スーパー7日目:不覚にも涙
2004年8月12日22:30-11:57 B番
Oくんの一件で釈然としないまま出勤し、忙しいながらもどんよりと過ごした。怒濤の品出しの間は何もかも忘れて仕事に集中していられて良かった。
朝8時には、もうレジ締めをするばかりの状態で、気楽にレジをしていたものの、レジ締めはまだおぼつかないのであった。8時20分にB君立ち会いのもとレジ締めを始めた。
クレジットの締めヨシ。
過不足ヨシ。
点検レポートヨシ。
ここまでは順調にすすみ、レジ自体のオフラインとオンラインの切り替えを残すのみとなった。9日と同様にレジ締めチェックシートを見ながら作業をし、最後の段階でまた何をするんだったかすっかり綺麗に忘れてしまっていた。するとB君が怒り出した。
B君「こないだもココでつまづきましたよね。あなた、あの時、メモをしたじゃないですか!そのメモを見てくださいよ!」
みかやん「そ、それが書いてませんでした」
B君「あなたがメモをしたのを僕は見てたんですよ!いったいどんなメモなんですか!書いているフリをしているだけのメモなのであれば、何の役にも立ちません。いっそ、どんなメモなのか見てみたいので、今度ゆっくりそのメモ帳を見せて下さい。さ、時間は待ってくれませんし、もう朝晩の人達も出勤しています。早くレジの切り替えを行って下さい」
取り敢えず「確か、こうだったような?」と思える操作をしてみたが、レジはピーピーとエラー音が鳴るばかり。それをB君が苦々しく睨んでいて、いっこうに教えてくれようとはしなかった。やるだけの事はやってみても、レジは切り替わらず途方に暮れる私にB君が激怒した。
B君「もう何時だと思ってるんですか!あなたが覚えて来れば何の問題もないのに、あなたがこの操作を覚えてないばかりに、会社はあなたの為に残業代を支払うんですよ!そうゆう事、考えた事がありますか?あまりにも無益な残業代です。今のこの時間に売上は上がりましたか?基本的に会社は売上の伴う残業しか認めてないんですよ!覚えるのが早いとか遅いの問題じゃなくて、覚える気がないんじゃないですか!」
みかやん「申し訳ありません」
B君「本当に申し訳ないと思っているのであれば、覚えてくるハズです。こないだまでに3回言った事なんですよ。早く締めて下さい。いつまで待たせるんですか!あなたのデパートやコンビニでの経験を店長に買われて入ってきたんですよ!それなのに何ですか!」
ウザい。あまりにもウザい。確かに私が悪い。本当に申し訳ないし大失態だ。しかし、詫びても詫びても説教を続けるB君に、だんだん逆ギレしてきた。「残業代どうこう言うなら、そんなに長々と説教たれんなや!」「こんな不備なチェックシートなら、それこそ意味がない!書きかえとけや!」と思っている間もB君の説教は続いた。
B君「仕方ないですね。ココはこうするんです!もう言いませんからね!とんでもない時間になってしまいました。後は、僕がやるんでさっさとタイムカードきって帰って下さい」
みかやん「申し訳ありませんでした。打刻しないで帰りますから、定時の8時半で付けて下さい。では、お先に失礼しま・・・」
Oくんの一件やら、外道の一件やら、ラブホでの出来事やら、いろんな事が頭をよぎり、自分のふがいなさにも程があり、不覚にも涙が出てきたので、B君に気付かれぬよう背を向けたままロッカーへ走った。するとB君が私を追い掛けてロッカーへ走ってきた。
B君「僕の方こそ言い方がキツくて申し訳ありませんでした」
みかやん「そんな事ないですよ。私が悪いんですから謝らないで下さい」
B君「いや実は僕も物覚えが凄く悪くて・・・。そのくせ、ヒトには言い方がキツくて。ホントすみません。あ、あの。すっかり遅くなりましたので、帰りは送りますから!それとあの。こんなですけど、これからもココでの仕事、続けられそうですか?」
みかやん「はい。こちらこそ、こんなですけど宜しくお願いします」
帰りのB君の車の中では当たり障りのない雑談をしながらも、お互い引きつった笑みを浮かべて、ぎくしゃくとぎこちない会話だった。帰宅すると昼過ぎで、すっかり疲れた。ウザいウザいとは思っていたが、ここまでウザいとは思わなかった。ったく。ウザ男めーーーっ!
