昨夜は飲み過ぎて、昼過ぎに起きたものの寝覚めが悪い。昨年もそうだったけど、どうも屋上で飲むとアットホームな雰囲気にやられ時間も忘れて飲み過ぎる。
屋上には、EさんとCさんと私とフロント渦巻き君、本部の男性が酒や肉や野菜やつまみを持って集まり、支配人殿とフロント二宮和也似君が花火大会仕様のセッティングをしていた。
私達はホットプレートでジンギスカンやホルモンを焼き始め、二宮和也似君は花火大会当日に使う調理器具でポップコーンや揚げたこ焼き、フライドポテトを作って下さった。
私はCさんが持ってきてくれたスパークリングワインを1本飲み干し、自分で買ってきた缶カクテルを2缶飲み終え、缶ビールに手を出した頃には出来上がっていた。焼肉奉行の支配人殿が焼いて下さった肉はとても美味で、二宮和也似君作のフードも最高でゴキゲンだった。
ところが・・・Cさんがくだを巻き始めた。
遂にハッキリと「妖怪#さんが可哀相!だって年寄りだよ!」と言った。年寄りだったら、悪態つこうが逆ギレしようが何でもアリかい?年寄りだったら、やったもん勝ちなのかい?散々な目に遭わされた私は可哀相でも何でもないのかい?
こないだも書いたけど、Cさんの場合は「可哀相だから」面倒を見てやってる「可哀相だから」話し相手になってやってるという優越感に浸りたいために、事件をうやむやにしてしまい、何の解決にもならないどころか、妖怪#さん本人のためにもならない。
一連のUさん事件の時もそうだった。その結果「可哀相だ」と思ってる相手に逆に小馬鹿にされ、イヤミを言われたり罵られたりまでされて、その度に腹を立てて陰で酷い悪口を言う…というのを未だに何度も繰り返してる。
本当に「可哀相」なのは、それでも優越感に浸ってるつもりのCさんで、本物の馬鹿が相手じゃないと優越感に浸れないCさんじゃないかと思う。Cさんの「妖怪#さんが可哀相」発言には本気でガッカリした。
嗚呼それなのに、挙げ句の果てに「アンタ、X君の家に遊びに行くんだって?止めなさい!旦那さん居るのに、なに考えてるの!おかしいわ!」と言い出した。
私はただビリーズブートキャンプをしに行くだけで、X君も「兄ちゃんが出て行って家が広くなったんで入隊に来て下さい」と言ってくれてた。私は社交辞令が嫌いなので「遊びに行く」と言ったら、一人でどこへでも行く。
Cさん「一人暮らしの男の家にヤリに行くんだべさ。有り得ないわ!」
みかやん「はあぁっ?X君と私とトシ幾つ違うと思ってんの?有り得ないわ!」
Cさん「トシ違ったって男と女だべさ。わちは、アンタとX君が手を繋いで歩いてるのを見た時”あぁこの二人はヤってるんだ”と思ってたよ」
みかやん「ちょっと!なに言っちゃってんの?飲み過ぎじゃない?」
こないだ、CさんがSさんの悪口を言ってた時「なんてイヤラシイ婆さんなんだ」と思ったけど、ここまで陳腐で短絡的で時代錯誤も甚だしいとは思わなかった。
結婚したその日から男友達と飯も食えない家にも遊びに行けないんなら、最初から結婚なんかしなかったし、だから私は度量の広い器の大きな夫を選んだんだって何回言わせるんだか。
あたしゃ一人で、千歳のgori君宅、恵庭のRD君宅、M君宅、O君宅、D君宅、自習君宅、怪君宅、どこでも遊びに行ったわよ。飲んだ帰りだって、足元が危険だから男友達は手を繋いでというより老人介護のノリで手を引いて歩いてくれるわよ。
そんな男友達みんなと寝てるってのかい?あたしゃどんだけのオバサンさ。有り得ないから。
Cさんという人には本当に呆れ果ててしまって返す言葉も無い。
帰りの地下鉄の中で「やっぱりもっと言い返すべきだったか?」「X君から見たら私もCさんと同じ婆さんだよ」と言えば良かったか?と考えていたら、地下鉄を降りたとたん「只今の列車が新さっぽろ行き最終です」と放送が聞こえ、終電だと知らずに乗ってた。
アブナイアブナイ。酔った勢いで論破してたら終電に乗り遅れて「それはそれってことでゴメン、Cさん、タクシー代貸して」と気まずく情けない発言をしなければならないところだった。
そんなこんなで二日酔いはしてないものの最悪の気分だ。
屋上には、EさんとCさんと私とフロント渦巻き君、本部の男性が酒や肉や野菜やつまみを持って集まり、支配人殿とフロント二宮和也似君が花火大会仕様のセッティングをしていた。
私達はホットプレートでジンギスカンやホルモンを焼き始め、二宮和也似君は花火大会当日に使う調理器具でポップコーンや揚げたこ焼き、フライドポテトを作って下さった。
私はCさんが持ってきてくれたスパークリングワインを1本飲み干し、自分で買ってきた缶カクテルを2缶飲み終え、缶ビールに手を出した頃には出来上がっていた。焼肉奉行の支配人殿が焼いて下さった肉はとても美味で、二宮和也似君作のフードも最高でゴキゲンだった。
ところが・・・Cさんがくだを巻き始めた。
遂にハッキリと「妖怪#さんが可哀相!だって年寄りだよ!」と言った。年寄りだったら、悪態つこうが逆ギレしようが何でもアリかい?年寄りだったら、やったもん勝ちなのかい?散々な目に遭わされた私は可哀相でも何でもないのかい?
こないだも書いたけど、Cさんの場合は「可哀相だから」面倒を見てやってる「可哀相だから」話し相手になってやってるという優越感に浸りたいために、事件をうやむやにしてしまい、何の解決にもならないどころか、妖怪#さん本人のためにもならない。
一連のUさん事件の時もそうだった。その結果「可哀相だ」と思ってる相手に逆に小馬鹿にされ、イヤミを言われたり罵られたりまでされて、その度に腹を立てて陰で酷い悪口を言う…というのを未だに何度も繰り返してる。
本当に「可哀相」なのは、それでも優越感に浸ってるつもりのCさんで、本物の馬鹿が相手じゃないと優越感に浸れないCさんじゃないかと思う。Cさんの「妖怪#さんが可哀相」発言には本気でガッカリした。
嗚呼それなのに、挙げ句の果てに「アンタ、X君の家に遊びに行くんだって?止めなさい!旦那さん居るのに、なに考えてるの!おかしいわ!」と言い出した。
私はただビリーズブートキャンプをしに行くだけで、X君も「兄ちゃんが出て行って家が広くなったんで入隊に来て下さい」と言ってくれてた。私は社交辞令が嫌いなので「遊びに行く」と言ったら、一人でどこへでも行く。
Cさん「一人暮らしの男の家にヤリに行くんだべさ。有り得ないわ!」
みかやん「はあぁっ?X君と私とトシ幾つ違うと思ってんの?有り得ないわ!」
Cさん「トシ違ったって男と女だべさ。わちは、アンタとX君が手を繋いで歩いてるのを見た時”あぁこの二人はヤってるんだ”と思ってたよ」
みかやん「ちょっと!なに言っちゃってんの?飲み過ぎじゃない?」
こないだ、CさんがSさんの悪口を言ってた時「なんてイヤラシイ婆さんなんだ」と思ったけど、ここまで陳腐で短絡的で時代錯誤も甚だしいとは思わなかった。
結婚したその日から男友達と飯も食えない家にも遊びに行けないんなら、最初から結婚なんかしなかったし、だから私は度量の広い器の大きな夫を選んだんだって何回言わせるんだか。
あたしゃ一人で、千歳のgori君宅、恵庭のRD君宅、M君宅、O君宅、D君宅、自習君宅、怪君宅、どこでも遊びに行ったわよ。飲んだ帰りだって、足元が危険だから男友達は手を繋いでというより老人介護のノリで手を引いて歩いてくれるわよ。
そんな男友達みんなと寝てるってのかい?あたしゃどんだけのオバサンさ。有り得ないから。
Cさんという人には本当に呆れ果ててしまって返す言葉も無い。
帰りの地下鉄の中で「やっぱりもっと言い返すべきだったか?」「X君から見たら私もCさんと同じ婆さんだよ」と言えば良かったか?と考えていたら、地下鉄を降りたとたん「只今の列車が新さっぽろ行き最終です」と放送が聞こえ、終電だと知らずに乗ってた。
アブナイアブナイ。酔った勢いで論破してたら終電に乗り遅れて「それはそれってことでゴメン、Cさん、タクシー代貸して」と気まずく情けない発言をしなければならないところだった。
そんなこんなで二日酔いはしてないものの最悪の気分だ。
ラブホ437日目:スキン日
2007年7月9日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク6部屋+ダスター上げ+食器洗い+景品包装
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
通勤途中で、ふと向かい側を見るとEさんが歩いていた…と思ったら、塀に隠れて前方の様子を伺っているようだった。Eさんの視線の先には妖怪#さんが歩いていて「あはは!Eさんたら、またやってる!」と思うが、一人で歩いているので笑うに笑えなかった。
妖怪#さんの姿が見えなくなってから、私も向かい側へ渡り、Eさんに追いついた。
みかやん「もー!笑わせないで下さいよー!挙動が不審過ぎるんですってば。また時間差攻撃ですか?」
Eさん「だって、いま行ったら靴置き場で妖怪に会って、ロッカーでも妖怪に会って、休憩室でも…で、うるさくて大変だもの」
みかやん「今やEさんCさんUさんは、妖怪#さんの貴重な話し相手ですからね。今日は私じゃなくて、Uさんが出番だったら良かったのに」
Eさん「私だって別にあの人の話し相手じゃないもん!」
出動前のクジ引きで、Cさんが今日のハズレクジを引いてくれたので、Eさんと私は一安心だ。
1部屋目でベッドを組んでいると、何かヒンヤリと冷たいモノを踏んだようだ。イヤな予感がして足元を見ると、やはり剥き出しの使用済みスキンだった。
私だったらティッシュに包んでゴミ箱へ捨てますけどね。ティッシュに包まないまでも間違いなくゴミ箱へ捨てますけどね。ヤルことやって無頓着な人が多いから、この手の事故が後を絶ちませんヮ。こっちは裸足だってのに。
裸足も気持ち悪いけど、靴下をはいていたらもっと気持ち悪い気がするのは気のせいですか?そうですか…。
風呂係になると、浴槽の蛇口にスキンがかぶせられていた。一般的な水道の蛇口と違って浴槽のは幅が6〜7センチの平たい蛇口だけど、そこにピッチリとスキンがかぶせられていて、パッと見わからないほどだった。
こんなことをされても「まぁ!お客さんたら、お茶目さんね♪」などと喜んだりはしませんて。Eさんに見せてから、ゴム手袋をして事務的に外したまでです。
Eさん「みかやん、今日はスキンの日なんじゃない?二度あることは三度あるよ、多分(笑)」
みかやん「イヤですよ〜。スキンの日だなんて、とんでもないです。蛇口、ヌルヌルでしたから」
Eさん「みんなゴム手袋を持って歩いてるけど、Cさんだけは持ってないもんね。あの人、こーゆー時はどうしてるんだろ?」
みかやん「どうしてるも何も、Cさんクラスになると、どんな汚物にも果敢に素手でアタックしますからね。Cさんにかかったら使用済みスキンごときは、当然のように手づかみ、もしくは鷲づかみですよ」
Eさん「私はまだCさんみたいにはなれないもんね〜」
みかやん「なれなくていいんですよ。Cさんの場合は既に名人芸の域ですから」
いろんな意味でCさんて芸達者だ。今頃は妖怪#さんを相手に、また八方美人ぶりとお調子者ぶりを遺憾なく発揮し…(以下自粛)。
夕方、花火大会の日に屋上へお越し下さったお客様の為のお土産を包装することになった。Eさんも私も元はデパガなので包装はお手の物で、私あたりは丸い缶詰の包装も極めたぐらいだ。黙々と包装をして楽しいひとときだった。
ふと、包装作業のバイトも性に合ってるかも?と思った。
今日は仕事の後、屋上でちょっとした飲み会がある。花火大会当日に屋上を開放するので、社員さん達は予行演習ということでライティングや調理器具のセッティングをするが、私達はそれに便乗させて頂いてツマミ付きで酒が飲めるという話だ。
参加しないワケがない(喜)。仕事を終えたら、着替えて、近所のコンビニで軽く買い出しをして、いざ屋上へ!
そういや、Eさんに「今日はスキンの日なんじゃない?二度あることは三度あるよ」と言われて、暫くビクビクしながら働いていたけど、昼ご飯を食べたら綺麗サッパリ忘れたし、お陰様で何も無かった。やれやれ。
私は明日から三連休、今夜は飲むぞ!
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
通勤途中で、ふと向かい側を見るとEさんが歩いていた…と思ったら、塀に隠れて前方の様子を伺っているようだった。Eさんの視線の先には妖怪#さんが歩いていて「あはは!Eさんたら、またやってる!」と思うが、一人で歩いているので笑うに笑えなかった。
妖怪#さんの姿が見えなくなってから、私も向かい側へ渡り、Eさんに追いついた。
みかやん「もー!笑わせないで下さいよー!挙動が不審過ぎるんですってば。また時間差攻撃ですか?」
Eさん「だって、いま行ったら靴置き場で妖怪に会って、ロッカーでも妖怪に会って、休憩室でも…で、うるさくて大変だもの」
みかやん「今やEさんCさんUさんは、妖怪#さんの貴重な話し相手ですからね。今日は私じゃなくて、Uさんが出番だったら良かったのに」
Eさん「私だって別にあの人の話し相手じゃないもん!」
出動前のクジ引きで、Cさんが今日のハズレクジを引いてくれたので、Eさんと私は一安心だ。
1部屋目でベッドを組んでいると、何かヒンヤリと冷たいモノを踏んだようだ。イヤな予感がして足元を見ると、やはり剥き出しの使用済みスキンだった。
私だったらティッシュに包んでゴミ箱へ捨てますけどね。ティッシュに包まないまでも間違いなくゴミ箱へ捨てますけどね。ヤルことやって無頓着な人が多いから、この手の事故が後を絶ちませんヮ。こっちは裸足だってのに。
裸足も気持ち悪いけど、靴下をはいていたらもっと気持ち悪い気がするのは気のせいですか?そうですか…。
風呂係になると、浴槽の蛇口にスキンがかぶせられていた。一般的な水道の蛇口と違って浴槽のは幅が6〜7センチの平たい蛇口だけど、そこにピッチリとスキンがかぶせられていて、パッと見わからないほどだった。
こんなことをされても「まぁ!お客さんたら、お茶目さんね♪」などと喜んだりはしませんて。Eさんに見せてから、ゴム手袋をして事務的に外したまでです。
Eさん「みかやん、今日はスキンの日なんじゃない?二度あることは三度あるよ、多分(笑)」
みかやん「イヤですよ〜。スキンの日だなんて、とんでもないです。蛇口、ヌルヌルでしたから」
Eさん「みんなゴム手袋を持って歩いてるけど、Cさんだけは持ってないもんね。あの人、こーゆー時はどうしてるんだろ?」
みかやん「どうしてるも何も、Cさんクラスになると、どんな汚物にも果敢に素手でアタックしますからね。Cさんにかかったら使用済みスキンごときは、当然のように手づかみ、もしくは鷲づかみですよ」
Eさん「私はまだCさんみたいにはなれないもんね〜」
みかやん「なれなくていいんですよ。Cさんの場合は既に名人芸の域ですから」
いろんな意味でCさんて芸達者だ。今頃は妖怪#さんを相手に、また八方美人ぶりとお調子者ぶりを遺憾なく発揮し…(以下自粛)。
夕方、花火大会の日に屋上へお越し下さったお客様の為のお土産を包装することになった。Eさんも私も元はデパガなので包装はお手の物で、私あたりは丸い缶詰の包装も極めたぐらいだ。黙々と包装をして楽しいひとときだった。
ふと、包装作業のバイトも性に合ってるかも?と思った。
今日は仕事の後、屋上でちょっとした飲み会がある。花火大会当日に屋上を開放するので、社員さん達は予行演習ということでライティングや調理器具のセッティングをするが、私達はそれに便乗させて頂いてツマミ付きで酒が飲めるという話だ。
参加しないワケがない(喜)。仕事を終えたら、着替えて、近所のコンビニで軽く買い出しをして、いざ屋上へ!
そういや、Eさんに「今日はスキンの日なんじゃない?二度あることは三度あるよ」と言われて、暫くビクビクしながら働いていたけど、昼ご飯を食べたら綺麗サッパリ忘れたし、お陰様で何も無かった。やれやれ。
私は明日から三連休、今夜は飲むぞ!
ラブホ436日目:X君化
2007年7月8日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク25部屋+リネン折り
今日は、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)と私が遅番の勤務。
フロント色っぽい人から「他所の班の新人フロントが点検に物凄く時間がかかってたから社員さんが電話したら”ベッドメイクが汚すぎて点検が終わらない”って返事で、その部屋を誰がベッドメイクしたか調べたらUさんと妖怪#さんだった」という話を聞いた。
色っぽい人も「Uさんと妖怪#さんとCさんがベッドメイクした部屋を点検するのイヤ」と言うし、私も同感だ。このままじゃイケナイし、何と言っても仕事ぶりが一番酷いのはやはり妖怪#さんだろう。
で、朝のうちにUさんに「妖怪#さんの仕事を見てあげて。Uさんの仕事を手伝おうとしたら手伝わせないで自分の点検をさせて」とお願いした。そう言っとけば、Uさんも自分の仕事をきっちりしてくれるだろうし、妖怪#さんも点検しながら進めてってくれるだろうと思った。
出動の時、エレベーターの中に回収してきたOLのコスプレ衣装が有り、$君が「どうもこのOLの制服だけは意味が分かりません。どうするんですか?」と聞いてきた。
みかやん「そりゃやっぱり”$部長!何をなさるんですか!止めて下さい!ここは会議室ですよ!$部長、困ります!”ってなるんじゃないの?」
$君「あ…なるほど!そうか、その手が有ったか…。あはは!$部長って」
みかやん「将来、セクハラで訴えられないよう気をつけないとね(笑)」
時々問いかけられる$少年の素朴な疑問が妙に可愛らしかったりする。
先日、その$君が「Sさんは一番話しかけにくいし、何を話して良いか分からない」と悩んでいたので「Sさんは誰に対しても粗暴で冷淡な話し方をするだけで悪意は無いんだから、何でも聞いてみりゃいいさ」と答えた。
ベッドを組みながら$君はSさんに何と話しかけるのだろう?と思っていたら、$君が唐突に「Sさんて、かたつむりは好きですか?」と質問しているのが風呂に聞こえてきて倒れそうになった。
$君てば雨の日でもないのに何ゆえ突然”かたつむり”なんだか。それに対して「うーん。普通。大好きってわけでもない。そう言えば最近かたつむり見ないね」と真面目に答えるSさんもSさんだ。
十代二人の妙な会話を聞いていて、あたしゃ可笑しくて可笑しくて…。
ふと、Uさん達が気になった。また妖怪#さんが攻撃的な言い訳をしたり悪態をついたりして険悪になってはいないだろうか?と心配になったので、一足先に昼休みを終えたフロントX君にUさん達の様子を聞いてみた。
X君はにこやかに「(あの二人には)全く興味ないし、まるっきり眼中にないんで、様子も見てないし、話も聞いてない」と答えた。さすがX君だ!何て清々しい回答だろう。X君の笑顔の秘訣は、こーゆーところに有るのかも知れない。
私もイヤな奴には興味を持たないことにしよう。私の場合は、イヤだイヤだと思いながらも執拗に見るからムカつくんだし、話を聞くからムカつくんだ。そういや”見ざる聞かざる言わざる”の三猿ってのも有ったっけ?
