今日は休み・必死の介抱の続き
2003年8月6日午前8時に退勤の打刻をしてから忙しくなった。トドが洗濯をしてOくんが濯いだ女性の服を私が乾燥機に入れ、女性をどうするか皆で話し合ったりして、ホテルQを出たのは8時45分だった。いつもなら退勤の打刻をした後、遅くても10分以内にホテルQを出ていた。Oくんに「いい加減帰ろうよ」と何度も催促されたが、そうゆうワケにもいかず、Oくんは完全にグレてしまった。
途中までOくんと一緒に帰った。
Oくん「打刻した後だから残業代も付かないのに、こんなに残業しちゃったよ。みかやんもトドも全然戻って来ないし、次の部屋へ掃除に行った方がいいのか、待ってた方がいいのか、誰からも指示がなかったし。結局、俺が1人メイクして、山ほどあったリネンの返品もして、後片付けも締めもして、疲れたよ」
みかやん「ごめんごめん。でもさすがOちゃんだよ!お疲れ様!あたしだったらきっと、部屋にも入らず、返品も後片付けも締めもまだだったよ。やっぱり男の人がいると頼もしいねえ!Oちゃんじゃなくて、あたしやTさんだったら、まだまだ帰れなかったよ。残ったのがOちゃんで助かったよ〜」
グレた時のOくん対策は心得ている。Oくんはたちまちゴキゲンになった。
Oくん「あっそーお?褒められちゃった。えへへ。ところでその女の人って何歳くらいだったの?」
みかやん「本人は25才だと言い張るんだけど、どう見ても17才か18才なんだ。さっき、洗濯した服を見たら、白のTシャツに白のミニギャザースカートに白の靴下でしょ。部屋の入口にはナイキのスニーカーがあったんだ。絶対、25才のピンサロ嬢の服装じゃないよ」
みかやん「ずっとイジメに遭ってて、親友が17才の時に自殺したと言って泣くの。親友が亡くなってからそんなに経ってないと思うんだ。親友が亡くなってから高校を辞めてピンサロ嬢になったか、もしかしたら今も高校生かも知れないよ」
Oくん「なんか、その子、怖くない?」
みかやん「実際会ったらもっと怖いよ。顔は涙とゲロでドロドロで、首や身体がアザだらけで、手首に自殺未遂の傷だよ。継母に虐待されてるんだって。彼氏の借金返済の為にピンサロで働いてるから、無駄な出費ができなくて継母と妹と暮らしてるって言うんだ。25才だったら妹を連れてとっくに家を出てるでしょ。やっぱり未成年なんだよ。多分、ピンサロ嬢も始めたばかりだと思う」
Oくん「なんか全部が作り話っぽくない?怪しいよ」
みかやん「ずっと一緒に居たからわかるけど、トシ以外の話は本当だと思うよ。人の愛情に飢えてる感じなんだ。あたしに”何でもいいから松浦の曲を歌って”と言うから、ズパッと!のポーズを決めながら歌ったら大笑いされたよ。”松浦の曲”と言うあたりが、お子ちゃまでしょ?」
みかやん「で、あたしとトドの手を握りながら”お姉さん達と一緒に暮らしたい!料理も掃除も何でもしますから、一緒に暮らして下さい”って言うんだ。切羽詰まってる感じなの。普通、初対面の他人に言わないし、現実的に無理でしょ。本当に逃げ出したいような状況下にいると思うんだ」
Oくん「ヤケになって大酒飲んで男に弄ばれて、シッコたれてゲロ吐いて。。。最悪じゃん!」
みかやん「本人が子供だから仕方ないんだよ。周りにもちゃんとした大人が居ないし。さすがにトドもあたしも”ほっとけない”と思ったけど、どうする事もできなくて。ただ話を聞いてたんだ」
Oくん「女同士だと情にほだされちゃうんだよね。何で2人とも戻って来ないんだろう?と思ってたよ。所詮、客とラブホ従業員なんだから、もっと事務的に接すれば良かったんだよ」
みかやん「そうは言っても、現場で本人を目の前にしたら事務的に出来なかったって。トドの娘さんは18才でしょ?トドなんか母親のように接してたよ。凄く頼もしくて優しかったよ。見直したもん」
Oくん「でも俺等の仕事はあくまでもベッドメイクなんだから、部屋が空いたら戻ってくれなきゃ!結局、どうする事もできないわけでしょ。それなら中途半端な同情はしない方がいいよ」
みかやん「まあ確かにね。ごめんなさい」
Oくん「その人、今迄は他人に話せないでいたんだろうさ。ゲロや胸の内を吐き出してスッキリしたんじゃない」
