ラブホ奮戦記61日目:コンビニBOX
2002年11月27日 らぶほ1夫が休みだったので昼の会社から帰ると、焼肉の用意ができていた。先に焼きうどんや焼きそばを食べたので、牛肉を少ししか食べられなかった。しかし牛肉は1パック170円の激安の物だった。これも結婚記念日第三弾と言えなくもないが、あまりにもあまりにも、こっこさんの結婚記念日とは違い過ぎる。
0:00-6:00 10室掃除
今日は先輩Hさんと新人Oくんとの勤務。新人Oくんの実家から帰省命令が出たそうで、「帰りたくない」と落ち込んでいた。今すぐではないが、実家へ帰って母親の面倒を見なければならないそうだ。なんとなく私も急に寂しくなった。
新人Oくん「例の俺の姉ちゃんから電話がきて”子供が2年後に小学校へ入学するから、小学校は夫の単身赴任先の東京で入学させたいから家を出て東京へ行くよ。その時はお前が函館に戻って母さんの面倒を見るんだよ”って言われたんすよ。こっちで就職探そうと思ってたのに帰んなきゃなんないんすよ。函館で就職なんかあるんすかね。俺、帰りたくないっすよ」
みかやん。「だったらお母さんを札幌へ呼ぶとか?でもうちの母親も函館に一人で住んでるけど、長年住み慣れた函館を離れたがらないんだよね。それと札幌でも就職厳しいのに函館だったらもっと厳しいと思うよ」
新人Oくん「俺が結婚してて家に嫁でもいれば母さんを呼ぼうかとも思いますけど、今、俺んちへ呼んでもどーにもなんないじゃないすか。だったら俺に嫁と就職を紹介してくださいよ」
みかやん。「そんなの自分で探しなさい!そもそもお母さんが”帰ってきて欲しい”と言ってるのかい?うちの母親は”わっちはまだまだあんただぢの世話にはならないよ”とか言ってるけど」
新人Oくん「姉ちゃんが母さんの事を心配して言ってると思うんすよ。母さんはまだバリバリ仕事してるんで、どう思ってるのか???」
みかやん。「一度函館へ帰って家族会議して来たら?」
新人Oくん「函館へ行って帰ってくる金、無いっすよ」
みかやん。「ピンサロへ行く金があるのに親の顔を見に行く金が無いとは何事だい!」
新人Oくん「それがその。あの。。。でも俺、ホント帰りたくないっす〜」
いつもニコニコの新人Oくんが暗い表情をしていたので、なんとなく声をかけにくくなった。今日はフロントJ氏に増やされた仕事のコンビニボックス掃除をする日だった。
コンビニボックスというのはラブホにあるエログッズの販売機や飲み物や食べ物の販売機の事だ。商品を一つずつ取り出して中を拭く作業をした。新人Oくんとペアになって、新人Oくんはエログッズの方を私は飲み物と食べ物の方の拭き掃除をして、先輩Hさんはその間に部屋の点検をする事になった。
新人Oくんと並んで座って黙々と拭き掃除。新人Oくんはエログッズを自販機から出したら、商品がどの向きで入っていたか、わからなくなったようだ。
新人Oくん「あれ?このバイブって電池の方が上なんでしたっけ?」
みかやん。「そうそう、ローターもそうだけどバイブも電池が上で商品が下になるように置くんだよ」
新人Oくん「そっか、バイブはちん○んが上に反るように置けばいいんすね。俺と同じだから覚え易いや」
みかやん。「何、言ってんだか」
新人Oくん「俺は若いからもっと反りますけどね」
みかやん。「見たわけじゃないから、わかんないけどね」
新人Oくん「でも見せませんよ」
みかやん。「見ませんよっ!」
こんな調子でコンビニボックス掃除で5部屋回った。その間にいつもの新人Oくんに戻ってくれたような気もしたが、ふとした時に見せる寂しげな表情を見て私も寂し〜くなった。
いつまでここで新人Oくんと一緒に働けるんだろう?「美人で優しくて素敵な先輩だった」(←爆)と新人Oくんの記憶にずっと残るようないい先輩でいようと思いながら、新人Oくんと通路のモップがけをした。
新人Oくん「俺が函館帰ったら寂しくて泣いちゃうでしょ?」
みかやん。「うん。そうかも」
新人Oくん「えっ”何言ってんの!”とか言わないんすか?」
みかやん。「うん。言わない」
新人Oくん「調子狂うじゃないすか!変ですよ」
みかやん。「変とは何さ!変な人に変って言われたくないねっ!」