私もX君のような立派なお猿さんにならなければ!って、ちょっと違う気が…。
今日、私はローションマット付きの風呂にばかり当たり、今日に限ってマットが使われていてローションでネロネロで、$君は無駄に広い風呂にばかり当たり、今日に限って風呂が蒸気でベチャベチャで、若い$君にも疲れが見えてきた。
珍しく$君が部屋のあちこちでよろめいていて、日頃みんなに「お爺ちゃん」と呼ばれているX君を見ているようだった。
「大丈夫?そのよろめきはX君化現象だよ。X君化=老化だからね。しっかり!」なんて言って笑ってたけど、$君には昨日、妖怪#さんにこき使われた疲れも残っているそうで深刻だ。
「ダスターを置きに行ってくるけど、ついでに持って来る物ある?」と聞いたら、$君は「トイレットペーパーを1個お願いします」と返事をしたけど、「1個」と言いながらVサインをしているではないか。1個?2個?どっちなんだい?
だめだこりゃ(ドリフ風)。
X君のお爺ちゃん化は伝染するのだろうか?明日は$君のバイトが3つともお休みだそうだ。ゆっくり休んで寝たきり老人になっていておくれ。私は三猿としてのX君化を目指そう。
今日は、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)と私が遅番の勤務。
フロント色っぽい人から「他所の班の新人フロントが点検に物凄く時間がかかってたから社員さんが電話したら”ベッドメイクが汚すぎて点検が終わらない”って返事で、その部屋を誰がベッドメイクしたか調べたらUさんと妖怪#さんだった」という話を聞いた。
色っぽい人も「Uさんと妖怪#さんとCさんがベッドメイクした部屋を点検するのイヤ」と言うし、私も同感だ。このままじゃイケナイし、何と言っても仕事ぶりが一番酷いのはやはり妖怪#さんだろう。
で、朝のうちにUさんに「妖怪#さんの仕事を見てあげて。Uさんの仕事を手伝おうとしたら手伝わせないで自分の点検をさせて」とお願いした。そう言っとけば、Uさんも自分の仕事をきっちりしてくれるだろうし、妖怪#さんも点検しながら進めてってくれるだろうと思った。
出動の時、エレベーターの中に回収してきたOLのコスプレ衣装が有り、$君が「どうもこのOLの制服だけは意味が分かりません。どうするんですか?」と聞いてきた。
みかやん「そりゃやっぱり”$部長!何をなさるんですか!止めて下さい!ここは会議室ですよ!$部長、困ります!”ってなるんじゃないの?」
$君「あ…なるほど!そうか、その手が有ったか…。あはは!$部長って」
みかやん「将来、セクハラで訴えられないよう気をつけないとね(笑)」
時々問いかけられる$少年の素朴な疑問が妙に可愛らしかったりする。
先日、その$君が「Sさんは一番話しかけにくいし、何を話して良いか分からない」と悩んでいたので「Sさんは誰に対しても粗暴で冷淡な話し方をするだけで悪意は無いんだから、何でも聞いてみりゃいいさ」と答えた。
ベッドを組みながら$君はSさんに何と話しかけるのだろう?と思っていたら、$君が唐突に「Sさんて、かたつむりは好きですか?」と質問しているのが風呂に聞こえてきて倒れそうになった。
$君てば雨の日でもないのに何ゆえ突然”かたつむり”なんだか。それに対して「うーん。普通。大好きってわけでもない。そう言えば最近かたつむり見ないね」と真面目に答えるSさんもSさんだ。
十代二人の妙な会話を聞いていて、あたしゃ可笑しくて可笑しくて…。
ふと、Uさん達が気になった。また妖怪#さんが攻撃的な言い訳をしたり悪態をついたりして険悪になってはいないだろうか?と心配になったので、一足先に昼休みを終えたフロントX君にUさん達の様子を聞いてみた。
X君はにこやかに「(あの二人には)全く興味ないし、まるっきり眼中にないんで、様子も見てないし、話も聞いてない」と答えた。さすがX君だ!何て清々しい回答だろう。X君の笑顔の秘訣は、こーゆーところに有るのかも知れない。
私もイヤな奴には興味を持たないことにしよう。私の場合は、イヤだイヤだと思いながらも執拗に見るからムカつくんだし、話を聞くからムカつくんだ。そういや”見ざる聞かざる言わざる”の三猿ってのも有ったっけ?
私もX君のような立派なお猿さんにならなければ!って、ちょっと違う気が…。
今日、私はローションマット付きの風呂にばかり当たり、今日に限ってマットが使われていてローションでネロネロで、$君は無駄に広い風呂にばかり当たり、今日に限って風呂が蒸気でベチャベチャで、若い$君にも疲れが見えてきた。
珍しく$君が部屋のあちこちでよろめいていて、日頃みんなに「お爺ちゃん」と呼ばれているX君を見ているようだった。
「大丈夫?そのよろめきはX君化現象だよ。X君化=老化だからね。しっかり!」なんて言って笑ってたけど、$君には昨日、妖怪#さんにこき使われた疲れも残っているそうで深刻だ。
「ダスターを置きに行ってくるけど、ついでに持って来る物ある?」と聞いたら、$君は「トイレットペーパーを1個お願いします」と返事をしたけど、「1個」と言いながらVサインをしているではないか。1個?2個?どっちなんだい?
だめだこりゃ(ドリフ風)。
X君のお爺ちゃん化は伝染するのだろうか?明日は$君のバイトが3つともお休みだそうだ。ゆっくり休んで寝たきり老人になっていておくれ。私は三猿としてのX君化を目指そう。
ラブホ435日目:嫌気
2007年7月7日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク16部屋+ベッド1+玄関掃除+リネン折り
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、$君(10代後半・ギター少年)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。
出勤前にCさんから電話がきたので何事かと思ったら「わち、ラーメン行かないから$君と二人で行きなさい。傍に妖怪#さんが居て職場で言えなかったら困るから電話した」とのことだ。
でも、クジ引きでCさんと私がペアになったので、わざわざ電話を貰わなくても、その件を話す時間はタップリとあった。
Cさん「やんや今朝ごめんね。わち、あの店のラーメンあんまり好きじゃないからさ」
みかやん「”悪役婆さんとわちを二人で残されても困る”って言ってなかったっけ?」
Cさん「X君も居るし30分もすれば遅番の二人も来るし、二人きりにはならないもの」
結局は、最初からCさんと$君と私の三人でラーメン屋さんに行く予定になっていたことを妖怪#さんには知られたくないってことで、あんな妖怪#さんにも冷たい人だと思われたくないということだ。八方美人にも程があると思った。
また、一連のUさん事件の時のように「可哀相だ」と言って面倒を見てやるつもりだろう。ただCさんが優越感に浸りたいだけで、Cさんの似非同情は少しも本人の為にはならないのに。それでまた、なぁなぁになって根本的な解決には至らないということだ。
なんだかもう嫌気がさしてきた。
玄関掃除を始めると、Cさんは前回と同様にお客様に「どうもどうも」と妙な挨拶をしたり、掃除機をかけていてお客様にぶつかったのに私だと思って「あ、ごめん」と言ったり…。酷い有様だった。
昼、ラーメン屋さんにCさんが来なかったことで全てを察した$君が「Cさんや妖怪#さんやUさんて、陰じゃ散々悪口言ってても本人の前じゃヘラヘラ笑って、俺には二重人格としか思えません!」と言っていた。本当にそうなのかも知れない。
昼休み明けは、私の態度が急によそよそしくなったので、Cさんは私のご機嫌取りに必死だった。
何気に広げた新しいシーツの中央に大きなシミがついていたのを見て、Cさんに「最近、シミだらけの物が多いもね。どうゆう洗濯屋なんだか。これだら酷いべしゃ!」と話しかけられた。
みかやん「全部、機械でガーッとやるから一枚一枚広げて見たりはしないんでしょ」
Cさん「オシッコは水洗いで落ちるもの。じゃあコレは血かい?ウン○かい?ゲ□かい?洗ってないんでないの?」
みかやん「どれもイヤだね。でも洗ってないってことはないんじゃない?分かんないけど」
浮かない返事を続ける私に対して、Cさんは一人で喋り倒してた。
帰りに階下へ降りると、妖怪#さんがベッドメイクバッグから客室での拾得物を取り出して「はい、コレ忘れ物」と言ってCさんへ手渡した。するとCさんの表情が変わり「そんな物、わちに渡されても困るわ!自分でフロントに届けなさいや!」と妖怪#さんを怒鳴りつけた。
Cさんに怒鳴られて動揺した妖怪#さんは、またベッドメイクバッグから稼働表(帰りにフロントへ提出)を取り出し忘れたままバッグを棚の一番上に上げてしまい、それを$君に命令して取らせた。
Cさんは妖怪#さんを八つ当たり的に怒鳴り散らし、妖怪#さんは自分のミスの尻ぬぐいを後輩にさせて当たり前のような顔をして…これが年長者の振るまいかい?ホント萎える。
私はせめて…普通にちゃんとした年寄りを目指そう。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、$君(10代後半・ギター少年)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。
出勤前にCさんから電話がきたので何事かと思ったら「わち、ラーメン行かないから$君と二人で行きなさい。傍に妖怪#さんが居て職場で言えなかったら困るから電話した」とのことだ。
でも、クジ引きでCさんと私がペアになったので、わざわざ電話を貰わなくても、その件を話す時間はタップリとあった。
Cさん「やんや今朝ごめんね。わち、あの店のラーメンあんまり好きじゃないからさ」
みかやん「”悪役婆さんとわちを二人で残されても困る”って言ってなかったっけ?」
Cさん「X君も居るし30分もすれば遅番の二人も来るし、二人きりにはならないもの」
結局は、最初からCさんと$君と私の三人でラーメン屋さんに行く予定になっていたことを妖怪#さんには知られたくないってことで、あんな妖怪#さんにも冷たい人だと思われたくないということだ。八方美人にも程があると思った。
また、一連のUさん事件の時のように「可哀相だ」と言って面倒を見てやるつもりだろう。ただCさんが優越感に浸りたいだけで、Cさんの似非同情は少しも本人の為にはならないのに。それでまた、なぁなぁになって根本的な解決には至らないということだ。
なんだかもう嫌気がさしてきた。
玄関掃除を始めると、Cさんは前回と同様にお客様に「どうもどうも」と妙な挨拶をしたり、掃除機をかけていてお客様にぶつかったのに私だと思って「あ、ごめん」と言ったり…。酷い有様だった。
昼、ラーメン屋さんにCさんが来なかったことで全てを察した$君が「Cさんや妖怪#さんやUさんて、陰じゃ散々悪口言ってても本人の前じゃヘラヘラ笑って、俺には二重人格としか思えません!」と言っていた。本当にそうなのかも知れない。
昼休み明けは、私の態度が急によそよそしくなったので、Cさんは私のご機嫌取りに必死だった。
何気に広げた新しいシーツの中央に大きなシミがついていたのを見て、Cさんに「最近、シミだらけの物が多いもね。どうゆう洗濯屋なんだか。これだら酷いべしゃ!」と話しかけられた。
みかやん「全部、機械でガーッとやるから一枚一枚広げて見たりはしないんでしょ」
Cさん「オシッコは水洗いで落ちるもの。じゃあコレは血かい?ウン○かい?ゲ□かい?洗ってないんでないの?」
みかやん「どれもイヤだね。でも洗ってないってことはないんじゃない?分かんないけど」
浮かない返事を続ける私に対して、Cさんは一人で喋り倒してた。
帰りに階下へ降りると、妖怪#さんがベッドメイクバッグから客室での拾得物を取り出して「はい、コレ忘れ物」と言ってCさんへ手渡した。するとCさんの表情が変わり「そんな物、わちに渡されても困るわ!自分でフロントに届けなさいや!」と妖怪#さんを怒鳴りつけた。
Cさんに怒鳴られて動揺した妖怪#さんは、またベッドメイクバッグから稼働表(帰りにフロントへ提出)を取り出し忘れたままバッグを棚の一番上に上げてしまい、それを$君に命令して取らせた。
Cさんは妖怪#さんを八つ当たり的に怒鳴り散らし、妖怪#さんは自分のミスの尻ぬぐいを後輩にさせて当たり前のような顔をして…これが年長者の振るまいかい?ホント萎える。
私はせめて…普通にちゃんとした年寄りを目指そう。
ラブホ434日目:モスラ
2007年7月5日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク9部屋+ベッドのみ2
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。
昨日の帰りにEさんにも「哀れ、妖怪#"要するに"の怪奇」を話したら、「ライターの件は私も初耳。入浴剤やセットの仕方の変更は社員さんが何回も”聞いてない人いませんよね”と確認したけど、ライターの事は誰も確認しない。渦巻き君のフロントの仕事じゃないの?」との事だ。
何か変な感じ。$君は妖怪#さんに、カビキラーの匂いムンムンの浴室で「本メイクなのにカビキラーかけてないでしょ!」と有り得ない言いがかりをつけられたそうで立腹していた。そりゃ、老眼&嗅覚も衰えた人に言われたくない。
自分より仕事の出来る後輩に対して偉そうに注意したところで、失笑を買うだけなのにね。自分を棚に上げてよく言うよ。嗚呼哀れ。
珍しくドヨンとしたままベッドメイクを開始したら、$君が浴室から出てきて「排水口に見たことのない虫が居る」というので見に行った。虫は大嫌いだが死んでいるとの事なので遠巻きに見ると、3〜4センチぐらいの細長い身体の生き物だ。
みかやん「小魚みたいだけど虫なの?」
$君「よく見ると足がついてるんですよ」
みかやん「でも何か見覚えのある顔だよね。特にこの目元…よく見かける顔っつーか…あ!」
私はハッとして風呂から飛び出て部屋へ逃げた。
$君「何なんですか!?コイツが誰か分かったんですか?」
みかやん「それ、羽の取れた蛾だわ(泣)」
次の瞬間、$君は「うわーっ!」と絶叫して私の傍まで走って逃げてきた。
$君「俺、蛾と蝶々だけはダメなんですよ。手が強ばって指が開いたまま閉じなくなるんです。あんなの絶対拾えません(泣)」
みかやん「羽の無い蛾が起き上がって歩き出したのかと思ったよ(泣)。私も無理!羽ついてたらかなりデカい蛾だよね。生前の姿を想像したらとても…」
$君「蛾の記憶を完全に消去したいです(泣)」
二人でやや暫くガクガクブルブルしていた。
この部屋の灰皿にとろみのある液体が入っていたので、ローションだろうと洗い始めてから多量の油だと気付いた。オイルマッサージでもしたのだろうか?灰皿全体と洗面ボウルを油まみれにしてしまって難儀したけど、蛾に比べたらマシだ。
次の部屋では、出張美容師さんが来ていたらしく部屋中にカットした毛髪が散乱していて、$君は毛拾いに追われていたけど、それも蛾に比べたらマシ。
昼休み明けは蛾の記憶が消去出来たからように、食べ物の話で盛り上がった。$君はモンゴルの肉料理が食べたい!と言い、私はシュラスコを食べたい。
昔、ススキノに、長い剣に牛肉を指して丸焼きにしたのを目の前で切り分けてお腹いっぱい食べさせてくれる店があって、シュラスコ初体験は大満足だったけど、もう一度行ってみたら、その店は無くなっていたって話をした。
みかやん「ラモスさんみたいな外人さんがずっとテーブルを回ってて、どんどん牛肉を切り分けてくれたんだよね。美味しくて満腹で幸せだったよ。あれ?ラモスでいいんだよね?モスラじゃないよね?」
$君「モスラって蛾じゃないですか(泣)」
みかやん「うわー!ごめん!わざとじゃないから(滝汗)」
最後に4P部屋のベッドを2つ組んで仕事を終えた。
帰りにEさんが「ライターの件だけど、やっぱり渦巻き君がフロントとして社員さんに言われたことだと思うの。そうじゃなかったら社員さんが私達に”ライターの件、みんな聞きましたよね?知らない人いませんよね?”って確認するはずでしょ?」と言ってきた。
Eさん「私達は”火のつかない物、火がついたまま消えない物は捨てろ”としか言われてないもの。私達はそれでいいのよ。それ以上はフロントの人の仕事。渦巻き君が勘違いしたのよ」
みかやん「そもそも、普通は初めて使うライターは顔や煙草から離した所で火をつけてみて、それからつまみを調節しますよね。煙草吸わない人は分からないんでしょうけど」
Eさん「変な話だよね。絶対おかしいよ。渦巻き君がおかしいんだと思う!」
Eさんが妙にライターの件にこだわる所、含みのある言い方をする所が気になったが、大通駅に到着したのでそのまま帰った。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、$君(10代後半・ギター少年)と私の勤務。
昨日の帰りにEさんにも「哀れ、妖怪#"要するに"の怪奇」を話したら、「ライターの件は私も初耳。入浴剤やセットの仕方の変更は社員さんが何回も”聞いてない人いませんよね”と確認したけど、ライターの事は誰も確認しない。渦巻き君のフロントの仕事じゃないの?」との事だ。
