。
檜風呂に被害がなかったのがせめてもの救いだった。
昼休み明けにリネン折りをしていると、露天風呂付きの部屋が空いたのでTさんと出動しようとしたが、業務用エレベーターが使用中だったのでやむなく客用エレベーターへ向かったら、露天風呂付きの部屋から出てきたカップルとバッタリ会った。
20代前半ぐらいのヤンチャそうな若い男性と、40代後半の小綺麗な女性だった。バッタリ会ったから、思いっきり見てしまったもの。
露天風呂付きの部屋へ到着すると、部屋は荒れてるわ、露天風呂は水しぶきだらけ、普通の風呂は泡と水しぶきでベチャベチャ。「さっきの若造君、はしゃぎ過ぎだよ。あ…若いツバメ君と来て、お姉さんの方がはしゃいだのかも?」と萎えた。
一方、Tさんは洗面所の小さなゴミ箱の底に、使用済みのパンティーライナーがベッタリと張り付いていたのを発見して「さっきのお姉さん、酷いわ。だらしない!」と萎えていた。
ついさっき、この部屋を使った二人をハッキリと見てしまったばかりに、余計にリアルで生々しく感じてしまい、いつも以上に萎えた。
続いて、もう1つのタイプの露天風呂付きの部屋が空いたので、ベッドメイクに向かったが、今日、その部屋にベッドメイクに入るのは3回目だった。商売繁盛!素晴らしい回転率!とは思うが、私達は同じ部屋のベッドメイクに飽きて更に萎えた。
意気揚々と出動した同い年ペアのTさんと私だったけど、徐々に口数が少なくなり、帰る頃にはすっかり無口な二人になっていた。蝋にやられてからというもの、萎え萎えの一日だった。
ラブホ383日目:コスプレ
2007年4月18日 らぶほ211:30-18:00 本メイク1部屋+クイックメイク19部屋+ベッドのみ1
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント補助係で、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の三人勤務。
いつもは通勤途中にローソンに寄っているが、朝から何となくセイコマ(地場コンビニ)へ行かねばならないような予感がして勇んで行ってみたら、見覚えのある男の子に「みかやんじゃないですか。あーはっはっは!お世話になりました!」と声をかけられた。
笑い声でホワイトデーに退職した556君だと気付いた。寝起きのようで、髪はボサボサ、毛玉がツブツブのスウェットを着ていたので、一瞬誰だか分からなかった。夜〜深夜だけど無事に就職が決まり、元気で頑張っているようだ。
そういや、556君はうちのラブホの隣に住んでるんだから、この辺で会っても不思議ではない。セイコマへ行かねばならない予感は、556君と再会出来るからだったのか。
出勤すると、昨日入ったフロントの新人さんが一日で退職したと聞いた。昨日、何となくそんな予感がして頭の中で横須賀ストーリーを歌っていたら、やっぱり一日体験入社だったか。昨日といい今日といい、妙に勘が冴え渡る。
昨日、Sさんは「フロントに新人が入ったってことは、うちもうフロントやんなくていいってことだ!やった!良かった!ラッキー!」と大喜びしていたのに、束の間だった(哀)。
結局、Sさんは今日もフロント補助係で、コスプレの衣装を客室に届けているのを目撃した。そういや、ココのコスプレって最初は「無料で選べる15種類」ってことで、こんなのだったのに↓
01 セーラー服A(白セーラー×紺のスカート)
02 セーラー服B(白セーラー×茶色チェックのスカート)
03 女子高生(白ブラウスに赤リボン)
04 メイドA(黒ドレスに白エプロン)
05 メイドB(ピンクドレスに白エプロン)
06 ナースA(ピンク)
07 ナースB(白)
08 エプロンナース(俗に言う裸エプロン)
09 女教師(黒のタイトスカート)
10 スチュワーデス(ミニスカ)
11 婦人警官(ミニスカ)
12 OLピンク(ブラウス+ベスト+ミニスカ)
13 OLブルー(ブラウス+ベスト+ミニスカ)
14 ブルマ(体操着+ブルマ)
15 スクール水着(紺・パット無し)
今や、これに”バニーガール”や”くのいち”や”チアガール”に”ウエディングドレス”まで加わって、倍ぐらいの種類になってる(驚)。
しかも、フロントの人が客室に衣装を届けたり、客室から衣装を回収したりしているのを頻繁に見かけるし、作業室には洗濯された衣装がズラリと干されている。大人気じゃないか。
こんなにもコスプレが増殖しているというのに、うちのCさん(60代前半・元看護師)あたりは未だにコスプレが何なのか、ちゃんと理解していない。それはそれで凄いことだと思う。
Cさんに彼氏が出来たら、コスプレ衣装をプレゼントしてあげよう♪
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)がフロント補助係で、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)と私の三人勤務。
いつもは通勤途中にローソンに寄っているが、朝から何となくセイコマ(地場コンビニ)へ行かねばならないような予感がして勇んで行ってみたら、見覚えのある男の子に「みかやんじゃないですか。あーはっはっは!お世話になりました!」と声をかけられた。
