ラブホ奮戦記370日目:男だらけ
2004年1月29日0:00-6:00 10部屋掃除+リネン折り+造花拭き
今日はトドとの勤務。出勤した時、従業員通用口の前に2台の車が止まっていた。C班の人の身内がお迎えに来たと思って、軽く会釈をしながら従業員通用口から控え室へ入ると、C班の人は誰もいなかった。今日もイカレRが勝手に人件費削減に燃えて、C班全員を23時上がりさせていた。
イカレR「今日はデリだらけ。表の車2台もデリのお迎えさ」
みかやん「え〜!C班の人の身内と思って、挨拶しちゃったよ」
トド「ウチもや!ぺこぺこ頭下げてもうた。恥ずかしぃわ〜」
イカレR「相手は”ご苦労様”と頭下げたと思ったろうさ」
早速、デリ部屋2つが空いた。これを皮切りに、ずっとデリ部屋の掃除に追われる事になった。デリ部屋が空くと、新たなデリ客が来る。デリ部屋は小一時間くらいで空くので、お客さんの回転が早い。暇な木曜と油断していたら、とんだデリデーになった。8部屋連続掃除をして控え室へ戻ると外道が来た。
外道「煙草の在庫が無くなったので、コンビニまで行ってきます。フロントを見てて欲しいんですが」
みかやん「デリデーのドア作動(デリヘル嬢だけが先に帰る場合、電話応対やドアロック解除は面倒)出来ないから、買物行ってくるよ」
外道「確かにドア作動があるんですけど、行って貰っていいですか?」
トド「ほな、ウチが行くで。車やし」
結局、トドと車で近所のコンビニへ行った。外道が「煙草は領収書を貰って、別に我々3人分の肉まんを買ってきて下さい」と言っていたので、有り難く肉まんを買う事にしたが、100円の肉まん2つと150円のジューシー肉まん2つしかなかった。
トド「外道は100円ので充分や、ウチらは150円のジューシー肉まんやな。働きぶりから言うたらそうなるやろ」
買物の後、トドはホテルの客用玄関から入り、フロントの外道に煙草と領収書と100円肉まんを渡して、私達は控え室でいそいそとジューシー肉まんを頂いた。肉まんを食べている間、モニターが騒がしかった。お客さんが帰る事を知らせる音が鳴り、その部屋のモニター表示が”退室待”になったとたん、お客さんが入室した事を知らせる音が鳴り、同じ部屋のモニター表示が”在室”になる。
これは、お連れの方やデリヘル嬢だけが先に帰る場合、フロントでドアロックを解除したりかけ直したりする為だ。その度にモニターからは「カラス何故鳴くの」「春が来た春が来た」と音が鳴りうるさい。それを6.7回繰り返したのでうるさいし、「カラス何故鳴くの」は私達の出動合図でもあるので、せっかくのジューシー肉まんを食べていると言うのに、立ったり座ったり忙しかった。
「カラス何故鳴くの」の曲が6〜7回鳴ったというのに、1度も出動しなかった。ようやくモニターの音も止まり、落ち着いたと思ったらまた外道が来た。
外道「ようやく落ち着きましたけど、お陰で男だらけのラブホになりました」
トド「みんな先にデリヘルさんを帰して独り寝かいな?」
外道「そうなんです!一気にデリヘルさんが8人帰ったので、野郎1人の部屋が8つも有るんです。今もしも火事だ!地震だ!となったら、野郎ばかりゾロゾロ出て来るんですよ。最悪です」
みかやん「6人位だと思ったら8人だったんだ。モニターがうるさいハズだよね。って事は、掃除した8部屋が、また見事にデリ部屋になってたんだ」
トド「ホンマ見事なデリ総入れ替えやな。こんなん珍しいで!」
外道「嬉しくも有り難くも何ともないです。野郎ばかりのラブホなんて有り得ません」
5時過ぎに男性1人の部屋が2つ空いたので、その掃除をして締めて帰り支度を始めたとたん、モニターから「カラス何故鳴くの」の音が6回鳴り、一気に6部屋空いた。私達は帰る時間なので、フロントへ退勤の打刻に行った。
外道「野郎どもが申し合わせたように6人一斉に帰りました。6部屋ものハギをしなきゃならないです!!だから野郎は嫌いなんですよ」
みかやん「仕方ないよ。みんな、一度家に帰って着替えてから出勤なんじゃないの?」
トド「デリデーはウチらもフロントも忙しい、ゆう事や。しゃあないな」
外道「8時頃まで残りませんか?野郎1人が爆睡してた部屋なんて、臭そうで行く気がしません。とても1人じゃ行けないですよ」
トド&みかやん「帰ります!」
所詮”ハギ”はフロントの人が1人でする事だ。6部屋のハギくらい1人でサクッとやってくれ。