新人Oくん「あ〜。俺、やっぱり帰りたくないっす〜」
「美人で優しくて素敵な先輩」というのは私には到底無理な話だ。
0:00-6:00 10室掃除
今日は先輩Hさんと新人Oくんとの勤務。新人Oくんの実家から帰省命令が出たそうで、「帰りたくない」と落ち込んでいた。今すぐではないが、実家へ帰って母親の面倒を見なければならないそうだ。なんとなく私も急に寂しくなった。
新人Oくん「例の俺の姉ちゃんから電話がきて”子供が2年後に小学校へ入学するから、小学校は夫の単身赴任先の東京で入学させたいから家を出て東京へ行くよ。その時はお前が函館に戻って母さんの面倒を見るんだよ”って言われたんすよ。こっちで就職探そうと思ってたのに帰んなきゃなんないんすよ。函館で就職なんかあるんすかね。俺、帰りたくないっすよ」
みかやん。「だったらお母さんを札幌へ呼ぶとか?でもうちの母親も函館に一人で住んでるけど、長年住み慣れた函館を離れたがらないんだよね。それと札幌でも就職厳しいのに函館だったらもっと厳しいと思うよ」
新人Oくん「俺が結婚してて家に嫁でもいれば母さんを呼ぼうかとも思いますけど、今、俺んちへ呼んでもどーにもなんないじゃないすか。だったら俺に嫁と就職を紹介してくださいよ」
みかやん。「そんなの自分で探しなさい!そもそもお母さんが”帰ってきて欲しい”と言ってるのかい?うちの母親は”わっちはまだまだあんただぢの世話にはならないよ”とか言ってるけど」
新人Oくん「姉ちゃんが母さんの事を心配して言ってると思うんすよ。母さんはまだバリバリ仕事してるんで、どう思ってるのか???」
みかやん。「一度函館へ帰って家族会議して来たら?」
新人Oくん「函館へ行って帰ってくる金、無いっすよ」
みかやん。「ピンサロへ行く金があるのに親の顔を見に行く金が無いとは何事だい!」
新人Oくん「それがその。あの。。。でも俺、ホント帰りたくないっす〜」
いつもニコニコの新人Oくんが暗い表情をしていたので、なんとなく声をかけにくくなった。今日はフロントJ氏に増やされた仕事のコンビニボックス掃除をする日だった。
コンビニボックスというのはラブホにあるエログッズの販売機や飲み物や食べ物の販売機の事だ。商品を一つずつ取り出して中を拭く作業をした。新人Oくんとペアになって、新人Oくんはエログッズの方を私は飲み物と食べ物の方の拭き掃除をして、先輩Hさんはその間に部屋の点検をする事になった。
新人Oくんと並んで座って黙々と拭き掃除。新人Oくんはエログッズを自販機から出したら、商品がどの向きで入っていたか、わからなくなったようだ。
新人Oくん「あれ?このバイブって電池の方が上なんでしたっけ?」
みかやん。「そうそう、ローターもそうだけどバイブも電池が上で商品が下になるように置くんだよ」
新人Oくん「そっか、バイブはちん○んが上に反るように置けばいいんすね。俺と同じだから覚え易いや」
みかやん。「何、言ってんだか」
新人Oくん「俺は若いからもっと反りますけどね」
みかやん。「見たわけじゃないから、わかんないけどね」
新人Oくん「でも見せませんよ」
みかやん。「見ませんよっ!」
こんな調子でコンビニボックス掃除で5部屋回った。その間にいつもの新人Oくんに戻ってくれたような気もしたが、ふとした時に見せる寂しげな表情を見て私も寂し〜くなった。
いつまでここで新人Oくんと一緒に働けるんだろう?「美人で優しくて素敵な先輩だった」(←爆)と新人Oくんの記憶にずっと残るようないい先輩でいようと思いながら、新人Oくんと通路のモップがけをした。
新人Oくん「俺が函館帰ったら寂しくて泣いちゃうでしょ?」
みかやん。「うん。そうかも」
新人Oくん「えっ”何言ってんの!”とか言わないんすか?」
みかやん。「うん。言わない」
新人Oくん「調子狂うじゃないすか!変ですよ」
みかやん。「変とは何さ!変な人に変って言われたくないねっ!」
新人Oくん「あ〜。俺、やっぱり帰りたくないっす〜」
「美人で優しくて素敵な先輩」というのは私には到底無理な話だ。
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