ラブホ奮戦記46日目:ホテルLのフロントJ氏
2002年11月3日 らぶほ10:00-9:00 12室掃除
今日は先輩Sさんと新人Oくんとの三人勤務。新人Oくんがいてくれるので、昨日と比べると気持ち的にかなりラクだ。
1室目で新人Oくんとベッドを組んだ。ベッドの枕元に使用済みスキンが2個置いてあって、いつものように新人Oくんが速やかに取って捨ててくれた。新しいシーツを広げると、頭の方の中央部分に陰毛があったので、それを取ろうとベッドの枕元に手を付いたとたん、ズルッと手元が滑ってベッドに突っ伏してしまった。
新人Oくんに助け起こされ自分の手を見ると、枕元にあったスキンからこぼれた白子が付いていた。
みかやん。「げーーっ!手に白子付いちゃったよーん(涙)」
新人Oくん「あっじゃあ妊娠ですね(笑)」
みかやん。「なんでー!イヤだよ!じゃあ認知してー(笑)」
新人Oくん「俺のDNAとは違うと思うんですよね(笑)」
みかやん。「えーん。父親のわからない子なんてイヤー(笑)」
「はい、はい(笑)」と言って、新人Oくんが私の手に付いた白子をティッシュで拭き取ってくれた。相変わらず新人Oくんは優しくて明るくてホッとする。
突然だがフロントS氏が辞める事になった。元々昼は塾経営をしているそうだが、人柄と面白トークが評判になって、フリースクールやダンス教室、演劇サークル、カラオケ教室などの特別講師の依頼が激増したらしい。急遽、フロント係を募集したものの、フロントの新人I氏は高齢の為か覚えが悪く使えない。
それで今日から姉妹店のホテルLからフロントJ氏が助っ人として来てくれた。
フロントJ氏は30代で、ホテルQグループのフロント陣の中でも最年少だそうだ。新人の頃にホテルQで3週間ほど研修をした経験があるので、彼が助っ人に選ばれたという事だ。先輩Sさんはその3週間、フロントJ氏と一緒に仕事をしたそうだ。
先輩Sさん「Jさんてな奥さんも子供もいてるんやけど、めっちゃ男前やねん。普段は優しいんやけど、仕事には真面目で厳しくて男らしいねん。まるっきりウチの好みやねん。でもどうせ、みかやんに持ってかれるんやろなぁ」
みかやん。「へ?私が持って行くってなんですか?」
そこへ備品の補充にフロントJ氏が備品室へ来た。先輩Sさんは一目散にフロントJ氏の元へ走って行った。何やらずっと2ショットで話し込んでいた。控え室に新人Oくんと2人になった。
新人Oくん「カッ、カラオケ、俺とタイマンでいいんすか?」
みかやん。「友達呼べって言われても男友達しかいないんだよね」
新人Oくん「俺は別にタイマンでいいんすよ。いつにします?」
みかやん。「Oちゃんの方が仕事大変だから合わせるよ」
新人Oくん「じゃ空いてる日をまとめて俺にメールして下さい」
みかやん。「あっそうだね。そうするわ」
と話していた所へ先輩SさんがフロントJ氏を連れてきた。確かに若い頃は可愛かっただろうと思える顔立ちの人だ。見るからに”マイホームパパ”って感じの暖かくて優しいオーラを放っていた。オープンして2ヶ月経っても新しいので、ホテルLは毎日大忙しらしい。挨拶代わりに珍しいお客さんの話をしてくれた。
ホテルLにはメンバーズカードがあって、10回の来店で10%引き、15回の来店で15%引き、20回の来店で20%引きになり、メンバーの方が申請した記念日や誕生日には30%引きの利用料金になるとの事だ。9月1日にオープンして以来、毎日休まず宿泊に来るお客さんがいて、顧客チェックをかけると来店回数60数回、支払金額60万円以上になっているそうだ。何故毎日来るのか?2人は夫婦なのか不倫なのか?詳しい事は全くわかっておらず、ホテルLで最も有名な謎の客だと言う話だ。
次に有名なのは高校生の遊び人との事。身なりがしっかりしていかにもお坊っちゃま風の男の子が、午前中に女子高生を連れて来たと思ったら、午後からは女子大生風の女の子を連れて来て、帰ったと思ったら夜には若い人妻風の女性を連れて来て、彼が来る日は必ず一日に2、3回来るそうだ。顧客チェックをかけると彼は休憩でこまめに回数を稼いで来店回数は50数回、支払金額は40万円弱、摘要欄を見ると両親とも医師と書いてあるそうだ。
なんて言うか。。。やっぱりうちのホテルQとは、まるで客層が違う。その上、平日でも客が一日4回転するので、ベッドメイク係の控え室は戦場のようになっているそうだ。うちのホテルQは暇な時は2回転しかしないのに。
先輩Sさん「ウチらそんな忙しいとこではよう働けんわぁ」
新人Oくん「俺より若い奴が40万円も女で遊んでるなんて許せません」
みかやん。「60万円あったら何しようかなぁ。。。」
フロントJ氏「僕がホテルLへ戻ったら見学に来て下さいね」
一同「はいっ!」
「医者の息子の高校生だけは絶対に顔を見てやる!」と鼻息を荒くする新人Oくんだった。