みかやん「だといいけど。ほんじゃ、あたし今夜休みだから、トドにその子がどうなったか聞いといてね」
Oくん「はいよ。ほんじゃお疲れした〜」
帰宅後、爆睡した。
途中までOくんと一緒に帰った。
Oくん「打刻した後だから残業代も付かないのに、こんなに残業しちゃったよ。みかやんもトドも全然戻って来ないし、次の部屋へ掃除に行った方がいいのか、待ってた方がいいのか、誰からも指示がなかったし。結局、俺が1人メイクして、山ほどあったリネンの返品もして、後片付けも締めもして、疲れたよ」
みかやん「ごめんごめん。でもさすがOちゃんだよ!お疲れ様!あたしだったらきっと、部屋にも入らず、返品も後片付けも締めもまだだったよ。やっぱり男の人がいると頼もしいねえ!Oちゃんじゃなくて、あたしやTさんだったら、まだまだ帰れなかったよ。残ったのがOちゃんで助かったよ〜」
グレた時のOくん対策は心得ている。Oくんはたちまちゴキゲンになった。
Oくん「あっそーお?褒められちゃった。えへへ。ところでその女の人って何歳くらいだったの?」
みかやん「本人は25才だと言い張るんだけど、どう見ても17才か18才なんだ。さっき、洗濯した服を見たら、白のTシャツに白のミニギャザースカートに白の靴下でしょ。部屋の入口にはナイキのスニーカーがあったんだ。絶対、25才のピンサロ嬢の服装じゃないよ」
みかやん「ずっとイジメに遭ってて、親友が17才の時に自殺したと言って泣くの。親友が亡くなってからそんなに経ってないと思うんだ。親友が亡くなってから高校を辞めてピンサロ嬢になったか、もしかしたら今も高校生かも知れないよ」
Oくん「なんか、その子、怖くない?」
みかやん「実際会ったらもっと怖いよ。顔は涙とゲロでドロドロで、首や身体がアザだらけで、手首に自殺未遂の傷だよ。継母に虐待されてるんだって。彼氏の借金返済の為にピンサロで働いてるから、無駄な出費ができなくて継母と妹と暮らしてるって言うんだ。25才だったら妹を連れてとっくに家を出てるでしょ。やっぱり未成年なんだよ。多分、ピンサロ嬢も始めたばかりだと思う」
Oくん「なんか全部が作り話っぽくない?怪しいよ」
みかやん「ずっと一緒に居たからわかるけど、トシ以外の話は本当だと思うよ。人の愛情に飢えてる感じなんだ。あたしに”何でもいいから松浦の曲を歌って”と言うから、ズパッと!のポーズを決めながら歌ったら大笑いされたよ。”松浦の曲”と言うあたりが、お子ちゃまでしょ?」
みかやん「で、あたしとトドの手を握りながら”お姉さん達と一緒に暮らしたい!料理も掃除も何でもしますから、一緒に暮らして下さい”って言うんだ。切羽詰まってる感じなの。普通、初対面の他人に言わないし、現実的に無理でしょ。本当に逃げ出したいような状況下にいると思うんだ」
Oくん「ヤケになって大酒飲んで男に弄ばれて、シッコたれてゲロ吐いて。。。最悪じゃん!」
みかやん「本人が子供だから仕方ないんだよ。周りにもちゃんとした大人が居ないし。さすがにトドもあたしも”ほっとけない”と思ったけど、どうする事もできなくて。ただ話を聞いてたんだ」
Oくん「女同士だと情にほだされちゃうんだよね。何で2人とも戻って来ないんだろう?と思ってたよ。所詮、客とラブホ従業員なんだから、もっと事務的に接すれば良かったんだよ」
みかやん「そうは言っても、現場で本人を目の前にしたら事務的に出来なかったって。トドの娘さんは18才でしょ?トドなんか母親のように接してたよ。凄く頼もしくて優しかったよ。見直したもん」
Oくん「でも俺等の仕事はあくまでもベッドメイクなんだから、部屋が空いたら戻ってくれなきゃ!結局、どうする事もできないわけでしょ。それなら中途半端な同情はしない方がいいよ」
みかやん「まあ確かにね。ごめんなさい」
Oくん「その人、今迄は他人に話せないでいたんだろうさ。ゲロや胸の内を吐き出してスッキリしたんじゃない」
みかやん「だといいけど。ほんじゃ、あたし今夜休みだから、トドにその子がどうなったか聞いといてね」
Oくん「はいよ。ほんじゃお疲れした〜」
帰宅後、爆睡した。
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