Oくんの一件で釈然としないまま出勤し、忙しいながらもどんよりと過ごした。怒濤の品出しの間は何もかも忘れて仕事に集中していられて良かった。
朝8時には、もうレジ締めをするばかりの状態で、気楽にレジをしていたものの、レジ締めはまだおぼつかないのであった。8時20分にB君立ち会いのもとレジ締めを始めた。
クレジットの締めヨシ。
過不足ヨシ。
点検レポートヨシ。
ここまでは順調にすすみ、レジ自体のオフラインとオンラインの切り替えを残すのみとなった。9日と同様にレジ締めチェックシートを見ながら作業をし、最後の段階でまた何をするんだったかすっかり綺麗に忘れてしまっていた。するとB君が怒り出した。
B君「こないだもココでつまづきましたよね。あなた、あの時、メモをしたじゃないですか!そのメモを見てくださいよ!」
みかやん「そ、それが書いてませんでした」
B君「あなたがメモをしたのを僕は見てたんですよ!いったいどんなメモなんですか!書いているフリをしているだけのメモなのであれば、何の役にも立ちません。いっそ、どんなメモなのか見てみたいので、今度ゆっくりそのメモ帳を見せて下さい。さ、時間は待ってくれませんし、もう朝晩の人達も出勤しています。早くレジの切り替えを行って下さい」
取り敢えず「確か、こうだったような?」と思える操作をしてみたが、レジはピーピーとエラー音が鳴るばかり。それをB君が苦々しく睨んでいて、いっこうに教えてくれようとはしなかった。やるだけの事はやってみても、レジは切り替わらず途方に暮れる私にB君が激怒した。
B君「もう何時だと思ってるんですか!あなたが覚えて来れば何の問題もないのに、あなたがこの操作を覚えてないばかりに、会社はあなたの為に残業代を支払うんですよ!そうゆう事、考えた事がありますか?あまりにも無益な残業代です。今のこの時間に売上は上がりましたか?基本的に会社は売上の伴う残業しか認めてないんですよ!覚えるのが早いとか遅いの問題じゃなくて、覚える気がないんじゃないですか!」
みかやん「申し訳ありません」
B君「本当に申し訳ないと思っているのであれば、覚えてくるハズです。こないだまでに3回言った事なんですよ。早く締めて下さい。いつまで待たせるんですか!あなたのデパートやコンビニでの経験を店長に買われて入ってきたんですよ!それなのに何ですか!」
ウザい。あまりにもウザい。確かに私が悪い。本当に申し訳ないし大失態だ。しかし、詫びても詫びても説教を続けるB君に、だんだん逆ギレしてきた。「残業代どうこう言うなら、そんなに長々と説教たれんなや!」「こんな不備なチェックシートなら、それこそ意味がない!書きかえとけや!」と思っている間もB君の説教は続いた。
B君「仕方ないですね。ココはこうするんです!もう言いませんからね!とんでもない時間になってしまいました。後は、僕がやるんでさっさとタイムカードきって帰って下さい」
みかやん「申し訳ありませんでした。打刻しないで帰りますから、定時の8時半で付けて下さい。では、お先に失礼しま・・・」
Oくんの一件やら、外道の一件やら、ラブホでの出来事やら、いろんな事が頭をよぎり、自分のふがいなさにも程があり、不覚にも涙が出てきたので、B君に気付かれぬよう背を向けたままロッカーへ走った。するとB君が私を追い掛けてロッカーへ走ってきた。
B君「僕の方こそ言い方がキツくて申し訳ありませんでした」
みかやん「そんな事ないですよ。私が悪いんですから謝らないで下さい」
B君「いや実は僕も物覚えが凄く悪くて・・・。そのくせ、ヒトには言い方がキツくて。ホントすみません。あ、あの。すっかり遅くなりましたので、帰りは送りますから!それとあの。こんなですけど、これからもココでの仕事、続けられそうですか?」
みかやん「はい。こちらこそ、こんなですけど宜しくお願いします」
帰りのB君の車の中では当たり障りのない雑談をしながらも、お互い引きつった笑みを浮かべて、ぎくしゃくとぎこちない会話だった。帰宅すると昼過ぎで、すっかり疲れた。ウザいウザいとは思っていたが、ここまでウザいとは思わなかった。ったく。ウザ男めーーーっ!
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