何か変な感じ。$君は妖怪#さんに、カビキラーの匂いムンムンの浴室で「本メイクなのにカビキラーかけてないでしょ!」と有り得ない言いがかりをつけられたそうで立腹していた。そりゃ、老眼&嗅覚も衰えた人に言われたくない。
自分より仕事の出来る後輩に対して偉そうに注意したところで、失笑を買うだけなのにね。自分を棚に上げてよく言うよ。嗚呼哀れ。
珍しくドヨンとしたままベッドメイクを開始したら、$君が浴室から出てきて「排水口に見たことのない虫が居る」というので見に行った。虫は大嫌いだが死んでいるとの事なので遠巻きに見ると、3〜4センチぐらいの細長い身体の生き物だ。
みかやん「小魚みたいだけど虫なの?」
$君「よく見ると足がついてるんですよ」
みかやん「でも何か見覚えのある顔だよね。特にこの目元…よく見かける顔っつーか…あ!」
私はハッとして風呂から飛び出て部屋へ逃げた。
$君「何なんですか!?コイツが誰か分かったんですか?」
みかやん「それ、羽の取れた蛾だわ(泣)」
次の瞬間、$君は「うわーっ!」と絶叫して私の傍まで走って逃げてきた。
$君「俺、蛾と蝶々だけはダメなんですよ。手が強ばって指が開いたまま閉じなくなるんです。あんなの絶対拾えません(泣)」
みかやん「羽の無い蛾が起き上がって歩き出したのかと思ったよ(泣)。私も無理!羽ついてたらかなりデカい蛾だよね。生前の姿を想像したらとても…」
$君「蛾の記憶を完全に消去したいです(泣)」
二人でやや暫くガクガクブルブルしていた。
この部屋の灰皿にとろみのある液体が入っていたので、ローションだろうと洗い始めてから多量の油だと気付いた。オイルマッサージでもしたのだろうか?灰皿全体と洗面ボウルを油まみれにしてしまって難儀したけど、蛾に比べたらマシだ。
次の部屋では、出張美容師さんが来ていたらしく部屋中にカットした毛髪が散乱していて、$君は毛拾いに追われていたけど、それも蛾に比べたらマシ。
昼休み明けは蛾の記憶が消去出来たからように、食べ物の話で盛り上がった。$君はモンゴルの肉料理が食べたい!と言い、私はシュラスコを食べたい。
昔、ススキノに、長い剣に牛肉を指して丸焼きにしたのを目の前で切り分けてお腹いっぱい食べさせてくれる店があって、シュラスコ初体験は大満足だったけど、もう一度行ってみたら、その店は無くなっていたって話をした。
みかやん「ラモスさんみたいな外人さんがずっとテーブルを回ってて、どんどん牛肉を切り分けてくれたんだよね。美味しくて満腹で幸せだったよ。あれ?ラモスでいいんだよね?モスラじゃないよね?」
$君「モスラって蛾じゃないですか(泣)」
みかやん「うわー!ごめん!わざとじゃないから(滝汗)」
最後に4P部屋のベッドを2つ組んで仕事を終えた。
帰りにEさんが「ライターの件だけど、やっぱり渦巻き君がフロントとして社員さんに言われたことだと思うの。そうじゃなかったら社員さんが私達に”ライターの件、みんな聞きましたよね?知らない人いませんよね?”って確認するはずでしょ?」と言ってきた。
Eさん「私達は”火のつかない物、火がついたまま消えない物は捨てろ”としか言われてないもの。私達はそれでいいのよ。それ以上はフロントの人の仕事。渦巻き君が勘違いしたのよ」
みかやん「そもそも、普通は初めて使うライターは顔や煙草から離した所で火をつけてみて、それからつまみを調節しますよね。煙草吸わない人は分からないんでしょうけど」
Eさん「変な話だよね。絶対おかしいよ。渦巻き君がおかしいんだと思う!」
Eさんが妙にライターの件にこだわる所、含みのある言い方をする所が気になったが、大通駅に到着したのでそのまま帰った。
ラブホ433日目:あく
2007年7月2日 らぶほ211:30-17:00 本メイク3部屋+クイックメイク8部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。
昨日はCさんが一日中、妖怪#さんを罵倒し続けていて萎えたので、まずは軽く笑い話から。
みかやん「こないだ、フロント色っぽい人が私に置き手紙をしてくれたんだけど、それを預かったフロント二宮和也似君が”不幸の手紙が届いてます”って言うんだよ」
Cさん「いやっしゃっしゃ!不幸の手紙ってことないべしゃね(笑)」
みかやん「ねーっ!んで、手紙を読んでたら”喧嘩ですか?”って聞いてくるんだよ。私と色っぽい人が喧嘩するわけないのにね。果たし状じゃないんだからさ」
Cさん「二宮和也似君君だらどうもなんないもね(笑)面白い人だわ」
いつもどおり「ひゃははは!」と笑っていたCさんだったが、突然怒り出して止まらなくなった。
「Sさんのせいだべさ!”みかやん怒ってる。怖い”って騒いでたべさ。また男の気を引こうとして、あちこちで大声で喋ってたから二宮和也似君の耳にも入ったんだべさ!間違いない!きっとそうだわ!そうでないば喧嘩だなんて言わないべさ!」
「Sだらモテないもんだから男の気を引こうとして必死だもね。土日なんか渦巻き君にX君に$君と男が揃うから、馬鹿みたいな大声で騒いでうるさくて仕方ないもの。注目されたいんだろうけど、ブスだし性格悪いしアレだらなんぼ騒いだって男なんか寄って来るわけないべさ!」
「ただ若いってだけでまるで可愛げが無いもの。アンタの方がよっぽど可愛いわ!若い男はみんなアンタに寄って行くけど、Sには寄りつかないべさ!アレだら男なんか出来ないわ。気ぃ引こうと騒ぐだけ無駄だのにさ!見苦しい!あの声も耳障りなんだわ!」
みかやん「や…所詮、子供のすることだから。そーゆー年頃っつーか…」
Cさん「子供でないべさ!男の気を引くなんて”女”のすることだよ!イヤラシイ!あんな顔で男好きだからね!性格直さないば彼氏なんか一生出来ないべさ!」
二十歳そこそこの子をそんな目で見てる婆さんの方がイヤラシイ気が…(汗)。
Cさんが怒りながら凄い勢いでドアを開けて部屋を出ようとしたら、隣の部屋から若いカップルが出て来て、男の子が「あ、どうも!」と言い、Cさんは「どうもどうも、お…」と答えて玄関内に逃げ戻った。
みかやん「信じらんない!お客さんに”どうもどうも、お疲れ様〜”って言おうとしたんでしょ?」
Cさん「しゃはは!したって向こうが”どうも”って言うんだもの。ついいつもの癖でさ。やんや、わちだらどうもなんないね。でも”お疲れ様”とは言わなかったもね。ひゃははは!」
高齢の為、自分で大ウケしてる間にSさんのことは忘れたらしい。その隙に話を逸らした。
みかやん「7日の昼に$君と味噌ラーメン専門店へ行くんだけど、行く?」
Cさん「アンタと$君とわちと妖怪#の日かい?行く行く!悪役婆さんとわちを二人で残されても困るわ!こないだなんか、汗であの婆さんの化粧が剥がれて、お化けだもの。わちもお化けは怖いからね。お化け一人で壁塗り(化粧直し)してればいいんだわ!ひゃはは!」
元々Cさんは悪口を言い出すと止まらなくなる人だけど、最近一段と毒舌になったようだ。私もヒトサマをどうこう言えないけど(苦笑)。
Cさんに合わせてのうのうとベッドメイクをしていたら、フロントから早帰りの連絡が入り、そこが最後の部屋になったので急にバタバタした。本来玄関にあるハズのスリッパがトイレに有ったので何気に拾い上げると、スリッパの下でウン○が潰れていた(泣)。
思わず「あ〜れ〜!便器の横にウン○が…スリッパで踏まれててスリッパも…なんでこんな所に…酷いよ〜」と嘆いていると、Cさんが洗剤を片手に「どれ!わちがやるからアンタ部屋やって!」と走ってきてくれた。
こんな時のCさんは相変わらず頼もしいんだけど、灰汁の強さが気になる今日この頃だ。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。
昨日はCさんが一日中、妖怪#さんを罵倒し続けていて萎えたので、まずは軽く笑い話から。
みかやん「こないだ、フロント色っぽい人が私に置き手紙をしてくれたんだけど、それを預かったフロント二宮和也似君が”不幸の手紙が届いてます”って言うんだよ」
Cさん「いやっしゃっしゃ!不幸の手紙ってことないべしゃね(笑)」
みかやん「ねーっ!んで、手紙を読んでたら”喧嘩ですか?”って聞いてくるんだよ。私と色っぽい人が喧嘩するわけないのにね。果たし状じゃないんだからさ」
Cさん「二宮和也似君君だらどうもなんないもね(笑)面白い人だわ」
いつもどおり「ひゃははは!」と笑っていたCさんだったが、突然怒り出して止まらなくなった。
「Sさんのせいだべさ!”みかやん怒ってる。怖い”って騒いでたべさ。また男の気を引こうとして、あちこちで大声で喋ってたから二宮和也似君の耳にも入ったんだべさ!間違いない!きっとそうだわ!そうでないば喧嘩だなんて言わないべさ!」
「Sだらモテないもんだから男の気を引こうとして必死だもね。土日なんか渦巻き君にX君に$君と男が揃うから、馬鹿みたいな大声で騒いでうるさくて仕方ないもの。注目されたいんだろうけど、ブスだし性格悪いしアレだらなんぼ騒いだって男なんか寄って来るわけないべさ!」
「ただ若いってだけでまるで可愛げが無いもの。アンタの方がよっぽど可愛いわ!若い男はみんなアンタに寄って行くけど、Sには寄りつかないべさ!アレだら男なんか出来ないわ。気ぃ引こうと騒ぐだけ無駄だのにさ!見苦しい!あの声も耳障りなんだわ!」
みかやん「や…所詮、子供のすることだから。そーゆー年頃っつーか…」
Cさん「子供でないべさ!男の気を引くなんて”女”のすることだよ!イヤラシイ!あんな顔で男好きだからね!性格直さないば彼氏なんか一生出来ないべさ!」
二十歳そこそこの子をそんな目で見てる婆さんの方がイヤラシイ気が…(汗)。
Cさんが怒りながら凄い勢いでドアを開けて部屋を出ようとしたら、隣の部屋から若いカップルが出て来て、男の子が「あ、どうも!」と言い、Cさんは「どうもどうも、お…」と答えて玄関内に逃げ戻った。
みかやん「信じらんない!お客さんに”どうもどうも、お疲れ様〜”って言おうとしたんでしょ?」
Cさん「しゃはは!したって向こうが”どうも”って言うんだもの。ついいつもの癖でさ。やんや、わちだらどうもなんないね。でも”お疲れ様”とは言わなかったもね。ひゃははは!」
高齢の為、自分で大ウケしてる間にSさんのことは忘れたらしい。その隙に話を逸らした。
みかやん「7日の昼に$君と味噌ラーメン専門店へ行くんだけど、行く?」
Cさん「アンタと$君とわちと妖怪#の日かい?行く行く!悪役婆さんとわちを二人で残されても困るわ!こないだなんか、汗であの婆さんの化粧が剥がれて、お化けだもの。わちもお化けは怖いからね。お化け一人で壁塗り(化粧直し)してればいいんだわ!ひゃはは!」
元々Cさんは悪口を言い出すと止まらなくなる人だけど、最近一段と毒舌になったようだ。私もヒトサマをどうこう言えないけど(苦笑)。
Cさんに合わせてのうのうとベッドメイクをしていたら、フロントから早帰りの連絡が入り、そこが最後の部屋になったので急にバタバタした。本来玄関にあるハズのスリッパがトイレに有ったので何気に拾い上げると、スリッパの下でウン○が潰れていた(泣)。
思わず「あ〜れ〜!便器の横にウン○が…スリッパで踏まれててスリッパも…なんでこんな所に…酷いよ〜」と嘆いていると、Cさんが洗剤を片手に「どれ!わちがやるからアンタ部屋やって!」と走ってきてくれた。
こんな時のCさんは相変わらず頼もしいんだけど、灰汁の強さが気になる今日この頃だ。
ラブホ432日目:技
2007年7月1日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク17部屋+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。
通勤途中で$君と同じ地下鉄に乗り合わせたので、一緒にローソンへ寄った。買物を終え地下鉄の出口の前を通りかかると、妖怪#さんが出てきたところだった。
みかやん「後に妖怪が居るから振り向くんじゃないよ!見たら石になる(笑)」
$君「じゃ、そこを曲がらないで真っ直ぐ行きましょう」
みかやん「こないだはEさんが向かい側の歩道を歩いてたんだけど、植え込みに隠れたり路地に隠れたりで明らかに挙動不審だったの。何してたんですか?って聞いたら”前を妖怪#さんが歩いてたから時間ずらしたの”だってさ」
$君「やっぱりみんな考えることは同じなんですね(笑)」
休憩室へ着くと、フロント色っぽい人に「二人とも遅いと思ったら一緒に来たんだ」と声を掛けられた。
みかやん「ローソン寄ってきたの」
色っぽい人「今、一瞬”ローション塗ってきた”って聞こえた」
みかやん「うん。朝から$君にローションプレイをせがまれてね(笑)」
色っぽい人「$君は血気盛んな若者だもの。大変でしょ?(笑)」
みかやん「そうなの。$君たら激しくて(笑)」
色っぽい人は仕事が出来て頭も良くて冗談も通じて、私の好きなタイプの人だ。
出動してCさんにも「哀れ、妖怪#”要するに”の怪奇」を話した。こんな時のCさんは誰よりも口汚く妖怪#さんを罵るが、実際に妖怪#さんに会えばそれはそれはゴキゲンで仲良く話をしている。私には職人的特殊技能としか思えない。
昼休み前にベッドメイクをする部屋が無くなったので作業室でリネン折りをしていると、強烈な悪寒に見舞われた。ダスターを頭からかぶり肩にも羽織り、どこかの国の民族衣装を纏った人のような姿でリネン折りをした。
Cさん「朝から$君とハッスルしすぎて風邪ひいたんでないの?(笑)」
みかやん「だって$君が何回もせがむから(笑)」
Cさん「若いもんだもの攻めてくるさ。男が若いば攻められて大変だもね。ひゃははは!$君に暖めて貰いなしゃい(笑)」
ハッスルて…(萎)。
夕方、Cさんがトイレから「やんや、ちょっと!こんなもの忘れて行くかい?なんだのコレ?」と言うので見に行くと、普通の日用羽付きナプキンを5枚ほど連結したお手製特大ナプキンが床に落ちていた。
それが羽の部分を上手く使って見事に連結されていて、ちょっとした巧の技になっていた。とは言え、使用済みで少量の血がついていたので、手に取ってしげしげと観察は出来なかったけど。
Cさん「これだら大袈裟すぎるべさ。アンネちゃん1枚で充分足りたべさ」
みかやん「ココの布団を汚さないようにって配慮だったんじゃないの?」
Cさん「それだらちゃんと汚物入れに捨ててくれればいいんでないの?」
みかやん「そうだけど…上手に出来たから見てほしかったんじゃない?つーか小さく折りたたんで汚物入れに捨てるのが面倒だったんだろうね」
アンネちゃんて…(萎)。
帰り際に妖怪#さんに会ったら、Cさんは「会いたかった」と言わんばかりに駆け寄り「生きてたかい?暑くて仕事にならないもね〜。わちなんか、やっと生きてたよ。ひゃはははは!」と微笑みかけるという名人芸を披露してくれた。
さっきまで妖怪#さんを「悪役みたいな顔して偉そうに」だ「年寄りだからって偉いと思ったら大間違いだ」と罵倒していた人と同一人物とは思えない荒技を見せつけられ、あまりのことに暫し呆然とした後、物凄い疲労感が押し寄せてきた。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。
通勤途中で$君と同じ地下鉄に乗り合わせたので、一緒にローソンへ寄った。買物を終え地下鉄の出口の前を通りかかると、妖怪#さんが出てきたところだった。
みかやん「後に妖怪が居るから振り向くんじゃないよ!見たら石になる(笑)」
$君「じゃ、そこを曲がらないで真っ直ぐ行きましょう」
みかやん「こないだはEさんが向かい側の歩道を歩いてたんだけど、植え込みに隠れたり路地に隠れたりで明らかに挙動不審だったの。何してたんですか?って聞いたら”前を妖怪#さんが歩いてたから時間ずらしたの”だってさ」
$君「やっぱりみんな考えることは同じなんですね(笑)」
休憩室へ着くと、フロント色っぽい人に「二人とも遅いと思ったら一緒に来たんだ」と声を掛けられた。
みかやん「ローソン寄ってきたの」
色っぽい人「今、一瞬”ローション塗ってきた”って聞こえた」
みかやん「うん。朝から$君にローションプレイをせがまれてね(笑)」
色っぽい人「$君は血気盛んな若者だもの。大変でしょ?(笑)」
みかやん「そうなの。$君たら激しくて(笑)」
色っぽい人は仕事が出来て頭も良くて冗談も通じて、私の好きなタイプの人だ。
出動してCさんにも「哀れ、妖怪#”要するに”の怪奇」を話した。こんな時のCさんは誰よりも口汚く妖怪#さんを罵るが、実際に妖怪#さんに会えばそれはそれはゴキゲンで仲良く話をしている。私には職人的特殊技能としか思えない。
昼休み前にベッドメイクをする部屋が無くなったので作業室でリネン折りをしていると、強烈な悪寒に見舞われた。ダスターを頭からかぶり肩にも羽織り、どこかの国の民族衣装を纏った人のような姿でリネン折りをした。
Cさん「朝から$君とハッスルしすぎて風邪ひいたんでないの?(笑)」
みかやん「だって$君が何回もせがむから(笑)」
Cさん「若いもんだもの攻めてくるさ。男が若いば攻められて大変だもね。ひゃははは!$君に暖めて貰いなしゃい(笑)」
ハッスルて…(萎)。
夕方、Cさんがトイレから「やんや、ちょっと!こんなもの忘れて行くかい?なんだのコレ?」と言うので見に行くと、普通の日用羽付きナプキンを5枚ほど連結したお手製特大ナプキンが床に落ちていた。
