11:00-18:00 点検10+セット+コンテナ移動+ダスター上げ+回収他

今日は、朝フロントの掛け持ちさん(30代後半・バイト3つ)と、朝昼フロントの大型さん(30代前半・170センチ超)と、昼フロントのホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)と私の勤務。

出動前、昼メイクさん達が「昨日はウン○の大当たり日だった」と話していた。近所さんも、昨日は浴室の排水口を開けたらウン○が山盛りになっていて倒れそうだったという話。

メイク係からフロント係になって、排水口の目皿に詰まったウン○や痰や剃った陰毛の始末をせずに済むのが、せめてもの救いだ。

そこへホスト君が出勤してきて「俺、今日でファイナルなんで皆さんでどうぞ」とロイズのチョコレートを振る舞ってくれた。深夜フロントへ移った新卒君や関取さんとは、同じ会社なのでたまに会えたり噂を聞いたりするが、ホスト君とは本当にお別れなんだろう(哀)。

ホスト君と入れ替わりに、11月で退職した超ベテランフロント女史が13日から復帰したが、残念ながら私は17日までお目に掛かれない。噂によると、フロント女史はイメチェンを遂げ、とても若々しくお綺麗になったそうなので17日が楽しみだ。

出動して何部屋かセットをすると、妙なクッキーが客室に放置されているのを度々見かけた。昨日のホワイトデーに当ラブホがお客様へのプレゼントとして用意したものだそうだが、持ち帰られずに殆ど残っていた。

社員のゴルゴ氏にクッキーのことを聞かれたので「見た目が地味過ぎて誰も手を付けてない。殆どテーブルの上に放置状態だ」と答えると「実はアレ、僕が選んだんです」とのこと(滝汗)。

仕方ないので「食べたら美味しいんでしょうけど、地味過ぎて食指が動かないんですよ。パッと見、ババ菓子か煎餅かと思いました。あっはっはー」と半ばやけくそに笑って誤魔化した。ここでヘタにフォローをして、来年も地味で不味そうなモノを用意されても困る。

社員の早口氏に「××6号室のお客様、クレジットカード払いなのでお願いします」と言われ、カードを取りに伺うと出てきたのは若い女性だった。カード払いの場合は殆ど男性客が出てくるので、意外に思いながらもフロントへ届けて打ち込みして貰った。

早口氏「カード払いなのに850円ですよ!850円て」

ゴルゴ氏「みかやん、聞きました?お金持ちは言うことが違いますよね」

みかやん「さすがですよね。850円なんて私には大金ですから」

ゴルゴ氏「僕も25日の給料日まであと850円ぐらいしか持ってませんよ。別にカード払いでもいいじゃないですかねぇ」

みかやん「全然いいですよ。早口氏は大金持ちで羨ましいです」

早口氏「だってドリンク代だけですよ。普通は現金で…」

ゴルゴ氏&みかやん「いやぁ羨ましい。さすが独身貴族!今度ご馳走して貰いましょう!早口氏のカードで(笑)」

明細票が出てくるまで一通り早口氏を茶化して遊んだ。ところが、作業室に唸るほどセットバッグが溜まっているのを見てしまい、遊んでもいられず、ホスト君と必死でセットバッグを片付けた。

デビュー当時のホスト君は、セットや点検を教えている最中にも鏡を見ては手グシで髪を整えキメの顔をして気取っていて、使えないどころかお話にならないと思っていたのに、こんなに立派になって…嬉しい誤算だった。なのに辞めちゃうんだもの、本当に残念だ。

その後、オヤジ臭のキツい部屋に当たれば「汗だくになったら俺からオジサンの匂いがするんですよ!」と嘆いていたホスト君を思い出し、部屋でローターを見れば「こんなモノを剥き出しで置いて帰るなんてデリカシーがない!」と怒ったホスト君を思い出し…。

様々なシーンのホスト君を思い出して寂しくなるが、微笑ましい想い出ばかりだ。ホスト君て本人もカッコつけてるし実際カッコイイんだけど、どこか笑えるというか、いつも巧みな話術でみんなを楽しませ和ませてくれて、有り難かった。

最後にホスト君と二人で外へゴミ捨てに行くと「うわー!俺、ホントにファイナルのファイナルだ。なんか信じらんないや。ココに1年も居ると思わなかったし…」と感慨深げだった。

全く名残惜しい限り。ホスト君とココで出会えて良かった。ホスト君、一年間お疲れ様でした&ありがとう。


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