ラブホ奮戦記12日目:フロントの受難
2002年9月11日 らぶほ10:00-6:00 7室掃除
今日は先輩Hさんと先輩Sさんとの三人勤務。近所の神社のお祭りに客足を奪われたようで、昨日も今日も暇だった。暇だったので、フロントS氏が何度も顔を出してはグチをこぼしていた。
フロントS氏「今朝8時にフロントに泊まり客から電話がきて”今時クレジットカードで支払えないなんて何事だ!”って怒鳴られて部屋に呼びつけられたんだ。行ってみたら恰幅の良いオヤジ様でさぁ女がいる手前、怒鳴りまくるんだよ。仕方ないから”差し支えなければ集金に伺いたいと思いますが如何でございましょうか?”と言ったら、急に小声になって住所と名前と電話番号を教えてくれたんだ。多分、相手がゆきずりの女で、自分の事とか明かしてなかったと思うんだ。」
先輩Sさん「ほいで行ってきたん?」
フロントS氏「思い出したらさぁ、タクシーで来た客だったんだけど、5分位タクシーから降りて来なかったんだよね。何かもめてるのか?と思って見てたんだけど、今思えばタクシー代もクレジットカードで払ってたんだね。きっと。」
先輩Sさん「で、行ったん?」
フロントS氏「ゴールドカードを振りかざして”俺は現金を持ち歩かない主義だ!2時に来い!”って言うから、2時に行ってきたよ。そしたら、札幌じゃ知らない人はいない程、有名な企業の社長さんだったんだ!ビックリしたよ。今朝の態度とは別人になって”ご足労かけて申し訳ありません。不測の事態で取り乱してしまいました。どうかご内密に”って菓子折持たされて帰ってきたよ」
先輩Hさん「そのお菓子がそうなの?」
フロントS氏「”ご内密に”って言われたから言えないけど。。。そうなんだよ」
みかやん。「企業名、丸出しじゃないですか」
フロントS氏「後で食べてね!じゃご内密に!」
との事なので今日の午前三時のおやつは、そのお忍びのシャッチョーサンの会社のお菓子を有り難く頂く事にした。
またフロントS氏が来た。今度は鼻息が荒い。
フロントS氏「今ね、1台の車から若い女性2人と30代の男性1人の3人が降りてきたんだよ!こりゃマズイと思って”お客様、申し訳ございません。当店はホテルの性質上、原則としてお二人で入って頂いて、お二人で帰って頂く事になっております。ご旅行などで来られて市内のホテルが満室と言う場合もございますが、当店では簡易ベッドなどの用意もございませんので”と言い終わらないうちに、あっけらかんと”3Pダメなの?じゃお兄さんも入る?”って言うんだよ。挙げ句の果てに若い方の女性が、おそらく19才か20才そこそこなのに”アタシ〜、3Pじゃなきゃ燃えないの〜。ど〜してくれる〜”って言うんだよ。もうっもうっ、どうしようかと思っちゃったよ。」
先輩Sさん「でも帰ったんやろ?」
フロントS氏「おとなしく帰ってくれました」
先輩Hさん「じゃあ問題ないでしょ」
と、先輩達に軽くあしらわれてフロントS氏は肩を落として戻っていった。
懲りずに再度、フロントS氏が来た。
フロントS氏「今ね、でっかいタイヤでもの凄く車高の高い車がきたから、部屋の駐車場に入らなくて、フロントから別の駐車場に誘導したんだけど、ふと見たら助手席の女性の手が、運転席の男性の股間にあって、こう”カーーーッ”って手が動いてたんだよ。何もココまで来て入口の前でそんな事しなくても。。。と思ったんだけど、あまりにもその手の動きが巧妙で思わず見入っちゃったよ。車から降りて男性の方は身体を”くの字”に曲げて部屋に入って行ったよ」
先輩Sさん「ほんなら部屋出るの早いかもなぁ」
先輩Hさん「2時間も居ないかもね」
先輩達が話にノってくれたので、フロントS氏が妙に嬉しそうだった。
フロントS氏「男性の方は”今にも”って顔だったから1時間20分くらいかな?」
先輩Hさん「いや1時間40分くらいじゃない?」
先輩Sさん「1回目はすぐ終わっても2回目だってあるかも知れんがな。まぁでもそんなせっかちやったら1時間40分やな」
先輩達が言っていたとおり、そのカップルは1時間40分きっかりに精算した。恐るべし先輩達だ。部屋へ行ってみると、お風呂ラッキーで、スキン2個とコーヒーを飲んだ後があった。
先輩Sさん「お風呂にも入らずそのままベッドに直行して2回。ちょっと休んでコーヒー飲んだら、1時間40分。フロントS氏の読みはまだまだ甘いわ〜。」
先輩Hさん「せっかく暇だったのに、フロントSさんが何度も来るから、寝てもいられなかったよ。黙ってフロントに居ればいいのに、いちいち来るんだもん。あーゆーのを若い人達は”ウザイ”って言うんでしょ?」
みかやん。「私的にはいろんな話が聞けて楽しかったですよ〜」
先輩Sさん「ほな決まりや!みかやんがフロントS氏担当や!任せたで!ウチらは寝とるから頼むわ〜」
みかやん。「私、おぢさんはイヤです〜」
今日でラブホ4連勤が終わり、明日は休みです。