笑い声でホワイトデーに退職した556君だと気付いた。寝起きのようで、髪はボサボサ、毛玉がツブツブのスウェットを着ていたので、一瞬誰だか分からなかった。夜〜深夜だけど無事に就職が決まり、元気で頑張っているようだ。
そういや、556君はうちのラブホの隣に住んでるんだから、この辺で会っても不思議ではない。セイコマへ行かねばならない予感は、556君と再会出来るからだったのか。
出勤すると、昨日入ったフロントの新人さんが一日で退職したと聞いた。昨日、何となくそんな予感がして頭の中で横須賀ストーリーを歌っていたら、やっぱり一日体験入社だったか。昨日といい今日といい、妙に勘が冴え渡る。
昨日、Sさんは「フロントに新人が入ったってことは、うちもうフロントやんなくていいってことだ!やった!良かった!ラッキー!」と大喜びしていたのに、束の間だった(哀)。
結局、Sさんは今日もフロント補助係で、コスプレの衣装を客室に届けているのを目撃した。そういや、ココのコスプレって最初は「無料で選べる15種類」ってことで、こんなのだったのに↓
01 セーラー服A(白セーラー×紺のスカート)
02 セーラー服B(白セーラー×茶色チェックのスカート)
03 女子高生(白ブラウスに赤リボン)
04 メイドA(黒ドレスに白エプロン)
05 メイドB(ピンクドレスに白エプロン)
06 ナースA(ピンク)
07 ナースB(白)
08 エプロンナース(俗に言う裸エプロン)
09 女教師(黒のタイトスカート)
10 スチュワーデス(ミニスカ)
11 婦人警官(ミニスカ)
12 OLピンク(ブラウス+ベスト+ミニスカ)
13 OLブルー(ブラウス+ベスト+ミニスカ)
14 ブルマ(体操着+ブルマ)
15 スクール水着(紺・パット無し)
今や、これに”バニーガール”や”くのいち”や”チアガール”に”ウエディングドレス”まで加わって、倍ぐらいの種類になってる(驚)。
しかも、フロントの人が客室に衣装を届けたり、客室から衣装を回収したりしているのを頻繁に見かけるし、作業室には洗濯された衣装がズラリと干されている。大人気じゃないか。
こんなにもコスプレが増殖しているというのに、うちのCさん(60代前半・元看護師)あたりは未だにコスプレが何なのか、ちゃんと理解していない。それはそれで凄いことだと思う。
Cさんに彼氏が出来たら、コスプレ衣装をプレゼントしてあげよう♪
ラブホ382日目:消臭剤
2007年4月17日 らぶほ2
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク10部屋+ベッドのみ1
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)の身内に不幸があって欠勤した為、#さん(60代前半・元美容師)と私の二人勤務になり、フロント補助係の新人が入ったので、Sさん(10代後半・初バイト)がフロントの仕事を教えることになった。
フロントの新人さんは、金髪に近い茶髪の腰まで届くようなロングヘアで、ケバめの化粧、派手な付け爪をつけて出勤していた。フロント補助係は肉体労働だというのに付け爪だなんて!ちょっとビックリ。
おまけに休憩室では片膝を立てて煙草を吸っていて、その姿は休憩室の主のようだった。Sさんもヘコヘコと舎弟のように振る舞っていたので、新人とはいえSさんより年上なんだろうと思っていたら、Sさんの1コ下だとさ。未成年じゃん!またビックリ。
ぶっちゃ毛、私が面接官なら採用しないタイプの子だ。
新人さんがSさんにセットの仕方を習っていたので、新人さんがセットをした部屋に入ってみたら、ゴミ放置、洗う食器を食器棚に放置、風呂のお湯抜き忘れ等々、初日だからと大目に見てもあまりに酷い有様だった。Sさんもちゃんと見てあげなきゃ。
若いのに物覚えが悪いというかウッカリさんというかやる気が無いのか。採用になった人というより一日体験入社に来た人(そんな制度はココには無いけど)みたいな感じを受けた。
私は風邪気味で鼻タレだったが、あまりのことに熱が出そうだった。とにかく、その新人さんがベッドメイク係で採用にならなくて何よりだ。
何だか滅入る。ホテルQ時代、こんな時は客室に備え付けのらくがき帳を見て大笑いして気分を盛り上げていたのに…。取り敢えず、お客様がアンケート用紙に記入して下さっていたので、ざっと目を通したら・・・。
ご意見・ご希望の欄に「ココでないとやらせてもらえないから、料金を安くしてくれ!ココ以外のホテルに行かないから!」とリアルな訴えが書かれていて、少し和んだ。
気を良くしてトイレ掃除をしようとドアを開けたら、床が真っ黒だった。土の上に便器が乗ってる大自然の中のトイレという感じ。よく見たら、ドリップしたあとのコーヒーかすが床に満遍なく撒かれていた。
コーヒー地獄なんてもんじゃない。以前も似たような光景を見たけど、これほどまでに完璧に敷き詰められてはいなかった。
意味分かんないから。
何かの儀式かおまじない、それとも魔除けやお清めの類ですか?ひょっとして嫌がらせですか?唖然としても居られないので、速やかに掃除機をかけた。
これってもしかして、コーヒーかすを消臭剤代わりに使ったの?ということは、物凄〜く臭〜いウン○をした後に罪の意識に苛まれて、私達の鼻が曲がらないよう気を遣って撒いていてくれたの?
