97日目:R君退職
2005年1月6日21:48-7:07 A番
今日はEさんがB番で、MさんがC番の3人勤務だったハズなのに、1番乗りで出勤するとすぐにB君が出勤して来た。
みかやん「あっれー?ぶっさん(B君)お休みじゃなかったです?」
ぶっさん「じゃあ帰ろうかな」
みかやん「いやいや、そうじゃなくて」
ぶっさん「俺、10日で最後なんだけど休みだったんだよね。最後の日に家に居るってのもイヤだから休みを代わったんだ」
みかやん「も〜!最後、最後って言わないで下さいよ〜」
続いてEさんが出勤してきた。
Eさん「新人R君からさっき電話がきて辞めたんですって。Mさんが珍しくブチキレてて、何だかR君が酷い態度だったらしいですよ」
みかやん「えーっ?こないだのR君からは酷い態度なんて想像できませんけど」
ぶっさん「だよね。いい感じに一緒に居たよね。そうだったんだけどねぇ」
続いてMさんが出勤してきた。
Mさん「あぁRって辞めたんですか。辞めると思ってましたよ。うちは仕事の話をしてるっていうのに、壁によしかかったり、ポケットに手を突っ込んでたりで、メモをとろうともしないし、人の話を聞く態度じゃなかったんですよね。絶対、夜の仕事をナメてたんですよ。どうせヒマなんだろうぐらいに思ってたに決まってます!ホントにあのRってとんでもない奴でした!」
R君が辞めたって話にも驚いたが、Mさんがブチキレていて更に驚いた。気を取り直してパンの値引きをしていると、何か視線を感じた。視線の先を見ると、オーナーシェフ様だった。
みかやん「こ、こんにちわ」
オーナー様「あ、どうも〜」
みかやん「あ、こんにちわって時間じゃないですよね。こ、こんばんわ。今日は早い時間にご来店なんですね」
オーナー様「今日はヒマだったんですよ。ははは!」
みかやん「ええっ?そんな事もあるんですねぇ」
オーナー様「有るんですよぉ」
みかやん「今度、友達とお店へお邪魔しますんで宜しくお願いします」
オーナー様「ありがとうございます〜。お待ちしてますぅ」
今日のオーナーシェフ様はいつもと話し方がちょっと違った。しかも顔が赤かった。私と話していて赤くなるハズもなく、ひょっとして酔ってらっしゃったのだろうか?うーん。
その後、B君と一緒に仲良くラーメンの品出しをしたりして、一緒に休憩に入った。
みかやん「ぶっさん!あんな泣けるマニュアルを作っちゃダメですよ〜」
ぶっさん「えっ?意味わかんない。なんで?」
みかやん「だって。ぶっさんの言葉で書かれてて、ぶっさんの思いがいっぱい詰まってたんですよ。あたしゃ地下鉄の中で読んで、泣けて泣けて」
ぶっさん「あはは!みかやんはそう言ってくれても、Mさんあたりは”何コレ?”と思ってるよ」
みかやん「いいえ!Mさんだって、きっと目頭を熱くしたハズです」
ぶっさん「俺さ、みかやんには厳しくしすぎたよ」
みかやん「そんな・・・いや、もうアレを読んだら、もう(泣きそう)」
ぶっさん「実は俺もアレを書いてて目頭が熱くなったんだ。あぁ俺、本当に辞めるんだって思ってさ」
みかやん「じゃあ辞めないで下さいよ〜。ぶっさんが居なくなるなんて信じられないから信じてなかったんですよ」
ぶっさん「いい加減もう信じてよ。それに一生会えないわけじゃないし、みかやんとは飲みにも行くんだし」
みかやん「みっちが張り切ってましたよ。ところであの子、ホントに”みかやんを連れて行きたい”なんて言ったんですか?」
ぶっさん「言った言った!ちょっとビックリした。ふっ!とっ、年上好きなのかねぇ」
みかやん「(今”老け専”って言いたかったんでしょ)歴代の彼女も今の彼女も年上らしいですよ」
ぶっさん「俺が辞めても飲みに行ったりするワケだからさ。あんまり気にしないで」
いやぁもう、本当に泣きそうになった。こんな事で当日はどうなるんだろ?ヤバイヤバイ。
いやしかし、ぶっさんが「ふっ!」と言ったのは聞き逃さなかった。アレは間違いなく「老け専」と言おうとして思い留まったに違いない。あぁ老いてますよ。悪かったわね、老人で(笑)。