それが羽の部分を上手く使って見事に連結されていて、ちょっとした巧の技になっていた。とは言え、使用済みで少量の血がついていたので、手に取ってしげしげと観察は出来なかったけど。
Cさん「これだら大袈裟すぎるべさ。アンネちゃん1枚で充分足りたべさ」
みかやん「ココの布団を汚さないようにって配慮だったんじゃないの?」
Cさん「それだらちゃんと汚物入れに捨ててくれればいいんでないの?」
みかやん「そうだけど…上手に出来たから見てほしかったんじゃない?つーか小さく折りたたんで汚物入れに捨てるのが面倒だったんだろうね」
アンネちゃんて…(萎)。
帰り際に妖怪#さんに会ったら、Cさんは「会いたかった」と言わんばかりに駆け寄り「生きてたかい?暑くて仕事にならないもね〜。わちなんか、やっと生きてたよ。ひゃはははは!」と微笑みかけるという名人芸を披露してくれた。
さっきまで妖怪#さんを「悪役みたいな顔して偉そうに」だ「年寄りだからって偉いと思ったら大間違いだ」と罵倒していた人と同一人物とは思えない荒技を見せつけられ、あまりのことに暫し呆然とした後、物凄い疲労感が押し寄せてきた。
ラブホ431日目:ヤキ
2007年6月30日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク20部屋+ベッドのみ1
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と#さんが早番、$君(10代後半・ギター少年)と私が遅番の勤務。
早速、$君に一昨日の「哀れ、妖怪#”要するに”の怪奇」を話した。
$君「うわー!イタい!相変わらず哀れですね。あんなんで何様気取りなんだか。俺には嘘ばっかり教えて…。Eさんも”仕事出来なくて頭も悪いのに偉そうにしたい人が二人も居て困る”って言ってましたよ」
みかやん「Uさんのことね。新人の前でEさんに指図なんて有り得ないもの」
$君「はい。Eさんは”あの女(Uさん)$君にも偉そうにしてるの?あの顔で!”って言ってました」
みかやん「”あの顔で!”って(汗)」
$君「俺もビックリしました。Eさんは”あの女、そのうちヤキ入れてやる!”とも言ってましたよ(汗)」
ひいぃぃぃ。さすがEさん、怖すぎる(汗)。というか、Uさんにはもっと前にヤキ入れて欲しかったヮ。ついででいいから妖怪#さんにもヤキ入れて欲しいヮ。
Eさんたらイヤな二人に囲まれて仕事だなんてお気の毒。妖怪#さんやUさんの話をしていると仕事をする気が失せるので話題を変えた。こんな時は$君の元カノちゃんの話を聞いてほのぼのしたい。
$君の元カノちゃんは、$君に様々な食べ物を作ってきてくれたそうだが、忘れられないのは”ロシアンルーレット風ロシアン餃子”で、餃子の中にワサビや正露丸などを入れていたそうだ。
$君「ホントどうしようもない奴でしたよ。俺しか食わないのにロシアン餃子ってこと無いですよね。変なモノばっかり入れやがって」
みかやん「可愛いでしょ。私は嫌いじゃないな。何か憎めないもん」
$君「大勢で食べるならロシアン餃子ってのも分かりますよ。でも俺しか食わないんですよ!全く馬鹿な奴です」
みかやん「そこが可愛くて付き合ってたんでしょ?」
$君「いやいやいやいや。この話は止めましょう!馬鹿過ぎて思い出すとムカついてくるんですよ」
ってことで「餃子といえばラーメンだよね」と、近所に美味しい味噌ラーメン専門店があるという話になった。
$君「明日、俺とその味噌ラーメン専門店へ行きませんか?」
みかやん「いいねぇ!あ…でも、明日は$君が遅番で私が早番だから昼休みが30分ズレるんだよね。来週なら$君と私とCさんと妖怪#さんが昼休み一緒だから、妖怪#さんの顔も見なくて済むし丁度良いんじゃない?」
$君「いいですね!じゃあ来週の昼休みは味噌ラーメンってことで♪あ!もう、こんな時間!みかやんと組んだ日は楽しくてあっと言う間ですよ」
みかやん「いやいや、私じゃなくて$君が楽しい人だからね。ホントあっと言う間で助かるわ」
$君「いえいえ、みかやん以外の人や変な人と組んだ日なんか一日が長くて長くて…」
みかやん「私も一昨日は一日が長くて長くて…」
$君「一昨日の昼休みの後、Sさんが”みかやん怒ってる!怖い!#さんと何かあったんだろうか。怖い!”って言ってました」
みかやん「あの子は何でも怖い病気だからね(苦笑)。#さんと話すことも無いし、あなた方は昼寝するし、ただiPod聴いてただけじゃん」
$君「俺も”みかやんは怒ってないし怖くなんかない”って言ったんですけどね。実際、Sさんも俺も#さんとは話すことも無いし。でもSさんは”みかやん怒ってる。怖い”って言ってました」
みかやん「そんなふうに見えたなら気をつけるさ。教えてくれてありがとね」
Sさんたら…。何でもかんでも怖い怖いって、そんなにか弱い女の子でしたっけ?ブチギレて浴室でワイパー片手に大暴れしたり、段ボールやセットバッグを蹴り倒したりする人の発言と思えませんヮ。
男の子の前で、か弱い女の子ブリッコ(死語)したい気持ちも分からなくもないけど、私を引き合いに出さなくなって…ま、子供が言ったことだからいいんですけど…黙ってると怒ってるように見える顔なのよ、悪かったわね(泣)。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と#さんが早番、$君(10代後半・ギター少年)と私が遅番の勤務。
早速、$君に一昨日の「哀れ、妖怪#”要するに”の怪奇」を話した。
$君「うわー!イタい!相変わらず哀れですね。あんなんで何様気取りなんだか。俺には嘘ばっかり教えて…。Eさんも”仕事出来なくて頭も悪いのに偉そうにしたい人が二人も居て困る”って言ってましたよ」
みかやん「Uさんのことね。新人の前でEさんに指図なんて有り得ないもの」
$君「はい。Eさんは”あの女(Uさん)$君にも偉そうにしてるの?あの顔で!”って言ってました」
みかやん「”あの顔で!”って(汗)」
$君「俺もビックリしました。Eさんは”あの女、そのうちヤキ入れてやる!”とも言ってましたよ(汗)」
ひいぃぃぃ。さすがEさん、怖すぎる(汗)。というか、Uさんにはもっと前にヤキ入れて欲しかったヮ。ついででいいから妖怪#さんにもヤキ入れて欲しいヮ。
Eさんたらイヤな二人に囲まれて仕事だなんてお気の毒。妖怪#さんやUさんの話をしていると仕事をする気が失せるので話題を変えた。こんな時は$君の元カノちゃんの話を聞いてほのぼのしたい。
$君の元カノちゃんは、$君に様々な食べ物を作ってきてくれたそうだが、忘れられないのは”ロシアンルーレット風ロシアン餃子”で、餃子の中にワサビや正露丸などを入れていたそうだ。
$君「ホントどうしようもない奴でしたよ。俺しか食わないのにロシアン餃子ってこと無いですよね。変なモノばっかり入れやがって」
みかやん「可愛いでしょ。私は嫌いじゃないな。何か憎めないもん」
$君「大勢で食べるならロシアン餃子ってのも分かりますよ。でも俺しか食わないんですよ!全く馬鹿な奴です」
みかやん「そこが可愛くて付き合ってたんでしょ?」
$君「いやいやいやいや。この話は止めましょう!馬鹿過ぎて思い出すとムカついてくるんですよ」
ってことで「餃子といえばラーメンだよね」と、近所に美味しい味噌ラーメン専門店があるという話になった。
$君「明日、俺とその味噌ラーメン専門店へ行きませんか?」
みかやん「いいねぇ!あ…でも、明日は$君が遅番で私が早番だから昼休みが30分ズレるんだよね。来週なら$君と私とCさんと妖怪#さんが昼休み一緒だから、妖怪#さんの顔も見なくて済むし丁度良いんじゃない?」
$君「いいですね!じゃあ来週の昼休みは味噌ラーメンってことで♪あ!もう、こんな時間!みかやんと組んだ日は楽しくてあっと言う間ですよ」
みかやん「いやいや、私じゃなくて$君が楽しい人だからね。ホントあっと言う間で助かるわ」
$君「いえいえ、みかやん以外の人や変な人と組んだ日なんか一日が長くて長くて…」
みかやん「私も一昨日は一日が長くて長くて…」
$君「一昨日の昼休みの後、Sさんが”みかやん怒ってる!怖い!#さんと何かあったんだろうか。怖い!”って言ってました」
みかやん「あの子は何でも怖い病気だからね(苦笑)。#さんと話すことも無いし、あなた方は昼寝するし、ただiPod聴いてただけじゃん」
$君「俺も”みかやんは怒ってないし怖くなんかない”って言ったんですけどね。実際、Sさんも俺も#さんとは話すことも無いし。でもSさんは”みかやん怒ってる。怖い”って言ってました」
みかやん「そんなふうに見えたなら気をつけるさ。教えてくれてありがとね」
Sさんたら…。何でもかんでも怖い怖いって、そんなにか弱い女の子でしたっけ?ブチギレて浴室でワイパー片手に大暴れしたり、段ボールやセットバッグを蹴り倒したりする人の発言と思えませんヮ。
男の子の前で、か弱い女の子ブリッコ(死語)したい気持ちも分からなくもないけど、私を引き合いに出さなくなって…ま、子供が言ったことだからいいんですけど…黙ってると怒ってるように見える顔なのよ、悪かったわね(泣)。
ラブホ430日目:要するに
2007年6月28日 らぶほ211:30-18:00 本メイク3部屋+クイックメイク12部屋
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)、妖怪#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
出動の時、休憩室を出てフロントの前を通りかかると、妖怪#さんはガラの悪さを押し殺した猫なで声で「宜しくお願いしまぁすぅ♪」と社員さんへご挨拶をした。それを聞いた私達はよろめきながら、目で合図をして三人で萎えた。
昨日、妖怪#さんが朝のお寒い挨拶をしなかったのは、やはり単に老人ボケ+5連休明けボケだったらしい。
ペア決めのクジ引きで私はハズレクジを引いてしまい、更に萎えた。前回組んだ時に妖怪#さんには「自分で自分の仕事をチェックしながら仕事を進める習慣を身につけて下さい」と言ってあるので暫く放置しようか…。
妖怪#さんも自分自身での仕事の点検を長々としているようだったので、見守ることにした。注意されるのがイヤなら、最初から自分で確認しながら仕事してよね!って感じ。
途中、部屋にフロント渦巻き君が来て「セット(ハガシ)の仕方が変わりました」とのことで、リネン類のまとめ方が変わったのを知らせてくれた。
リネン類のまとめ方もラブホによって違うようで、ラブホQではシーツ類とタオル類を分別し血やウン○やロウソクのロウなど特殊な汚れがついた物も別で、ラブホPではシーツ、枕カバー、バスタオル、バスローブ等々全て完璧にアイテム別に分けてリネン袋に詰めていた。
その点、ココはシーツ類とタオル類に分けるだけなのでラクだと思っていたのに、ココも足拭きマットとローブと枕カバーを分別することになり、ラブホPを思い出した。
夕方、また渦巻き君が部屋に来て「ライターの火加減のつまみを最小にしても火が大きく出るライターも捨てて下さい」と言ってきた。
みかやん「そうなんだ。私達は火がつかないものや火がついたまま消えないものは
捨ててくれとしか言われてなかったからね」
渦巻き君「つまみを最小にしても火が大きなものは、ちょっとつまみをいじったら火が出すぎて危険なんですよ」
みかやん「なるほどね。分かりました」
渦巻き君が部屋を出たので、私は風呂へ妖怪#さんは洗面所へと別れた。すると朝から一言も言葉を発していなかった妖怪#さんが突然語り出した。
「今の話、こないだ$君も渦巻き君に言われてたわ。要するにぃ〜!つまみを最小にしても火が大きなものは、ちょっとつまみをいじったら火が出すぎて危険だってことなのよ〜」
このボケ婆は何を語り出すやら。”要するに”だなんてまとめに入ってるけど、渦巻き君が言ったまんまじゃん!普通に耳が聞こえるという事が自慢だろうか?何でこの婆が話をまとめて私に言い聞かせるように言わなきゃなんないんだか。
全く意味が分からず返す言葉も無かった。
どんなつまらないことででもとことん偉そうに振る舞いたいらしいが、”要するに”の使い方を間違えてるし、まとめに入る必要もないし、これじゃ「偉そうにしてるけど馬鹿です」って自分で言ってるようなもんだ。それなのに、したり顔されちゃイタ過ぎるって。
こんな浅はかな攻撃を受けると本気で脱力する。
Cさんは、妖怪#さんを「えせエンテリ(似非インテリ)」と言うが、あの妖怪には知性の欠片も無い。Cさんふうに「エンテルはえってる?」とでも聞いてみたい。
つーか、ライターの件を聞いてたならみんなにも伝えてくれや(萎)。
今日、最後の部屋では妖怪#さんが風呂係で私が部屋係だった。ふと浴槽を覗いたら底に真っ黄色な液体が溜まっているのが見えたがシッコではなさそうだ。ワイパーで液体を触ってみるとローションだったが、かなり強力で水飴状だった。
他の人が風呂係なら、ついでにワイパーでそぎ取るかお湯を掛けるかするところだが、妖怪#さんなので放置した。いや〜ん、私ったら意地悪。
そうじゃなくて!
妖怪#さんの修行の為に心を鬼にして見て見ぬふりをしたのよ。私が手助けしたんじゃ妖怪#さんのためにならないもの。ま、せいぜい頑張りな…って、やっぱり意地悪?
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と$君(10代後半・ギター少年)、妖怪#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
出動の時、休憩室を出てフロントの前を通りかかると、妖怪#さんはガラの悪さを押し殺した猫なで声で「宜しくお願いしまぁすぅ♪」と社員さんへご挨拶をした。それを聞いた私達はよろめきながら、目で合図をして三人で萎えた。
昨日、妖怪#さんが朝のお寒い挨拶をしなかったのは、やはり単に老人ボケ+5連休明けボケだったらしい。
ペア決めのクジ引きで私はハズレクジを引いてしまい、更に萎えた。前回組んだ時に妖怪#さんには「自分で自分の仕事をチェックしながら仕事を進める習慣を身につけて下さい」と言ってあるので暫く放置しようか…。
妖怪#さんも自分自身での仕事の点検を長々としているようだったので、見守ることにした。注意されるのがイヤなら、最初から自分で確認しながら仕事してよね!って感じ。
途中、部屋にフロント渦巻き君が来て「セット(ハガシ)の仕方が変わりました」とのことで、リネン類のまとめ方が変わったのを知らせてくれた。
リネン類のまとめ方もラブホによって違うようで、ラブホQではシーツ類とタオル類を分別し血やウン○やロウソクのロウなど特殊な汚れがついた物も別で、ラブホPではシーツ、枕カバー、バスタオル、バスローブ等々全て完璧にアイテム別に分けてリネン袋に詰めていた。
その点、ココはシーツ類とタオル類に分けるだけなのでラクだと思っていたのに、ココも足拭きマットとローブと枕カバーを分別することになり、ラブホPを思い出した。
夕方、また渦巻き君が部屋に来て「ライターの火加減のつまみを最小にしても火が大きく出るライターも捨てて下さい」と言ってきた。
みかやん「そうなんだ。私達は火がつかないものや火がついたまま消えないものは
捨ててくれとしか言われてなかったからね」
渦巻き君「つまみを最小にしても火が大きなものは、ちょっとつまみをいじったら火が出すぎて危険なんですよ」
みかやん「なるほどね。分かりました」
渦巻き君が部屋を出たので、私は風呂へ妖怪#さんは洗面所へと別れた。すると朝から一言も言葉を発していなかった妖怪#さんが突然語り出した。
「今の話、こないだ$君も渦巻き君に言われてたわ。要するにぃ〜!つまみを最小にしても火が大きなものは、ちょっとつまみをいじったら火が出すぎて危険だってことなのよ〜」
このボケ婆は何を語り出すやら。”要するに”だなんてまとめに入ってるけど、渦巻き君が言ったまんまじゃん!普通に耳が聞こえるという事が自慢だろうか?何でこの婆が話をまとめて私に言い聞かせるように言わなきゃなんないんだか。
全く意味が分からず返す言葉も無かった。
どんなつまらないことででもとことん偉そうに振る舞いたいらしいが、”要するに”の使い方を間違えてるし、まとめに入る必要もないし、これじゃ「偉そうにしてるけど馬鹿です」って自分で言ってるようなもんだ。それなのに、したり顔されちゃイタ過ぎるって。
こんな浅はかな攻撃を受けると本気で脱力する。
Cさんは、妖怪#さんを「えせエンテリ(似非インテリ)」と言うが、あの妖怪には知性の欠片も無い。Cさんふうに「エンテルはえってる?」とでも聞いてみたい。
つーか、ライターの件を聞いてたならみんなにも伝えてくれや(萎)。
今日、最後の部屋では妖怪#さんが風呂係で私が部屋係だった。ふと浴槽を覗いたら底に真っ黄色な液体が溜まっているのが見えたがシッコではなさそうだ。ワイパーで液体を触ってみるとローションだったが、かなり強力で水飴状だった。
他の人が風呂係なら、ついでにワイパーでそぎ取るかお湯を掛けるかするところだが、妖怪#さんなので放置した。いや〜ん、私ったら意地悪。
そうじゃなくて!
妖怪#さんの修行の為に心を鬼にして見て見ぬふりをしたのよ。私が手助けしたんじゃ妖怪#さんのためにならないもの。ま、せいぜい頑張りな…って、やっぱり意地悪?