ぶっちゃ毛、ありがた迷惑ですヮ。
ご本人が居たたまれなかっただけかも知れないし、お連れ様に対して申し訳なく思ったのかも知れない。
お陰でまた滅入った。
#さんも#さんで今日は気分がのらない様子で暗い顔をしてたが、突然「そっか!」と叫んだ(ご高齢になると独り言が多いのよね)。
「昨日またUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が婆さん臭〜い話をしてて、聞いててウンザリしたんだけど、考えたらうちの嫁の姑さんと話す練習になっていいのよ!物は考えようよね!」と言って#さんは一人で凄い勢いで頷いていた。
会話が成立しない。
こんな日は仕事に没頭するしかない!と黙々と仕事をした。
帰り、フロントの新人さんは死人のような顔をして戻って来た。かなりお疲れのご様子。何となくだけど、彼女とはもう会うこともないだろうと思った。
頭の中で「これっきり、これっきり、もう、これっきり〜で〜すか〜♪(横須賀ストーリー/山口百恵)」のフレーズがグルグルと回ってた(古っ)。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)の身内に不幸があって欠勤した為、#さん(60代前半・元美容師)と私の二人勤務になり、フロント補助係の新人が入ったので、Sさん(10代後半・初バイト)がフロントの仕事を教えることになった。
フロントの新人さんは、金髪に近い茶髪の腰まで届くようなロングヘアで、ケバめの化粧、派手な付け爪をつけて出勤していた。フロント補助係は肉体労働だというのに付け爪だなんて!ちょっとビックリ。
おまけに休憩室では片膝を立てて煙草を吸っていて、その姿は休憩室の主のようだった。Sさんもヘコヘコと舎弟のように振る舞っていたので、新人とはいえSさんより年上なんだろうと思っていたら、Sさんの1コ下だとさ。未成年じゃん!またビックリ。
ぶっちゃ毛、私が面接官なら採用しないタイプの子だ。
新人さんがSさんにセットの仕方を習っていたので、新人さんがセットをした部屋に入ってみたら、ゴミ放置、洗う食器を食器棚に放置、風呂のお湯抜き忘れ等々、初日だからと大目に見てもあまりに酷い有様だった。Sさんもちゃんと見てあげなきゃ。
若いのに物覚えが悪いというかウッカリさんというかやる気が無いのか。採用になった人というより一日体験入社に来た人(そんな制度はココには無いけど)みたいな感じを受けた。
私は風邪気味で鼻タレだったが、あまりのことに熱が出そうだった。とにかく、その新人さんがベッドメイク係で採用にならなくて何よりだ。
何だか滅入る。ホテルQ時代、こんな時は客室に備え付けのらくがき帳を見て大笑いして気分を盛り上げていたのに…。取り敢えず、お客様がアンケート用紙に記入して下さっていたので、ざっと目を通したら・・・。
ご意見・ご希望の欄に「ココでないとやらせてもらえないから、料金を安くしてくれ!ココ以外のホテルに行かないから!」とリアルな訴えが書かれていて、少し和んだ。
気を良くしてトイレ掃除をしようとドアを開けたら、床が真っ黒だった。土の上に便器が乗ってる大自然の中のトイレという感じ。よく見たら、ドリップしたあとのコーヒーかすが床に満遍なく撒かれていた。
コーヒー地獄なんてもんじゃない。以前も似たような光景を見たけど、これほどまでに完璧に敷き詰められてはいなかった。
意味分かんないから。
何かの儀式かおまじない、それとも魔除けやお清めの類ですか?ひょっとして嫌がらせですか?唖然としても居られないので、速やかに掃除機をかけた。
これってもしかして、コーヒーかすを消臭剤代わりに使ったの?ということは、物凄〜く臭〜いウン○をした後に罪の意識に苛まれて、私達の鼻が曲がらないよう気を遣って撒いていてくれたの?
ぶっちゃ毛、ありがた迷惑ですヮ。
ご本人が居たたまれなかっただけかも知れないし、お連れ様に対して申し訳なく思ったのかも知れない。
お陰でまた滅入った。
#さんも#さんで今日は気分がのらない様子で暗い顔をしてたが、突然「そっか!」と叫んだ(ご高齢になると独り言が多いのよね)。
「昨日またUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)が婆さん臭〜い話をしてて、聞いててウンザリしたんだけど、考えたらうちの嫁の姑さんと話す練習になっていいのよ!物は考えようよね!」と言って#さんは一人で凄い勢いで頷いていた。
会話が成立しない。
こんな日は仕事に没頭するしかない!と黙々と仕事をした。
帰り、フロントの新人さんは死人のような顔をして戻って来た。かなりお疲れのご様子。何となくだけど、彼女とはもう会うこともないだろうと思った。
頭の中で「これっきり、これっきり、もう、これっきり〜で〜すか〜♪(横須賀ストーリー/山口百恵)」のフレーズがグルグルと回ってた(古っ)。