スーパー35日目:おつかいの兄弟
2004年9月25日22:19-8:44 B
今日はS君がA番でB君がC番だった。相変わらずB君は無愛想だが、S君の笑顔に救われる。今日もB君に「休憩どうぞ」「休憩入ります」「両替行ってきます」と声を掛けるも、B君からの返事はナシ。最初は「どうして無言攻撃されるんだろう?」と、いちいち悲しくなったり腹が立ったりしたが、お陰様で慣れた。それに比べてS君は、私が何か言う度に笑みを浮かべて答えてくれるので本当に有り難い。
給料日の土曜の夜で、出勤早々からレジ大混雑で、本来レジとはあまり関係がないA番のS君までもが何度かレジに入ってくれたほどの忙しさだった。平日の夜は、帰宅後に簡単に食べる為のお弁当&飲み物や、単品のおかず&ご飯などがよく売れるが、今夜は食材をごっそり買い込むお客さんが多く、さながら夕方の主婦の買い物のようで、レジで1人のお客さんをさばくのにいつもの倍以上の時間がかかった。
その上、足りなくなった食材を買いに来た飲食店関係の方も多く、領収証の発行がレジ大行列に拍車をかけた。お客さんに「”行列の出来る店”だね!あはは!」と言われたが、ブラックユーモアなのか本当に冗談なのかよく分からないし、それどころではなかった。
1回目の休憩の1時半までに、スーパー特有の棚上在庫の物を品出ししておきたかったし、レジ袋の補充やら割り箸の補充などもしておきたかったが、本当にレジにかかりっきりで他の仕事が何一つ出来なかった。泣く泣く1時間の休憩を30分で切り上げて売場へ出ると、飲料も酒も売れに売れ、傍らに半端じゃない量のダンボール(私が品出しする分)が積まれていた。
30分間必死で品出しをして、またレジに入った。今度はB君が休憩に入るので、店内には私とS君だけになるが、忙しいA番のS君にレジ補助をして貰うワケにはいかないので、レジも必死、品出しも必死だった。しかし2時半を過ぎても3時を過ぎても、お客さんが途切れず思うように品出しがはかどらず焦るが、もうどうしようもない。
「いいや。ボランティア残業して帰ろう!」と開き直って、4時半からの2回目の休憩はのうのうと丸々30分休んだ。品出ししきれずに尚も堆く積まれたダンボールの山を見かねたB君が、私が休憩している間に品出ししていてくれたが、所詮焼け石に水の状態だった。
休憩開けの5時にはさすがにお客さんも少なくなったが、「いいや。ボランティア残業して帰ろう!」と腹を括ったので、どうにもやる気がおきなかった。5時半にはトラック便が届いてコンテナ運びと惣菜&弁当の品出しが待っているし、それが終わったら朝ラッシュでレジにかかりっきりになるので、酒や飲料の品出しの時間など無い。「やっぱ残業っしょ」とダラダラと品出しをしていたら、B君が現れた。
「やばっ!ダラダラしてんの見られた?」と思い、冷や汗をかきながら取り敢えず「お疲れ様です」と声をかけた。
B君「このままでは到底間に合わないので向こう側の酒は品出ししておきました。残りの品出しをしてください!日曜の朝で、弁当や惣菜の納品が少ないハズなので、惣菜の品出しの後、様子を見ながら残りの品出しと後片付けをして下さいね!」
みかやん「はい。分かりました。ありがとうございました」
そっか。すっかり忘れていたが日曜の朝だったので、納品もお客さんも少ないハズだ。俄然やる気が出て、5時半から大急ぎで弁当と惣菜の品出しをして、残りの酒の品出しをした。今日という今日は残業しないと絶対間に合わない!と思っていたが、B君と日曜の朝に助けられ、何とか全ての仕事をやり遂げた。
後は8時半までレジだけしてれば良い。物凄い達成感包まれてレジにいると、先日(9月17日の日記)のおつかいの男の子が弟を連れてレジに来た。今日は2人で沢山のおにぎりを抱えていた。
男の子「お姉ちゃん!おはよっす!」
みかやん「おはよう!弟くんかい?」
男の子「うん!弟なんだ」
みかやん「弟くんもお兄ちゃんに似てイケメン君になるね」
男の子「えへへ。そうかな?」
みかやん「うん。イケメン兄弟だね」
男の子「初めてイケメンって言われた〜。てへっ。そんじゃね〜」
男の子は照れまくりで帰っていった。ふふっ、可愛い。大変な一日だったが、最後はおつかいの男の子に癒された。