ラブホ429日目:事件
2007年6月27日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク11部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
出動前のクジ引きでEさんの相方が妖怪#さんに決まった時、Eさんは露骨に「え〜 」と言ってイヤな顔をしたが、妖怪#さんはまるで周りが見えてない人だし、場の空気も全く読めない人なので、Eさんの先制攻撃は虚しく空振りに終わった。
1部屋目に入ってからSさんが大はしゃぎだった。
Sさん「聞きました?っていうか、さっき妖怪#さん”宜しくお願いしまぁす”って言いませんでしたよね?」
みかやん「うん。言わなかった」
Sさん「やたっ!遂に誰かが妖怪#さんに何か言ったんでしょうか?」
みかやん「言ったって聞く人じゃないから無駄さ。元々ボケ老人なのに5連休明けでボケボケだっただけじゃない?明日からは思い出してまた言うんだろうさ」
Sさん「え〜。そうなのかなぁ。うち、アレ聞くとホントムカつくのに…」
Sさん、ガッカリ。
ともあれ、うちらはハズレクジを引かずに済んだ勝ち組だ。サクサクとベッドメイクを進めた。
夕方、部屋を移動中にドンドンドンドン!と壁かドアを叩く音が廊下に響いた。業者さんが工事をしている気配も無ければ、何者かが悪戯している気配もない。多少の不気味さを感じながらもドンドンという音も止まったので、部屋へ入ってベッドメイクを開始した。
その部屋の玄関掃除をしていると、廊下からフロント二宮和也似君と男性客の話し声が聞こえてきた。立ち聞きするつもりはなかったが、男性客が「警察へ届けます」と言うのを聞いてしまい、コッソリ覗くと声の主は60代の男性だった。
警察だなんてただ事じゃない。さっきのドンドンという音と何か関係があるのだろうか?Sさんも私も何だか急に怖くなった。
部屋を出ると、男性客が出てきたと思われる部屋でフロント色っぽい人がセットをしていたので尋ねてみた。
色っぽい人がドアを叩く音を聞きつけ、ドア越しに「如何なさいました?」と尋ねると「ドアが開かない」という男性の声。ドアは精算するかフロントへ連絡するかしないと開かないことを伝えても、男性客はドアの向こうで興奮していてわけの分からないことを口走り要領を得ない。
社員さんと部屋の男性客で話をして貰おうと、色っぽい人はフロントへ連絡してやれやれと思ったが、すぐにフロントから色っぽい人へ連絡が入り「問題の部屋では電話の受話器が上がっているので電話が繋がらない」とのことだ。
色っぽい人は部屋の前へ戻り、またドア越しに「受話器が外れているので掛けて下さい」と伝えた。男性客はよほど興奮していたらしい。
結局、何が起こっていたかといえば、男性客が風呂から出ると、女の姿が消えていて、財布の中の10万円も消えていたそうだ(泣)。
女窃盗犯は男性客が入浴中に、まんまと財布から10万円を抜き取り、フロントへ連絡してドアを開けて貰って逃げた。慌てて受話器を掛けなかったのか、通報を遅らせる為に故意に受話器を掛けなかったのかは定かではないが…。
昼間からの飲酒で酩酊状態だったらしいが、男性は年齢的に恐らく年金受給者だ。そんな爺さんを相手に売春詐欺(?)を働いて10万円もの大金を奪うなんて、ホントに酷い話だ。爺さん、踏んだり蹴ったりだよ。
だけどやっぱり話を聞いた私達は「男ってやつは…(萎)」と思ってしまう。
ラブホQでもそうだったけど、泥酔してラブホへ連れ込まれても、全裸で置き去りとか、ヤリ逃げとか、ラブホ代踏み倒しとか、ろくなことがないようで。酒は飲んでも飲まれるな!という話です。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と妖怪#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
出動前のクジ引きでEさんの相方が妖怪#さんに決まった時、Eさんは露骨に「え〜 」と言ってイヤな顔をしたが、妖怪#さんはまるで周りが見えてない人だし、場の空気も全く読めない人なので、Eさんの先制攻撃は虚しく空振りに終わった。
1部屋目に入ってからSさんが大はしゃぎだった。
Sさん「聞きました?っていうか、さっき妖怪#さん”宜しくお願いしまぁす”って言いませんでしたよね?」
みかやん「うん。言わなかった」
Sさん「やたっ!遂に誰かが妖怪#さんに何か言ったんでしょうか?」
みかやん「言ったって聞く人じゃないから無駄さ。元々ボケ老人なのに5連休明けでボケボケだっただけじゃない?明日からは思い出してまた言うんだろうさ」
Sさん「え〜。そうなのかなぁ。うち、アレ聞くとホントムカつくのに…」
Sさん、ガッカリ。
ともあれ、うちらはハズレクジを引かずに済んだ勝ち組だ。サクサクとベッドメイクを進めた。
夕方、部屋を移動中にドンドンドンドン!と壁かドアを叩く音が廊下に響いた。業者さんが工事をしている気配も無ければ、何者かが悪戯している気配もない。多少の不気味さを感じながらもドンドンという音も止まったので、部屋へ入ってベッドメイクを開始した。
その部屋の玄関掃除をしていると、廊下からフロント二宮和也似君と男性客の話し声が聞こえてきた。立ち聞きするつもりはなかったが、男性客が「警察へ届けます」と言うのを聞いてしまい、コッソリ覗くと声の主は60代の男性だった。
警察だなんてただ事じゃない。さっきのドンドンという音と何か関係があるのだろうか?Sさんも私も何だか急に怖くなった。
部屋を出ると、男性客が出てきたと思われる部屋でフロント色っぽい人がセットをしていたので尋ねてみた。
色っぽい人がドアを叩く音を聞きつけ、ドア越しに「如何なさいました?」と尋ねると「ドアが開かない」という男性の声。ドアは精算するかフロントへ連絡するかしないと開かないことを伝えても、男性客はドアの向こうで興奮していてわけの分からないことを口走り要領を得ない。
社員さんと部屋の男性客で話をして貰おうと、色っぽい人はフロントへ連絡してやれやれと思ったが、すぐにフロントから色っぽい人へ連絡が入り「問題の部屋では電話の受話器が上がっているので電話が繋がらない」とのことだ。
色っぽい人は部屋の前へ戻り、またドア越しに「受話器が外れているので掛けて下さい」と伝えた。男性客はよほど興奮していたらしい。
結局、何が起こっていたかといえば、男性客が風呂から出ると、女の姿が消えていて、財布の中の10万円も消えていたそうだ(泣)。
女窃盗犯は男性客が入浴中に、まんまと財布から10万円を抜き取り、フロントへ連絡してドアを開けて貰って逃げた。慌てて受話器を掛けなかったのか、通報を遅らせる為に故意に受話器を掛けなかったのかは定かではないが…。
昼間からの飲酒で酩酊状態だったらしいが、男性は年齢的に恐らく年金受給者だ。そんな爺さんを相手に売春詐欺(?)を働いて10万円もの大金を奪うなんて、ホントに酷い話だ。爺さん、踏んだり蹴ったりだよ。
だけどやっぱり話を聞いた私達は「男ってやつは…(萎)」と思ってしまう。
ラブホQでもそうだったけど、泥酔してラブホへ連れ込まれても、全裸で置き去りとか、ヤリ逃げとか、ラブホ代踏み倒しとか、ろくなことがないようで。酒は飲んでも飲まれるな!という話です。
ラブホ428日目:見栄
2007年6月26日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク11部屋
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
出勤すると、Cさんが「おはよう」の代わりに「平和なのも今日までだよ!今日は楽しまないば!」と言い、Eさんも「明日からまた”宜しくお願いしまぁす”だよ」と言ってきた。妖怪#さんの5連休も今日迄だということだ。
例によって二人は散々に妖怪#さんを罵り、嘲笑していたが、Uさんが出勤してくるとピタリと止めた。二人とも祟りや心霊現象は怖いらしい。
Uさんは”災い爆弾(口は災いの元的なもの)”を抱えていると言うか、Uさんに憑依した悪霊が、時にEさんやCさんが言った事実よりも恐ろしい話を捏造して、妖怪#さんに伝えてしまうという心霊現象を起こしたりするからだ。
Uさんが着替えて出てくると、Eさんが「他所のラブホのアメニティーのハンパが届いてるの。好きなの貰っていいんだって」と声をかけ、Cさんも「スキンも有るんだの。わちやEさんは必要ないけど、Uさんだらまだ要るべさ。うしゃしゃ!」と声をかけた。
妖怪や悪霊が巣くうような職場じゃ、お調子者や八方美人じゃなければ生き残れないのかも。
昼休み明けからのクイックメイクは、デリヘル嬢を呼んだ部屋が多かったらしく、部屋が荒らされていなかったので、ベッドメイクはとてもラクだった。
Eさん「昨日、給料日だもんね。だけど、デリヘル嬢代とラブホ代でしょ。彼女が居ない男の人は大変だよねぇ」
みかやん「明日への活力というか励みになるんじゃないですか?」
Eさん「そうそう!14日だったか、平日なのに物凄く忙しくて急遽早出になったの。慌てて出動したら今日みたいに綺麗な部屋ばかりでね、考えたらボーナスが出たばかりだもんね。男1人と女2人も2組ぐらい見かけたわ」
みかやん「ボーナスが出たから奮発してデリヘル嬢と3Pですか」
Eさん「女の子二人連れてる男の人って誇らしげっていうか得意気だけど、私ら女が見ても羨ましくも何ともないのにね。$君は羨ましいと思うんだろうか?」
みかやん「$君なら”金で買ったに決まってるじゃないですか!あんなの男の見栄ってやつですよ!”って言いそうです(笑)」
Eさん「なるほどねぇ。男の人って変なところに見栄を張りたがるからね」
Eさん&みかやん「男ってやつは…!だねぇ(笑)」
ってな話をしながら部屋を出ようとしてドアを開けたところでEさんが固まった。Eさんは振り返って無言で両手の親指を立てて「指圧をしてくれ」みたいなポーズをしたが、私は咄嗟に意味が分からなかった。
廊下を白衣のアンマ屋さんでも歩いているのかと思ったら、すぐに男性2人の声が廊下に響いてきた。心の中で「おおっ!アンマ屋さんじゃなくて男二人ね!了解了解!」と凄い勢いで頷きながらドアの隙間から廊下を覗いたら、作業服姿の業者さんが売り止めの部屋へ入るのが見えた。
みかやん「壁紙の業者さんじゃないですか。私はてっきりアンマ屋さんかと…」
Eさん「何でアンマさ?”男二人”って意味の親指2本でしょ!」
みかやん「どう見ても”指圧の心は母心”のポーズでしたよ」
Eさん「”指圧の心は母心、押せば命の泉わく〜”かい?みかやん、古すぎるわ!若いのに!」
Eさんにゲラゲラ笑われて恥ずかし〜くなった。つーかEさんのジェスチャーが古いんだと思う。60代の人に「古すぎる」と言われては立つ瀬がないので話題を変えた。
みかやん「あ…うちらがイケメン二人を従えてラブホ内を歩くのって、やっぱり鼻高々じゃないですかね?」
Eさん「”金にものを言わせた”とか”女の見栄”だとか”女ってやつは”って言われるんだよ、私達も。かと言ってコソコソするのも変だよねぇ。ま、ココに来るわけじゃないからコソコソする必要もないんだけど…でも…や…」
そう言ったきりEさんは無言になった。他所のラブホで若いツバメ達をはべらせた自分を想像したに違いない。Eさんたら…(汗)。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
出勤すると、Cさんが「おはよう」の代わりに「平和なのも今日までだよ!今日は楽しまないば!」と言い、Eさんも「明日からまた”宜しくお願いしまぁす”だよ」と言ってきた。妖怪#さんの5連休も今日迄だということだ。
例によって二人は散々に妖怪#さんを罵り、嘲笑していたが、Uさんが出勤してくるとピタリと止めた。二人とも祟りや心霊現象は怖いらしい。
Uさんは”災い爆弾(口は災いの元的なもの)”を抱えていると言うか、Uさんに憑依した悪霊が、時にEさんやCさんが言った事実よりも恐ろしい話を捏造して、妖怪#さんに伝えてしまうという心霊現象を起こしたりするからだ。
Uさんが着替えて出てくると、Eさんが「他所のラブホのアメニティーのハンパが届いてるの。好きなの貰っていいんだって」と声をかけ、Cさんも「スキンも有るんだの。わちやEさんは必要ないけど、Uさんだらまだ要るべさ。うしゃしゃ!」と声をかけた。
妖怪や悪霊が巣くうような職場じゃ、お調子者や八方美人じゃなければ生き残れないのかも。
昼休み明けからのクイックメイクは、デリヘル嬢を呼んだ部屋が多かったらしく、部屋が荒らされていなかったので、ベッドメイクはとてもラクだった。
Eさん「昨日、給料日だもんね。だけど、デリヘル嬢代とラブホ代でしょ。彼女が居ない男の人は大変だよねぇ」
みかやん「明日への活力というか励みになるんじゃないですか?」
Eさん「そうそう!14日だったか、平日なのに物凄く忙しくて急遽早出になったの。慌てて出動したら今日みたいに綺麗な部屋ばかりでね、考えたらボーナスが出たばかりだもんね。男1人と女2人も2組ぐらい見かけたわ」
みかやん「ボーナスが出たから奮発してデリヘル嬢と3Pですか」
Eさん「女の子二人連れてる男の人って誇らしげっていうか得意気だけど、私ら女が見ても羨ましくも何ともないのにね。$君は羨ましいと思うんだろうか?」
みかやん「$君なら”金で買ったに決まってるじゃないですか!あんなの男の見栄ってやつですよ!”って言いそうです(笑)」
Eさん「なるほどねぇ。男の人って変なところに見栄を張りたがるからね」
Eさん&みかやん「男ってやつは…!だねぇ(笑)」
ってな話をしながら部屋を出ようとしてドアを開けたところでEさんが固まった。Eさんは振り返って無言で両手の親指を立てて「指圧をしてくれ」みたいなポーズをしたが、私は咄嗟に意味が分からなかった。
廊下を白衣のアンマ屋さんでも歩いているのかと思ったら、すぐに男性2人の声が廊下に響いてきた。心の中で「おおっ!アンマ屋さんじゃなくて男二人ね!了解了解!」と凄い勢いで頷きながらドアの隙間から廊下を覗いたら、作業服姿の業者さんが売り止めの部屋へ入るのが見えた。
みかやん「壁紙の業者さんじゃないですか。私はてっきりアンマ屋さんかと…」
Eさん「何でアンマさ?”男二人”って意味の親指2本でしょ!」
みかやん「どう見ても”指圧の心は母心”のポーズでしたよ」
Eさん「”指圧の心は母心、押せば命の泉わく〜”かい?みかやん、古すぎるわ!若いのに!」
Eさんにゲラゲラ笑われて恥ずかし〜くなった。つーかEさんのジェスチャーが古いんだと思う。60代の人に「古すぎる」と言われては立つ瀬がないので話題を変えた。
みかやん「あ…うちらがイケメン二人を従えてラブホ内を歩くのって、やっぱり鼻高々じゃないですかね?」
Eさん「”金にものを言わせた”とか”女の見栄”だとか”女ってやつは”って言われるんだよ、私達も。かと言ってコソコソするのも変だよねぇ。ま、ココに来るわけじゃないからコソコソする必要もないんだけど…でも…や…」
そう言ったきりEさんは無言になった。他所のラブホで若いツバメ達をはべらせた自分を想像したに違いない。Eさんたら…(汗)。
ラブホ427日目:女加齢臭
2007年6月24日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク32部屋+セット4+アメニティセット作り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と私が遅番の勤務。
相変わらずUさんは部屋の中を無駄に走っていたが、仕事はそれほど捗ってはいなかった。それでもUさんが走り回っているので何となくSさんも走る。UさんもSさんも走っているので、私も走らなければいけないような気がしてきて走る。
そんな時に限って部屋の内ドアを開けてカラオケを熱唱される若いお客様方が多かったので、廊下に早いテンポの曲が響き渡り、曲に合わせて廊下も走った。
どうにも慌ただしい。
途中、フロント渦巻き君が部屋に来て、ベッド組み中のSさんとUさんに話しかけていた。その時、私は風呂係だったので「作業が遅くなる。あたしゃ無駄に話しかけられなくて良かった」と胸を撫で下ろしたぐらい気持ちも焦っていた。
渦巻き君はわざわざ何を言いに来たのかと思ったら、立て続けに高齢の女性客が使った部屋にセットに入ってしまい「女性の加齢臭はカブトムシが腐ったような匂いだ」とか「女性の加齢臭はスイカの皮が腐ったような匂いだ」と嘆いていたそうだ。
どっちなんだ?そうは言われても、カブトムシもスイカの皮も腐らせたことが無いので、まるでピンとこない。
加齢臭は男性特有のものではなく、Cさんや妖怪#さんからも若干漂う時が有る。あの人達はカブトムシやスイカの成れの果てなのかい?渦巻き君たら失敬ね。妖怪#さんの場合はもはや死臭かも知れないのに(爆)。
いずれ私もカブトムシやスイカの皮の腐った匂いを発するようになるのかも…と思えばもの悲しい気持ちになる。
ラブホQ時代は女性の加齢臭=強烈なオシロイ(ファンデーションでもなくパウダーでもなく白粉)の匂いと思っていたけど、あれは腐敗臭を誤魔化す為だったのね(哀)。
女性客が高齢であったのなら、連れの男性だって恐らく高齢だ。カブトムシやスイカの腐敗臭は男性の加齢臭であって欲しい。
というか、うちのチーム60の次に加齢臭の心配をしなきゃなんないのは、年齢順から言って渦巻き君、あなたですから!
そんなことを考えていたら18時少し前で、たまたま入った部屋ではEさんと$君がベッドを組んでくれている最中だった。「ラッキー♪」とベッド組み以外の仕事を始めたらEさんがゲラゲラと笑い出し、ツボにハマったご様子だ。
何がそんなに可笑しいのかと聞けば「三人でワーッ!っと部屋に入って来たかと思ったら、バーッ!と散って、ガーッ!って仕事を始めてさ。三人とも無言で物凄い勢いなんだもの」とのことだ。
言われてみたら、三人ともずっと黙々と仕事をしていた。アメニティーセット作りが無ければ三人での最高記録(確か33部屋?)を大幅に更新したかも知れない。
それでもさほど疲れなかったのは、加齢臭のことで頭がいっぱいだったからかも知れない。今年の夏はスイカの皮を腐らせてみようか…。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と私が遅番の勤務。
相変わらずUさんは部屋の中を無駄に走っていたが、仕事はそれほど捗ってはいなかった。それでもUさんが走り回っているので何となくSさんも走る。UさんもSさんも走っているので、私も走らなければいけないような気がしてきて走る。
そんな時に限って部屋の内ドアを開けてカラオケを熱唱される若いお客様方が多かったので、廊下に早いテンポの曲が響き渡り、曲に合わせて廊下も走った。
どうにも慌ただしい。
途中、フロント渦巻き君が部屋に来て、ベッド組み中のSさんとUさんに話しかけていた。その時、私は風呂係だったので「作業が遅くなる。あたしゃ無駄に話しかけられなくて良かった」と胸を撫で下ろしたぐらい気持ちも焦っていた。
渦巻き君はわざわざ何を言いに来たのかと思ったら、立て続けに高齢の女性客が使った部屋にセットに入ってしまい「女性の加齢臭はカブトムシが腐ったような匂いだ」とか「女性の加齢臭はスイカの皮が腐ったような匂いだ」と嘆いていたそうだ。
どっちなんだ?そうは言われても、カブトムシもスイカの皮も腐らせたことが無いので、まるでピンとこない。
加齢臭は男性特有のものではなく、Cさんや妖怪#さんからも若干漂う時が有る。あの人達はカブトムシやスイカの成れの果てなのかい?渦巻き君たら失敬ね。妖怪#さんの場合はもはや死臭かも知れないのに(爆)。
いずれ私もカブトムシやスイカの皮の腐った匂いを発するようになるのかも…と思えばもの悲しい気持ちになる。
ラブホQ時代は女性の加齢臭=強烈なオシロイ(ファンデーションでもなくパウダーでもなく白粉)の匂いと思っていたけど、あれは腐敗臭を誤魔化す為だったのね(哀)。
女性客が高齢であったのなら、連れの男性だって恐らく高齢だ。カブトムシやスイカの腐敗臭は男性の加齢臭であって欲しい。
というか、うちのチーム60の次に加齢臭の心配をしなきゃなんないのは、年齢順から言って渦巻き君、あなたですから!