今日は先輩Hさんと先輩Sさんとの三人勤務。近所の神社のお祭りに客足を奪われたようで、昨日も今日も暇だった。暇だったので、フロントS氏が何度も顔を出してはグチをこぼしていた。
フロントS氏「今朝8時にフロントに泊まり客から電話がきて”今時クレジットカードで支払えないなんて何事だ!”って怒鳴られて部屋に呼びつけられたんだ。行ってみたら恰幅の良いオヤジ様でさぁ女がいる手前、怒鳴りまくるんだよ。仕方ないから”差し支えなければ集金に伺いたいと思いますが如何でございましょうか?”と言ったら、急に小声になって住所と名前と電話番号を教えてくれたんだ。多分、相手がゆきずりの女で、自分の事とか明かしてなかったと思うんだ。」
先輩Sさん「ほいで行ってきたん?」
フロントS氏「思い出したらさぁ、タクシーで来た客だったんだけど、5分位タクシーから降りて来なかったんだよね。何かもめてるのか?と思って見てたんだけど、今思えばタクシー代もクレジットカードで払ってたんだね。きっと。」
先輩Sさん「で、行ったん?」
フロントS氏「ゴールドカードを振りかざして”俺は現金を持ち歩かない主義だ!2時に来い!”って言うから、2時に行ってきたよ。そしたら、札幌じゃ知らない人はいない程、有名な企業の社長さんだったんだ!ビックリしたよ。今朝の態度とは別人になって”ご足労かけて申し訳ありません。不測の事態で取り乱してしまいました。どうかご内密に”って菓子折持たされて帰ってきたよ」
先輩Hさん「そのお菓子がそうなの?」
フロントS氏「”ご内密に”って言われたから言えないけど。。。そうなんだよ」
みかやん。「企業名、丸出しじゃないですか」
フロントS氏「後で食べてね!じゃご内密に!」
との事なので今日の午前三時のおやつは、そのお忍びのシャッチョーサンの会社のお菓子を有り難く頂く事にした。
またフロントS氏が来た。今度は鼻息が荒い。
フロントS氏「今ね、1台の車から若い女性2人と30代の男性1人の3人が降りてきたんだよ!こりゃマズイと思って”お客様、申し訳ございません。当店はホテルの性質上、原則としてお二人で入って頂いて、お二人で帰って頂く事になっております。ご旅行などで来られて市内のホテルが満室と言う場合もございますが、当店では簡易ベッドなどの用意もございませんので”と言い終わらないうちに、あっけらかんと”3Pダメなの?じゃお兄さんも入る?”って言うんだよ。挙げ句の果てに若い方の女性が、おそらく19才か20才そこそこなのに”アタシ〜、3Pじゃなきゃ燃えないの〜。ど〜してくれる〜”って言うんだよ。もうっもうっ、どうしようかと思っちゃったよ。」
先輩Sさん「でも帰ったんやろ?」
フロントS氏「おとなしく帰ってくれました」
先輩Hさん「じゃあ問題ないでしょ」
と、先輩達に軽くあしらわれてフロントS氏は肩を落として戻っていった。
懲りずに再度、フロントS氏が来た。
フロントS氏「今ね、でっかいタイヤでもの凄く車高の高い車がきたから、部屋の駐車場に入らなくて、フロントから別の駐車場に誘導したんだけど、ふと見たら助手席の女性の手が、運転席の男性の股間にあって、こう”カーーーッ”って手が動いてたんだよ。何もココまで来て入口の前でそんな事しなくても。。。と思ったんだけど、あまりにもその手の動きが巧妙で思わず見入っちゃったよ。車から降りて男性の方は身体を”くの字”に曲げて部屋に入って行ったよ」
先輩Sさん「ほんなら部屋出るの早いかもなぁ」
先輩Hさん「2時間も居ないかもね」
先輩達が話にノってくれたので、フロントS氏が妙に嬉しそうだった。
フロントS氏「男性の方は”今にも”って顔だったから1時間20分くらいかな?」
先輩Hさん「いや1時間40分くらいじゃない?」
先輩Sさん「1回目はすぐ終わっても2回目だってあるかも知れんがな。まぁでもそんなせっかちやったら1時間40分やな」
先輩達が言っていたとおり、そのカップルは1時間40分きっかりに精算した。恐るべし先輩達だ。部屋へ行ってみると、お風呂ラッキーで、スキン2個とコーヒーを飲んだ後があった。
先輩Sさん「お風呂にも入らずそのままベッドに直行して2回。ちょっと休んでコーヒー飲んだら、1時間40分。フロントS氏の読みはまだまだ甘いわ〜。」
先輩Hさん「せっかく暇だったのに、フロントSさんが何度も来るから、寝てもいられなかったよ。黙ってフロントに居ればいいのに、いちいち来るんだもん。あーゆーのを若い人達は”ウザイ”って言うんでしょ?」
みかやん。「私的にはいろんな話が聞けて楽しかったですよ〜」
先輩Sさん「ほな決まりや!みかやんがフロントS氏担当や!任せたで!ウチらは寝とるから頼むわ〜」
みかやん。「私、おぢさんはイヤです〜」
今日でラブホ4連勤が終わり、明日は休みです。
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