ラブホ440日目:小便臭
2007年7月15日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク20部屋+リネン折り
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私が早番の勤務。
通勤途中で$君に会うと、$君は鼻息を荒くして「昨日、Eさんが妖怪#さんに注意したんですよ。それがかなり厳しくてビックリしました。Eさんがあんな風に怒るのを初めて見たんでホント驚きました。俺も驚いたけど妖怪#さんも驚いたみたいで口答えはしませんでした」と言っていた。
かなりの勢いで怒鳴り散らしていたらしい。Eさんも遂に爆発したのか、優しく言ったところで妖怪#さんに悪態をつかれると思ったのかは分からない。これで妖怪#さんも少しは素直に注意を聞いてくれるといいんだけど…。
社員さんの指示で露天風呂付きの部屋からスタートとなり、部屋へ入ると朝のフロント若い女の子がセット中で、血だらけになったシーツやおねしょマットを見て「生理の時にセックスすんなよな!」とお冠だった。
私は「セックスの時に生理になるなよな!って話だったかも知れないけどね。こう見えて実は鼻血かも知れないし」なんて言って笑ってたけど、血の苦手なEさんはすっかり怯えていた。
次の部屋ではトイレ掃除中のEさんが「うわっ!ちょっとぉ!」と叫んだので駆けつけると、便器の横に紐の部分まで血で染まったタンポンが落ちていて、Eさんは「便器の後から赤い糸が出てたから引っ張ったらソレだったの。思いっきり掴んじゃった」と嘆いていた。
血が嫌いなEさんは「私、今日は血の日かも?」と気の毒なほど青ざめていた。
それでも昼ご飯を食べ終えた頃には血のことは忘れて、昼休み明け1発目の部屋へ入ったら、物凄くお小水臭かった。目で見て確認してから、恐る恐るおねしょマットや防火マットを触ってみたが濡れてはいなかったので一安心だ。
Eさん「日曜のクソ忙しい時に防火マットやベッドパットの交換なんて冗談じゃないからね。濡れてなくて良かったけどオシッコ臭いわ」
みかやん「床も濡れてないようですけど、ちょっと前までオシッコの湖だったかも知れませんよね。そういうことを考えてたら裸足では働けないっていうか、こんな軽装では働けませんよね」
Eさん「辞めたAさんが”客なんか何してっかわがんねえがらな。汚ねえど〜”ってよく言ってたよね」
みかやん「あはは!言ってましたね。匂いだけだからいいっちゃあいいんですけど、昨日なんかウン○臭い部屋に当たってブツが無かったんで不気味でしたよ」
Eさん「臭いお客さんや、臭いことをするお客さんは消臭剤も持って歩いてくれればいいのにね!」
全くだ。臭い部屋も暫くは売り物にならないので、満室時にやられるとイタい。
最後の部屋では、血だらけのおねしょマットがベッドの上で放置されていた。
Eさん「こないだも誰だかと組んでた時、血まみれおねしょマットがあって、フロントの若い女の子が”生理の時にセックスすんなよ”とか言ってたよ」
みかやん「え?そ、それって…」
Eさん「あれ?こないだじゃなくて今日の朝1の話だったかい?」
みかやん「はい」
Eさん「あはは!やだーっ!私、もうろくしちゃったかい?」
みかやん「いえ、血の恐怖で記憶が飛んだんですよ」
Eさんは大ウケしてたけど、私は笑えなかった。チーム60の中でもEさんだけは耄碌とは無縁だと思ってたのに…と衝撃を受けた。
帰り、EさんとX君と私で仕事の話をしながら近所の公園を歩いていた。するとEさんが「せっかく天気もいいし暖かいんだから、二人で手を繋いでお話しながら一周して帰るといいよ。じゃあね。おデート楽しんで」と、とっとと帰ってしまった。
Eさんてば気を利かせ過ぎ。逆にこんな時の私は、せっかくX君と二人になっても気の利いたことは言えなかったりする。結局、当たり障りのない世間話というか立ち話をして駅でX君と別れた。
