スーパー43日目:オーナーシェフ
2004年10月14日22:48-8:38 B番
今日はS君がA番で、MさんがC番だった。私がB番でMさんがC番の時は、モタモタしているとMさんが私の仕事を片付けてしまうので、何事も早め早めに大急ぎで品出し以外の仕事を片付けた。
それでも私がB番の時は1時間半の休憩を40分ぐらいに削らないと、8時半には帰れない。B番の日の休憩時間にOくんから電話がきても、「ごめん。もう売場へ出るから」と言い「えっ?もーお?もう行くの?」と言われても早々に電話を切って売場へ走る。
私が休憩している間には、Mさんが私に代わって黙々とビールの品出しをしていてくれるので全く申し訳ない。みんながみんな「B番は仕事が多すぎる」と思っているなら、変更すりゃいいのに。私の休憩時間が終わり、Mさんが休憩に入った頃にはバテバテだった。
そこへわりとよく来るイケメン男性客がレジに来た。トシの頃なら30代後半〜40そこそこ、肩ぐらいの長さの黒髪を後ろで束ねていて、顔がイケてるのはもちろん服装もいつもかなりお洒落でそれでいて清潔感が有って、藤井フミヤを思わせる雰囲気だ。
照れながらレジをしていると、その男性に「すみません。コレで領収証をお願いします」と声を掛けられ、名刺を差し出された。
”○○・○○○○ー(レストランの名前)オーナーシェフ”と書いてあった。「そういやお買上品がフレンチちっくだったり、イタリアンな風情の物ばかりだったよ。それにしてもオーナーシェフって何てカッコイイ響きんなんだろ。だってお店のオーナーでシェフでもあるんでしょ(当たり前)。カッコイイよ。若いのにオーナーだよ。めちゃカッコイイ!」心の中では物凄い早口でこんな事を思いながら領収証を書いた。
領収証を手渡すと名刺を名刺入れにしまわれてしまった。「あれ?名刺くれないのかい?(笑)」と思いながらオーナーシェフを見送った。
行った事は無いけど、そのお店の事はよく知っていた。ラブホ時代、職業柄か市内のラブホやらホテルやらのホームページを見漁っていた時に、たまたま見つけていたのだった。なんたってそのお店は、ススキノ方面にあるデザイナーズホテルの最上階にあるフレンチレストランだもの。一度は行ってみたいと思っていたさ。
フレンチをイタリアンテイストに仕上げた料理と、150種類以上のワインが有って、ソムリエさんまでいらっしゃるとの事で、ランチが1300円ぐらいからでディナーは5000円ぐらいかららしい。「ランチはドリンク付きで800円まで」と言いきるような夫とは、とても行けましぇん(涙)。
私の中でずっと「たまに行くならこんな店」状態だった憧れのお店のオーナーシェフの方だったとは、本気で驚いた。いったいどんな仕事をしている人なんだろう?デザイナー?美容師さん?建築家で匠?などと、いろいろ想像をめぐらせていたが、謎がとけてスッキリした。というか、むしろ放心状態になった。
Mさん「今の男性、お友達なんですか?」
みかやん「いえいえ。滅相もありません。かくかくしかじかで・・・」
Mさん「すっごい2人ともニコニコ笑って話してたから、お友達かと思いました」
みかやん「私は驚くやら嬉しいやらでニコニコと言うよりデレデレでした」
Mさん「今度、是非そのお店に行ってみて下さい」
みかやん「Mさんも機会があったら行ってみて下さいね」
なるほど。名刺を出して頂けたら、どんな会社でどんな仕事をしていてどんな名前かも分かる。私の”彼”(常連さんファイル・その10の人)も、今度、名刺を出してくれないだろうか?