そんなことを考えていたら18時少し前で、たまたま入った部屋ではEさんと$君がベッドを組んでくれている最中だった。「ラッキー♪」とベッド組み以外の仕事を始めたらEさんがゲラゲラと笑い出し、ツボにハマったご様子だ。
何がそんなに可笑しいのかと聞けば「三人でワーッ!っと部屋に入って来たかと思ったら、バーッ!と散って、ガーッ!って仕事を始めてさ。三人とも無言で物凄い勢いなんだもの」とのことだ。
言われてみたら、三人ともずっと黙々と仕事をしていた。アメニティーセット作りが無ければ三人での最高記録(確か33部屋?)を大幅に更新したかも知れない。
それでもさほど疲れなかったのは、加齢臭のことで頭がいっぱいだったからかも知れない。今年の夏はスイカの皮を腐らせてみようか…。
ラブホ426日目:哀れ
2007年6月23日 らぶほ211:15-18:30 クイックメイク19部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)が早番、$君(10代後半・ギター少年)と私が遅番の勤務。
20日に妖怪#さんと組んで酷い目に遭ったと$君が嘆いていた。
最近、浴室に置く入浴剤の組み合わせが変わり、お年寄りにも分かり易くなったので、妖怪#さんも「これならどんな馬鹿でも間違いようがない」と言っていたにも関わらず、きちんと組み合わせて置いていた$君に「違う!」と叱り、間違った組み合わせを教えて部屋を出た。
後ろ髪を引かれる思いで部屋を出た直後、$君はフロント渦巻き君に「入浴剤の入れ方が間違ってた!しっかりしてくれ!」と叱られたそうだ。
ええと…「どんな馬鹿でも間違いようがない」とおっしゃいましたよね?そのようなことを間違えるというのは、どんだけのお馬鹿様なんでしょうね?
#さんは部屋の回り方もおかしく、心配になった$君が「露天や檜の部屋を優先的に回るんじゃないですか?」と聞いても、#さんは「いいのいいの」と自信タップリに「次は××1号室」と答え、××1号室へ行ってみるとドアが開かず、お客様が入室中だったそうだ。
それでも$君は、#さんが化粧品を補充し忘れていれば#さんに気付かれないように黙って足し、#さんが拭いた鏡やガラスが汚ければさり気なく拭き、#さんが拭いた洗面所の床に毛が落ちていれば部屋の方へ毛を出してから拾っていたって話だ。
なんて健気なんだか(涙)。
それでいて相変わらず$君にはアレしろコレしろアレ取れコレ取ってこいと命令口調で偉そうにふんぞり返ってるだなんて、本当にお目出度い。そんな#さんを$君は「哀れ…ですよね」と一言で片付けた。胸がスッとする一言だった。
夕方、自分の仕事を終えて部屋へ戻ると、床拭きをしていた$君が「うわっ!やられた!」と叫んだ。
みかやん「何?ヤバめのモノでも落ちてた?」
$君「や…何て言うか男のアレですよ。その…男から出る…あの…変な匂いの…」
みかやん「あぁ、味も変なアレね(爆)」
$君「何でこんなベッドの横でまき散らしてるんだか!俺の手についたじゃないですかっ!こんな所で出すんじゃない!って感じですよ。何で床なんですか!」
みかやん「かなりキモい奴のかなり不可解な行動によるものじゃないの?」
$君「おええ!気持ち悪い!最悪じゃないですか!」
みかやん「大丈夫だよ、妊娠しないから(笑)」
帰る間際の部屋で、また床を這っていた$君が「うわっ!何だコレ?どうなってるんだ?」と呟いていた。
みかやん「何?また男のアレ?」
$君「や…男か女か分かんないけど大量の陰毛が…」
みかやん「痒くて掻きむしったんじゃないの?」
$君「痒いって、それヤバくないですか?」
みかやん「うん。ヤバいかも(笑)」
$君「え〜・・・」
$君をからかうと面白い(笑)。
そうじゃなくて!今日は$君からイイコト聞いたよ。妖怪#さんのことも「哀れ」と思えば、哀れでお気の毒で涙が出そうで腹も立たない…かも。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)が早番、$君(10代後半・ギター少年)と私が遅番の勤務。
20日に妖怪#さんと組んで酷い目に遭ったと$君が嘆いていた。
最近、浴室に置く入浴剤の組み合わせが変わり、お年寄りにも分かり易くなったので、妖怪#さんも「これならどんな馬鹿でも間違いようがない」と言っていたにも関わらず、きちんと組み合わせて置いていた$君に「違う!」と叱り、間違った組み合わせを教えて部屋を出た。
後ろ髪を引かれる思いで部屋を出た直後、$君はフロント渦巻き君に「入浴剤の入れ方が間違ってた!しっかりしてくれ!」と叱られたそうだ。
ええと…「どんな馬鹿でも間違いようがない」とおっしゃいましたよね?そのようなことを間違えるというのは、どんだけのお馬鹿様なんでしょうね?
#さんは部屋の回り方もおかしく、心配になった$君が「露天や檜の部屋を優先的に回るんじゃないですか?」と聞いても、#さんは「いいのいいの」と自信タップリに「次は××1号室」と答え、××1号室へ行ってみるとドアが開かず、お客様が入室中だったそうだ。
それでも$君は、#さんが化粧品を補充し忘れていれば#さんに気付かれないように黙って足し、#さんが拭いた鏡やガラスが汚ければさり気なく拭き、#さんが拭いた洗面所の床に毛が落ちていれば部屋の方へ毛を出してから拾っていたって話だ。
なんて健気なんだか(涙)。
それでいて相変わらず$君にはアレしろコレしろアレ取れコレ取ってこいと命令口調で偉そうにふんぞり返ってるだなんて、本当にお目出度い。そんな#さんを$君は「哀れ…ですよね」と一言で片付けた。胸がスッとする一言だった。
夕方、自分の仕事を終えて部屋へ戻ると、床拭きをしていた$君が「うわっ!やられた!」と叫んだ。
みかやん「何?ヤバめのモノでも落ちてた?」
$君「や…何て言うか男のアレですよ。その…男から出る…あの…変な匂いの…」
みかやん「あぁ、味も変なアレね(爆)」
$君「何でこんなベッドの横でまき散らしてるんだか!俺の手についたじゃないですかっ!こんな所で出すんじゃない!って感じですよ。何で床なんですか!」
みかやん「かなりキモい奴のかなり不可解な行動によるものじゃないの?」
$君「おええ!気持ち悪い!最悪じゃないですか!」
みかやん「大丈夫だよ、妊娠しないから(笑)」
帰る間際の部屋で、また床を這っていた$君が「うわっ!何だコレ?どうなってるんだ?」と呟いていた。
みかやん「何?また男のアレ?」
$君「や…男か女か分かんないけど大量の陰毛が…」
みかやん「痒くて掻きむしったんじゃないの?」
$君「痒いって、それヤバくないですか?」
みかやん「うん。ヤバいかも(笑)」
$君「え〜・・・」
$君をからかうと面白い(笑)。
そうじゃなくて!今日は$君からイイコト聞いたよ。妖怪#さんのことも「哀れ」と思えば、哀れでお気の毒で涙が出そうで腹も立たない…かも。
ラブホ425日目:124
2007年6月22日 らぶほ2
11:30-18:00 クイックメイク19部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。
今日から妖怪#さんが5連休の為、朝からEさんもCさんもゴキゲンだった。
Eさん「暫くあの”宜しくお願いしまぁす”を聞かなくて済むと思うとホッとするわ」
Cさん「社員さんが言うなら分かるんだわ。社員さんが言って、わちらが”はい!行ってきます”ってなるのが筋でないの?」
Eさん「あの人は勘違いの塊だもの。あそこまで仕事が出来ない人も今まで居なかったのに、あんなに偉そうにして居られるなんて有り得ないっしょ」
Cさん「ミスして注意されたらミスしないように気をつければいいのに、注意されたら食ってかかるからタチ悪いもね!考え方っていうより頭おかしいわ!や…わちらだら意地悪婆さんでないかい?」
Eさん「あっちが性悪婆さんなんだもの。あの人は何て言われても仕方ないわ」
この話に私も加わったら際限のないマシンガンバッシングになるので、敢えて参戦しなかった。というか、先輩であり年長者であるなら、妖怪#さんにビシッと直接意見して貰いたいものだヮ。
ここまで言ってても、この人達は妖怪#さんの前では良き話し相手を演じられるんだから凄いと思う。辞めた元自衛官のP君が「ココじゃみかやん以外の女なんか誰も信用できないっすよ」と言っていたのが分かる気がしてきた。
$君も「女って怖いですね。みかやん以外の人は、陰で酷い悪口言ってても本人の前じゃヘラヘラ笑って話したりしてますからね。見ていてビックリしますよ」と言っていた。
だけど、ココじゃそんな私は少数派で肩身が狭い。
私も20〜30年も経ったら、陰で散々悪口を言っていても、本人の前では何事も無かったかのように、表向きだけ仲良く振る舞うというような器用なことが出来るようになるんだろうか?それが大人の振る舞いというものなんだろうか?
妖怪#さんの前で良き話し相手の”良い人”を演じている人達は、私には”調子の良い人”にしか見えない。本当に今後も仲良く一緒に働きたいと思っているなら、#さんに意見なりアドバイスなりしてよね!と思うけど、そのような仲間意識は持ち合わせていないらしい。
昼休み明けの1部屋目に4P部屋へ行くよう社員さんに言われた。タッチの差で先に昼休みに入ったのはEさんチームだ。先に昼休みに入った方が社員さんが指定した部屋へ行くというしきたりだというのに、Eさんチームがごねりだした。
Cさん「4P部屋なんか行きたくない!わちらなんか年寄りなのに!」
みかやん「えーっ?先に昼休みに入ったのに?仕事なのに?」
Eさん「だって私達なんか二人合わせて124歳だよ!無理!」
Cさん「アンタ達なんか二人合わせてもせいぜい70か80でしょ?若者チームが行ってよ」
みかやん「124て…何で足すんですかーっ!」
Eさん「や…何となく」
もう笑うしかなかった。やっぱり老害かも。年寄りというものが、別の生き物のように思えてくる今日この頃だ。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。
今日から妖怪#さんが5連休の為、朝からEさんもCさんもゴキゲンだった。
Eさん「暫くあの”宜しくお願いしまぁす”を聞かなくて済むと思うとホッとするわ」
Cさん「社員さんが言うなら分かるんだわ。社員さんが言って、わちらが”はい!行ってきます”ってなるのが筋でないの?」
Eさん「あの人は勘違いの塊だもの。あそこまで仕事が出来ない人も今まで居なかったのに、あんなに偉そうにして居られるなんて有り得ないっしょ」
Cさん「ミスして注意されたらミスしないように気をつければいいのに、注意されたら食ってかかるからタチ悪いもね!考え方っていうより頭おかしいわ!や…わちらだら意地悪婆さんでないかい?」
Eさん「あっちが性悪婆さんなんだもの。あの人は何て言われても仕方ないわ」
この話に私も加わったら際限のないマシンガンバッシングになるので、敢えて参戦しなかった。というか、先輩であり年長者であるなら、妖怪#さんにビシッと直接意見して貰いたいものだヮ。
ここまで言ってても、この人達は妖怪#さんの前では良き話し相手を演じられるんだから凄いと思う。辞めた元自衛官のP君が「ココじゃみかやん以外の女なんか誰も信用できないっすよ」と言っていたのが分かる気がしてきた。
$君も「女って怖いですね。みかやん以外の人は、陰で酷い悪口言ってても本人の前じゃヘラヘラ笑って話したりしてますからね。見ていてビックリしますよ」と言っていた。
だけど、ココじゃそんな私は少数派で肩身が狭い。
私も20〜30年も経ったら、陰で散々悪口を言っていても、本人の前では何事も無かったかのように、表向きだけ仲良く振る舞うというような器用なことが出来るようになるんだろうか?それが大人の振る舞いというものなんだろうか?
妖怪#さんの前で良き話し相手の”良い人”を演じている人達は、私には”調子の良い人”にしか見えない。本当に今後も仲良く一緒に働きたいと思っているなら、#さんに意見なりアドバイスなりしてよね!と思うけど、そのような仲間意識は持ち合わせていないらしい。
昼休み明けの1部屋目に4P部屋へ行くよう社員さんに言われた。タッチの差で先に昼休みに入ったのはEさんチームだ。先に昼休みに入った方が社員さんが指定した部屋へ行くというしきたりだというのに、Eさんチームがごねりだした。
Cさん「4P部屋なんか行きたくない!わちらなんか年寄りなのに!」
みかやん「えーっ?先に昼休みに入ったのに?仕事なのに?」
Eさん「だって私達なんか二人合わせて124歳だよ!無理!」
Cさん「アンタ達なんか二人合わせてもせいぜい70か80でしょ?若者チームが行ってよ」
みかやん「124て…何で足すんですかーっ!」
Eさん「や…何となく」
もう笑うしかなかった。やっぱり老害かも。年寄りというものが、別の生き物のように思えてくる今日この頃だ。
ラブホ424日目:大丈夫
2007年6月20日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク11部屋
今日は、$君(10代後半・ギター少年)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
今日もSさんは朝から垢だらけの風呂やコーヒーカスだらけの部屋に当たって萎えていた。本当に不憫な子だと思うが、相変わらず「どうせうちなんか垢だらけでベチャベチャの風呂や、荒れ果てた部屋に当たるに決まってる」と言うから、そうなってしまうのだろう。
そんなふうに自ら不運を呼び寄せちゃダメよね〜と思いながら食器を洗っていたら、黒い大きな虫が物凄い羽音をたてて私の耳元をかすめて浴室へ飛んでいった。これは大変だ!と慌てて浴室のドアを閉めてやれやれだ。
Sさん「ぎゃああああっ!虫っ!何でドア閉めるんですかーっ!閉じ込めないで下さいよーっ!酷いじゃないですかーっ!」
みかやん「ごめん。忘れてた(汗)」
Sさん「酷い!鬼ーーーっ!」
みかやん「は、蜂じゃないよね?(滝汗)」
Sさん「ハエだけど凄い大きいし、もううちはビックリして、ホント酷いです!蜂だったらどうするんですかっ!」
浴室にSさんも居ることをすっかり忘れていたので、何と責められようと仕方ない。平謝りした。
夕方、部屋を移動しようとしたら、ワイシャツにネクタイにスラックス姿の50代男性と事務服を着た20代のOLが歩いてきたので、咄嗟にエレベーターホール付近の衝立の陰に隠れた。
白昼堂々と会社の制服で上司とこんな所に来るなんて、綺麗な顔をして大した女性だわ!と思いながら隠れていたら、50代男性が「大丈夫だよ!大丈夫だよ!」と言いながらどんどん私達の方へ近づいてくるではないか。
そうは言われても何がどう「大丈夫」なのか分からない。遂に男女が私達が居る衝立の所まで来たので、エレベーターホールに隠れた。いくら何でもお客さんが業務用エレベーターまで来ることは無い。それこそ「もう大丈夫」と思った。
すると、エレベーターホールのドアが開き、絶句している私達に50代男性は「大丈夫だよ。精算機の点検に来たんだから」と微笑んだ。
先に言ってよね!って感じ。逃げ場を失った私達は狼狽して「そうだったんでしか」とか「お疲れ様だした」と言ってしまったじゃないの(恥)。ドッと疲れた。
仕事を終えてメイクバッグを片付ける#さんを見ていたら、稼働表を出し忘れたままバッグを棚へ上げてしまい、$君に「稼働表出すの忘れた」と言って棚の上のバッグを指差した。
心優しい$君は風呂掃除道具の片付けを中断して稼働表を取ってあげてたけど…。
なんて図々しい。自分で忘れたなら自分で取り出すか、せめて「$君、ごめんね。稼働表出すの忘れたから取って貰えないかい?」ぐらい言えよ。ダメだ…#さんの言動を見てるといちいち腹が立つので見ないでおこう。
帰りに着替えてSさんと裏階段を歩いていたら、さっきの精算機点検業者さんに会った。「お疲れ様です」と声をかけたら「あぁ、さっき逃げた人達だね。プッ!お疲れ様。はははは!」と笑われた。
ま、逃げまどう私達や狼狽しきった私達は見ていて面白かっただろうとは思うけど、あなた達はどう見ても不倫カップルにしか見えませんでしたから!
とは言わなかったにしても、ホントに紛らわしかった。
今日は、$君(10代後半・ギター少年)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。
今日もSさんは朝から垢だらけの風呂やコーヒーカスだらけの部屋に当たって萎えていた。本当に不憫な子だと思うが、相変わらず「どうせうちなんか垢だらけでベチャベチャの風呂や、荒れ果てた部屋に当たるに決まってる」と言うから、そうなってしまうのだろう。
そんなふうに自ら不運を呼び寄せちゃダメよね〜と思いながら食器を洗っていたら、黒い大きな虫が物凄い羽音をたてて私の耳元をかすめて浴室へ飛んでいった。これは大変だ!と慌てて浴室のドアを閉めてやれやれだ。
Sさん「ぎゃああああっ!虫っ!何でドア閉めるんですかーっ!閉じ込めないで下さいよーっ!酷いじゃないですかーっ!」
みかやん「ごめん。忘れてた(汗)」
Sさん「酷い!鬼ーーーっ!」
みかやん「は、蜂じゃないよね?(滝汗)」
Sさん「ハエだけど凄い大きいし、もううちはビックリして、ホント酷いです!蜂だったらどうするんですかっ!」
浴室にSさんも居ることをすっかり忘れていたので、何と責められようと仕方ない。平謝りした。
夕方、部屋を移動しようとしたら、ワイシャツにネクタイにスラックス姿の50代男性と事務服を着た20代のOLが歩いてきたので、咄嗟にエレベーターホール付近の衝立の陰に隠れた。
白昼堂々と会社の制服で上司とこんな所に来るなんて、綺麗な顔をして大した女性だわ!と思いながら隠れていたら、50代男性が「大丈夫だよ!大丈夫だよ!」と言いながらどんどん私達の方へ近づいてくるではないか。
そうは言われても何がどう「大丈夫」なのか分からない。遂に男女が私達が居る衝立の所まで来たので、エレベーターホールに隠れた。いくら何でもお客さんが業務用エレベーターまで来ることは無い。それこそ「もう大丈夫」と思った。
すると、エレベーターホールのドアが開き、絶句している私達に50代男性は「大丈夫だよ。精算機の点検に来たんだから」と微笑んだ。
先に言ってよね!って感じ。逃げ場を失った私達は狼狽して「そうだったんでしか」とか「お疲れ様だした」と言ってしまったじゃないの(恥)。ドッと疲れた。
仕事を終えてメイクバッグを片付ける#さんを見ていたら、稼働表を出し忘れたままバッグを棚へ上げてしまい、$君に「稼働表出すの忘れた」と言って棚の上のバッグを指差した。
心優しい$君は風呂掃除道具の片付けを中断して稼働表を取ってあげてたけど…。
なんて図々しい。自分で忘れたなら自分で取り出すか、せめて「$君、ごめんね。稼働表出すの忘れたから取って貰えないかい?」ぐらい言えよ。ダメだ…#さんの言動を見てるといちいち腹が立つので見ないでおこう。
帰りに着替えてSさんと裏階段を歩いていたら、さっきの精算機点検業者さんに会った。「お疲れ様です」と声をかけたら「あぁ、さっき逃げた人達だね。プッ!お疲れ様。はははは!」と笑われた。
ま、逃げまどう私達や狼狽しきった私達は見ていて面白かっただろうとは思うけど、あなた達はどう見ても不倫カップルにしか見えませんでしたから!
