11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク5部屋+点検+セット

今日は、Aの陽気なIさん(60代前半・萬田久子似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。フロントは偏屈王だった。

出勤すると、休憩室に朝のA班の陽気なIさんが居て「私、今日はB班なの。宜しくね」と言われ、「またそんな…(笑)一服休憩に来たんですよね?」と冗談だと思ったが本当だった。

出動してからCさんがそれまで閉ざしていた口を開いた。

Cさん「UさんがAのIさんに失礼な口をきかなきゃいいけど…」

みかやん「私もそう思ったよ!だけど、さすがにA班の人には生意気言ったりしないんじゃないの?」

Cさん「だけどもUさんだよ!大丈夫なんだべか?」

みかやん「前にUさんと朝の大ベテランさんが組んだ時も苦情は来てないから、大丈夫なんじゃない?」

Cさん「最近のUさんなんか、また生意気で生意気で!わちになんか口を返して酷いよ。偏屈王とも仲間割れしたみたいで”俺にそんな口のききかたをするんだ”って言われたんだとさ」

みかやん「あの人達の場合は”喧嘩するほど仲がいい”ってやつじゃないの?放っておけばいいよ」

CさんもEさんも割と最近になってからUさんのことをガタガタ言うけど、遅いって。あたしゃもうUさんのゴタゴタには巻き込まれたくない。で、さりげなく話題を変えた。

みかやん「この部屋、なんか臭くない?」

Cさん「そうかい?何の匂いだの?」

みかやん「粕漬けみたいな…」

Cさん「漬け物持参のお客さんだったんだべさ。こないだも皿の上にシオカラの食べ残しが有ったもの」

なるほど…と納得して風呂掃除を終え、トイレ掃除を始めようと便器の蓋を開けて「ゲーローーッ!(ケロロ軍曹風)」と叫んでしまった。

すぐにCさんが「何?ゲ□だのかい?」と駆けつけてくれたが、ゲ□ではない。便器の中には大蛇と見まごう一本グソがデーンと有り、Cさんには半泣きで「まさに大便だよ〜」と答えた。

不思議なことにウン○とワンセットで有るハズのトイレットペーパーが便器の中には無く、もしや…水を流した時にトイレットペーパーだけが流れて、巨大なウン○は重みで流れなかったのかも?だとしたら…ウン○はベッタリと便器に張り付いていたりして…(怖)。

うわあぁぁぁん!無理無理無理無理。私にゃ無理!絶対手強そうだ。

こんな時、病院勤めが長くてウン○慣れしているCさんの存在が有り難い。Cさんが大蛇と格闘している傍らから汚物入れを引きずり出して、何気なく中を確認したらクシャクシャのトイレットペーパーが入っていた。

汚物入れに被せられたビニール袋ごと外そうとした時、トイレットペーパーにウン○が付着しているのが見えて仰け反った。いかにも尻を拭った紙じゃないか。Cさんには申し訳ないが、私の出る幕ではないと判断して部屋へ避難した。

このお客さんはいったい何を考えているんだか(涙)。

普段からトイレにはお小水や便だけを流して、紙はゴミ箱や汚物入れに捨てている人なんだろうか?これは燃えるゴミだ!と分別してるとか?

それとも、確かな手応えを感じて振り返ったら我ながら天晴れと思える逸品が排出されていて、そこへトイレットペーパーなどを添えてしまったら、折角の作品が台無しだ!と考えて紙を別に捨てたのか。そのような美の追究の仕方はやめてほしいものだ。

どっちにしても酷い(泣)。

私は16時半からセットと点検をして偏屈王を手伝うことになり、Cさんはリネン折りをすることになり、Cさんだけ17時で早帰りをした。いつも3時半に帰る陽気なIさんは「B班だと帰り、こんなに暗いのね!怖いわ!痴漢に遭ったらどうしよー!」と怯えていた。

今日は幻のツチノコを見てしまったかと思った。Cさんとペアで本当に良かった。

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