0:00-9:00 9部屋掃除

今日はNさんとOくんとの勤務。昨日とはうって変わって暇な気配。いつもは遅い人の掃除を手伝ってすみやかに退室するのに、今日は掃除が終わった順に客用ソファーに座ってまったり過ごした。掃除の途中にI氏が売れた飲み物の補充を持ってきた。Nさんと何かコソコソと打ち合わせのような事をしていたようだった。

みかやん「ちょっと!Oちゃん!何だろ?あの二人」

Oくん「逢い引きの約束でもしてるんじゃないの」

控え室にI氏が来た。手には小さめの雑巾を3枚持っていた。申し合わせたようにNさんが立ち上がり洗剤を持って「ちょっとイイトコロに行ってくるからね〜」と言って、二人で連れ立ってどこかへ行ってしまった。

みかやん「何?なんなの?イイトコロってどこ?」

Oくん「洗剤と雑巾を持ってたからどっか掃除に行ったんだよ」

みかやん「だ、だよね〜。あはは。変な想像しちゃったよ」

Oくん「実は変な事しちゃってたりして。あははは。無いって!」

控え室でOくんといろんな話をしながら二人の帰りを待っていたものの、30分経っても帰って来ない。モニターを見ると223号室に30分入ったままだ。さすがにドキドキしてきた。

みかやん「223号室に掃除に30分もかかる所ある?」

Oくん「無いよね。まさに最中かも?ああぁ想像すると怖い」

更に20分程経ってようやく二人が控え室に戻って来た。

Nさん「いや〜ん。ごめんねぇ。I氏ったらしつこくって」

みかやん「へっ?」

I氏「いや〜もう、久しぶりだったものですから」

Oくん「はぁっ?」

Nさん「ベッド使うわけにいかないからソファーの上でね。アハハ」

みかやん「あ、あはははは」

I氏「ちゃんとソファーは綺麗に拭いて帰ってきましたよ。あはは」

Oくん「あはは、あはははは」

二人がご機嫌で笑いながら話すので、つられて私とOくんも笑うが私達の笑いは完全に乾いた笑いだった。

Nさん「アンタ達が後で見に行って”こんな物が落ちてました。何ですか?”と聞かれても困るから丁寧に掃除してきたよ」

I氏「毛の1本も見落とさないようコロコロ(絨毯用粘着シート)をかけてきました。所用時間は短かったんですけど、後始末が大変で」

Nさん「そうだのさ変な物、付いてても困るからソファーも丁寧に拭いてソファーの周りも全部見てきた」

みかやん「Oちゃん、どうする?たすけて〜〜〜」

Oくん「俺も助けて〜〜。ココから逃げ出したい〜」

I氏「風呂も使うわけにいかないので、雑巾を持参したんですよ」

Nさん「I氏ったら雑巾を3枚しか持って来ないんだもの」

I氏「もう若くないので3枚程度で足りるかな?と思ったんですよ」

Nさん「やっぱりシャワー浴びて風呂掃除すれば良かったね」

みかやん「もう勘弁してください〜。椅子から転げ落ちそうです〜」

Oくん「俺も、もう失神寸前っすよ。よそでやって下さいよ」

Nさん「わちらなんか、あんただぢがココで何しててもいいように気ぃ使ってゆっくりしてたんだよ」

I氏「そうですよ。若い二人の邪魔しちゃいけないと思って、早く終わっちゃ悪いと老体にムチ打って頑張りましたよ。あはははは」

Oくん「冗談めかして言ってるけど本当なんだよ、みかやん」

みかやん「あたしもそう思う。絶対事実なんだよ、Oちゃん」

Oくん「うわ〜〜〜〜っ」

みかやん「きゃーーーーーっ」

I氏&Nさん「あっはっはっは」

この後、私もOくんもI氏とNさんとは恥ずかしくて目を合わせられなくなった。次の休憩でOくんは眠りについた。私もドッと疲れて眠ろうとしてふとOくんを見ると、ヨダレを垂らして眠っていた。

Nさん「I氏が刺激的な事を言うから耐えられなくなってヨダレ垂らしてるっしょ」

I氏「だってNさんが先にバラしちゃったからですよ。あはははは」

結局、冗談なのか事実なのかよくわからなかった。223号室でI氏とNさんは小一時間も何をしていたのだろう???

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