今日はS君がA番でB君がC番だった。相変わらずB君は無愛想だが、S君の笑顔に救われる。今日もB君に「休憩どうぞ」「休憩入ります」「両替行ってきます」と声を掛けるも、B君からの返事はナシ。最初は「どうして無言攻撃されるんだろう?」と、いちいち悲しくなったり腹が立ったりしたが、お陰様で慣れた。それに比べてS君は、私が何か言う度に笑みを浮かべて答えてくれるので本当に有り難い。
給料日の土曜の夜で、出勤早々からレジ大混雑で、本来レジとはあまり関係がないA番のS君までもが何度かレジに入ってくれたほどの忙しさだった。平日の夜は、帰宅後に簡単に食べる為のお弁当&飲み物や、単品のおかず&ご飯などがよく売れるが、今夜は食材をごっそり買い込むお客さんが多く、さながら夕方の主婦の買い物のようで、レジで1人のお客さんをさばくのにいつもの倍以上の時間がかかった。
その上、足りなくなった食材を買いに来た飲食店関係の方も多く、領収証の発行がレジ大行列に拍車をかけた。お客さんに「”行列の出来る店”だね!あはは!」と言われたが、ブラックユーモアなのか本当に冗談なのかよく分からないし、それどころではなかった。
1回目の休憩の1時半までに、スーパー特有の棚上在庫の物を品出ししておきたかったし、レジ袋の補充やら割り箸の補充などもしておきたかったが、本当にレジにかかりっきりで他の仕事が何一つ出来なかった。泣く泣く1時間の休憩を30分で切り上げて売場へ出ると、飲料も酒も売れに売れ、傍らに半端じゃない量のダンボール(私が品出しする分)が積まれていた。
30分間必死で品出しをして、またレジに入った。今度はB君が休憩に入るので、店内には私とS君だけになるが、忙しいA番のS君にレジ補助をして貰うワケにはいかないので、レジも必死、品出しも必死だった。しかし2時半を過ぎても3時を過ぎても、お客さんが途切れず思うように品出しがはかどらず焦るが、もうどうしようもない。
「いいや。ボランティア残業して帰ろう!」と開き直って、4時半からの2回目の休憩はのうのうと丸々30分休んだ。品出ししきれずに尚も堆く積まれたダンボールの山を見かねたB君が、私が休憩している間に品出ししていてくれたが、所詮焼け石に水の状態だった。
休憩開けの5時にはさすがにお客さんも少なくなったが、「いいや。ボランティア残業して帰ろう!」と腹を括ったので、どうにもやる気がおきなかった。5時半にはトラック便が届いてコンテナ運びと惣菜&弁当の品出しが待っているし、それが終わったら朝ラッシュでレジにかかりっきりになるので、酒や飲料の品出しの時間など無い。「やっぱ残業っしょ」とダラダラと品出しをしていたら、B君が現れた。
「やばっ!ダラダラしてんの見られた?」と思い、冷や汗をかきながら取り敢えず「お疲れ様です」と声をかけた。
B君「このままでは到底間に合わないので向こう側の酒は品出ししておきました。残りの品出しをしてください!日曜の朝で、弁当や惣菜の納品が少ないハズなので、惣菜の品出しの後、様子を見ながら残りの品出しと後片付けをして下さいね!」
みかやん「はい。分かりました。ありがとうございました」
そっか。すっかり忘れていたが日曜の朝だったので、納品もお客さんも少ないハズだ。俄然やる気が出て、5時半から大急ぎで弁当と惣菜の品出しをして、残りの酒の品出しをした。今日という今日は残業しないと絶対間に合わない!と思っていたが、B君と日曜の朝に助けられ、何とか全ての仕事をやり遂げた。
後は8時半までレジだけしてれば良い。物凄い達成感包まれてレジにいると、先日(9月17日の日記)のおつかいの男の子が弟を連れてレジに来た。今日は2人で沢山のおにぎりを抱えていた。
男の子「お姉ちゃん!おはよっす!」
みかやん「おはよう!弟くんかい?」
男の子「うん!弟なんだ」
みかやん「弟くんもお兄ちゃんに似てイケメン君になるね」
男の子「えへへ。そうかな?」
みかやん「うん。イケメン兄弟だね」
男の子「初めてイケメンって言われた〜。てへっ。そんじゃね〜」
男の子は照れまくりで帰っていった。ふふっ、可愛い。大変な一日だったが、最後はおつかいの男の子に癒された。
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