朝、非常に中途半端な時間に仕事が終わった。

6時に帰れなかったら何故9時になるのか、I氏はよくわからなかったそうだ。朝5時半頃に空室が6室あったら問題なく6時で帰れるが、会社の規定で朝6時まで働いたら6時から7時までは無給の休憩時間となる。かと言って6時から7時まで休憩できるか?と言ったら帰るお客さんのラッシュで休んでなんかいられない。

もしも7時で帰ったら忙しい6時〜7時までの時間をタダ働きした事になる。8時に終わっても少し損した気分だけど、9時なら残業代が2時間付くのでまぁいいかと思う。そんなわけで帰る時間は必ず朝6時か9時なのに、I氏の勘違いに怒るHさんだった。

で、仕事が終わったのは7時半。あまりにも中途半端だ。まっすぐ昼の会社へ行くには早すぎるし、一度帰宅しても仮眠もとれずすぐ昼の会社へ行かねばならない。ホテルQからわりと近いOくんの家でまったり休む事にした。Oくんの家は一昨日、大掃除をしたばかりで快適らしい。

ところが玄関を開けると今日も脱いだままのパンツが放置されていた。前回同様こんな家のロフトは見るのもおぞましい!と思ったら、ロフトは意外にも広くて綺麗だった。

ロフトにあったギターでGLAYの曲を弾いて歌ってくれた。歌が上手いのは知っていたがギターも私より上手くて、かなり悔しかった。家に帰ったら死んだ気になってギターの練習をしようと思った。最近はギターを弾く時間もなくて私のレスポール君が可愛そうだ。

街へ出かけるOくんと一緒に家を出て私は昼の会社へ向かった。今夜は7時半からプチ新年会だが一度家に帰る時間がない。ラブホ帰りのままの状態で、顔も洗わず散々掃除をした汗臭い服を着てススキノへ直行しなければならない。まだ女は捨ててないし新年早々こんな姿で友達に会えないわよ!と昼の会社をズル早退した。

帰宅して少しだけ寝てから掃除して洗濯して、たっぷりとおめかしして出かけようと思っていたのに、寝て起きたらすぐ家を出なければならない時間だった。化粧もそこそこに大慌てで出かけた。最近一事が万事この調子だ。どうにも寝過ごしてしまって何も出来ない。このところの己の体たらくには自分でも閉口してしまう。

居酒屋・根で夫と親友M君と友人BD君と乾杯した。4人とも赤黒サポなのでサッカーの話で大いに盛り上がるも、私はいくら飲んでも酔えなかったし話にも乗れなかった。

そもそも女というものは、髪が決まらないとか化粧が冴えないとか服装が微妙にイケテナイというだけで、気分が乗らなかったりするものだ。今日の私はその三拍子が揃っている。寝坊してとるものもとりあえず家を出た。

最近ずっと、起きたい!でも起きれない!のジレンマに陥っている。かと言って貴重な起きている時間を有意義に過ごしているわけでもないのに、眠っていた時間がもったいなくてたまらない。毎日自己嫌悪に苛まれ何も手に付かない。今日だって会社をズル早退までして何やってんだか、自分。

二次会のカラオケ屋さんでは
「アホだな〜」
「それがどうしたアホだよ」
「アホだなお前女を追っかけ回してまたドジしてる〜」
と、みんなで熱唱してなんとか気分を盛り上げた。

帰り道でまた落ち込む私を友人BD君が懸命に盛り立ててくれた。
「みっかやん!可愛いよ♪俺さ、今みかやんの事知らなくても街でみかやんを見かけたら”あっ可愛い♪”って絶対声かけるよ」「俺さ、みかやんのファンクラブ作ろうと思ってるんだ」等とまるでイタリア人男性のように私を褒め称えてくれる。有り難い事だ。

「でも最近のあたしは、かくかくしかじかこうこうで最低なんだよ」と言っても「みかやんはぜんっぜんっそんな事ないよ!本当に可愛い人だよ」と地下街を手を繋ぎながら一生懸命になだめてくれた。前を歩いていた夫と親友M君との距離が離れすぎたので慌てて駆け寄り大通りで解散した。

友人BD君は帰宅後私が眠るまで
「あんまり気にせんと。わしもだめだー」
「あまり最低とか言わないでー。俺も最低度だったら酷いで」
「ゆっくり飲みたいです。味方が一人います」
「今日はおやすみー」
とメールを送り続けてくれた。

しっかりしなきゃ!
私の周りには私にはもったいような夫や素晴らしい友人達がいる。

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