ラブホ奮戦記136日目:新人婆さん登場
2003年3月14日※大変ご無沙汰しております。皆様への秘密は次の休みの時に。
※ご挨拶が遅れておりました。ひでさん、如月 蘭さん、つきみさん、ユキイチゴさん、らべーじゃさん、ゆいさん、シェルティさん、Ysmanさん、女王ユウキさん、ぜんこさん、F-Lanceさん、清狼さん、未完成人さん、お気に入り登録ありがとうございます。只今、満員御礼状態ですのでこちらからのお気に入り登録は、も少しお待ち下さい。皆様の日記は毎日チェックさせて頂いております。
0:00-6:00 14部屋掃除
今日はHさんとNさんとの勤務。改装工事中のホテルPの深夜勤務の人が新人研修に来る事になった。この道数十年の70才近い婆さんだ。HさんやNさんより年上なので二人とも緊張していたし、私も「最初が肝心だからナメられないように」と言われていた。
婆さんはジャージにエプロンで、首に手ぬぐいを巻きパンチパーマだった。小柄でヨボヨボの婆さんを想像していたのに、背が高く体格も良いしトド顔で恐い。Hさんが教育係になりベッドメイクを仕込んだ。ホテルPではろくにベッドメイクをしていなかったのと、高齢の為一度に沢山の事を覚えられないとの事で、本人の希望もあり暫くは風呂係専門になった。風呂係を一手に引き受けてくれるなんて願ってもない事だ。意外といい婆さんかも?
「最初が肝心」という事なので、控え室でも無言でリネンを折ったり、掃除をしたりして忙しいフリをした。Nさんはニコチン切れで、私は空腹で倒れそうだったが休憩はしなかった。ずっと風呂係でそろそろ弱ってもいいハズの婆さんが、やたらと元気だ。なんて達者な婆さんなんだ。伊達にこの道数十年ではない。
女三人勤務の時は何故か生理のお客さんが多いが、今日は女4人だ。いつにも増して生理の”日の丸部屋”が多く、部屋数を重ねる毎に血の量も増し、朝になって入った最後の部屋はまさに血の惨劇状態だった。枕カバー、布団カバー、ベッドカバー、バスタオル、バスローブが全て血まみれで、シーツを広げると特大の日本国旗になるような血のシミが付いていた。過去最高の血の量だ。尋常ではない。
Nさん「なんぼなんでもコレだらしどいわ。目眩する」
Hさん「今頃、貧血になってるんじゃないかしら」
Nさん「生理と言うより下血や流産かなんかでないの?」
Hさん「まさか!殺傷事件とか殺人未遂?」
Nさん「いんやまさが。そえば前にトドが”若い頃、シッコみたいに生理の血がジャージャー出て止まらなかった事があった”って言ってだべさ。それでないべが?」
Hさん「で、原因は何だったの?何の病気?」
Nさん「忘れだ。トドの話なんか覚えでないわ」
私は話を聞きながら血まみれのリネン類をビニール袋へ入れる作業をしていた。バスローブをたたもうとしたら、何かがバスローブの中からゴロンと床に落ちた。
Hさん「うわぁ!何それ?おむつ?」
みかやん「多い人用のショーツ型ナプキンです」
Nさん「へえぇ。今、すったら物あるの?どれっ」
HさんもNさんもショーツ型ナプキンに興味津々だった。そこへ婆さんが風呂掃除を終えて出てきた。
婆さん「あぁ。パンツ型のナプキン?」
Hさん「・・そ、そうよ」
婆さん「最近たまに見かけるよね?」
Nさん「・・ん、んだね」
婆さんが帰ってからNさんがボヤいた。
Nさん「なんで婆さんがあのナプキンの事知ってるのさ。とっくにアガって生理なんか関係ないべさね」
Hさん「なかなか侮れないし抜け目のない婆さんよね。噂以上に手強いわ」
Nさん「今日なんか休憩もしてないし、わち疲れたわ。婆さん1人の為にゆるぐない思いした」
Hさん「でもね。改装オープン迄の短い期間で、婆さんにココと同じレベルの仕事が出来るように仕込まなきゃなんないの。お喋りな婆さんのペースに呑まれて仲良しこよししてたら、仕事も教えにくくなるし婆さんも仕事を覚えないでしょ。婆さんがホテルPに戻って”ホテルQで研修してたのに。ホテルQのメイクも大した事ないな”と言われたらイヤでしょ。だから最初が肝心なの。私達が毅然とした態度でいると、婆さんもお喋りし過ぎたり、一番年上だからって好き勝手な事できないでしょ。あの婆さんにココでのさばられても困るから、Nさんもみかやんもしっかりね」
Nさん&みかやん「は〜い」
12部屋もの風呂掃除をしてピンピンしている達者な婆さんだ。既に弱音を吐いている私達の方が先に参ってしまいそうだ。
※ご挨拶が遅れておりました。ひでさん、如月 蘭さん、つきみさん、ユキイチゴさん、らべーじゃさん、ゆいさん、シェルティさん、Ysmanさん、女王ユウキさん、ぜんこさん、F-Lanceさん、清狼さん、未完成人さん、お気に入り登録ありがとうございます。只今、満員御礼状態ですのでこちらからのお気に入り登録は、も少しお待ち下さい。皆様の日記は毎日チェックさせて頂いております。
0:00-6:00 14部屋掃除
今日はHさんとNさんとの勤務。改装工事中のホテルPの深夜勤務の人が新人研修に来る事になった。この道数十年の70才近い婆さんだ。HさんやNさんより年上なので二人とも緊張していたし、私も「最初が肝心だからナメられないように」と言われていた。
婆さんはジャージにエプロンで、首に手ぬぐいを巻きパンチパーマだった。小柄でヨボヨボの婆さんを想像していたのに、背が高く体格も良いしトド顔で恐い。Hさんが教育係になりベッドメイクを仕込んだ。ホテルPではろくにベッドメイクをしていなかったのと、高齢の為一度に沢山の事を覚えられないとの事で、本人の希望もあり暫くは風呂係専門になった。風呂係を一手に引き受けてくれるなんて願ってもない事だ。意外といい婆さんかも?
