104日目:言いがかり

2005年1月18日
22:46-9:04 C番 

今日はみっちがA番で、EさんがB番だった。普通にレジに居て普通に1680円のお釣りをお客さんへ渡そうとしたら「スタンプカードを忘れたので、スタンプを押してくださる?」と言われたので、先に千円札のお釣りとスタンプカードを渡してから、残りの680円の小銭を渡した。

ここまではごく普通のありふれた私のスーパーでの日常だった。ところが・・・。

そのスタンプカードがどうこうと言ってたオバサマがレジに戻ってきて「680円のお釣りは確かに貰ったが千円札のお釣りを貰ってない」と騒ぎだした。

そうは言われても、さっき間違いなくスタンプカードと一緒に千円札を渡したじゃないか。あたしゃまだ、そこまでボケてないって!変な言いがかりつけないでよね!と思いながら、かくかくしかじかと説明するも、オバサマは納得していただけない様子で、財布を開けて見せた。

財布の中は1万円札がギッシリと入っていて、その手前に千円札が1枚だけ入っていた。「ホラやっぱり千円札、持ってんじゃん!」と心の中で勝ったような気持ちになっていたら、オバサマは「この千円札は違うのよ!」と言いだし、どうしようもない状態になった。

おまけにそのオバサマは「私、こちらの店長さんと友達なのよね。店長さんへ連絡した方がいいかしら?」と、脅しかい?と思うような発言をし始めたので、仕方なく「フンッ!ババアめ!くれてやるわ!」と思いながら、レジから千円札を出して渡した。

するとババアは急に自信がなくなったのか「わたくし○○と申しまして、電話番号は○○○ー○○○○です。明日の朝、もしもレジで千円足りないような結果が出ましたら、お電話下さい。千円をお返しに上がります」との事で、明日の朝、9時から10時の間に、どんな結果になろうとも電話しなければならなくなった。

で、ババアが帰ってすぐにレジに休止中の札を立てて、点検してみた。するとレジ上の金額と、実際にレジに有るお金の差がマイナス千円で、私がババアに渡した千円が不足という事が判明。「ババアめ!ハメやがって!新手の詐欺かよ!」とキレていると、Eさんに窘められた。

Eさん「あのテのババアって”レジで千円マイナスの結果になった”と言っても、信じないんじゃないですかねぇ。”みんなでグルになって嘘ついて!”とかってまた騒がれそうですけど」

みかやん「元々千円はマイマネーから渡そうと思ってたからいいんですけど」

そうは言ったものの、やっぱりドヨーンとした。ドヨーンとしていると、みっちが声を掛けてくれた。

みっち「ぶっさんの誕生日、来月の24日でしょ?長いよ〜」

みかやん「それまでにまた一緒の休みがあればいいけどね」

みっち「26日!俺もみかやんも休みだよ」

みかやん「それはみっちのお誕生日の前夜祭で、彼女とお忙しいでしょ」

みっち「ううん!26日は彼女と会わないから」

みかやん「じゃ、みっちのお誕生会しよっか?」

みっち「やたっ!わーいっ!」

喜ぶみっちの顔を見て気を取り直して、ババアが買った物を袋詰めしてた辺りに千円札が落ちてないか探してみると、ババアが居たサッカー台の下が割り箸入れの大きな引き出しになっていて、その中に千円札が入っていた。結局、私が間違いなく千円札を渡した事は証明されたが、あのババアなら「そんな嘘をついて、本当は最初から渡してなかったんでしょ」と言われそうだ。

で、やっぱりドヨーンとしていると、みっちがザッハケーキを買ってくれて「元気出して」と言って帰っていった。

元気出してババアへ電話してみると「ごめんなさーい!帰宅してから千円札を貰った記憶が蘇ったのよ!本当に申し訳ありませんでした!お金の事ですし、あなたも胸を痛めたことと思います。とんでもない言いがかりをつけてしまって、深く反省してますので、どうかお許し下さい」と逆に平謝りされて気が抜けた。

いやしかし、出鼻をくじかれて全然やる気が出なかったし、なんだかすっかり疲れた。

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