11:00-18:00 クイックメイク19部屋+ベッドのみ1部屋

今日はDさん&Eさん、Aさんと私の2組に別れてのクイックメイクの日。

Aさん「一昨日はすみませんでした。あまり覚えてないけど迷惑かけたんじゃないかと思って。Bさんに叱られた記憶が有るんだけど、何で叱られたかは分からなくて。覚えてたら教えて欲しいんだけど」

みかやん「いえいえ。お陰で楽しかったですよ。一昨日はAさんがフロントへっぺさんに”このへっぺ野郎!”と言って、Bさんに”あんた何て事、言うの!謝りなさい!”って叱られて、それでもAさんが”キンタ○見せてみろ!”と言ったので、Bさんが”アンタ、いい加減にしなさいよ”って怒ったんですよ」

Aさん「うわぁ〜。どうしよう。もう酒、飲みません。反省してます」

それでもAさんは相変わらず、金だ!男だ!セックスだ!と、いつもの話題で大はしゃぎしながらベッドメイクをしていた。Aさんがあんまり喋ってウザイので、Aさんが風呂にいるのをいい事に聞こえないふりしてても、わざわざ風呂から出てきて大演説なんだもの。

すると、部屋の電話が鳴った。フロント二宮和也君からで「今メイク中ですよね?」と一言だけで、とっさに意味が分からなかった。

Aさん「”うるさい!”とか”喋るな!”って意味さ。二宮も陰険だねぇ。よし分かった。本気でメイクするべし。うちらなんかベテランなんだからね!」

だけど・・・。よく考えたら、掃除をする前に部屋の入り口にあるボタンを押して、モニターに「清掃中」と表示されるようにしなきゃならないのに、我々がボタンを押し忘れてたから、フロント二宮和也君が気を利かせてフロントからの操作で「清掃中」の表示にしてくれたんだと思った。

それからは本気モードで仕事をしたのはいいんだけど、部屋係になっても風呂係になってもAさんより早く終わってしまって、Aさんの仕事を手伝う事になり倍疲れた。Aさんは新人の私に手伝われ続けてプライドが許さないのか、最初に「洗い物が多くて遅くなる」とか、「風呂がビチャビチャで遅くなる」と、自己申告するようになった。

Aさんが風呂係の時、風呂に入るなり「うわぁ!」と叫んだので行ってみると、風呂の床にシャンプーやリンスやボディソープの容器が置いてあった(通常は棚の上)のを怪訝に思いながら風呂へ入ると、風呂の床や水道の蛇口にリンスなどが塗りたくられていて滑ったそうだ。

Aさん「こったら事、客がわざわざやんないべさ。フロントヘアバンドの嫌がらせだ。私が自販機でジュース買ってたら”俺にも金くれ”って言ったんだよ。そーゆー男だ。断ったから嫌がらせなんだべさ」

みかやん「えっ?冗談で言ったんじゃないんですか?」

Aさん「そったら冗談どこにある?私のヒモになりたいんだべさ」

軽く驚いて返答に困った。Aさんは他人の言動を悪く受け止める傾向が強いようだ。

昼休みの会話。

Eさん「部屋の玄関が砂だらけの部屋に当たって、嫌な予感がしたら案の定、部屋の中も風呂も全部、砂だらけだったの。海水浴の帰りだったのね」

Dさん「いちいち拾ってられないから掃除機かけたもんね」

Aさん「私なんかもっと酷い目に遭ったよ。711号室の風呂の床や蛇口や壁に、リンスやらボディーソープが塗りたくられてて、もう泡風呂さ」

フロント可愛い人「711号室?あぁそれ子供の仕業だわ。部屋にオムツが置いてあったもの。セットに入ったら散らかってるなんてもんじゃなかったの。ゴミだらけで荒れ放題。しかもシャンプーとリンスとボディソープを容器ごと盗まれてたから、私が新しいのを風呂の床に置いたのよ。お陰でセットに凄く時間がかかったの」

Aさん「・・・」

Eさん「こっちは砂風呂よ。砂には本当にお手上げだったわ。小樽の海沿いのラブホなんか夏は全部屋、砂だらけなんじゃないの?」

Dさん「ココが海沿いじゃなくて良かったよねぇ。私も砂はもう見たくないわ。本当に疲れた」

Dさん&Eさん「ねーえ!」

その後、Aさんは泡風呂の犯人がフロントヘアバンドじゃないと分かっても、何かにつけてヘアバンドの嫌がらせだ!と言い張った。「風呂の窓が空いてない。嫌がらせだ」とか「ゴミの捨て忘れが有った。嫌がらせだ」と。こうなるともうカンが強いのか、思い込みが強いのか分からなくなった。

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