ラブホ341日目:職業病
2007年2月13日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク13部屋+ベッドのみ1
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
熱も37.3度まで下がったので出勤した。昨日や一昨日の熱に比べたら平熱みたいなもんだ。土日のクソ忙しい時に欠勤してしまったので、出勤して皆様に平謝りした。全く面目ない。
多少、足元はフラつくが午前中は本メイクだろうと油断して出勤したらクイックメイクで、でも#さんはまだ若干仕事が遅いので助かった。
土日祝祭日など、満室でベッドメイクをする部屋が無くなると、我々は作業室でリネン折りやゴミ袋折りなどの待機と称した付帯業務を行うが、部屋が空き次第、出動する。
その場合、客室の精算機と作業室にある機械が連動しているので、お客様が部屋で精算を開始すると、作業室の機械から部屋番号やコンビニボックスのお買い上げ品が印字された紙が出てくる。
我々は「ダダダダッ!」という印字の音が聞こえたら、すぐ出動という形になる。
#さんは家に居ても、印字音の幻聴にハッとさせられることが多いそうだ。私も家で転た寝をしていた時に印字音の幻聴がして何度か飛び起きたことがある。こうなると一種の職業病なのだろう。
みかやん「あとさ、デパートのトイレで手を洗ってる時とか洗面台に毛が落ちてるのを見たら、”ガムテで取らなきゃ!”と思って、胸元のガムテを剥がそうとしちゃうんだよね。私服だからガムテなんか貼ってるワケないのにね」
#さん「それ私もやっちゃいそう!あと、ゴミの日にゴミステーションの近くにコンドームが剥きだしで落ちてるのを見て”お客さんたら!”って、拾おうとしたりしちゃうのよね!お客さんじゃなくてご近所さんなのにね」
みかやん「あはは!ホント職業病だよね。私がデパート勤めの頃の上司なんか、ぼんやりとバスの乗降口付近に乗ってて、次の停留所から乗ってきた人に思わず”いらっしゃいませ”って言っちゃったんだって。習慣て怖いよね」
この直後、#さんが「はーはーはーはー!」と中村玉緒にソックリな笑い方をしたので、私はその笑い声でツボにハマってしまい、#さんは私が笑い転げているのを見てまた中村玉緒の笑い方をして・・・収拾が付かなくなった。
だって、#さんたら普段は可愛らしい声でお上品な話し方をするのに、素で笑ったら中村玉緒なんだもの。
みかやん「あと、ココじゃ内部の人間に必ず”お疲れ様です”って挨拶するでしょ。Cさんたら、部屋から出てきた男性客に思いっきり”お疲れ様でーす!”って言っちゃったからね」
#さんは、またまた「はーはーはーはー!」と中村玉緒になった。
#さん「Cさんの場合は職業病というより…なんて言うかしら…やっぱり…その…
ビョーキ?」
#さんが言いにくそうに冗談を言うのが可笑しくて、私は笑って笑ってまた熱が出そうだった。ホントにもう、ツボにハマり易い私に#さんたら何てことを!
