ハートブレイク

2005年2月17日
年甲斐もなく有頂天になっていたけど、やっぱ違うっしょ。○っちは自分の事を性悪だ性悪だと言うけど、私から見たら真面目すぎるぐらい真面目で、性悪のカケラもない。

ずるい大人としての上手く立ち回る方法はいくらでもあるけど、○っちにはまだ早いと思ったし、二十歳になったばかりの子にわざわざ大人のズルさを教えるのも、どうかと思うさ、やっぱり。

本物の性悪ってこんなのよ!みたいなメールを○っちゃんへ送って、それを○っちに見て貰って、わざと私をとんでもないババアだと思うように仕向けた。

みかやん「これで良かったんだよね?」

○っちゃん「みかやんが納得してるなら」

みかやん「でもなんか涙でる」

○っちゃん「ずっと泣いてたの?」

みかやん「だってぇ」

○っちゃん「(T^T)」

みかやん「○っちゃん、お願い!みかやん、頑張れ!って言って」

○っちゃん「みかやん、頑張れーっ!(^_^)/」

みかやん「今夜、○っちと仕事頑張るね!」

------

○っちゃん「お疲れ様です。○っちと仲良くしてます?」

みかやん「思ったより元気に振る舞えたよ。大人だからね。今日も隣の駅まで一緒に帰るんだ。いつも一緒だったし」

○っちゃん「きゃ〜いつも一緒だなんて」

みかやん「帰りだけね!いつも○っちが待っててくれたから、今日は私が待つの」

○っちゃん「きゃ〜。しかも今夜は2人とも休み」

みかやん「わたくし今夜はオフ会でお出かけです。帰りぐらい一緒に帰ったっていいじゃん。同僚なんだし同じ方向なんだから。それに私、今は彼氏いなくてドフリーだし」

○っちゃん「旦那いるっしょ!○っちに彼女がいるとかいないとかいう以前の話っしょ」

みかやん「あ」

○っちゃん「半額弁当のクソジジイはどう?あのたるんだ腹、意外と新鮮かも」

みかやん「年下専門です。しかも歴代の彼氏がみんなイケメンなのでレベルを落とせません!」

○っちゃん「わたし、そんなにイケてないかしら?」

みかやん「(はぁ?何故あなたが出てくるの?)○っちほどじゃない・・・かな」

○っちゃん「○っちとはタイプが違うからね。○っちは年上ウケするタイプだし、俺は年下かな?年下にしかコクられた事がないよ」

みかやん「(そーなの?)そう言われたらそうだね。ああっ、私、オフ会へ出かけるのでもう寝ます。ほんじゃおやすみなさい」

○っちゃん「おやすみなさい」

-----逃げろ!

はあぁ。ま、いっか。ハートブレイクっていくつになっても痛いのね。

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