面接の結果は、採用になった場合のみ今日の14時前後に連絡を頂けるという話だった。13時半頃から緊張して待つも、15時を過ぎても何の音沙汰も無いので、諦めてネットのアルバイト情報を見ていたら、15時5分にケータイが鳴った。

先日の面接官とは違う男性の声で「ホテル○○です。採用の通知をさせて頂きます。実は採用にあたってお願いがございまして、みかやんさんの履歴書を拝見致しましたところ、是非ともベッドメイクとフロントを兼任して頂きたいという事になりましたが、いかがでしょうか?」との事だった。

Oくんでさえフロントをやってたんだから大丈夫だろうと、引き受ける事にした。てか、出来ません!なんて言えるわけないし。

面接の時、「フロント陣が全部屋のハガシに入る」と聞いて、実はちょっと寂しかった。ベッドメイク経験者としては、ハガシが入ってない部屋にいきなり入る方が絶対に面白いと思うからだ。

ぶっちゃけ、ホテルQではハガシが杜撰だったから、我々ベッドメイク係が面白い部屋に遭遇していた。お客さんが忘れていったお菓子にありついたり、未使用のオモチャを手に入れたりと良い事ばかりではなく、ウン○やゲ○にも見舞われたけど、それはそれで楽しかった。

全部ハガシが終わって、ある程度片付けられた部屋に入ってのベッドメイクなんか、面白くないかも?とまで思ってたから、「フロント兼任」と聞いた時はワクワクした。

フロントって機械操作やパソコン操作があって、覚える事がいっぱいありそうだけど、それでもやっぱりワクワクする。

初出勤は7月21日の木曜日。弁当持参。

最悪、不採用だったら8時頃に家を出てぎゅうぎゅうの地下鉄で通わなきゃならないラブホへ行く事も覚悟してたけど、ココだったら10時過ぎに家を出て、空いてる地下鉄に乗ってのうのうと出勤できる。

良かった。

夕方、Oくんから電話がきた。

Oくん「いきなりフロント兼任とは、キミやるねぇ。フロントは俺でも何とかやってたぐらいだから、大丈夫だよ。心配ない」

みかやん「あたしもそう思ってたよ。Oちゃんがフロントやってたんだからねぇ」

Oくん「えーっ!」

みかやん「面接行った時、フロントの人が4〜5人居て驚いたよ」

Oくん「何かあってもフォローして貰えていいね。俺なんか夜中にたった一人で居て、分かんない事を常務に電話して聞くのキツかったよ」

みかやん「フロントの仕事で何が一番イヤだった?」

Oくん「俺はやっぱり電話かな?夜中だと酔っぱらい多いし、何言ってんのか分からなくて大変だったよ。昼間ならそんな苦労はしないんじゃないの?ハガシが一番好きだったよ」

みかやん「やっぱりハガシだよねぇ(うっとり)」

Oくん「いいねぇ。楽しそうで。俺、もうすぐフロアリーダーになるんだ。俺も頑張るよ。どんな感じかメール待ってるよ。フロントの仕事で分からない事があったら、この大先輩のO君にも聞いてごらんなさい」

みかやん「うん。どーもね。Oちゃんも頑張って!フロアリーダーさん!んじゃ、車の運転気を付けてね。彼女と仲良くね」

Oくんみたいな、仕事以外でも仕事を離れても、ずっと友達でいられるような人と出会えたらいいな。

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