昼休みに入って30分ほど経った頃、休憩室に支配人様が現れて「休憩中申し訳ありませんが、30分ほどリネン折りをして頂けませんか?もちろん残業代をつけさせて頂きますので…」とのことだったので、昼休みを返上してリネン折りをした。
バレンタインデーが近い為か、どの班もベッドメイクに追われてリネン折りをする時間がなかったらしい。
夕方、ベッドメイク中の部屋にフロント渦巻き君が来て「隅の方に穴の空いたシーツを貰って帰って家で使ってるんですが、なかなか良いですよ」と言って、満足げに微笑みながら立ち去った。
えええ?仕事の夢を見て、うなされたりしないの?と思うが、渦巻君ぐらいマイペースな人だと、そんなことも無いのだろう。
そうか・・・じゃあ私も、目立たない所に穴の空いたシーツにピロケースに包布を貰って帰って、いっそ客用フルセットで眠ろうか…けど、家でも職場でベッドメイクしてる気分になって安眠できない気が…。
やっぱりやめとこう。
今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。
熱も37.3度まで下がったので出勤した。昨日や一昨日の熱に比べたら平熱みたいなもんだ。土日のクソ忙しい時に欠勤してしまったので、出勤して皆様に平謝りした。全く面目ない。
多少、足元はフラつくが午前中は本メイクだろうと油断して出勤したらクイックメイクで、でも#さんはまだ若干仕事が遅いので助かった。
土日祝祭日など、満室でベッドメイクをする部屋が無くなると、我々は作業室でリネン折りやゴミ袋折りなどの待機と称した付帯業務を行うが、部屋が空き次第、出動する。
その場合、客室の精算機と作業室にある機械が連動しているので、お客様が部屋で精算を開始すると、作業室の機械から部屋番号やコンビニボックスのお買い上げ品が印字された紙が出てくる。
我々は「ダダダダッ!」という印字の音が聞こえたら、すぐ出動という形になる。
#さんは家に居ても、印字音の幻聴にハッとさせられることが多いそうだ。私も家で転た寝をしていた時に印字音の幻聴がして何度か飛び起きたことがある。こうなると一種の職業病なのだろう。
みかやん「あとさ、デパートのトイレで手を洗ってる時とか洗面台に毛が落ちてるのを見たら、”ガムテで取らなきゃ!”と思って、胸元のガムテを剥がそうとしちゃうんだよね。私服だからガムテなんか貼ってるワケないのにね」
#さん「それ私もやっちゃいそう!あと、ゴミの日にゴミステーションの近くにコンドームが剥きだしで落ちてるのを見て”お客さんたら!”って、拾おうとしたりしちゃうのよね!お客さんじゃなくてご近所さんなのにね」
みかやん「あはは!ホント職業病だよね。私がデパート勤めの頃の上司なんか、ぼんやりとバスの乗降口付近に乗ってて、次の停留所から乗ってきた人に思わず”いらっしゃいませ”って言っちゃったんだって。習慣て怖いよね」
この直後、#さんが「はーはーはーはー!」と中村玉緒にソックリな笑い方をしたので、私はその笑い声でツボにハマってしまい、#さんは私が笑い転げているのを見てまた中村玉緒の笑い方をして・・・収拾が付かなくなった。
だって、#さんたら普段は可愛らしい声でお上品な話し方をするのに、素で笑ったら中村玉緒なんだもの。
みかやん「あと、ココじゃ内部の人間に必ず”お疲れ様です”って挨拶するでしょ。Cさんたら、部屋から出てきた男性客に思いっきり”お疲れ様でーす!”って言っちゃったからね」
#さんは、またまた「はーはーはーはー!」と中村玉緒になった。
#さん「Cさんの場合は職業病というより…なんて言うかしら…やっぱり…その…
ビョーキ?」
#さんが言いにくそうに冗談を言うのが可笑しくて、私は笑って笑ってまた熱が出そうだった。ホントにもう、ツボにハマり易い私に#さんたら何てことを!
昼休みに入って30分ほど経った頃、休憩室に支配人様が現れて「休憩中申し訳ありませんが、30分ほどリネン折りをして頂けませんか?もちろん残業代をつけさせて頂きますので…」とのことだったので、昼休みを返上してリネン折りをした。
バレンタインデーが近い為か、どの班もベッドメイクに追われてリネン折りをする時間がなかったらしい。
夕方、ベッドメイク中の部屋にフロント渦巻き君が来て「隅の方に穴の空いたシーツを貰って帰って家で使ってるんですが、なかなか良いですよ」と言って、満足げに微笑みながら立ち去った。
えええ?仕事の夢を見て、うなされたりしないの?と思うが、渦巻君ぐらいマイペースな人だと、そんなことも無いのだろう。
そうか・・・じゃあ私も、目立たない所に穴の空いたシーツにピロケースに包布を貰って帰って、いっそ客用フルセットで眠ろうか…けど、家でも職場でベッドメイクしてる気分になって安眠できない気が…。
やっぱりやめとこう。
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