朝になると「領収証を下さい」と言うお客さんが多かった。「○○外科」というお婆さんや、「○○タクシー」と言うお爺さんや、「○○センター」と言うお爺さんで、何故かお年寄りばかりだった。さすがにお爺さんやお婆さんに興味はないので、あまりの領収証発行の多さにゲンナリした。ヲイヲイ。お年寄りにこそ笑顔で親切にしなきゃ!ねぇ。
今日はS君がA番で、MさんがC番だった。私がB番でMさんがC番の時は、モタモタしているとMさんが私の仕事を片付けてしまうので、何事も早め早めに大急ぎで品出し以外の仕事を片付けた。
それでも私がB番の時は1時間半の休憩を40分ぐらいに削らないと、8時半には帰れない。B番の日の休憩時間にOくんから電話がきても、「ごめん。もう売場へ出るから」と言い「えっ?もーお?もう行くの?」と言われても早々に電話を切って売場へ走る。
私が休憩している間には、Mさんが私に代わって黙々とビールの品出しをしていてくれるので全く申し訳ない。みんながみんな「B番は仕事が多すぎる」と思っているなら、変更すりゃいいのに。私の休憩時間が終わり、Mさんが休憩に入った頃にはバテバテだった。
そこへわりとよく来るイケメン男性客がレジに来た。トシの頃なら30代後半〜40そこそこ、肩ぐらいの長さの黒髪を後ろで束ねていて、顔がイケてるのはもちろん服装もいつもかなりお洒落でそれでいて清潔感が有って、藤井フミヤを思わせる雰囲気だ。
照れながらレジをしていると、その男性に「すみません。コレで領収証をお願いします」と声を掛けられ、名刺を差し出された。
”○○・○○○○ー(レストランの名前)オーナーシェフ”と書いてあった。「そういやお買上品がフレンチちっくだったり、イタリアンな風情の物ばかりだったよ。それにしてもオーナーシェフって何てカッコイイ響きんなんだろ。だってお店のオーナーでシェフでもあるんでしょ(当たり前)。カッコイイよ。若いのにオーナーだよ。めちゃカッコイイ!」心の中では物凄い早口でこんな事を思いながら領収証を書いた。
領収証を手渡すと名刺を名刺入れにしまわれてしまった。「あれ?名刺くれないのかい?(笑)」と思いながらオーナーシェフを見送った。
行った事は無いけど、そのお店の事はよく知っていた。ラブホ時代、職業柄か市内のラブホやらホテルやらのホームページを見漁っていた時に、たまたま見つけていたのだった。なんたってそのお店は、ススキノ方面にあるデザイナーズホテルの最上階にあるフレンチレストランだもの。一度は行ってみたいと思っていたさ。
フレンチをイタリアンテイストに仕上げた料理と、150種類以上のワインが有って、ソムリエさんまでいらっしゃるとの事で、ランチが1300円ぐらいからでディナーは5000円ぐらいかららしい。「ランチはドリンク付きで800円まで」と言いきるような夫とは、とても行けましぇん(涙)。
私の中でずっと「たまに行くならこんな店」状態だった憧れのお店のオーナーシェフの方だったとは、本気で驚いた。いったいどんな仕事をしている人なんだろう?デザイナー?美容師さん?建築家で匠?などと、いろいろ想像をめぐらせていたが、謎がとけてスッキリした。というか、むしろ放心状態になった。
Mさん「今の男性、お友達なんですか?」
みかやん「いえいえ。滅相もありません。かくかくしかじかで・・・」
Mさん「すっごい2人ともニコニコ笑って話してたから、お友達かと思いました」
みかやん「私は驚くやら嬉しいやらでニコニコと言うよりデレデレでした」
Mさん「今度、是非そのお店に行ってみて下さい」
みかやん「Mさんも機会があったら行ってみて下さいね」
なるほど。名刺を出して頂けたら、どんな会社でどんな仕事をしていてどんな名前かも分かる。私の”彼”(常連さんファイル・その10の人)も、今度、名刺を出してくれないだろうか?
朝になると「領収証を下さい」と言うお客さんが多かった。「○○外科」というお婆さんや、「○○タクシー」と言うお爺さんや、「○○センター」と言うお爺さんで、何故かお年寄りばかりだった。さすがにお爺さんやお婆さんに興味はないので、あまりの領収証発行の多さにゲンナリした。ヲイヲイ。お年寄りにこそ笑顔で親切にしなきゃ!ねぇ。
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