「いつも助けてくれてありがとう」とか「ホントはいつも感謝してるんだよ」と言いたかったのに「じゃ、お爺ちゃん、しっかりね!気をつけて帰るんだよ。また来週」としか言えなかったよ。あーあー、私ったら。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私が早番の勤務。
通勤途中で$君に会うと、$君は鼻息を荒くして「昨日、Eさんが妖怪#さんに注意したんですよ。それがかなり厳しくてビックリしました。Eさんがあんな風に怒るのを初めて見たんでホント驚きました。俺も驚いたけど妖怪#さんも驚いたみたいで口答えはしませんでした」と言っていた。
かなりの勢いで怒鳴り散らしていたらしい。Eさんも遂に爆発したのか、優しく言ったところで妖怪#さんに悪態をつかれると思ったのかは分からない。これで妖怪#さんも少しは素直に注意を聞いてくれるといいんだけど…。
社員さんの指示で露天風呂付きの部屋からスタートとなり、部屋へ入ると朝のフロント若い女の子がセット中で、血だらけになったシーツやおねしょマットを見て「生理の時にセックスすんなよな!」とお冠だった。
私は「セックスの時に生理になるなよな!って話だったかも知れないけどね。こう見えて実は鼻血かも知れないし」なんて言って笑ってたけど、血の苦手なEさんはすっかり怯えていた。
次の部屋ではトイレ掃除中のEさんが「うわっ!ちょっとぉ!」と叫んだので駆けつけると、便器の横に紐の部分まで血で染まったタンポンが落ちていて、Eさんは「便器の後から赤い糸が出てたから引っ張ったらソレだったの。思いっきり掴んじゃった」と嘆いていた。
血が嫌いなEさんは「私、今日は血の日かも?」と気の毒なほど青ざめていた。
それでも昼ご飯を食べ終えた頃には血のことは忘れて、昼休み明け1発目の部屋へ入ったら、物凄くお小水臭かった。目で見て確認してから、恐る恐るおねしょマットや防火マットを触ってみたが濡れてはいなかったので一安心だ。
Eさん「日曜のクソ忙しい時に防火マットやベッドパットの交換なんて冗談じゃないからね。濡れてなくて良かったけどオシッコ臭いわ」
みかやん「床も濡れてないようですけど、ちょっと前までオシッコの湖だったかも知れませんよね。そういうことを考えてたら裸足では働けないっていうか、こんな軽装では働けませんよね」
Eさん「辞めたAさんが”客なんか何してっかわがんねえがらな。汚ねえど〜”ってよく言ってたよね」
みかやん「あはは!言ってましたね。匂いだけだからいいっちゃあいいんですけど、昨日なんかウン○臭い部屋に当たってブツが無かったんで不気味でしたよ」
Eさん「臭いお客さんや、臭いことをするお客さんは消臭剤も持って歩いてくれればいいのにね!」
全くだ。臭い部屋も暫くは売り物にならないので、満室時にやられるとイタい。
最後の部屋では、血だらけのおねしょマットがベッドの上で放置されていた。
Eさん「こないだも誰だかと組んでた時、血まみれおねしょマットがあって、フロントの若い女の子が”生理の時にセックスすんなよ”とか言ってたよ」
みかやん「え?そ、それって…」
Eさん「あれ?こないだじゃなくて今日の朝1の話だったかい?」
みかやん「はい」
Eさん「あはは!やだーっ!私、もうろくしちゃったかい?」
みかやん「いえ、血の恐怖で記憶が飛んだんですよ」
Eさんは大ウケしてたけど、私は笑えなかった。チーム60の中でもEさんだけは耄碌とは無縁だと思ってたのに…と衝撃を受けた。
帰り、EさんとX君と私で仕事の話をしながら近所の公園を歩いていた。するとEさんが「せっかく天気もいいし暖かいんだから、二人で手を繋いでお話しながら一周して帰るといいよ。じゃあね。おデート楽しんで」と、とっとと帰ってしまった。
Eさんてば気を利かせ過ぎ。逆にこんな時の私は、せっかくX君と二人になっても気の利いたことは言えなかったりする。結局、当たり障りのない世間話というか立ち話をして駅でX君と別れた。
「いつも助けてくれてありがとう」とか「ホントはいつも感謝してるんだよ」と言いたかったのに「じゃ、お爺ちゃん、しっかりね!気をつけて帰るんだよ。また来週」としか言えなかったよ。あーあー、私ったら。