とは言わなかったにしても、ホントに紛らわしかった。
ラブホ423日目:不治の病
2007年6月19日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク9部屋+ベッドのみ1
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。
#さんの舌打ち&妖怪ヅラの話からアゴで指図やshrugのポーズに言い訳の数々まで遡ってもう一度話した上で、Cさんに「耐えに耐えてきたけど、もう#さんには我慢ならない!」と訴えた。
Cさん「とんだ性悪婆さんだもね!あそこまでいちいち言い訳するものどうかと思うし、言い訳するのに嘘までつくなんて、いいトシして頭おかしいもね!」
みかやん「でしょう!態度だって最低だよ!有り得ないから!」
Cさん「なんぼ年下でも娘や孫みたいな相手でも先輩は先輩だって分かってないんだわ!普通はそんな態度とられないもね!」
みかやん「異常だよ。あそこまでタチが悪くて腐りきった婆を初めて見たもん。相手は年寄りだし可哀相かなと思ってりゃ調子に乗ってさ(あわわ)。あーゆーの、どうすりゃいいのさ?」
Cさん「異常だもの。ホントに普通でないものね。わちもあのロールカーテンの時だら呆れたもの!自分でミスしててよく言うわ!」
電話が鳴ったので出ると、フロント二宮和也似君からで「あのぅ…少し声が大きいように思うんですが…」とのことだったので、慌てて「スミマセン」と平謝りした。激昂しすぎた(汗)。
暫くおとなしく仕事をして、次の次の部屋でCさんが風呂から「ちょっと!何だの?これだらしどいわ!」と叫ぶので行ってみると、浴槽の半分ぐらいと浴槽の縁やら床まで泡だらけで、幻想的な光景になっていたがウットリはしていられない。
浴槽のお湯が抜けてないのかとも思ったが、泡だけだった。ふと見たら、ボディーソープが激減していたので、浴槽に泡の入浴剤とボディーソープを入れてジェットバスのスイッチを入れたらしい。
そうじゃなくても泡立ちがハンパない入浴剤だってのに、ボディーソープまで足すなんて…お客様にご満足頂けたならそれでいいけど…私は部屋係だし(笑)。つってもCさんが泡風呂に苦戦していたので、Cさんのトイレ係&洗面の床拭きを手伝った。
Cさん「アンタぐらい腹の中に何もなく手伝ってくれたり面倒見てくれたりする人も他に居ないのにね。アンタを敵に回したら損だのにさ、ずるい意味でなくてね。#は馬鹿だから気付かないべさ」
みかやん「自分でもそう思う(笑)。良くしてくれる人の前では全力で良い人でいよう!と思うタチだから、私に牙を剥いたら損なのにね。私なんか扱い易い人間だと思うよ。上手くあやして使えば得なのにと思うもん。私なんか単純なのにさ」
帰りにEさんも遂にブチギレた。
「”何回言ったら分かるの!ドライヤーのコードがグチャグチャだわ!みかやんにも何回も注意されたっしょ!”って言ったら、”だから直しても戻るんだわ!”だとさ。”こないだも何回でもやり直しなさい!って言ったよね”って言ったら黙ったけど」
「ティッシュも足してなくてさ”これでティッシュ足したなんて言わせないからね!私はみかやんみたいに優しく言わないよ!”って言ったら、”どこまで足せばいいのさ!”だって。ま〜口答えの多い婆さんだわ。私もなんもキレたもね」
「あれじゃいくらみかやんでも腹も立つわ。放っておきなさい!あのトシだもの、アレは一生治らないわ!」とのことだ。
結局、#さんもUさんと同様に不治の病ということですか。放置で良いなら私あたりは本気で放置するけど、本当にそれで良いのだろうか?
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。
#さんの舌打ち&妖怪ヅラの話からアゴで指図やshrugのポーズに言い訳の数々まで遡ってもう一度話した上で、Cさんに「耐えに耐えてきたけど、もう#さんには我慢ならない!」と訴えた。
Cさん「とんだ性悪婆さんだもね!あそこまでいちいち言い訳するものどうかと思うし、言い訳するのに嘘までつくなんて、いいトシして頭おかしいもね!」
みかやん「でしょう!態度だって最低だよ!有り得ないから!」
Cさん「なんぼ年下でも娘や孫みたいな相手でも先輩は先輩だって分かってないんだわ!普通はそんな態度とられないもね!」
みかやん「異常だよ。あそこまでタチが悪くて腐りきった婆を初めて見たもん。相手は年寄りだし可哀相かなと思ってりゃ調子に乗ってさ(あわわ)。あーゆーの、どうすりゃいいのさ?」
Cさん「異常だもの。ホントに普通でないものね。わちもあのロールカーテンの時だら呆れたもの!自分でミスしててよく言うわ!」
電話が鳴ったので出ると、フロント二宮和也似君からで「あのぅ…少し声が大きいように思うんですが…」とのことだったので、慌てて「スミマセン」と平謝りした。激昂しすぎた(汗)。
暫くおとなしく仕事をして、次の次の部屋でCさんが風呂から「ちょっと!何だの?これだらしどいわ!」と叫ぶので行ってみると、浴槽の半分ぐらいと浴槽の縁やら床まで泡だらけで、幻想的な光景になっていたがウットリはしていられない。
浴槽のお湯が抜けてないのかとも思ったが、泡だけだった。ふと見たら、ボディーソープが激減していたので、浴槽に泡の入浴剤とボディーソープを入れてジェットバスのスイッチを入れたらしい。
そうじゃなくても泡立ちがハンパない入浴剤だってのに、ボディーソープまで足すなんて…お客様にご満足頂けたならそれでいいけど…私は部屋係だし(笑)。つってもCさんが泡風呂に苦戦していたので、Cさんのトイレ係&洗面の床拭きを手伝った。
Cさん「アンタぐらい腹の中に何もなく手伝ってくれたり面倒見てくれたりする人も他に居ないのにね。アンタを敵に回したら損だのにさ、ずるい意味でなくてね。#は馬鹿だから気付かないべさ」
みかやん「自分でもそう思う(笑)。良くしてくれる人の前では全力で良い人でいよう!と思うタチだから、私に牙を剥いたら損なのにね。私なんか扱い易い人間だと思うよ。上手くあやして使えば得なのにと思うもん。私なんか単純なのにさ」
帰りにEさんも遂にブチギレた。
「”何回言ったら分かるの!ドライヤーのコードがグチャグチャだわ!みかやんにも何回も注意されたっしょ!”って言ったら、”だから直しても戻るんだわ!”だとさ。”こないだも何回でもやり直しなさい!って言ったよね”って言ったら黙ったけど」
「ティッシュも足してなくてさ”これでティッシュ足したなんて言わせないからね!私はみかやんみたいに優しく言わないよ!”って言ったら、”どこまで足せばいいのさ!”だって。ま〜口答えの多い婆さんだわ。私もなんもキレたもね」
「あれじゃいくらみかやんでも腹も立つわ。放っておきなさい!あのトシだもの、アレは一生治らないわ!」とのことだ。
結局、#さんもUさんと同様に不治の病ということですか。放置で良いなら私あたりは本気で放置するけど、本当にそれで良いのだろうか?
ラブホ422日目:オバビアン
2007年6月17日 らぶほ2 コメント (2)11:00-18:00 クイックメイク17部屋+廊下掃除
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、#さん(60代前半・元美容師)と私が早番の勤務。
1部屋目で風呂掃除をしている時、客用スポンジの補充分一式が無いことに気付いた。出動前に風呂掃除道具を用意していたのは#さんだったが、ボケ老人に任せたまま確認しなかった私も悪いので「スポンジ取りに行ってきます」と声をかけた。
すると、ボケ老人は面倒くさそうに濁声で「はいはい」と答えた。
「はい」は一度で良いだろうに。「はいはい、また小言ですか?」と言わんばかりのノリじゃないか。出動早々、喧嘩売ってんのかい?自分のミスを棚に上げて何をぬかすやら!補充用の物は各階にも有るけど遙か階下の作業室まで取りに戻った。
カチンときたので頭を冷やすために作業室まで行ったわけで、部屋へ戻ったらボケ老人もようやく自分のミスだと気付いたようで、言いにくそうに「すみません」と吐き捨てるように言った後「ちっ!」と舌打ちをして物凄く憎たらしい顔をして見せた。
アゴで指し示したり、米国人でもないのにshrugのジェスチャーをしても飽き足らず、今度は舌打ち&妖怪ヅラですか…。舌打ちだなんて、どんなお育ちなんだか。これほど腹の立つ妖術を次々と繰り出されると、逆に出尽くすまで見てみたい気も…。
頭を冷やして戻ったはずだったのに無駄な抵抗だった。この婆さんには本当に愛想が尽きた。私は、ここまで悪態をつかれて笑っていられるほど、お人好しでも八方美人でもない。この婆さんに関しては無理に無理を重ねて随分我慢してきたけど限界だ。
昨日、Cさんがアドバイスしてくれたばかりなのに申し訳ない。Cさんは、こんな私に猪突猛進だとか直情径行のきらいがあるという意味で「真っ直ぐ」と言ったのかも知れないけど、もうどうしようもない所まで来ている気がする。
歯痒くて情けなくて腹立たしくて悔しくて、何だか泣けてきた。ウルフルズの”泣けてくる”という曲が頭の中をグルグル回るが”明日もがんばろうぜって笑って歩き出す”という気分にはなれない。
昼休みはフロントX君が昨日のビリーズブートキャンプの話の続きをしてくれた。X君がゴキゲンで糸巻きのポーズやら腰をクネクネとかして踊って見せてくれたのが可笑しくて大笑いした。今日、気持ち的に救われたのはこの時だけだった。X君、ありがとう。
夕方、階を移動しようとエレベーターに乗ったら途中の階でドアが開いて、ドアの真ん前にフロント渦巻き君が何か言いたそうに半笑いで立っていた。
元々渦巻き君が好みのタイプではないのと、昨日のCさんの「渦巻きとUはデキてる」とか「Uも馬鹿だけど、あんな女に餌を与えられて尻尾振ってる渦巻きはもっと馬鹿」という言葉を思い出し、色んな意味で気持ち悪くなってドアを閉めるボタンを連打した。
渦巻き君が閉じかけるドアの向こうで「今、部屋からオバチャンが2人で出てきた」と言ったところでドアが完全に閉まった。
渦巻き君の無表情な残像、エレベーター内には妖怪#、それに加えてオバビアンの話。渦巻き君が”オバチャン”と言う場合は50代以降だ。お陰でエレベーター内にはホラー的な怖さが漂った。でもオバビアンはどんな感じか見てみたかった。納涼的な要素を求めて。
妖怪を何とかしなければ!と思っていたけど、Eさんが言ったとおりあの妖怪だけは「どうしようもない」と思えてきた。今の私には共存すら苦痛だ。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、#さん(60代前半・元美容師)と私が早番の勤務。
1部屋目で風呂掃除をしている時、客用スポンジの補充分一式が無いことに気付いた。出動前に風呂掃除道具を用意していたのは#さんだったが、ボケ老人に任せたまま確認しなかった私も悪いので「スポンジ取りに行ってきます」と声をかけた。
すると、ボケ老人は面倒くさそうに濁声で「はいはい」と答えた。
「はい」は一度で良いだろうに。「はいはい、また小言ですか?」と言わんばかりのノリじゃないか。出動早々、喧嘩売ってんのかい?自分のミスを棚に上げて何をぬかすやら!補充用の物は各階にも有るけど遙か階下の作業室まで取りに戻った。
カチンときたので頭を冷やすために作業室まで行ったわけで、部屋へ戻ったらボケ老人もようやく自分のミスだと気付いたようで、言いにくそうに「すみません」と吐き捨てるように言った後「ちっ!」と舌打ちをして物凄く憎たらしい顔をして見せた。
アゴで指し示したり、米国人でもないのにshrugのジェスチャーをしても飽き足らず、今度は舌打ち&妖怪ヅラですか…。舌打ちだなんて、どんなお育ちなんだか。これほど腹の立つ妖術を次々と繰り出されると、逆に出尽くすまで見てみたい気も…。
頭を冷やして戻ったはずだったのに無駄な抵抗だった。この婆さんには本当に愛想が尽きた。私は、ここまで悪態をつかれて笑っていられるほど、お人好しでも八方美人でもない。この婆さんに関しては無理に無理を重ねて随分我慢してきたけど限界だ。
昨日、Cさんがアドバイスしてくれたばかりなのに申し訳ない。Cさんは、こんな私に猪突猛進だとか直情径行のきらいがあるという意味で「真っ直ぐ」と言ったのかも知れないけど、もうどうしようもない所まで来ている気がする。
歯痒くて情けなくて腹立たしくて悔しくて、何だか泣けてきた。ウルフルズの”泣けてくる”という曲が頭の中をグルグル回るが”明日もがんばろうぜって笑って歩き出す”という気分にはなれない。
昼休みはフロントX君が昨日のビリーズブートキャンプの話の続きをしてくれた。X君がゴキゲンで糸巻きのポーズやら腰をクネクネとかして踊って見せてくれたのが可笑しくて大笑いした。今日、気持ち的に救われたのはこの時だけだった。X君、ありがとう。
夕方、階を移動しようとエレベーターに乗ったら途中の階でドアが開いて、ドアの真ん前にフロント渦巻き君が何か言いたそうに半笑いで立っていた。
元々渦巻き君が好みのタイプではないのと、昨日のCさんの「渦巻きとUはデキてる」とか「Uも馬鹿だけど、あんな女に餌を与えられて尻尾振ってる渦巻きはもっと馬鹿」という言葉を思い出し、色んな意味で気持ち悪くなってドアを閉めるボタンを連打した。
渦巻き君が閉じかけるドアの向こうで「今、部屋からオバチャンが2人で出てきた」と言ったところでドアが完全に閉まった。
渦巻き君の無表情な残像、エレベーター内には妖怪#、それに加えてオバビアンの話。渦巻き君が”オバチャン”と言う場合は50代以降だ。お陰でエレベーター内にはホラー的な怖さが漂った。でもオバビアンはどんな感じか見てみたかった。納涼的な要素を求めて。
妖怪を何とかしなければ!と思っていたけど、Eさんが言ったとおりあの妖怪だけは「どうしようもない」と思えてきた。今の私には共存すら苦痛だ。
ラブホ近所の公園でおまつりをやっていて、公園の隣のホテルではおまつり期間だけビアガーデンをやっているそうで、Cさんが「アンタも色々ストレスも溜まってるだろうからビール付き合ってや。わちおごるから」と声をかけてくれたので、喜んで同行することにした。
仕事の帰りに寄ってみたら、おまつり帰りの人でごった返していて座る席など無く、座席難民は芝生の上に座っている状態だった。Cさんに食券の購入を頼まれたので並んで買って芝生へ行こうとしたら、いつもより一段と甲高い声で「こっちこっち!ここの席、空いたよ!」とCさんが叫んだ。
私より先に食券を買った人達も唖然としていた。なんて目ざとい!
Cさんの好プレーのお陰で一番後から来たのに、まんまとテーブル席についた。戦後すぐの昭和を生き抜いた人は凄い。
着いた当初は蒸し暑かったので、私も珍しく生ビールが美味いと感じたものの、Cさんの飲みっぷりに圧倒されてスミノフへ変更。Cさんたら、その辺の若者よりガンガン飲んでるんだもの。
すっかり気を良くして忘れていたけど、Cさんは割と酒癖が悪いし、今日は体内ガス弾暴発事故を起こされたばかりだ。が、時すでに遅く「ビール飲むとゲップも出るけどガスも出るよね」と言って、Cさんはまた豪快に笑っていた。
語りモードに突入すると、Cさんは天敵であるUさんと渦巻き君と#さんの話で止まらなくなった。
「Eさんとアンタが休みの日は、ずっと渦巻きとUとでヒソヒソ話してるんだの。あの二人はデキてるわ。間違いない!似た者同士だもね。だけども気持ち悪いわ!」
「#は#で若ぶっててしゃ、わちに”トシだ婆さんだって言うから老けるんだ”だとさ。どう見たってわちより#の方が婆さんに見えるべしゃ!冗談でないわ!」
「Uだら社員さんに関わりたくて仕方ないんだわ。くだらないことでもすぐフロント行ったり電話したり、あんなにしつこくしたら頭悪いと思われるだけだべさ。実際Uは頭悪いけど見てたらイヤラシイぐらいだよ!」
とは言ってたけど、Cさんあたりは実際にUさんや渦巻き君や#さんに会ったら、それはそれは仲むつまじく談笑したりしている。私には絶対に真似の出来ない芸当だ。その分、私なんかより余程ストレスが溜まってそうだ。
またいつものように散々酒をあおって泣き出すのでは?とヒヤヒヤした。
ところが「アンタは明るくて人気者だし、よく働くし頭はいいし、馬鹿どもが妬んで足を引っ張ろうとしてるから気をつけなさい!裏表無いのがアンタのいい所だけど、あんまり真っ直ぐ過ぎても上手くないもんだよ。わちは病院でアンタみたいな若い子が馬鹿や意地悪な年寄りに潰されて辞めていくのを何人も見てきたから」
と真顔で言った後「さ、お腹いっぱいになったし帰るか」と帰り支度を始めた。
もしかして私に何か言いたいことが有るんだろうか?とは思ったけど、それを言うのにCさんたらビールを10杯以上飲んでたよ。Cさんの台詞の直後は思わずポカーンとなったけど、Cさんの後ろ姿を見送ってる間にとっても申し訳なく思った。
Cさんは奴等の悪巧みでも聞いてしまったのだろうか?だとしても怖くて聞けない。そこまで言ってくれたなら一部始終を事細かに教えて貰えないと、あたしゃ頭が悪くて分かんないってば(泣)。
仕事の帰りに寄ってみたら、おまつり帰りの人でごった返していて座る席など無く、座席難民は芝生の上に座っている状態だった。Cさんに食券の購入を頼まれたので並んで買って芝生へ行こうとしたら、いつもより一段と甲高い声で「こっちこっち!ここの席、空いたよ!」とCさんが叫んだ。
私より先に食券を買った人達も唖然としていた。なんて目ざとい!