今日は先輩Sさんと新人Oくんとの三人勤務。新人Oくんがいてくれるので、昨日と比べると気持ち的にかなりラクだ。
1室目で新人Oくんとベッドを組んだ。ベッドの枕元に使用済みスキンが2個置いてあって、いつものように新人Oくんが速やかに取って捨ててくれた。新しいシーツを広げると、頭の方の中央部分に陰毛があったので、それを取ろうとベッドの枕元に手を付いたとたん、ズルッと手元が滑ってベッドに突っ伏してしまった。
新人Oくんに助け起こされ自分の手を見ると、枕元にあったスキンからこぼれた白子が付いていた。
みかやん。「げーーっ!手に白子付いちゃったよーん(涙)」
新人Oくん「あっじゃあ妊娠ですね(笑)」
みかやん。「なんでー!イヤだよ!じゃあ認知してー(笑)」
新人Oくん「俺のDNAとは違うと思うんですよね(笑)」
みかやん。「えーん。父親のわからない子なんてイヤー(笑)」
「はい、はい(笑)」と言って、新人Oくんが私の手に付いた白子をティッシュで拭き取ってくれた。相変わらず新人Oくんは優しくて明るくてホッとする。
突然だがフロントS氏が辞める事になった。元々昼は塾経営をしているそうだが、人柄と面白トークが評判になって、フリースクールやダンス教室、演劇サークル、カラオケ教室などの特別講師の依頼が激増したらしい。急遽、フロント係を募集したものの、フロントの新人I氏は高齢の為か覚えが悪く使えない。
それで今日から姉妹店のホテルLからフロントJ氏が助っ人として来てくれた。
フロントJ氏は30代で、ホテルQグループのフロント陣の中でも最年少だそうだ。新人の頃にホテルQで3週間ほど研修をした経験があるので、彼が助っ人に選ばれたという事だ。先輩Sさんはその3週間、フロントJ氏と一緒に仕事をしたそうだ。
先輩Sさん「Jさんてな奥さんも子供もいてるんやけど、めっちゃ男前やねん。普段は優しいんやけど、仕事には真面目で厳しくて男らしいねん。まるっきりウチの好みやねん。でもどうせ、みかやんに持ってかれるんやろなぁ」
みかやん。「へ?私が持って行くってなんですか?」
そこへ備品の補充にフロントJ氏が備品室へ来た。先輩Sさんは一目散にフロントJ氏の元へ走って行った。何やらずっと2ショットで話し込んでいた。控え室に新人Oくんと2人になった。
新人Oくん「カッ、カラオケ、俺とタイマンでいいんすか?」
みかやん。「友達呼べって言われても男友達しかいないんだよね」
新人Oくん「俺は別にタイマンでいいんすよ。いつにします?」
みかやん。「Oちゃんの方が仕事大変だから合わせるよ」
新人Oくん「じゃ空いてる日をまとめて俺にメールして下さい」
みかやん。「あっそうだね。そうするわ」
と話していた所へ先輩SさんがフロントJ氏を連れてきた。確かに若い頃は可愛かっただろうと思える顔立ちの人だ。見るからに”マイホームパパ”って感じの暖かくて優しいオーラを放っていた。オープンして2ヶ月経っても新しいので、ホテルLは毎日大忙しらしい。挨拶代わりに珍しいお客さんの話をしてくれた。
ホテルLにはメンバーズカードがあって、10回の来店で10%引き、15回の来店で15%引き、20回の来店で20%引きになり、メンバーの方が申請した記念日や誕生日には30%引きの利用料金になるとの事だ。9月1日にオープンして以来、毎日休まず宿泊に来るお客さんがいて、顧客チェックをかけると来店回数60数回、支払金額60万円以上になっているそうだ。何故毎日来るのか?2人は夫婦なのか不倫なのか?詳しい事は全くわかっておらず、ホテルLで最も有名な謎の客だと言う話だ。
次に有名なのは高校生の遊び人との事。身なりがしっかりしていかにもお坊っちゃま風の男の子が、午前中に女子高生を連れて来たと思ったら、午後からは女子大生風の女の子を連れて来て、帰ったと思ったら夜には若い人妻風の女性を連れて来て、彼が来る日は必ず一日に2、3回来るそうだ。顧客チェックをかけると彼は休憩でこまめに回数を稼いで来店回数は50数回、支払金額は40万円弱、摘要欄を見ると両親とも医師と書いてあるそうだ。
なんて言うか。。。やっぱりうちのホテルQとは、まるで客層が違う。その上、平日でも客が一日4回転するので、ベッドメイク係の控え室は戦場のようになっているそうだ。うちのホテルQは暇な時は2回転しかしないのに。
先輩Sさん「ウチらそんな忙しいとこではよう働けんわぁ」
新人Oくん「俺より若い奴が40万円も女で遊んでるなんて許せません」
みかやん。「60万円あったら何しようかなぁ。。。」
フロントJ氏「僕がホテルLへ戻ったら見学に来て下さいね」
一同「はいっ!」
「医者の息子の高校生だけは絶対に顔を見てやる!」と鼻息を荒くする新人Oくんだった。
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