「最初が肝心」という事なので、控え室でも無言でリネンを折ったり、掃除をしたりして忙しいフリをした。Nさんはニコチン切れで、私は空腹で倒れそうだったが休憩はしなかった。ずっと風呂係でそろそろ弱ってもいいハズの婆さんが、やたらと元気だ。なんて達者な婆さんなんだ。伊達にこの道数十年ではない。
女三人勤務の時は何故か生理のお客さんが多いが、今日は女4人だ。いつにも増して生理の”日の丸部屋”が多く、部屋数を重ねる毎に血の量も増し、朝になって入った最後の部屋はまさに血の惨劇状態だった。枕カバー、布団カバー、ベッドカバー、バスタオル、バスローブが全て血まみれで、シーツを広げると特大の日本国旗になるような血のシミが付いていた。過去最高の血の量だ。尋常ではない。
Nさん「なんぼなんでもコレだらしどいわ。目眩する」
Hさん「今頃、貧血になってるんじゃないかしら」
Nさん「生理と言うより下血や流産かなんかでないの?」
Hさん「まさか!殺傷事件とか殺人未遂?」
Nさん「いんやまさが。そえば前にトドが”若い頃、シッコみたいに生理の血がジャージャー出て止まらなかった事があった”って言ってだべさ。それでないべが?」
Hさん「で、原因は何だったの?何の病気?」
Nさん「忘れだ。トドの話なんか覚えでないわ」
私は話を聞きながら血まみれのリネン類をビニール袋へ入れる作業をしていた。バスローブをたたもうとしたら、何かがバスローブの中からゴロンと床に落ちた。
Hさん「うわぁ!何それ?おむつ?」
みかやん「多い人用のショーツ型ナプキンです」
Nさん「へえぇ。今、すったら物あるの?どれっ」
HさんもNさんもショーツ型ナプキンに興味津々だった。そこへ婆さんが風呂掃除を終えて出てきた。
婆さん「あぁ。パンツ型のナプキン?」
Hさん「・・そ、そうよ」
婆さん「最近たまに見かけるよね?」
Nさん「・・ん、んだね」
婆さんが帰ってからNさんがボヤいた。
Nさん「なんで婆さんがあのナプキンの事知ってるのさ。とっくにアガって生理なんか関係ないべさね」
Hさん「なかなか侮れないし抜け目のない婆さんよね。噂以上に手強いわ」
Nさん「今日なんか休憩もしてないし、わち疲れたわ。婆さん1人の為にゆるぐない思いした」
Hさん「でもね。改装オープン迄の短い期間で、婆さんにココと同じレベルの仕事が出来るように仕込まなきゃなんないの。お喋りな婆さんのペースに呑まれて仲良しこよししてたら、仕事も教えにくくなるし婆さんも仕事を覚えないでしょ。婆さんがホテルPに戻って”ホテルQで研修してたのに。ホテルQのメイクも大した事ないな”と言われたらイヤでしょ。だから最初が肝心なの。私達が毅然とした態度でいると、婆さんもお喋りし過ぎたり、一番年上だからって好き勝手な事できないでしょ。あの婆さんにココでのさばられても困るから、Nさんもみかやんもしっかりね」
Nさん&みかやん「は〜い」
12部屋もの風呂掃除をしてピンピンしている達者な婆さんだ。既に弱音を吐いている私達の方が先に参ってしまいそうだ。
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