今日はトドとの勤務。出勤した時、従業員通用口の前に2台の車が止まっていた。C班の人の身内がお迎えに来たと思って、軽く会釈をしながら従業員通用口から控え室へ入ると、C班の人は誰もいなかった。今日もイカレRが勝手に人件費削減に燃えて、C班全員を23時上がりさせていた。
イカレR「今日はデリだらけ。表の車2台もデリのお迎えさ」
みかやん「え〜!C班の人の身内と思って、挨拶しちゃったよ」
トド「ウチもや!ぺこぺこ頭下げてもうた。恥ずかしぃわ〜」
イカレR「相手は”ご苦労様”と頭下げたと思ったろうさ」
早速、デリ部屋2つが空いた。これを皮切りに、ずっとデリ部屋の掃除に追われる事になった。デリ部屋が空くと、新たなデリ客が来る。デリ部屋は小一時間くらいで空くので、お客さんの回転が早い。暇な木曜と油断していたら、とんだデリデーになった。8部屋連続掃除をして控え室へ戻ると外道が来た。
外道「煙草の在庫が無くなったので、コンビニまで行ってきます。フロントを見てて欲しいんですが」
みかやん「デリデーのドア作動(デリヘル嬢だけが先に帰る場合、電話応対やドアロック解除は面倒)出来ないから、買物行ってくるよ」
外道「確かにドア作動があるんですけど、行って貰っていいですか?」
トド「ほな、ウチが行くで。車やし」
結局、トドと車で近所のコンビニへ行った。外道が「煙草は領収書を貰って、別に我々3人分の肉まんを買ってきて下さい」と言っていたので、有り難く肉まんを買う事にしたが、100円の肉まん2つと150円のジューシー肉まん2つしかなかった。
トド「外道は100円ので充分や、ウチらは150円のジューシー肉まんやな。働きぶりから言うたらそうなるやろ」
買物の後、トドはホテルの客用玄関から入り、フロントの外道に煙草と領収書と100円肉まんを渡して、私達は控え室でいそいそとジューシー肉まんを頂いた。肉まんを食べている間、モニターが騒がしかった。お客さんが帰る事を知らせる音が鳴り、その部屋のモニター表示が”退室待”になったとたん、お客さんが入室した事を知らせる音が鳴り、同じ部屋のモニター表示が”在室”になる。
これは、お連れの方やデリヘル嬢だけが先に帰る場合、フロントでドアロックを解除したりかけ直したりする為だ。その度にモニターからは「カラス何故鳴くの」「春が来た春が来た」と音が鳴りうるさい。それを6.7回繰り返したのでうるさいし、「カラス何故鳴くの」は私達の出動合図でもあるので、せっかくのジューシー肉まんを食べていると言うのに、立ったり座ったり忙しかった。
「カラス何故鳴くの」の曲が6〜7回鳴ったというのに、1度も出動しなかった。ようやくモニターの音も止まり、落ち着いたと思ったらまた外道が来た。
外道「ようやく落ち着きましたけど、お陰で男だらけのラブホになりました」
トド「みんな先にデリヘルさんを帰して独り寝かいな?」
外道「そうなんです!一気にデリヘルさんが8人帰ったので、野郎1人の部屋が8つも有るんです。今もしも火事だ!地震だ!となったら、野郎ばかりゾロゾロ出て来るんですよ。最悪です」
みかやん「6人位だと思ったら8人だったんだ。モニターがうるさいハズだよね。って事は、掃除した8部屋が、また見事にデリ部屋になってたんだ」
トド「ホンマ見事なデリ総入れ替えやな。こんなん珍しいで!」
外道「嬉しくも有り難くも何ともないです。野郎ばかりのラブホなんて有り得ません」
5時過ぎに男性1人の部屋が2つ空いたので、その掃除をして締めて帰り支度を始めたとたん、モニターから「カラス何故鳴くの」の音が6回鳴り、一気に6部屋空いた。私達は帰る時間なので、フロントへ退勤の打刻に行った。
外道「野郎どもが申し合わせたように6人一斉に帰りました。6部屋ものハギをしなきゃならないです!!だから野郎は嫌いなんですよ」
みかやん「仕方ないよ。みんな、一度家に帰って着替えてから出勤なんじゃないの?」
トド「デリデーはウチらもフロントも忙しい、ゆう事や。しゃあないな」
外道「8時頃まで残りませんか?野郎1人が爆睡してた部屋なんて、臭そうで行く気がしません。とても1人じゃ行けないですよ」
トド&みかやん「帰ります!」
所詮”ハギ”はフロントの人が1人でする事だ。6部屋のハギくらい1人でサクッとやってくれ。
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