今日は先輩Hさんと先輩Nさんとの三人勤務。新人Oくんが休みなので、心なしか先輩達が寂しそうに見えると思っていたら、露骨に寂しがっていた。

先輩Hさん「O君と食べようと思ってパン持ってきたのに休みだ〜」

先輩Nさん「同い年のうぢの娘と付き合わないべが。うししっ」

と、めいめい勝手に新人Oくんの事を考えていて、ちっとも会話が噛み合っていない。

先輩Nさん「あんなに華奢な身体なのに、お風呂の上の壁をタオルで叩いて拭き取る時、凄く力強いんだわ♪聞いだら前は日雇いの土方とかしてたんだど。腕、見だら逞しがった〜(うっとり)」

先輩Hさん「ベッドの枕元に使用済みスキンが2個、転がってたから拾って捨てようと思ったの。そしたらサッと来て”いいっすよ”って拾ってくれたの。いい子だよね〜(うっとり)」

先輩Nさん「いんや、わちにだって、タオルの洗濯してたら”水、冷たいっすよ。俺、代わります”って、代わってくれだもの!」

先輩Hさん「あらっ私にだって、控え室にベッドパッドを取りに行こうとしたら”重たいからいいっすよ。俺、持ってきます”って、私の代わりに取りに行ってくれたよ!」

これ以上、O君自慢が続いたら危険だと思った時、丁度、モニターからお客さんが帰る音が聞こえて、助かったと思った。ところが。。。

先輩Hさん「Nさん!202号室だよ!タオル1枚、余分に持った?」

先輩Nさん「持ったよ!H椅子あるべさっ!忘れでないよ!」

と、なんだか険悪だ。やばい。

三人で無言のまま、202号室へ行った。

みかやん。「あっ!珍しくH椅子を使った形跡がありますよ♪」

H椅子と言うのは202号室にだけある、革張りの一人用の椅子で、椅子の上に手を固定する皮ベルトが付いていて、足元には足をご開帳して固定する皮ベルトが付いている。丁度、大切な部分にスポットライトが当たって、よく見えるようになっているが、あまり人気が無いらしく、H椅子の上に置かれたバスタオルが使われている事は滅多にない。珍しくバスタオルが乱れて置いてあったので驚いた。しかも、H椅子の上で何かが光っていた。

先輩Nさん「やんや、白子垂らしてるわ。こんな高い位置だら、やりにぐいべさね〜」

先輩Hさん「だってお客さん、凄く背の高い人だったもの」

先輩Nさん「なんもベッドさ行ったらいがべさ(いいでしょう)」

みかやん。「ベッドでもやっちゃってますよ。こっちにも白子が」

先輩Hさん「そうそう、みかやん。H椅子はあまり使われてないけど、チェックだけは必ずしてね。前によその班で、タオルが綺麗だったからそのままにしておいたら、タオルの下に白子だとか、女の汁とかこぼれてて、次のお客さんが座ったら冷たかったと苦情がきた事があるからね」

先輩Nさん「そだそだ(そうそう)。足の皮ベルトの中に黒のレースの穴あきパンツが入ってて、次のお客さんが発見して苦情になったこど(事)もあった。よその班だげどね」

先輩Hさん「だから本当によく見て、ちゃんと掃除してね」

その後、なるべく新人Oくんの話にならないようにしたので、元の優しくて仕事熱心な先輩達に戻ってくれた。明日は新人Oくんも私も休みだ。三人で仲良くやってて欲しいものだ。

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