今日はEさんがB番で、MさんがC番の3人勤務だったハズなのに、1番乗りで出勤するとすぐにB君が出勤して来た。
みかやん「あっれー?ぶっさん(B君)お休みじゃなかったです?」
ぶっさん「じゃあ帰ろうかな」
みかやん「いやいや、そうじゃなくて」
ぶっさん「俺、10日で最後なんだけど休みだったんだよね。最後の日に家に居るってのもイヤだから休みを代わったんだ」
みかやん「も〜!最後、最後って言わないで下さいよ〜」
続いてEさんが出勤してきた。
Eさん「新人R君からさっき電話がきて辞めたんですって。Mさんが珍しくブチキレてて、何だかR君が酷い態度だったらしいですよ」
みかやん「えーっ?こないだのR君からは酷い態度なんて想像できませんけど」
ぶっさん「だよね。いい感じに一緒に居たよね。そうだったんだけどねぇ」
続いてMさんが出勤してきた。
Mさん「あぁRって辞めたんですか。辞めると思ってましたよ。うちは仕事の話をしてるっていうのに、壁によしかかったり、ポケットに手を突っ込んでたりで、メモをとろうともしないし、人の話を聞く態度じゃなかったんですよね。絶対、夜の仕事をナメてたんですよ。どうせヒマなんだろうぐらいに思ってたに決まってます!ホントにあのRってとんでもない奴でした!」
R君が辞めたって話にも驚いたが、Mさんがブチキレていて更に驚いた。気を取り直してパンの値引きをしていると、何か視線を感じた。視線の先を見ると、オーナーシェフ様だった。
みかやん「こ、こんにちわ」
オーナー様「あ、どうも〜」
みかやん「あ、こんにちわって時間じゃないですよね。こ、こんばんわ。今日は早い時間にご来店なんですね」
オーナー様「今日はヒマだったんですよ。ははは!」
みかやん「ええっ?そんな事もあるんですねぇ」
オーナー様「有るんですよぉ」
みかやん「今度、友達とお店へお邪魔しますんで宜しくお願いします」
オーナー様「ありがとうございます〜。お待ちしてますぅ」
今日のオーナーシェフ様はいつもと話し方がちょっと違った。しかも顔が赤かった。私と話していて赤くなるハズもなく、ひょっとして酔ってらっしゃったのだろうか?うーん。
その後、B君と一緒に仲良くラーメンの品出しをしたりして、一緒に休憩に入った。
みかやん「ぶっさん!あんな泣けるマニュアルを作っちゃダメですよ〜」
ぶっさん「えっ?意味わかんない。なんで?」
みかやん「だって。ぶっさんの言葉で書かれてて、ぶっさんの思いがいっぱい詰まってたんですよ。あたしゃ地下鉄の中で読んで、泣けて泣けて」
ぶっさん「あはは!みかやんはそう言ってくれても、Mさんあたりは”何コレ?”と思ってるよ」
みかやん「いいえ!Mさんだって、きっと目頭を熱くしたハズです」
ぶっさん「俺さ、みかやんには厳しくしすぎたよ」
みかやん「そんな・・・いや、もうアレを読んだら、もう(泣きそう)」
ぶっさん「実は俺もアレを書いてて目頭が熱くなったんだ。あぁ俺、本当に辞めるんだって思ってさ」
みかやん「じゃあ辞めないで下さいよ〜。ぶっさんが居なくなるなんて信じられないから信じてなかったんですよ」
ぶっさん「いい加減もう信じてよ。それに一生会えないわけじゃないし、みかやんとは飲みにも行くんだし」
みかやん「みっちが張り切ってましたよ。ところであの子、ホントに”みかやんを連れて行きたい”なんて言ったんですか?」
ぶっさん「言った言った!ちょっとビックリした。ふっ!とっ、年上好きなのかねぇ」
みかやん「(今”老け専”って言いたかったんでしょ)歴代の彼女も今の彼女も年上らしいですよ」
ぶっさん「俺が辞めても飲みに行ったりするワケだからさ。あんまり気にしないで」
いやぁもう、本当に泣きそうになった。こんな事で当日はどうなるんだろ?ヤバイヤバイ。
いやしかし、ぶっさんが「ふっ!」と言ったのは聞き逃さなかった。アレは間違いなく「老け専」と言おうとして思い留まったに違いない。あぁ老いてますよ。悪かったわね、老人で(笑)。
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