ラブホ147日目:新人Tさん
11:00-18:00 クイックメイク28部屋+セット

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とKさん(50代前半・チビウザ)、P君(20代前半・元自衛官)と新人Tさん(つい先日A班に入った人)と私の勤務。新人TさんはA班とB班を行き来する人なので、遂に我がB班にも侵略してきた。Tさんと組むのは初めてなので緊張しながら出動した。

Tさん「みかやんていくつ?私と同じぐらいと思うの」

みかやん「うわーっ!どーしよーっ!さ、さ、さ、さ・・・」

P君「みかやん、25歳ですよね」

みかやん「あ!そうそう!25歳なの〜!」

凍てつくような冗談はさておいて、新人Tさんと私は同い年だった。

新人Tさんは、系列店のホテルCで9ヶ月働いていて辞めようとした時に上司にココのホテルを紹介されたそうだ。上司がわざわざ働き口を斡旋してくれるなら、よほど凄い人なのかと思ったら、普通の人だ。本人が自分の仕事ぶりを「大雑把」と言うなら、そのとおりなのかも知れない。

新人Tさんは、いかに朝のA班が厳しいかという事を切々と語っていた。幸い今、我がB班にはA班のような強者は居ないので「B班に来るとホッとする」と言っていた。

私は途中、セットで抜ける事になったが、その間はP君がきっちり仕切っていてくれたようだ。さすが我が班の”隊長”だ。セットから戻り「今日一日の体力を使い果たしたかも〜」と言う私に、P君は「バディーが居るじゃないすか」と胸を叩いた。ふっ(笑)!頼もしいね。

昼休み、私はP君の自衛官時代の写メを貰って(画像参照ね)、ゴキゲンでみんなに見せた。みんなは「今のP君とは別人だね」と言ったが、一人だけ全く違う発言をした。

新人Tさん「自衛隊ってやっぱりこんな唐草模様の服なんですね」

「あはは!唐草模様だって!」と一斉にみんなのツッコミが入る。

「風呂敷じゃないんだから!」
「昔の泥棒じゃないんだから!」
「バカボンじゃないんだから!」
「東京ぼん太じゃないんだから!」

迷彩柄を唐草模様と言った人にも参ったけど、東京ぼん太って(古)。自衛官が揃って唐草模様の服を着てたら、マヌケっぽくないかい?私はツボにハマって悶絶した。全く、新人Tさんたらツボにハマり易い私に、なんて事を…(笑)。

その後は何度も思い出し笑いをしてしまって、仕事にならなかった。いつまでも笑っていたらTさんにも悪いので、P君のシリアスな話に耳を傾ける事にした。

P君「自分は中学の頃から将来が不安で不安でたまらなくて”早く安定したい!”と常に思ってました。で、自衛隊に入隊したんですよ」

みかやん「ふっ(笑・そんな中学生は居ないよね)。そ、そーなんだ。公務員だもんね。つーか、防衛庁?」

とまぁこんなふうにP君がいつも自分の話をしてくれるので、たまには私の話もしてみた。

みかやん「一番仲良しの友達(某○斗君)が来週、日本を離れる事になって。それ聞いたの一昨日で。何だかもう有り得ないぐらい寂しくて…」

P君「時の流れが心を癒してくれるんですよ」 

みかやん「ふっ(笑)!そ、そーだね」

P君の話に「ふっ(笑)」となるけど、本人が真顔で話しているので笑うわけにもいかず、切ない時がある。でも、ついついP君の「ふっ(笑)」となる話に期待してしまって、P君に対して質問ぜめになったりする。

んで、P君は私の期待を決して裏切らない。楽しい一日だった。

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