Cさんの好プレーのお陰で一番後から来たのに、まんまとテーブル席についた。戦後すぐの昭和を生き抜いた人は凄い。
着いた当初は蒸し暑かったので、私も珍しく生ビールが美味いと感じたものの、Cさんの飲みっぷりに圧倒されてスミノフへ変更。Cさんたら、その辺の若者よりガンガン飲んでるんだもの。
すっかり気を良くして忘れていたけど、Cさんは割と酒癖が悪いし、今日は体内ガス弾暴発事故を起こされたばかりだ。が、時すでに遅く「ビール飲むとゲップも出るけどガスも出るよね」と言って、Cさんはまた豪快に笑っていた。
語りモードに突入すると、Cさんは天敵であるUさんと渦巻き君と#さんの話で止まらなくなった。
「Eさんとアンタが休みの日は、ずっと渦巻きとUとでヒソヒソ話してるんだの。あの二人はデキてるわ。間違いない!似た者同士だもね。だけども気持ち悪いわ!」
「#は#で若ぶっててしゃ、わちに”トシだ婆さんだって言うから老けるんだ”だとさ。どう見たってわちより#の方が婆さんに見えるべしゃ!冗談でないわ!」
「Uだら社員さんに関わりたくて仕方ないんだわ。くだらないことでもすぐフロント行ったり電話したり、あんなにしつこくしたら頭悪いと思われるだけだべさ。実際Uは頭悪いけど見てたらイヤラシイぐらいだよ!」
とは言ってたけど、Cさんあたりは実際にUさんや渦巻き君や#さんに会ったら、それはそれは仲むつまじく談笑したりしている。私には絶対に真似の出来ない芸当だ。その分、私なんかより余程ストレスが溜まってそうだ。
またいつものように散々酒をあおって泣き出すのでは?とヒヤヒヤした。
ところが「アンタは明るくて人気者だし、よく働くし頭はいいし、馬鹿どもが妬んで足を引っ張ろうとしてるから気をつけなさい!裏表無いのがアンタのいい所だけど、あんまり真っ直ぐ過ぎても上手くないもんだよ。わちは病院でアンタみたいな若い子が馬鹿や意地悪な年寄りに潰されて辞めていくのを何人も見てきたから」
と真顔で言った後「さ、お腹いっぱいになったし帰るか」と帰り支度を始めた。
もしかして私に何か言いたいことが有るんだろうか?とは思ったけど、それを言うのにCさんたらビールを10杯以上飲んでたよ。Cさんの台詞の直後は思わずポカーンとなったけど、Cさんの後ろ姿を見送ってる間にとっても申し訳なく思った。
Cさんは奴等の悪巧みでも聞いてしまったのだろうか?だとしても怖くて聞けない。そこまで言ってくれたなら一部始終を事細かに教えて貰えないと、あたしゃ頭が悪くて分かんないってば(泣)。
ラブホ421日目:弛緩
2007年6月16日 らぶほ2 コメント (5)
11:30-18:30 クイックメイク15部屋+ベッドのみ1+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。
唐突だけど私は昔から男子の腹筋が好きだ。私の中で1番は辞めた元自衛官のP君、2番がラブホQのO君、3番は天才怪君だ。今でも油断しているフロントX君のお腹に軽くパンチをくらわせて腹筋をチェックしてる。今日も朝1でX君のお腹にパンチした。
みかやん「まだまだ甘いねぇX君、ぷにゃぷにゃだよ。さっきもよろめいてたし」
X君「おかしいなぁ。最近、鍛えてるのに…ビリーズブートキャンプで」
みかやん「えーーっ!そんなぁ!あたしゃX君より先に入隊して割れた腹筋を見せびらかそうと思ってたのに!よりによってX君に先を越されるなんて!酷い!」
勝ち誇った笑顔のX君を見たら、悔しくて悔しくて(笑)
私達の会話を聞いていたCさんに「アンタ達、キャンプするんだの?」と聞かれたけど、話が長くなりそうなので「そうだの」と軽くスルーした。
1部屋目で風呂係だったCさんが「ちょっと!酷いわ!見てごらん!」と叫ぶので見に行くと、排水口の目皿の上に剃られた縮れ毛が山盛りになっていた。
みかやん「うわっ!凄い量だね。マリモじゃないんだから」
Cさん「アンタ”もっこり人形”って知ってるんだの?」
みかやん「知ってるよ。北海道の土産物でしょ(もはや面倒なので”マリモッコリ”でしょ!とはつっこまない)」
Cさん「わちアレだら好きでないよ。なんもメンコイと思わないもの。内地の姉から電話きて”流行ってるんやて?”って聞かれたけどさ、もっこり人形ぶら下げて歩こうとは思わないもね」
Cさんは「もっこり人形」だと信じて疑う様子がないので、そっとしておいた。
そのCさんは最近メキメキと仕事ぶりを上げ、Cさんの方から「点検して!ここもそこも綺麗でしょ?」と言って得意気だ。#さんには負けないわよ!というライバル意識が刺激となったのか、かなり脳が活性化されたようだ。
こんなに生き生きと自信タップリに働くCさんを見るのは初めてなので私も嬉しい。Cさんと#さんでお年寄り同士、切磋琢磨してくれると助かるんだけど、片方は妖怪なので人としての常識など通用しない(苦笑)。
昨日に続いて、ラブホ近くの公園でおまつりが行われていたので、露店で豚玉を買ってきて昼休みに頂いた。これが高級豚肉を思わせるしっかりとした豚肉の味で激美味だった。今時の露店はあなどれない!と感激していたところだった。
チーム60で話をしていたCさんがツボにハマって笑い転げていた。いつものように「やーしゃっしゃっしゃっ!ひゃーっはっはっは!ブッ!しゃはははは!」と笑っていたが「え?”ブッ!”って何?」と思った。
”ブッ!”について誰も追求せず、そのまま話は流れたが、再びCさんが笑い出した。
Cさん「ひゃーっはっはっは!しゃはははは!ブーーーッ!(←大音量)」
Eさん「えーーっ?おなら!」
みかやん「やっぱり!」
Cさん「やんや、わちもなんも笑って笑ってお腹に力入ったもね。しゃはははは!」
Eさん「力が入ったって言うより緩んだんだべさ。あちこち緩んでくる年頃だからねぇ…私達」
チーム60「あは…はは…はははは(乾いた笑い)」
私は豪快に笑いたかったが、チーム60の笑い方があまりに消極的だったので笑うに笑えず、さり気なく席を立ってトイレに避難して声を殺して笑った。チーム60のEさんや#さんにしてみれば”明日は我が身”と思うんだろうか。
ついさっきまで「最近のCさんは凄いよ!」と感銘を受けていただけに脱力した。
その後は、狭い部屋で二人っきりになってから暴発事故を起こされてもキツいので警戒しながらベッドメイクをしたが、スカされているかも知れないという不安が常に付きまとった。
私も加齢と共にあちこち緩まないよう、ビリーズブートキャンプへ入隊しなければ。X君のような20歳のお爺ちゃんには負けないわ!
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が早番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が遅番の勤務。
唐突だけど私は昔から男子の腹筋が好きだ。私の中で1番は辞めた元自衛官のP君、2番がラブホQのO君、3番は天才怪君だ。今でも油断しているフロントX君のお腹に軽くパンチをくらわせて腹筋をチェックしてる。今日も朝1でX君のお腹にパンチした。
みかやん「まだまだ甘いねぇX君、ぷにゃぷにゃだよ。さっきもよろめいてたし」
X君「おかしいなぁ。最近、鍛えてるのに…ビリーズブートキャンプで」
みかやん「えーーっ!そんなぁ!あたしゃX君より先に入隊して割れた腹筋を見せびらかそうと思ってたのに!よりによってX君に先を越されるなんて!酷い!」
勝ち誇った笑顔のX君を見たら、悔しくて悔しくて(笑)
私達の会話を聞いていたCさんに「アンタ達、キャンプするんだの?」と聞かれたけど、話が長くなりそうなので「そうだの」と軽くスルーした。
1部屋目で風呂係だったCさんが「ちょっと!酷いわ!見てごらん!」と叫ぶので見に行くと、排水口の目皿の上に剃られた縮れ毛が山盛りになっていた。
みかやん「うわっ!凄い量だね。マリモじゃないんだから」
Cさん「アンタ”もっこり人形”って知ってるんだの?」
みかやん「知ってるよ。北海道の土産物でしょ(もはや面倒なので”マリモッコリ”でしょ!とはつっこまない)」
Cさん「わちアレだら好きでないよ。なんもメンコイと思わないもの。内地の姉から電話きて”流行ってるんやて?”って聞かれたけどさ、もっこり人形ぶら下げて歩こうとは思わないもね」
Cさんは「もっこり人形」だと信じて疑う様子がないので、そっとしておいた。
そのCさんは最近メキメキと仕事ぶりを上げ、Cさんの方から「点検して!ここもそこも綺麗でしょ?」と言って得意気だ。#さんには負けないわよ!というライバル意識が刺激となったのか、かなり脳が活性化されたようだ。
こんなに生き生きと自信タップリに働くCさんを見るのは初めてなので私も嬉しい。Cさんと#さんでお年寄り同士、切磋琢磨してくれると助かるんだけど、片方は妖怪なので人としての常識など通用しない(苦笑)。
昨日に続いて、ラブホ近くの公園でおまつりが行われていたので、露店で豚玉を買ってきて昼休みに頂いた。これが高級豚肉を思わせるしっかりとした豚肉の味で激美味だった。今時の露店はあなどれない!と感激していたところだった。
チーム60で話をしていたCさんがツボにハマって笑い転げていた。いつものように「やーしゃっしゃっしゃっ!ひゃーっはっはっは!ブッ!しゃはははは!」と笑っていたが「え?”ブッ!”って何?」と思った。
”ブッ!”について誰も追求せず、そのまま話は流れたが、再びCさんが笑い出した。
Cさん「ひゃーっはっはっは!しゃはははは!ブーーーッ!(←大音量)」
Eさん「えーーっ?おなら!」
みかやん「やっぱり!」
Cさん「やんや、わちもなんも笑って笑ってお腹に力入ったもね。しゃはははは!」
Eさん「力が入ったって言うより緩んだんだべさ。あちこち緩んでくる年頃だからねぇ…私達」
チーム60「あは…はは…はははは(乾いた笑い)」
私は豪快に笑いたかったが、チーム60の笑い方があまりに消極的だったので笑うに笑えず、さり気なく席を立ってトイレに避難して声を殺して笑った。チーム60のEさんや#さんにしてみれば”明日は我が身”と思うんだろうか。
ついさっきまで「最近のCさんは凄いよ!」と感銘を受けていただけに脱力した。
その後は、狭い部屋で二人っきりになってから暴発事故を起こされてもキツいので警戒しながらベッドメイクをしたが、スカされているかも知れないという不安が常に付きまとった。
私も加齢と共にあちこち緩まないよう、ビリーズブートキャンプへ入隊しなければ。X君のような20歳のお爺ちゃんには負けないわ!
ラブホ420日目:肥溜め
2007年6月15日 らぶほ2
11:30-18:00 クイックメイク20部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。
こないだから何故か無性にお好み焼きが食べたい!それも広島の!と思っていたら、ラブホ近くの公園のおまつりで広島お好み焼きの店を見つけ、出勤途中に即買いした。
Uさんも広島のお好み焼きがお好きなようで、ベッドを組みながら話をした。
Uさん「広島のお好み焼きって広島の人が作ってたの?」
みかやん「さぁ?別に”何とかじゃけん”とか”何とかせんけんのぅ”とは言ってなかったよ」
Uさん「私が去年買った所はちゃんと広島の人が作ってる店だったの。あ…そっか。顔を見ただけで広島の人とは分からないよね」
みかやん「うん。無理!は…はは…ははは(分かるわけがない!)」
相変わらずUさんはおかしげな人だという話は置いといて、頭の中はお好み焼きのことでいっぱいで昼休みが待ち遠しく、いそいそと風呂掃除をしていたら、排水口の目皿の上にウン○が2粒有った。
「何もこんな時にこんな所でウン○しなくたって…」とボヤいたら、Uさんが飛んできた。
Uさん「風呂でウン○ってそーゆーのなの?私、初めて見た。私は長い棒のようなのを想像してたの」
みかやん「そんな棒状のがゴロンと有ったら、あたしゃ卒倒してるわ。お客さんもある程度はシャワーかけて流してくれてるから、目皿の上に大きめの固形物が残るんじゃないのかねぇ」
Uさん「なるほどね。そう言えば…」
とUさんが話を始めた。Uさんのお友達が道内のどこだかで酪農をしていて、ある夜にガシャーンという大事故のような音がしたので家の外を見回したが、人影もなければ車も通ってなかったそうだ。
それから1週間ほど経ってから近所の肥溜めの中から車が引き上げられ、お気の毒なことに車中で若い男性が亡くなっていた…って話をUさんが半笑いで教えてくれたが、とても笑える話ではない。
肥溜めって現物を見たことがないし、既に歴史上のモノと思っていたけど、未だに有る所には有るのね!つーか、お好み焼きで頭がいっぱいだった私に、とどめを刺すように肥溜めの話までしてくれなくてもいいのに…さすがUさんだ…で?何で半笑い?
なんだかんだ言って、昼休みは何事も無かったかのように広島のお好み焼きを美味しく頂いた。
夕方、#さんのような海千山千の妖怪化婆さんは私一人の手に負えるものではないので、Uさんにも協力をお願いした。
みかやん「#さんの仕事ぶりがあまりにも酷いんで、時間に余裕が有ったら#さんの仕事を見てあげて欲しいの」
Uさん「無理!だってあの人、早くて…私より先に終わって私の仕事を手伝ってくれてるもん」
みかやん「あの…”手伝わなくていいから自分の仕事のチェックをして”って言って貰える?#さんにはそう言ったんだけど…」
#さんの場合は自分自身での確認がまるで為されてないまま先へ進んでるから結局ミスだらけ、#さんの確認というのは「使ってない、使ってない、やった、やった」という確認で、綺麗になったかどうかの確認ではない。
…というようなことを#さん本人にヤンワリと言ったのに、相変わらず無駄に先を急いでいるようだ。#さんは兎に角、他人の仕事を手伝うのが大好きで、自分の仕事をどうでもこうでも目茶苦茶に終わらせて、恩着せがましく他人を手伝っている。
正直言ってあんな仕事ぶりの人に手伝われても、手伝われた方が迷惑するのに、遠回しにそう言っても聞く耳を持たない。聞いてないんだかボケてんだか知らんけど。
遠回しに言ったりヤンワリ言って聞いて頂けないなら「ババア、ゴラァ!ボケてんのかよ!」と怒鳴って差し上げたら、お耳が遠くても脳への繋がりが悪くても聞き入れて下さるかしら?
逆ギレ妖術か何かで殺られそうだから止めとこう。
はきだめに鶴:つまらない場所に不相応なほど優秀な人がいることを例えた表現
肥溜めに#:おぞましい場所に相応なおぞましい人がいることを例えた表現?
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。
こないだから何故か無性にお好み焼きが食べたい!それも広島の!と思っていたら、ラブホ近くの公園のおまつりで広島お好み焼きの店を見つけ、出勤途中に即買いした。
Uさんも広島のお好み焼きがお好きなようで、ベッドを組みながら話をした。
Uさん「広島のお好み焼きって広島の人が作ってたの?」
みかやん「さぁ?別に”何とかじゃけん”とか”何とかせんけんのぅ”とは言ってなかったよ」
Uさん「私が去年買った所はちゃんと広島の人が作ってる店だったの。あ…そっか。顔を見ただけで広島の人とは分からないよね」
みかやん「うん。無理!は…はは…ははは(分かるわけがない!)」
相変わらずUさんはおかしげな人だという話は置いといて、頭の中はお好み焼きのことでいっぱいで昼休みが待ち遠しく、いそいそと風呂掃除をしていたら、排水口の目皿の上にウン○が2粒有った。
「何もこんな時にこんな所でウン○しなくたって…」とボヤいたら、Uさんが飛んできた。
Uさん「風呂でウン○ってそーゆーのなの?私、初めて見た。私は長い棒のようなのを想像してたの」
みかやん「そんな棒状のがゴロンと有ったら、あたしゃ卒倒してるわ。お客さんもある程度はシャワーかけて流してくれてるから、目皿の上に大きめの固形物が残るんじゃないのかねぇ」
Uさん「なるほどね。そう言えば…」
とUさんが話を始めた。Uさんのお友達が道内のどこだかで酪農をしていて、ある夜にガシャーンという大事故のような音がしたので家の外を見回したが、人影もなければ車も通ってなかったそうだ。
それから1週間ほど経ってから近所の肥溜めの中から車が引き上げられ、お気の毒なことに車中で若い男性が亡くなっていた…って話をUさんが半笑いで教えてくれたが、とても笑える話ではない。
肥溜めって現物を見たことがないし、既に歴史上のモノと思っていたけど、未だに有る所には有るのね!つーか、お好み焼きで頭がいっぱいだった私に、とどめを刺すように肥溜めの話までしてくれなくてもいいのに…さすがUさんだ…で?何で半笑い?
なんだかんだ言って、昼休みは何事も無かったかのように広島のお好み焼きを美味しく頂いた。
夕方、#さんのような海千山千の妖怪化婆さんは私一人の手に負えるものではないので、Uさんにも協力をお願いした。
みかやん「#さんの仕事ぶりがあまりにも酷いんで、時間に余裕が有ったら#さんの仕事を見てあげて欲しいの」
Uさん「無理!だってあの人、早くて…私より先に終わって私の仕事を手伝ってくれてるもん」
みかやん「あの…”手伝わなくていいから自分の仕事のチェックをして”って言って貰える?#さんにはそう言ったんだけど…」
#さんの場合は自分自身での確認がまるで為されてないまま先へ進んでるから結局ミスだらけ、#さんの確認というのは「使ってない、使ってない、やった、やった」という確認で、綺麗になったかどうかの確認ではない。
…というようなことを#さん本人にヤンワリと言ったのに、相変わらず無駄に先を急いでいるようだ。#さんは兎に角、他人の仕事を手伝うのが大好きで、自分の仕事をどうでもこうでも目茶苦茶に終わらせて、恩着せがましく他人を手伝っている。
正直言ってあんな仕事ぶりの人に手伝われても、手伝われた方が迷惑するのに、遠回しにそう言っても聞く耳を持たない。聞いてないんだかボケてんだか知らんけど。
遠回しに言ったりヤンワリ言って聞いて頂けないなら「ババア、ゴラァ!ボケてんのかよ!」と怒鳴って差し上げたら、お耳が遠くても脳への繋がりが悪くても聞き入れて下さるかしら?
逆ギレ妖術か何かで殺られそうだから止めとこう。
はきだめに鶴:つまらない場所に不相応なほど優秀な人がいることを例えた表現
肥溜めに#:おぞましい場所に相応なおぞましい人がいることを例えた表現?